2016年03月の記事


しいたけの里 上尾幌駅JR花咲線


しいたけの里 上尾幌駅JR花咲線.
 手前の軌道はJR花咲線の下り路線.遠くに見えるビニールハウスは、しいたけ=椎茸栽培のハウス.
 この間には往時、国有林を皆伐した松丸太を積み込む、土場が設けられていた.



石炭と国有林 積み出し駅.
 上の緑図示は、上図の景観.緑図示が木材土場、この西が、つまり左側が5万トンほどの出炭量をほこる石炭の積載場であった.

 往時は昭和15、16年と昭和25-35年.石炭と国有林の市街地で前者は5000人ほど、後者の時期でも2500人は居住.
 今日の鶴居村より、多い.


 
かつて国有林・石炭、いま<しいたけの里>.
 日に7便の往復、各列車が停車.かつての11便は、いま8便に.うち一便は、通過するのみの無人駅.

 閉山、木材輸送はトラックに.どちらも通年出荷が可能な貨物.往時は貨物・旅客の混合列車ながら、客専用で高速輸送.
 
 しかし、客は激減.観光列車化はママならずの悪循環.
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給付型奨学金 国民に媚薬、か


給付型奨学金 国民に媚薬、か.
 昨日午後、経済政策の首相表明があったらしく、時事通信がネットで伝えている.

 昨今、学生は卒業と同時に多額の借金.しかも職についても居ないのに<失業>の肩書き.
 滞納は無理もない.今にはじまったことでは、ないはず.官僚は充分に承知して、政権の顔色をうかがっていた.

ここに来て、なぜ?.
 メディアと野党は、<選挙対策>.とくに18歳に選挙権を与えた初の選挙.

 同盟国ではトランプ候補予定者が、「(当選したら)に本に負担を求める」.
 そのとき「強いキズナ」で、断り切れない.「先に奨学金でサービス」「(どちらにも出費で)トランプの要求にも応えやすくなる」.

 国民総所得に占める教育予算の占有率.「教育への公的支出日本は最下位 奨学金制度が鍵=OECD報告書」といわれたは、2013年.

国民は
 甘くみられている、か.「時が過ぎれば、すぐに忘れる」.
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日々、自分を鍛える 釧根郷土芸能振興基金


日々、自分を鍛える 釧根郷土芸能振興基金.
 平成27年度、第24回目にあたる<活動助成金贈呈式>が、市内のホテルで開かれました.

 <保存伝承活動助成団体>として、3団体.<発表会等参加助成団体>は1団体.代表2名が贈呈式に臨み、一緒に活動する仲間も駆け付けて、贈呈をみまもりました.

全国大会出場の高校生
 今回は、釧路自衛隊日本太鼓保存会、江南高校蝦夷太鼓部、風蓮湖上太鼓保存会に北海道くしろ蝦夷太鼓保存会が、受贈じました.

 江南高校はクラブ活動で、連続して北海道代表.風蓮湖上太鼓保存会は、母親代表と児童代表が贈呈式にあらわれ、注目をあつめていました.


日々、自分を鍛える
 受贈団体はいずれも、長い伝統をもつ.そのうえで

 1)日々、鍛錬を欠かさない
 2)他人のためではなく、自らの営為で鍛える
 3)魅せるのではなく、奉納奉納し芸・道とするため錬磨する

 技術と表現が高く評価され、受贈のはこびとなりました.これからも、健闘を.
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「観ている人を幸せにできて」 カーリングで銀


「観ている人を幸せにできて」 カーリングで銀.
 カナダで開催、世界女子カーリング選手権.日本時間の28日、決勝の対スイス戦が行われました.
 一時は逆転リードの場面もあって、テレビ観戦の国民を大いに、魅了.しかし、力尽きた.

ロコ・ソラーレ北見
 LSはロコ・ソラーレのエニシャル.「太陽の常呂=ところっ子」の麻績.
 チームを「リザーブ=交代要員」でチームを支えた本橋麻里主将は、BS1のインタビューで、答えました.

 「(目の肥えたカナダ国の観客に)観ている人を幸せにできて」=観ている人に満足してもらえて.そう談話を残した.

 結局、スイスに3戦3敗.壁は厚かったが、戦いは今一歩.「悔しいが、新たな目標」は、偽らざる一同の気持ち、か.
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<和>で知られる京都に BSコンシェルジェ
京料理・京菓子・伝統芸.
 <和>で知られる京都に、実は<パン>の購買が、旺盛と.

 【パン消費量全国1位】は、京都のもつ<国際都市>の一面か?.



おいしいハズのところ
 西洋ならパンは、自家製の文化で培われる.そのかぎりでは、家ごとにちがう味、家ごとに異なる<旨さ>があった、はず.米の炊飯のごとく.

 我が国ではそれを、最初から<他人供給>で工業的に提供された.
 そのためか、パンといえば<ノドを通らず>に<すぐ飽きる>

 そもそも自家製のパンなら<旨い>のに、<マズイ>の品で<養われて>きていないだろうか.
 <京都人>.マズイ物なら、支持をするまい.

(以下、番組広報 3月25日 16時放送)
 「この番組は、女性に人気の「パン屋めぐり」を軸に」、
 「おいしいパンはもちろん、作る人、常連客、食材や製法などの魅力をたっぷり味わい」
 「ガイドに載らない「素顔の日本」に迫る新たな紀行グルメバラエティー」。
 「パンの魅力」「おいしい調理法」について伺う、と。
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SL&雄大 <中井精也のてつたび 釧網本線>


SL&雄大.
 釧網本線、釧路湿原におほーつく海.<中井精也のてつたび>3月24日は、北海道東部の釧網本線.

 周囲の白雪にSLの黒い塊が、美事に調和.登りこう配、進行方向右カーブに丘陵があると、格好の撮影舞台.

景観の発掘
 アマチュア写真の投稿写真に、プロが応える.

 言辞をろうした説明を排して、一枚のスチール写真が景観の魅力を発掘.

 プロのさりへない秘技を、読み取りたい.
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仏都 井上章一著「お坊さんと舞子さん」


京都の花街。
 そこを支えるものを三者あげると、すれば。
 一に呉服関係の商人(69p)、二に映画界(70p)、三に「自分たちこそ花街をささえている、と.
 公言できる点は重要」(76p)と、解き明かす。

前二者はともかく、
 あと一つは<なるほど>かと。天皇家は東京に旅行中なれども、そこを含めて京都は、各宗本山が甍をならべる「仏都」(91p)、「この側面に関しては、首都機能をたもってきた」(同)とも。

 そのうえで、「いちずな宗教心がテロリズムをもたらしている」例をあげ(86p)、「あそびほうけているあいだは、信仰もこわばることもないだろう」、「聖なる戦争へむかっていく、高邁な心のたかぶりもおこるまい」(同)と、うける.

 仏都 井上章一著「お坊さんと舞子さん」(『京都ぎあい』 朝日選書 2016年).
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西陣・洛中、嵯峨・洛外 井上章一著『京都ぎらい』


西陣・洛中、嵯峨・洛外 井上章一著『京都ぎらい』 
 洛中・洛外。『洛中洛外図屏風』などがあって、一言で申すが洛中といえば京都市、洛外は京都府に相当と、著者は喝破したげである(15p)。

同じ京都市
 といっても、嵯峨のある右京区は洛外、つまり周辺であって「洛外の地は京都あつかいをされてこなかった」(同)ということになる。嵯峨といえば、「よう肥(こえ)をくみにきてくれた」(18p)は<ともかく>である、「嵯峨者のくせに、京都弁をあやつるのは、身分不相応」(26p)となると、<怖い世界>ということになるまいか。

山科・宇治
 そういうことだから「山科もきらわれて」(28p),、「宇治もまた、ゆるされず」(30p)は、<当然>ということになる。(「洛外を生きる」)(朝日新書 2016年).
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土曜日昼下がり 日銀旧支店・幣舞橋・街並み


土曜日、昼下がり
 生涯学習センターの9階レストランで、<展望膳>.
 たまに外で昼食と提案したら、「お知り合いのお店が、いちばん(良い)」と.

日銀旧支店・幣舞橋・街並み
 その先に、阿寒の秀峰が望めるはずながら、曇り空.
 カメラを取り出して一枚が、この写真.「マイクロソフト ピクチャーマネージャー」なるソフトを通じて、自動補正をかけ、お示しさせていただくことに.

銘酒「北の勝」
 冷酒300CC.帰りに追加依頼.密封のママ持ち帰り、自宅の冷蔵庫.
 後日、3月19日の感慨をこめて、知人と一杯.

 抱える懸案.如何様にすすめようか、と.

 実はこのポイント.
 自らマチに如何様にかかわる、か.<解決にこの方法しかない>というとき、坐って考える場所です.
 実は、<そうならぬため>に、足繁く通うべき場所です.
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<相続 産み出す力> NHKETVシンポ「農業をかえる女子力」


<相続 産み出す力> NHKETVシンポ「農業をかえる女子力」.
 今、<力>を付す用例の頻度が高い.<化>という時期につづいては<力>、昨今は<活>.就職活動を就活、結婚相手探しを婚活、終末期にむけての生き方を終活.

 ここでの主題は<女子力>.

副題「可能性をどう広げるか」
 160305に放送されたNHKETV「TVシンポジウム」の番組案内.
 「農業従事者の半分は女性」。
 「日本の農業はまさに“女子力”が支えている」
 「その力を地域農業の活性化にどう生かすか」
 「農業女子が輝く未来を考える」.

モノづくりが嫌われ
 男性は二次、三次産業の労働力に流失.所得格差がいわれ、食糧自給率=39%が言われる.

 コメンテーター的役割か、慶応大学の金子勝教授は申す.
 「農業で利益500万円は、都市で俸給生活者の600ー700万円の価値がある」.
 低廉な宅地・家屋コスト、食糧自給、サービスの外部依存より自足のモノづくり、子育てしながらの家事・営農.
 <持ち出し貨幣>が「少ない」ということで、あろう.

男性が意識を変える
 ソ連からロシアに移行するとき、公務員の給与遅配があったかとおもう.
 でも、なぜ生活できたか?.「サービスの外部依存より自足のモノづくり」が背景にあったと、記憶する.日本の俸給生活者と違った、点.

 女性ジャーナリストは発言.
 「農業は<長男>伝承経済」、「農業男性は、<母>に従うより、<嫁>の味方をするようになった」.

女性の<相続意識 産み出す力>
 男性には<ボランティア的対応>があるとまでは、言うまい.
 しかし女性には、目の前の山積課題に<相続的対応>をするのだと、思った.

 「(女性)良いの悪いのを言う前に、『やるっきゃない』でしょうよ」.
 女性のこの思いが、戦後復興・災害被災・水俣にはじまる深刻な産業公害を乗り越えてきた.
 そうは言えない、か.農業の未来とも重なる部分.出発は関係者の、ますは<口コミ>.
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宮城県生まれ、夕張育ち 道東の四季 夏(佐藤忠良 作)


宮城県生まれ、夕張育ち
 「道東の四季」像 夏.略歴に「宮城県黒川郡生まれ。彫刻家。少年時代を北海道で過ごし、絵画を学ぶために上京」(佐川美術館)と、ある.

 なぜと自問するに、同館では以下の年譜を示してくれて、いる.

 1912年(明治45)7月4日宮城県黒川郡に生まれる。
 1918年(大正7) 父の死去、翌年母の実家の
         移住先である北海道夕張町に移る。
 1932年(昭和7) 絵画の勉強のため上京し、川端画学校に通う。

 そういうことなのだ.北海道は夕張に、7歳前後から生活していた、と.

 夕張.映画のマチに、今ひとつ<光彩>がくわわったような、気がする.
 作品のどこかに、深い<彫り>を読むことができるかも.それは夕張の山並みの生む、描線かな.

 160222.北海道東部、幣舞橋の柱にある像を自前の写真で.夏 「道東の四季」像.
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政権への内外評価 『世界』1604.
政権への内外評価 『世界』1604.
 末尾の「編集後記」が、政権への国内外の評価を、端的に紹介している.次のように、はじまる.

 「試練のアベノミクス」「景気は足踏みがつづいている」と切り出し、「日本の大手メディアは依然、おだやかだが」と続ける.うけて.

 「少なくない海外メディアが裁定をくだしているように『アベノミクス失敗』は、「誰の目にも明らかになってきた」.『世界』 4月号.特集の意図を明らかにする.



「分断社会・日本」
 よく、「対立」という.利害を間に、メンタルな面でも同じ階層が敵・味方、加害・被害で二分して、グループ化される.
 深刻なのは、偏見・中傷・差別と深刻さをますことも、少なくない.

 対して分断.意図的につくられる.しかし、気がつかないことも多い.消費者のなかに入り込む.
 なぜ引き裂かれるのか?.「獣の世」と言ってはばからなっかた大本教の開祖・出口なお.
 
 「苦痛を均等化させる日本的苦痛」「想像力がはたらかない社会」「地域の崩壊と分断」.それらの点に、<分断
再生産>の契機を、読み取っているように思える、が.
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策はないのか JR北海道
策はないのか JR北海道.
 160326実施の列車ダイヤが配布された.いつも新聞に折り込まれる時刻表で、発行主体は明確ではない.

 これまで報道されていたが、根室~厚岸間では4往復8便の連射が間引きされるという.
 その計算というか、該当部分がよくわからないので、あるが.



経済.生活・観光・催事.
 北海道の鉄道輸送はこれまで、石炭・木材のモノ輸送のついでに、ヒトを運んできた=<経済の貢献>.

 現在、ビジネス客はほとんど中心都市にうつり、マイカー利用で鉄道通勤は、ほとんど居ない.
 高校生通学、高齢者通院=<生活の貢献>、

 いっぽうで、ノロッコ号や冬のSL湿原号などのように、観光資源として附加価値を提案してきた側面=<観光の企画>.

 NHK大学朝ドラで、岩手の鉄道が舞台となった.
 本州の民鉄を見ていると、企画事業にどこも取り組んで、過疎路線がシブトク、生き残っている=<催事の開発>.

 鉄道が民営化され、いっそう官僚的になった気がする、
 「民営化は、国の施策」.「料金と危険は国民が負担」、「人手不足で、安全に手がまわらない」.

 ここまで、「人手不足で、安全に手がまわらない」を象徴するように、有人駅のフォーム下の軌道内にも、ペンペン草が繁茂していた、が.
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ここまで言われるか 水野和夫著「黒田バズーカは誤爆した」
ここまで言われるか 水野和夫著「黒田バズーカは誤爆した」
 マイナス金利発表(160219 日銀)をうけて「金融市場の混乱、銀行預金金利引き下げ、生命保険料引き上げ」と、日本経済と国民の生活は、将来の不安感から、大きく揺らいだとする(176p).



 マイナス金利政策を、「空振りに終わった『奇策』」とすら、指摘(177p).黒田バズーカ第三弾は、「空振りに終わったことを強く印象づけた」とも書く(同).
 円安・株高をもたしたが、景気がよくなったという実感は「世間にない」は、同感する.非正規雇用は改善されないし、年金原資は株式投資で目減りしているはずだし、政府要人の強弁は、誰のためのものか次第に明確になってきている.
 
 「企業が原油安のメリットをすべて株主やCEOに還元」「得られた利益を内部留保に溜め」「従業員の給与にまわさない」(179p).こちらむしろ、実感がある.
  マイナス金利.「国債保有で地方銀行のほうが大きな打撃」「ゆうちょ銀行は業績悪化が懸念」.こちらは郵政株の「追加売却に遅れがでるのでは」(181p).

 著者は民主党政権下で「内閣官房内閣審議官などを務め」と、言う.そうした経歴の投稿を掲載するところに、政策破綻の日が近い点を暗示しているのかも〈『文藝春秋』 2016年4月号〉
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雄の謎 「世界遺産・知床
雄の謎 「世界遺産・知床 ヒグマのオスに密着!」.
 160313 日曜日のゴールデンタイム.NHKG「ダーウィンが来た!」枠で、放送されました.

 6年間の取材.北海道大学の研究チームが、「DNA調査に基づく個体識別と血縁の特定」を、日本で初めて成功し、可能にした実績を背景にする.



保護と危険
 研究と取材は、知床半島の奥地で展開.そこが「特別保護地域指定=保護」にして、「ヒグマ密集地帯」「“ヒグマの楽園”」=危険.
 その名も知床・ルシャ.断崖のなかに、小河川が河口をもつ平地が舞台.

謎の雄 警戒.
 取材が知床に入って、6年.4年の時期に別な放送「NHKスペシャル『知床 ヒグマ 運命の旅』」で、紹介された.



 今回は、警戒心が強く、深い森の中で暮らし、姿を見ることすら難しいオスの映像が、可能に.

 やっとみつけて、自動撮影カメラを樹木にくくりつけ、移動車に身を潜めて、撮影の体制.
 「森で謎のダンスを踊る様子」で、木にコスリつけた体毛を採取してDNA検査.番組では三頭のオスによる<群れ>、なかでも一グループは子の誕生数が卓越していた、です.

勇退=死の老ボス
 対して二頭のオスによる凄惨な戦い・「命がけで戦う決定的瞬間」.そこはたいへんな迫力.感動させる、が.

 ところで、種の保存にとって、「オスの役割と機能」.それって、なぁーにと.
 落胆もし、覇気もおもわせる素材ではないか、ネー.
 (再放送は毎週木曜日 16時20分からながら、今は大相撲中継で、いつなのか不明).(再放送の急ぎは「NHK視聴者コールセンター0570-■■-■まで 電話でお問い合わせ 」と、あるが).
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丹精 南部菊 160314
丹精 南部菊 160314.
 実に手がこんでいる.テレビでの紹介を見ていての実感.
 別に小生の感想ではなく、連れ合いの<感想>である、が.



岩手県三戸郡南部町
 菊の栽培は山の丘頂.防風林を設けて、風が直接あたることを防ぐ.
 降霜をふせぐ配慮.もちろん、取り除いたり、設備したり.
 花は美しい.当たり前のことが、当たり前であるために施される<手の数>.



南部氏の出自?.
 南部町と聞いて、ひょっとしたら.あとで、調べてみよう.
 岩手県と青森県東側の下北半島を<南部領>と、申していたが. 
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厚岸かぐら 復興に不可欠・支持慣習.
道東、ニシン漁業地
 江戸時代後期.北海道東部に伝承した<神楽>は、大正4年の御大典の時期に休止となったとされる.
 復興したのは、釧路営林署長だった近藤という人.あわせてその記録もつくり、以下のように記載.
 藤営林署長はさらに、神楽演舞の態様を次のごとく説明している.




ニシン景気、神楽支える
 「正月二日よりはじめ、厚岸神社前にて奏し、ついで町内を歩き、所望せらるる家にて悪魔払いの意味にて正月五日か六日ころまで獅子舞をなし」、と.
 正月2日から6日ころまで「所望せらるる家」というのは、厚岸でのニシン生産最盛期の「門付け=人家の門前に立って音曲を奏するなどの芸をし、金品をもらい受けること」の伝統を示しているものと、考えられる.

復興を口にするが
 現在、地元の児童が伝統を継承しているが、大人の参加が少なく危うい.
 <復興>を口にするも、漁期開始の前に<祈り>も<感謝>もなくなった.
 「資源は神様がくれたモノ」の思想にカゲリ、<祈祷料を出せぬは神の働きがニブイ>と、人間は勝手に決め込んでいまい、か.

 <祈り>も<感謝>も希薄.資源枯渇のみならず、<地球温暖化>は止まらない.
 厚岸かぐら 復興に不可欠・支持慣習.(140224 「厚岸かぐら」).
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感覚相異? or 人権意識 3月9日の<日本三苦>


感覚相異? or 人権意識 3月9日の<日本三苦>.
 舞台は国連女子差別撤廃委員会.日韓間の政府合意事項が俎上にのせられた.
 「不可逆」の確認があっても、幕引きとはなるまいと感じてはいたが.
 二国間ではなく、三者機関を巻き込んで.3月7日.国内で報じられた.

表面化しなかった点も.
 そこでは、皇室の男系相続の是非が、最終報告まであがっていった、と.3月9日になって、読売や産経が伝えるた内容を、ネットで読んだ.



政治の劣化 外国人記者
 夕方のテレビ番組案内.3月9日には、「国会議員が育児休暇を」「不倫」「メディア圧力」.
 そこに言及しつつ、外国人記者は見た日本 in the World.
「ゲス不倫、問題発言、メディア圧力…」
「海外から日本の政治家の資質が問われている!」
「“議員”の質は本当に劣化しているのか?」

 余計なお節介?、それとも、さすがに「主権者軽視?」.
 たまたま3月9日.日本!!、政治の三苦労.
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開創時出願記録 公文書調査


 釧路市の米町、弥生に甍をそろえる寺社仏閣に、開創の時期がありますね.その時には、開設の出願などさまざまな手続きで文書を用意するとおもうのですが.
 そのような記録を閲覧する方法は、可能なのでしょうか.
 『釧路市統合年表』によると、開創に関係する時期は、つぎのようになっています.
 
明治 8 年 聞名寺前身の説教所開教
明治13年 令闡寺、寺号公称(10月)
明治17年 大成寺 寺号公称(11月)
1886年 北海道庁設置で三県一事業局廃止(1月26日)
  3月 根室県廃止で、根室支庁が開庁。
明治19年 定光寺 寺号公称(2月)
(本行寺前身の浄土真宗本願寺派教務所開教=年表22年)
明治24年 厳島神社が現在地に移転
明治25年ころ 西端寺の前身開教(32年 寺号公称 年表31年)
明治31年 本行寺、寺号公称
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エサ 美味&敬遠


エサ 美味&敬遠.
 写真はタンチョウの給餌場(きゅうじば ヒトが冬場エサのトーモロコシを与えている)に、異変と報じられた.
 例年は200羽前後があつまる場所に飛来するタンチョウが激減でいている、という.



輸入品&畑作落ち穂
 近くに、台風で倒れたために放置したトーモロコシ畑があるのだそうで.
 タンチョウはそちらn飛来、自給する.給餌場であたえるエサは輸入家畜飼料のトーモロコシ.
 畑に放置されているのは、ヒトの食糧用作物.味は<違う>ということか.

道ばたの草&栽培の牧草
 味がちがうことを、飼育牛が体現した点を放送した番組=TVHがあった.
 ポイントは化学肥料.自然の<道ばたの草>が<おいしく>、化学肥料を施した<栽培品>に牛は見向きしなかったそうで.

 飼育家は<化学肥料の成分がぬける>ことが、大事ともうしていたが.
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ヌサ.・オマ・イ 幣舞 Nusa-oma-i


旧名ヌサ・オマ・イ 「Nusa-oma-i」
 幣舞は、アイヌの人たちに伝わる地名「ヌサ・マイ」に由来し、ヌサ・オマ・イ=幣場・ある・処の意です。幣場は神まつりのため、柳の皮をはぎ、先をけずって房状にしたイナウ(木幣)を、並べた所です。

単数=イナウ 複数=ヌサ
 あるとき幣舞橋の上流に、石灰質の岩があり、木幣が流れついて、この岩に抱かれるように見えたとする説、
 橋をみおろす丘陵に幣場があったため、とする説があります。
 木幣は、関東では「削りかけ」とも言われ、二本以上複数となったとき「ヌサ=幣」と呼び幣を祭るところを「ヌササン」=幣棚として敬われます。
 →佐藤直太郎「幣舞の語源について」(『佐藤直太郎郷土研究論文集』 釧路叢書第3巻 釧路市発行)
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モシリヤ Mushiriya pet(永田方正著)


モシリヤ Mushiriya pet(永田方正著)
 北海道東部、釧路市.城山・材木町・大川町・住吉をあわせて、旧名「モシリヤ」.
 永田方正著『初版 北海道蝦夷語地名解 復刻版』は、そこの表記を「Mushiriya pet ムシリヤ ペツ 川島」と記載しています.
 
 昭和初期.釧路川に新放水路=「新釧路川」を開いて川幅を狭くした時まで、現在の「旭橋」所在地に中洲=川島があったことに、因みます.



サル シ プト Sar ush putu
 同様に永田は、「Sar ush putu サル シ プト 茅の・川口」と、釧路川に合流する支流=サルウシナイ川についても、記載しています.

 サルウシナイ川、釧路川とサルウシナイ川の合流点を見おろす位置に<国指定史跡 モシリヤチャシ址>=黒印が、あります.



モシリヤ&サルウシナイ
 現在の行政字「城山」は、アイヌ民族の一大土木工事である<チャシ跡>に由来しています.

 上図中、茶印は釧路仏舎利塔、紺色は<生活雑貨店 OKAMEINKO>さんが、出店のビル、黄緑印が写真撮影地>.
 取材は2月27日、良く晴れた土曜日の午後のことでした.

 この表音・表記について、山田秀三著『北海道の地名』で探してみました.どうも見当たらない.
 そこで本欄では、永田方正著『初版 北海道蝦夷語地名解 復刻版』によって、メモっておきます.
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釧路和商モニターツアー報告会 160219


提供と消費をむすぶ
 雇用創造実践メニュー「滞在型観光ツアー商品開発事業成果報告会」.
 すこぶるお堅いが、160227に実施の「釧路和商市場でおこなった、勝手丼=かってどん+地酒・福司=ふくつかさ」の組み合わせで、新しい観光プログラムの提案.



提供者の存在感、存在意味の提示
 流通システムの変革.消費者指向の変化、台湾・中国・韓国などから富裕層が、亜寒帯を訪問するツアーの一般化.
 時代の変化で基盤低下の小売業界に、あたらしい枠組みを示す.そうした意図が、こめられていたか.

 案内、説明のバイリンガル.国内需要よりも、国外需要を意識した提案が、活発であった.
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「命がけで獲ってくるから」 余別・積丹


「命がけで獲ってくるから」 余別・積丹.
 NHK番組「小さな旅」.30歳代のユースホステルの若妻が、海に出て漁をする夫の漁獲物に、語りかける.

 「命がけで獲ってくるから」、こちらも「命をかけて調理しなければ」.
 舞台の<余別=よぺつ>は、積丹半島の先端「+」印の位置にある.



漁家の主婦.
 女性は非漁業家から嫁いだと、紹介された.「少しでもはやく、漁業家の生活に慣れなくては」.
 
 そう語りながら、嫁いで覚えたという<魚のサバキ>に登場.<冬漁のホッケづくし>料理を振る舞っていましたよー.



余別川の河口.
 余別は余別川の河口.冬のホッケ、岩海苔漁業が紹介された.<川下さま>と親しまれている、漁村信仰.
 厳しい冬を、150人の住民が<春>を待つ.

 手前の美国は江戸時代からのニシン漁場で識られる.その先の余別.
 1970年ころ、バスの路線図とダイヤ表を手に、「訪ねてみたい」.

 まだ出かけていないが、尋ねてみたい.HPでの紹介.  
 「積丹ユースホステルは、家族が漁に出て獲れたてのウニをふるまってくれる」.

 <良いこと>に先んじて、<厳しい漁>が気象の合間に営まれる.<たくましさ>と<相互扶助>.
 バスの便は日に五本.不便と言うなかれ、<急がぬ旅、環境にやさしい旅>が、できそう.
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