2011年02月の記事


洛中洛外図屏風
 洛中洛外図屏風。黒田日出男著『謎解き日本史・絵画史料を読む』を読み続けてきたが。

 教科書でおなじみ「伝源頼朝」図が、なぜ「伝」と呼ばれるようになったのか。

 図版などでおなじみの『洛中洛外図屏風』。博物館学のテキストでは、その豊富な情報量が注目されていたが、本著は、その作成意図を明らかにする。

 本図作成の意図。徳川和子が後水尾天皇のもとに腰入れする入内の図かと、読み解く。とりわけ図の一点=林原美術館本は岡山池田家旧蔵本であるだけに(123p)、推定以上に妥当性をもつのでは、とする。
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小泉 武夫著『発酵は力なり―食と人類の知恵』。
 小泉 武夫著『発酵は力なり―食と人類の知恵』。発酵学者を任ずる著者が「食と人類の知恵」の副題で書いている ミクロン単位の微生物が、発酵菌、腐敗菌、病原菌にわかれている。

 家庭の中から鰹節の削り節が消えてしまっていることを嘆く。グルタミン酸ナトリウムという化学調味料が、うまみ調味料やだしの素が普及し、鰹節などわざわざ削らなくてもよくなった、からだ。

 そこで、著者は問う。「グルタミン酸ナトリウムの白い粉やだしの素の粉末を鰹節の代わりにご飯にかけて上から醤油をかけて食べたら、おいしいでしょうか」と。「うまいうまくないの前に、私なら吐き気がしてしまします」。

 便利なものができて、結果はどこに利益が集中するか。かんがえてみたい。(NHK人間講座 日本放送出版協会 2002年)
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宝暦事件
 宝暦事件。『週刊江戸 54号』の特集は「揺らぐ朝幕関係」。

 日本史の授業で聞いていた、竹内式部、山県大弐、柳子新論なる語と、のちに知った松平定信の朝幕秩序整理などの用語がむすびついた。

 宝暦事件は1758年、松平の老中就任は1787年とされるから、この事件発生から30年。

宝暦事件は、幕府が朝廷・公家と主唱学者など関係者の処罰という弾圧でおさめた。8年後、明和事件がこんどは将軍家おひざ元で発生。

 定信の、朝幕秩序の整理につながり、はては維新直前の「大政奉還」にいう、「大政」委任の構図ということなのだが。
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クラシック
テレビ受信の時間を短くして、FM音楽を聴くようにしている。

それでも、21時台になると現代音楽の放送が多いので、CDに切り替える。

地域コミュニィ放送でも、土日の午前8時まではクラシックや落語の放送があるので、そちらで楽しんでいる。

朝は目覚めを誘い、21時台は心落ち着く曲を選ぶ。仕事の時間帯?、行進曲など元気を鼓舞する曲。

あさて、明日はなにを聴くことにするか。
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橇(そり)
 近くのホームセンターでアクリル橇(そり)を購入。

 除雪に使う。スコップ4-5杯の除雪した雪を、集雪場に移動させるための手段。

 本州や外国から来たちびっこのために、傾斜地で遊ばせるプレイ用。

 暮れ、マダガスカルから来訪の折に、温泉でつかうと便利と考えた。

 大きめの橇では、駐車場の車の間を抜けるのが難しい。さて、雪が降ったら、効果はあがる?。
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竹田市
行ってみようか、竹田市。テレビで放映していたけれども。

岡城址、白水堰、温泉もあるようだし。大分は、大分市に日田市。温泉で著名な湯布院はバスで通過したのみ。

阿蘇の山中も報じられたが、ご自慢の「活火山のロープウエー」は、そのとき運休。山頂に亜硫酸ガス。

訪ねてみたい竹田市の、城と湯。
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鳥取砂丘
 鳥取砂丘。その成因は日本海の荒波と強列な風にあるという。高さが50メートル近くまで堆積している個所があり、その形の形成には10万年の時がながれているという。

 風紋は風の強さや方向、砂の乾燥具合によって、変化するともいう。

 一面、乾燥の世界ながらも、生物は棲む。その環境に適応できる生物が、厳しい食物連鎖の枠組みのなかで、季節をすごす。乾燥の砂漠にあって、雪はたいせつな「水分の供給源」と指摘があった。

 番組で指摘があったかどうかは不明ながら、鳥取砂丘にも植物の繁茂、植生の拡大の問題があるはす。そこは「砂丘の湿潤化」という視角の提起である。
 西の鳥取砂丘に対して、東の釧路湿原でも「植物の繁茂、植生の拡大」はあって、それを「釧路湿原の乾燥化」と指摘している。

 鳥取と釧路は、移住の送りだし地と定住地でつながっている。そこに、乾燥=DRYと湿潤=WETの違いはあれ、自然の輪廻と人の手による変化が注目される。

 この視点。水森かおりという人が、「釧路湿原」についで、「鳥取砂丘」をコレクションに加えたから、申すわけではない。
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満州 東北
福田和也著「昭和天皇」。『文藝春秋』8月号は、昭和13年9月5日の記載から始まっている。

この年は、映画「愛染かつら」が世を風靡する年なのだそうだ。田中絹代出演の背景を伝える。空前のヒットとは別に、子持ちの看護婦役に田中は、出演をまよったと、ある。

色川大吉も登場するが、「満州での経験は、宮を陸軍の趨勢全般にたいして、懐疑的にした」(428p)とある。押し入れで、古い地図や教科書をよみあさった幼児期を経て、小学校の教科者や地図に「満州」の記載のないのが、不思議であった。

小5のころには、中国の農作物を暗記しながら、「東北地方」としかないのが、不思議であった。担任に聞いたかどうかは記憶がないが、そのうち、理解するところがあって、幼児の時期の知識とつながった。

月刊誌小説を読み、幼児期をおもいだした。
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黒田 日出男著『謎解き日本史・絵画史料を読む』
黒田 日出男著『謎解き日本史・絵画史料を読む』。 絵巻、絵図を歴史資料として活用することで、歴史学、歴史研究の内容を「豊かなイメージをもった世界として把握」(開講のことば)としようとする試み。

 吉備大臣入唐絵巻を「異国訪問譚」の典型と解釈し、荘園の四至牓図のなかにも作図の動機・目的に照らして読みとることで、見えてくる事象があるとする.

 「源氏物語絵巻」では難解なストーリが、「洛中洛外図」などでは多様な都市生活者の詳細が、きわめて具体的に読みとることができる。
 日本史研究者の著者が、これまで読み解いた豊富な文献資料の知見を、図中において読み解くことで、意図する「豊かなイメージをもった世界として把握」の試みが成功している。。(NHK人間大学テキスト 日本放送出版協会 1999年)
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不透明 政権と金
 不透明 政権と金。同じ日に二つの論考を読んだ。

 奥田俊宏著「秘密解除・ロッキー事件」、海部俊樹著「政治家・小澤一郎に生前葬を」。前者は『世界』、後者は『文藝春秋』のどちらも3月号に掲載。

 政治とカネ。今の国会のテーマである。
 田中ー金丸ー小澤のライン。奥田著は、ロッキードと田中政権の間の金銭授受のその前に、CIAを介してアメリカの資金が、政権与党の懐に流れていた話。
 戦後、アメリカがめざした日本の非武装戦略が見直され、東西冷戦対立のなかで、共産圏封じ込めのため資金が用意されたと、する。
 沖縄の構図を解するに「なるほど」。田中と児玉誉士某とのつながりが見えてくる。

 海部の著は、タイトルからして自明。田中ー金丸ー小澤のつながりと、その金脈がなぜかつての政権与党ではなく、現在の政権与党につながるのかを、見通せる。

 説明をもとめる事実も大事ながら、今、説明をうけてもどうしようもないが、説明のつかないことをたくさん重ねながら、長期政権が維持された経緯も記憶しておきたいものと、思うが。
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16日 風邪気味
早めの就寝で、熟睡。夕食、風邪薬 風呂。入床。

途中で「ためしてガッテン」は、血圧の話。血圧には種類があるという話。腎臓に負担、夜間に起きるトイレは腎臓に負荷がかかっている証とうわけ。

手洗い、ウガイ励行中なるも、効果はなしや?.いや、普段の心がけにて、このくらいで済んだか。微妙。今日の様子見。
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上塚 司・高橋是清著『高橋是清自伝』(下巻)

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上塚 司・高橋是清著『高橋是清自伝』(下巻)。通勤の往き帰りに、文庫本で読んでいる。下巻も終盤。

 日銀副総裁の肩書で、外債購入に英国。米国を巡遊する終盤の一節を読んでいる。

 4回目、5回目の外債発行。他方でロシアとの戦争も終局から講和条約交渉へと舞台を移す。
 その間に、3億、5億の外債、ほかにも内国債の発行もおこなわれている。

 その引き受け依頼を通じて明らかになるのは、我が国への米欧の評価。それが日増しに高まり、信頼感を獲得してゆく軌跡ということ、か。

 不思議な気がするのは、高橋の交渉相手国が、まずは英国。ついでアメリカ、そこへフランスが参入する。
 日本銀行創設や、帝国憲法の起案では、ドイツ・プロイセンなどに範をもとめたのに、なぜ英・米・仏、か。

 残り、わずか。残りページの少なくなってゆくことは、楽しいが。
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SL

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日曜日の昼は、中心街のそぞろ歩き。
 晴天、気温もそれなり。歩いて8分、釧路駅。

 11時10分発の釧網本線を走るSLが出発前。

 道草してパチリ。記録に残しておく。
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深蒸し茶 掛川JA

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 昼前、中心街を歩いてきた。
 休日は歩数が2000歩超くらい。健康番組をみていると、休日は10000歩は歩くという。

 中心街の老舗茶舗で、抹茶と茶筅の購入。社長みずから店を守り、顔をみるやいなや、煎茶をふるまって、いただいた。

 「これね、掛川の深蒸し茶」。掛川はねー、海岸線に位置するもので「静岡茶のなかでも葉が硬くてマーケットでは低評価」であった、が。

 「30-40年前にサー、深蒸し茶という技法を開発して」。「それが成功して引き合いが多くなった、おすすめの茶」。

 「テレビで紹介されてさ、さっそく、すすめているんだ」。

 丁重な説明で、ありがたい。店の壁には、「茶でウガイ、インフルエンザの予防に好適」。少し前は「茶は頭脳の発達に、よい。東北大学合格」。

 中心街の茶舗は「杉本園」。杉本園はどこにあるかというと、北大通6丁目2番。

 小生が勝手に「中心街の独眼竜(写真)」と名付けた、雪だるまの近くにある。
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釧路川
NusamaiBridge

 釧路川についての位置づけ。結論だけをメモして、記載の意図はそのうちに。

 釧路川はあるだけの川ではなくて、意味をもって市街地中心部にある。

 治水・利水・親水のトリプル側面をそなえ、歴史的に創られてきた。

 川べりで遊ぶできた親水機能は、FittnessCenterで、具体化されている。そこにしか、ないということかもしれない。

 プールの水は、釧路川の源流を新釧路川で取水。釧路川に下水処理して先祖帰りさせている。

 JTBお勧めの地域案内人なら、同社推薦の名物大阪案内人なら、各説明するであろう、に。
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コレステロール
 コレステロール。ETVで、2人揃って眺めた。なぜ、善玉?、悪玉?。

 コレステロールの運び屋。LDLは血中にコレステロールを運び込み、HDLは血中から肝臓に運ぶ役割をもつ。

 なぜ善玉、悪玉。その区分けは動脈硬化に対して、動脈硬化を進行させる悪玉、抑制する善玉。血液中のコレステロールが酸化すると、血管壁に蓄積し動脈硬化となる。

 超悪玉。粒子の細かいコレステロール。すき間に入り込むので、超悪玉。

 青魚は「青背の魚」の意味で、野菜とともにコレステロールの吸収、排泄支援、抗酸化物質が含まれる。

 最後に、アルコールと菓子。中性脂肪を増やすそうで。
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コーヒー
 コーヒーの値上がりが伝えられている。小売店で価格改定を実感するとか、喫茶店で「高くなった」という感じにまではいたっていない、が。

 末端への価格転嫁。あるかもしれないが、ここは日本茶の見直しで、切り抜けたい。コーヒーをむやみにのまないで、呑みたいときは専門店の喫茶店で、何日かに一度、堪能する。

 コーヒーなら10グラムの引き豆で、やっと1杯。日本茶ならば、茶匙で急須にいれると、3杯は呑める。これが抹茶なら、全量を飲み干すことができる。省資源型が日本茶、CO2排出型が、コーヒー。

 江戸時代、コーヒーが北海道へもたらされたとき、薬剤であった。なんの?。利尿剤。

 貴重品ゆえ、何度にもわけて、何回も呑めと、効能書に記載がある、が。省資源型の日本茶、CO2排出型のコーヒー?。そう簡単にいえるかどうかは別にして、考えるとき。

 若者は、少しずつコーヒー好きとコーヒーを呑めぬ子に、二極分解しているように、思えるが。
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冬の晴天

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
 太平洋岸に位置する当地方。日本海側の気象とはことなり、冬は晴天が多い。

 見事に晴れた土曜日、日曜日。地域では催事があった。

 家にとじこもらずに、太陽にあたる。ちょっとした工夫で、中心街に人はあつまる。要は、その客が専門店に足をのばすか、どうかであるが。
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磁気
 時代とともに、精密器械が増えている。

 テレビ、オーディオ、パソコン、外付けディスク、無線ラン、携帯電話、デジタルカメラ、ストーブにはファンがついて、動力源はモーター。

 さてさて、腕時計など、どこに置くのが磁力被害から隔離できるか。いえいえ、最近の腕時計など。そういうことになるのかも。

 磁力のなさそうなところ?。仏壇の前、か。いえいえ、最近の腕時計、多少の磁気では影響はないかも。腕時計も、免疫ができているの。そうかいな。
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冬 2011
SnowFest
 地域の冬フェステバル。会期中は、地域のさまざまな取り組みが披露される。
 
 高等専門学校の技術フェア、消費者団体の「賢い消費者養成運動」、地産地消の食品開発。

 さまざまな催し。晴天に恵まれた。いや、この晴天が地域の特性なのである。

 核になっているのが氷像、雪像。作品数は少なくなった。会場が縮小されているのである。

 中心街で行われている催事ながら、像つくりは外部から集まっている。長くつづかない。くたびれたらやめる。

 経営者が参加するなら、明日の商売のために、取り組む。そうではないだろうか?。

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即事
 即事。漢詩番組をみている。「即事」は「目の前のサマをありのままに唄う」と説明があった。

 王安石の詩。王安石は世界史の授業で登場した。革新的な政治家で知られたが、最後は詩人として晩年を送ったとされる。

 政治家として「ヨカレ」と行動するが、それが「イエスマン」であるとは、かぎらない。「イエスマン」で過ごして、権力の崩壊を待つのがよいのか。

 「ヨカレ」と行動するも、体制はかわらないまま、「ヨカレ」が批難対象となるのか。

 漢詩番組では唐代の作品が多い。官僚・政治家である人が多い。官僚・政治家は才人であったということ、か。
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受容基盤
 受容基盤。12月31日の深夜、各地で撞かれる梵鐘は、許される。
最近、夏休み中の朝のラジオ体操の放送恩は、「うるさい」と苦情の対象になっている地域があるときく。
深夜族になったママが、朝寝をやぶる「騒音」にあたるからだ。

 なぜ、12月31日の梵鐘の音は受容される?。
篤い仏教信仰、暦がリセットする文化、暦のリセットを「行く年、来る歳」と区切る日本型生活様式。
これらは12月31日深夜の梵鐘を、騒音ではなく情緒とうけとめる受容基盤というべき、か。

 その受容基盤が、時代と世代をこえて再生産されないと、除夜の梵鐘は情緒から騒音に転ずる。
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落語 ラジオ放送
 地域のコミュニティ放送の土曜日朝はクラシック音楽。日曜日の朝は落語・

 起きたら電源を入れて、楽しむ。テレビは避ける。電力消費の抑制も念頭には、ある。

 いつのころからか、気がついた。気楽で良いよー。噺家の表情はみえないが、頭のなかでつぎつぎ移る場面を想像。

 話術の巧みさに感動しながら、つぎを期待。途中で、7時0分になると局のコールが入る。肝腎なオチの個所と、局のコールが重なって興ざめということも、ま、あるけれども。
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負の処理
 負の処理。政権の政策課題であるようだ。

 大相撲で八百長。ロシア・中国の領土問題。検察の密室捜査。沖縄の基地。財政赤字。国債依存体質。

 日本の領土を主張している択捉・国後にロシア政府の要人が訪問。
 前政権時代に任命された駐露大使は召還された腹いせなのか、「現政権の対話パイプが不足しているから、こういうことが起こった」。

 戦後60年。以前からあった領土問題、未決ではないか。未決というより、前政権の本流が起こした戦い、敗れた結果、侵略をいわれてギクシャクしたまま。

 ウソのマニュフェスト。約束不履行を言いたいのだろうが、財政悪化は前政権の負の蓄積。

 国民は、見ている。知っている。これ以上の負担に耐えるには、若者に仕事がない。
 
 負の処理政権。ガタガタのなうちに、セイゼイ我慢させてきた、パンドラの箱をあけることが仕事かも。
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小曽戸 洋著『漢方なるほど物語』。
小曽戸 洋著『漢方なるほど物語』。漢方医学の意義と可能性を紹介。

 家康の医学の知識集積からはじまり、漢方の理念が病気になってからの治療より、病気にならないための対応に重点をおく(128p)ことを解説する。

 武将の戦場でのり患は、現代の「救急医療」に相当する(104p)。
 神農祭の行事は知っていたが、薬の神様の「神農」の徳に感謝するものであること、「神農本草経」なる経典による信仰とは、あらためて知った。

 漢方医学と、西洋医学では「病気の認識(診断)の概念が違う」(138p)とする。

 日本社会で漢方に背理するときがくる。蘭方医に傾斜していく過程である(145p)。
 明代の医学書が翻訳されても、清代の医書にみるべき訳書がなくなる。
 中国での医学発展のかげりもあるが、それ以上に蘭方医への傾斜がすすみ、明治になって天皇の脚気(かっけ)治療をめぐり、その対応は大きく転換(157p)したのだという。
 なるほど。(日本放送出版協会 2007年)。
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山本 勉著『仏像のひみつ』。
 山本 勉著『仏像のひみつ』。仏像は身の回りに多い。野仏を含めて、多数存在する。一方で仏像には部位や表情、形態にそれぞれ意味と原則がある。その意味と原則こそ、「仏像のひみつ」と言われる所以でもある。 「仏像の組織」という切り口もおもしろい。「やわらかいのとカタイのがいる」は、材質のことか。「仏像の中にはなにかがある」は、胎内記録や胎内銘品が含まれる。

 観音像など6種あるはず。ひとおり、それこそ組織だてて、紹介してほしかった。入門書として深遠な仏教哲学にふれる入り口である点には違いがないが。(朝日出版社 2006年)
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技 寿司
 技 寿司。NHKテレビ。で眺めた寿司職人のこだわり。

 ネタのこだわり。マグロは旨味汁に浸した「ヅケ」や、青み魚に利かす出し汁。見た目とまとまりの秘密。

 握りの技術。周囲は堅めに〆て、中心はやわらかに空間をつくる、技の極意。

 握る掌の温度。職人の掌は20度、そのとき一般人は35度。ネタがあたたまらずに、鮮度をたもつ修行で鍛えた秘儀。

 朝の食事前なら30度。仕入れから帰って25度、準備をはじめて20度。いよいよ営業開始で、握りはじめるときには16度。休憩時には30度。

 かくて芸術品ともいえる寿司が完成。マグロヅケ、エビ、コハダと、食味が並ぶ。

 回転すしと老舗のスシは、どこが違う?。食べ分けられないのは、舌に努力不足、か。
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光陰
SunShine
 29日朝。曇り空であったが、束の間の光陰。

 機会が少ないはずとカメラをとりだして。うまく場面を表現しているか?。

 実際はできあがった写真以上に鮮やかであったように、思うけれども。デジカメでは、丁寧に表現するための機能の選択とセットが難しい。

 まだ冬日。春はそこまで。そんな予感を思わせる陽光の輝き。いかが、展開。
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中骨 サケ缶詰
中骨 サケ缶詰。サケの内臓を包む、筋肉と骨でハラスと呼ばれる部分を高圧煮沸で歯ざわりを軟らかく、うまみを引き出している。

 カルシュウム摂取にやくだつことは、請け合い。サケを満遍なく消費することもできる。

 スーパーで缶詰コーナーを物色中に見つけ、話のタネにと購入。98円。イワシのオイル漬けとあわせて購入。ワインがあうのか?。手元にワインはないが。

 刻んだ玉ねぎに、「サケの中骨」はマッチするか?。自炊をするときには、魚をおろすことが面倒なので、缶詰を活用する。
野菜とまぜて、缶詰の汁は野菜の煮物の下味にするのだが。

 缶詰のお値段?。手間を考え、添加物の化学合成品使用が伝統的にが少ないとされてきた分、安心できる?。
しかし、今はそのあたり、どうなっているもの、か。
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