2011 02/28 08:46
Category : 書評
洛中洛外図屏風。黒田日出男著『謎解き日本史・絵画史料を読む』を読み続けてきたが。
教科書でおなじみ「伝源頼朝」図が、なぜ「伝」と呼ばれるようになったのか。
図版などでおなじみの『洛中洛外図屏風』。博物館学のテキストでは、その豊富な情報量が注目されていたが、本著は、その作成意図を明らかにする。
本図作成の意図。徳川和子が後水尾天皇のもとに腰入れする入内の図かと、読み解く。とりわけ図の一点=林原美術館本は岡山池田家旧蔵本であるだけに(123p)、推定以上に妥当性をもつのでは、とする。
教科書でおなじみ「伝源頼朝」図が、なぜ「伝」と呼ばれるようになったのか。
図版などでおなじみの『洛中洛外図屏風』。博物館学のテキストでは、その豊富な情報量が注目されていたが、本著は、その作成意図を明らかにする。
本図作成の意図。徳川和子が後水尾天皇のもとに腰入れする入内の図かと、読み解く。とりわけ図の一点=林原美術館本は岡山池田家旧蔵本であるだけに(123p)、推定以上に妥当性をもつのでは、とする。