2011年04月の記事


「世界水準の日本地図完成」
 特集は「世界水準の日本地図完成」。伊能忠敬らが「大日本沿海余地全図」を実測、公刊する背景が紹介されている。
 蝦夷地の正確な情報を必要とした権力と、地球の正確な大きさを知りたいと考えた天文学者らの思惑が一致したとする。
 ために、江戸ー蝦夷地間の正確な距離と緯度差を知ることで、北極ー南極間の長さを計算できると考えた。
 それだけではなく商人出身の忠敬自身の財力を宛てにして、「経費の八割は忠敬が負担」と説明する。
 想定外の正確な日本国図が完成する。その理由に緯度計測は簡単であったが、他大名家の領域をまたぐことになる経度測量を、「幕府権威」を背景にしたことで可能になったとする、論考を読んだことがある。

 『週刊 江戸』は江戸270年弱を90項目かにまとめる企画。地図製作が近代科学の技術史のうえでも、意味ある事業であったことを示してる。 (『週刊江戸』 2011年 4/26号  小学館)
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机の整理
 やたらとメモ紙。いくつか、記載。

 ○水辺に教育資源。市民をつなぐ視点が重要。水に依拠した生活、背景に災害の広がりを表出。

 ○してみせて 言って聞かせて 手をとって。小規模ながらの教育。柔構造の教育システム。

 ○宇治十帖。知識・情報の共有。

 ○市民それぞれ料理上手 『婦人の友』3月号には「家族それぞれ料理上手」。
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備忘録
テレビで説明。卍このマーク。

「多神教のシンボルにして、バルト民族の心」と説明があった。身近な寺院でお目にかかり、第二次大戦にいたる過程でも画像にみた、が。

いっぽうBSフジでは7時15分から「we can ホン」で、「昼読書のススメ」。図書館司書の方が、いろいろな児童書を手に内容説明。

漆の役割=接着剤、塗料、絵具。宇治川の川中島は「唐の島」か。
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整頓
 連続休日が始まるので、まずは身辺整理。

 最初の日は4時半に目がさめ、起きて着替え。体重計は65.4.26、27日と二日続けた外食接待が効果?。

 仕事部屋にはいって、本棚の整理。積んである書籍、書類の整理。

 机上すっきり、仕事テキパキ。そうは、なるか。耳に音楽、指にキーボ-ド。
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12月8日
 『文藝春秋』5月号の掲載小説、「昭和天皇」は開戦の場面にはいっている。

 いろいろあった。のちに参議院議員で名をつらねる源田実が登場する。

 日米の交渉。思惑が通らず、交渉はゆきづまる。在米日本人は、警察からも見放される。

 時代の見えない部分と見えてくる部分。読み進めている。
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芸術文化振興
 その運営にかかわることになりました。伝統芸術、その担い手の後継者育成が、課題です。

 根気よく見守ってゆきたいと考えています。次世代への継承。それはいろいろな局面で問われていることではないでしょうか。

 伝統芸術が生産基盤から遊離している。いや、遊離しているのではなくて、生産基盤が危機に瀕している。そうはおもいませんか?。

 自営業種が健全な発展。実はそこがカギを握っていると、思うのですが。
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上野真著「万葉に恋愛を学ぶ」
万葉集のなかで恋の歌は、7割を占めるという。冒頭は大伴家判と紀女郎の行き交いからはじまる。

 さまざまな恋の形が示されているという。読みは序の口。多くの秀歌が紹介されている。

 原表記 仮名記載 訳にくわえて評も述べられている。丁寧な紹介。
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 漆。伝統工芸をささえる。京都の番組から、拾ったのだが。

 漆には接着剤、塗料ともうひとつ絵の具の役割があるか?。接着剤、塗料につぐもう一つの役割を思い出せない。

 漆の上に箔を蒔く。これが蒔絵の語源ということで。漆で固定するには箔のみならず、螺鈿もある。

 京都の伝統工芸。取り上げた番組で、しばし楽しんだ。
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ピアノ 春のしらべ。
 4月23日の開催。出かけてホット、癒されるひととき。

 第37回 シロアムロビーコンサート。ピアノ演奏は進藤信子さん。

 木立を望むことのできる内科・小児科医院ロビーでのコンサート。進藤さんはピアノを中心とした音楽 団体《ディスクールシュルピアノ》の代表を務められている。

 昨年はシューベルト生誕100年、今年はリスト生誕100年ということで、その作品を中心に6曲を演奏。

 豊かにして抑揚のきいた演奏で、楽しめた。会場には幼児つれの母親の姿も多く、ファミリーコンサートが映える。

 東日本大震災復興応援コンサートとして開かれ、多くの市民がかけつけ好評、そして満足感が会場に。
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町田忍著「あ~極楽銭湯史」。
 東京型銭湯様式(82p)という概念があるらしい。

 唐破風屋根のついた立派な外観、天井の高い脱衣場、富士山の背景画や庭の豪華な点(78p)。呼んで「極楽空間の構成」と評するのだそうな。

 銭湯は北陸出身の経営者(83p)によって、東京を中心に盛時をきわめた。経営にしても需要にしても、「他所者」の集まりが、集団浴室の外部サービスをうみだした、か。

 富士山の絵。神田猿楽町の「キカイ湯」で、はじまった(81p)。女性客が子連れで来るところから、こどもの関心を引くため、広告代理店が考え出したと、ある。

 男性浴室には富士山、女性のそこには子どもの関心寄せる動物、汽車etc。

 銭湯は、情報交流の場。指名手配の犯人似顔絵含めて、広告掲載場であるのはコミュニケーション機能の核にあるから。(『知るを楽しむ』 日本放送出版協会 2008年10月)
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失せモノ 携帯電話(4月22日)
 失せモノ 携帯電話(4月22日)。なくなって気がつき、6日間。

 いろいろなことを類推したが、21日午前11時前。仕事先の机の手前のヒキダシを開いたら、左のスミに鎮座していた。

 落ち着かなかったが、ヤレヤレ。会議にでるため席をたつときに、電源を切ってから、なにもない机上よりはとヒキダシに収納。そのことを失念。いつもなら、書類のヤマの下に忍ばせてゆくのだが。

 まずは、一安心。みなさま、お気をつけあそばせ。
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失せモノ 携帯電話(4月19日)
 見えないと、いろいろ気になることが、ある。

 「落とした、か?」。途中なの交通機関?、あるいは路上で。でも、「落とす必然性が、ない!!」。
 でも、一瞬、いやなことが頭をよぎる。通話記録や記載内容について、困ることはないが電話番号など、他人の個人情報が記載されている。

 もっともキャッシュカードやインターネット読み込みの契約はしていないように思うが、それとても。

 携帯の電話番号に固定電話から電話してみることにしたのは、月曜日から。「話中」の信号音。

 使用後には電源を切っておいたはずだが、ひょっとして誰かが拾い。通話状態で長時間、放置しているのか?。
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天野佑吉「ヘルベルト・フォン・カラヤン 時代のトリックスター」。
 天野佑吉「ヘルベルト・フォン・カラヤン 時代のトリックスター」。カラヤンとグールド。指揮者とピアニストで著名な二人ではあるが、「録音」にこだわった点に共通点があるということか。

 とりもなおさずクラッシクの支持広まりと録音・録画による演奏記録の可能性に挑戦したという点では高い評価が寄せられている。

 高い評価が寄せられているが、演奏そのものはライブはライブ、保存用音源は保存用音源にして、後者は仮想、バーチャルな世界ではないの、か。
 そのあたり「有意味性」を整理のうえで記載されるべきではないかと、考えた。 (私のこだわり人物伝 /グレン・グールド 鍵盤のエクスタシー)(NHK知るを楽しむ 2008年4-5月)
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失せモノ 携帯電話(4月18日)
携帯電話が、消えた?。洋服の着替え中に気がついた。

15日、夜のこと。バッグのなかが空っぽになったのに、ない。着用の洋服、スラックス、コートにない。

翌日、オフィスの机上を見るも、ない。3日かけて机上は整理。一杯に広がっていた紙、新聞、本は片付けた。

机上にあるなら、すぐめにつくが、ない。「もう一度、家を探してみる、か」。
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軍産複合体
 9月11日のニューヨーク。ビルに航空機が突っ込む同時画像を「戦い」と受け止め、アメリカ合衆国はかつてのベトナムにつづいて「中東でも交戦状態に」と、思いめぐらした人はすくなくないのでは、ないか。

 アメリカは戦いが好きだ。また、戦いを維持できるのはなぜか。そんな思いに応えてくれそうな文が、カレル・ヴァン・ウォルフレン「アメリカに甘える時代は終わった」。

 前編と後編が『文藝春秋』に連載されているらしいが、目にとまったのは、2011年5月号の「後編」。

 国内では軍需産業と国防総省の軸が、国際外交を国務省にかわって国防総省がとりしきる危険ともろさ。

 オバマ政権が登場しても手をつけられない軍産複合体。
 昨年5月、鳩山政権が撤退した折の「沖縄でできもしない約束をするから」と主張した野党や、メディア。そこには本稿での指摘が、どうも見えているとは思えない。
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4月17日
厚岸の名産、ケガニ。釧路の銘酒、福司。

プロで初の登竜門突破、早稲田ツイン。

テレビの見すぎでしょうか?。
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海底力(そこぢから) 福司
 海底力(そこぢから)。福司酒造の銘酒。

 吟醸酒を炭鉱の坑道で寝かすこと半年。地元でお目にかかることができる。

 沖縄で泡盛を鍾乳洞の洞窟でアンジョウしていたのを見聞したことがある。日本酒は発酵させたものなので、醸造酒とはわけがちがうようではあるが。

 先日、料理屋で「一合 1300円」の価格表示があったが、720mlで2200円。

 封をきって長く置かないほうがよいので連日、コップでグイ。朝早く起きた。16日朝は午前2時起床。

 連日のお酒は、鼻を刺激する、が。
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平松守彦著『地方からの発想』
平松守彦著『地方からの発想』。「一村一品」は、この著者の施策で全国に知られるようになった。

「一村一品」は、「地域の内発的な発展力を生み出す開発手法」(116p)と位置づける。明確ではないが、ロスアンジェルスで取り組まれている「ワンビレッジ・ワンプロダクト」にも、影響を与えたか(103p)。

 造語がおもしろい。「ハイテクとローテク」と章をおこして、外部から地域にインパクトを与え、地域の経済構造を変革して行こうとする、が。「ローテク」は「低テクノロジー」ではなく「ローカルテクノロジー(地域技術)」の短略形とする(162p)。

 テクノポリス建設は「広域点在」「農工並存」「人材育成」の三原則ですすめる、とある(134p)。

 「地域の文化」「地方自治と地方分権」の項に、もう少し発言ががほしかった。ないものねだりということになるのか。(岩波書店 1990年)
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茶店 遍路
 「おばちゃんに お茶とおもちで 元気いっぱい」。遍路の途次、短冊を用意して句を掲示する茶店で、若者が読んだ一句。

 茶、団子、茶店。歩いて山を上り下りする旅に、茶・団子・蒲鉾は欠かせない。体力温存の中核。

 歩くことも少なくなった現代、歩きが消えて、茶菓子は残る。

 歩いて、要所。茶・団子・かまぼこの接待は意味がある。若者の句に、そうした感慨がいっぱい。
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三谷 博 並木頼寿 月脚達彦著『大人のための近現代史 19世紀編』
 1800年代の東アジアと日本の関係を気鋭の学者たちが概観する。

 通商条約における治外法権や関税自主権の不平等性について、当時の国際関係、つまり本邦から海外に出てゆく機会のすくない条件のもとでは、かならずしも外交上の失地、不慣れではなかったと解している。

 インド、中国が列強の植民地に隷属したなかで、日本が近代化をすすめてきた点が指摘されるが、19世紀的な枠組みのなかから日本を位置を理解しようとするには好著の一冊と思う。 (東京大学出版 2009年)
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津波と減災
 昨夜は寒気もあって19時すぎに就寝。ためか4月10日朝は、午前4時の起床。

 暖房、白湯、コーヒー、FM音楽、パソコン。NHKFMは、大リーガーで活躍した村上氏の回想録。

 起きがけの白湯は健康によい、か?。血液濃度を緩和、胃の刺激をゆるめ、激変緩和措置。

 音楽を聴きながら、仕事で「津波と減災」。避難生活を余儀なくされておられるお方には、ぜいたくな話ながら。
 
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春告草 ギョウジャニンニク

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
 長い冬。その終了をつげ、春の到来を知らせる。

 新鮮な野菜をもとめるなら、この草目。山菜の王者ーギョウジャニンニク。

 香りはつよいが、元気はいただけると好評。ただし過ぎると、ヒトが寄りつかない。

 そろそろ、最終の季節。ファンが少なくない。春告草。これは小生の勝手な命名。
 
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日本観光協会全国産業観光推進協議会編著『産業観光100選―産業観光ハンドブック―』
観光が産業の一翼を担う時代を迎えた。自然景観、歴史景観、その両方を兼ねた複合的景観。

 観光が産業の一翼として注目される要因を、環境重視・人口構造変化(高齢化)・交通手段の効率化などに求める。

 「100選」とあるから、注目されるスポットが紹介される。従来から取り組まれた大規模団体型旅行スタイルと、それにあわせた宿泊施設や移送手段は見直しが迫られている。

 カップル、単独行動型観光の目的に、ふさわしいプログラムの提案に、本書の意図があるかのようだ。(交通新聞社 2008年)-
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余震
 余震。昨夜もまた余震。しかし、大きな揺れ。

 被災所が揺れて、住民に悲鳴と報じられています、が。長い歴史の中では、揺れはあったのでしょうが人命、財産への被災は少なかった?。

 地形や資源に依存しながら、自然と生活者の共生がはじまるにつれ、流した汗の分だけ、人にとっては被害も深刻。

 東北といえば、出入りの複雑なリアス式海岸。海岸線の入り組みだけかと思いきや、海の底にはプレートの重なりが存在していたということのようだ。

 自然は恵みももたらすが、脅威もともなう。余震で震度6強。本震でも、なかなかないが。

 
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鹿島茂著『山田風太郎ー大ウソが語る「真実」』
鹿島茂著『山田風太郎ー大ウソが語る「真実」』。2005年12月の「こだわり人物伝」は、江戸川乱歩と山田風太郎。

 江戸川は少年雑誌に明智探偵と小林少年のコンビで登場していたのを読んだくらいで、荒廃した洋館の恐怖を思い出す。

 山田風太郎はまったく縁がない。敷いていうなら「あの日あの時 昭和20年」(NHKBS)の10分間番組に「医学生 山田風太郎の日記」として朗読されたことで知っている。

 本書を読むと、中退した日本医科大学時代の戦中日記が公開されたものらしい。

 そういうわけで、内容を紹介するには、縁がなさすぎる。でも、小説家が二つの歴史的事実の間を埋めるために、「ありそうな」かたちで示そうとするのに、山田は「ありえたかもしれない」推測で埋める道を選ぶとする(98p)。

 多くの作家が99%の確証をもって埋めるが、山田は1%の可能性があれば、そこで考えられることをストーリーにするということ、か。(日本放送出版協会 2005年)
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富士

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド 
 やはり富士山ですね。写真をアップしてから、反応が違います。

 日に150件前後の来訪は、これまで例をみないというべきです。

 ほどなく達成、敬意を表します。

 広島行き。往復ともに富士山にであいました。で、写真をパチリ。

 撮りそろえて、次の旅に生かします、できごと。

 でわ、要用。
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家族崩壊
 『世界』、2011年2月号の特集は「家族崩壊という現実」。開いてみると、子どもの虐待・ひきこもり・失踪老人。

 家族が実態を失っているのではーとの指摘。「崩壊」の語から「おのずとくずれる」の状態が想起されるが、そうでもあるまい。

 事態のどこかに、「まとめていく力」をうわまわる「こわしていく力」の存在が、働いている。

 「こわしていく力」の実態。そこを見えるようにするべきだと、思うが、難しいか。
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ウイルスソフト
 本日、年頭に導入のパソコンに、ウイルスソフトの入れ替えを試みました。

 結論から先に、不具合を生じることなく、まずは装填(そうてん)。

 でも、バージョンが古いものをいれながら、アップする必要があるため、アインストールを都合3回。

 ソフト同士が作用しあって、不具合に発展することもなく装備終了。ために、ご機嫌。

 元はと言えば、新規パソコンに同じ会社の試用ソフトがはいっており、3ヶ月間の無料提供。

 その期限がきたので、機種に装填のソフトをはずして、すでに契約済のソフトに移行する手順。つつがなく移行で、一安心。
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正保城絵図
 TVでの番組。途中から眺めた。家光の時代に提出を命じた「正保城絵図」。

 読んでわかること。学者の説明をメモしておいた。

 1.城中心に人をまとめる。
 
 2.街を利用し、守備を固める(寺の一角は出城となって、兵を集めて陣をしく駐屯機能=弘前)。

 3.自然の地形を生かす=広島。

 そういうこと。
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