鳥取砂丘
 鳥取砂丘。その成因は日本海の荒波と強列な風にあるという。高さが50メートル近くまで堆積している個所があり、その形の形成には10万年の時がながれているという。

 風紋は風の強さや方向、砂の乾燥具合によって、変化するともいう。

 一面、乾燥の世界ながらも、生物は棲む。その環境に適応できる生物が、厳しい食物連鎖の枠組みのなかで、季節をすごす。乾燥の砂漠にあって、雪はたいせつな「水分の供給源」と指摘があった。

 番組で指摘があったかどうかは不明ながら、鳥取砂丘にも植物の繁茂、植生の拡大の問題があるはす。そこは「砂丘の湿潤化」という視角の提起である。
 西の鳥取砂丘に対して、東の釧路湿原でも「植物の繁茂、植生の拡大」はあって、それを「釧路湿原の乾燥化」と指摘している。

 鳥取と釧路は、移住の送りだし地と定住地でつながっている。そこに、乾燥=DRYと湿潤=WETの違いはあれ、自然の輪廻と人の手による変化が注目される。

 この視点。水森かおりという人が、「釧路湿原」についで、「鳥取砂丘」をコレクションに加えたから、申すわけではない。

編集 ペン : 鳥取砂丘は行った事があります。靴の縫製部分のわずかな隙間から入り込んでしまう細かい砂がとっても滑らかで素敵な感触でした。花も咲いていましたよ^^