2002年01月の記事


日暈・幻日・環天頂アークが出現!! 地震前兆の疑いも在り
01/29 18:50 36.8N 140.9E 60k M4.2 茨城県沖


 30日の朝は濃厚な巻層雲が空を覆い尽くしており、日中から午後3時頃まで見事な日暈が出現。これは降雪前兆の筈ながらも何と次第に空は好天していき、夕方にはとうとう巻層雲も薄くなってしまった。勤務にて富良野市のホテルで荷物を運びながらも時折り空を眺めていたところ、午後2時頃には日暈の外接に実に鮮明な幻日現象が現れ、非常に驚かされた。これほど際立つものは私自身、初めてかも知れないと思ったほど。続いて日暈に外接する上部には薄っすら環天頂アークも確認。そして最近では珍しくとても美しい彩雲現象の連続となった。日没時に山並みに隠れる一部分に二分割状らしき形態が見え隠れしていたが、残念ながら勤務中にて確認は不可。
 29日夜の月暈に続いての大気光学現象で、これは北海道近郊域に規模も結構大きな地震、M6近くの地震が発生する疑いもある。ただ日中は、空の一部に美しい層積雲の吊るし雲やレンズ雲の類いも見られたことから、深発地震(80k以上)が最も疑わしい。震源方位としては南東、南南東かといった印象で、漠然と十勝〜日高トラフ方面だが、コンパスもなく更には勤務の為に定点観測地から離れていることもあって、どうも確信はない。
 情報からは29日の夕方、茨城沖の地震以降、静まり返ったように完全にパッタリと有感が止まっている。過去の印象からは有感が24時間以上も途絶えてから、その直後で大きな地震が発生するということが結構在る。まだ満月トリガー影響下、これは十分に注意が必要と思われる。
 前回の更新で紹介したニュース、「東海地方の地殻変動、依然として継続」は実に不気味で嫌な気分の話しだ。以前から御前崎の反転隆起があったら“来る”とされていただけに、ついにそれが確認されているということになるわけだ。うーん。

 田中真紀子外相が電撃更迭。これで小泉首相の支持率も低下するだろうとの批判、真紀子外相の擁護の声が高まっているところ。しかしこれまでの彼女の言動の数々、あのお陀仏発言や応援演説の筈の選挙妨害(笑)などなどの激しいジャジャ馬振りにはもう口アングリといったところ。私ならあんな応援演説をする馬鹿者は絶対に許さん。ホント即刻、首じゃー。私は無礼極まる失礼な野郎は大、大、大嫌いだ!
 内心は正直、首相自身もトンデモないオバさんを外相にしてしまったと、もう完全に面食らったろうことは間違いがなく、ただ彼女の人気振りからなかなか更迭に踏み込めなくて困っていたのだろう。それが今回やっと口実のいい機会が再びやってきたというわけだね。本当なら今回の誰が嘘つきか問題で真紀子外相が辞めさせられることではなかったのだが、これこそ最後のチャンスと見て逃さなかったんだね、きっと。本来なら真紀子外相には期待したいところだったが残念な結果的だったと思う。自らの墓穴でもある。彼女の実態は見えてしまったので、人気で何れは成りそうな真紀子総理大臣というのは恐怖ものだ。何もかもぶち壊しで目茶々にされてしまいそうだ。
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ここ最近では、珍しく見事な月暈が出現。地震に注意! 週刊『プレイボーイ』の最新号「同時多発巨大地震が日本列島を襲う !?
01/27 23:02 32.8N 128.8E 10k M3.3 長崎県西部の五島列島近海
01/27 23:12 32.8N 128.8E 10k M2.8 長崎県西部の五島列島近海 
01/28 09:34 40.6N 145.2E 33k 4.5M A 青森県遠東沖(世界版)
01/29 08:45 37.7N 141.9E 40k M5.1 福島県沖
01/29 09:58 34.1N 139.5E 浅い M2.1 三宅島近海
01/29 15:13 34.1N 139.5E 浅い M2.0 三宅島近海

01/27 07:48:14 55.62N 161.36E 103.3 4.3M B カムチャッカ半島(日本時間)
01/28 22:50:28 49.37N 155.52E 33.0 6.0M A 千島列島(日本時間)
 

 九州の五島列島で再び地震が連発。マッコウグジラ座礁の件もあり気になるところ。只今、満月トリガーの真っ最中、珍しく明瞭な月暈が確認できる。すでに青森県遠東沖M4.5、千島列島でM6.0、福島県沖M5.1が発生したばかりだが、再び北海道のどこか近郊域でM5前後かそれ以上の地震が疑われると思う。以前にも述べたように、日暈・月暈は降雨前兆の典型なのだが、実は空の宏観現象と降雨前兆とは共にリンクする関係にある。それが一体、何故なのかはまだよく判らないが、つまりは降雨前兆を示す気象条件下が地震の前兆エネルギーを反映するに適したものなのだろうということ。空に降雨前兆が示されながら雨・雪が降らなかった場合には、更に地震の発生率は高まるものといえる。まだデータの提示ができるまでには至っていないが、記録だけは常時、摂り続けている。

 29日発売、週刊「プレイボーイ」の最新号(2.12/No.7)では、地震雲の開祖・鍵田氏創設の観測研究団体「日本地震雲研究会」の会長を長年就任され、東海アマのサイトでも、度々、見事な観測レポートが紹介されることで知られる鹿嶋 實氏(現在は退会)のインタビュー記事が掲載された。「同時多発巨大地震が日本列島を襲う !?」というややショッキングなタイトルが付けられているが、氏の長年の観測研究と経験、そして各情報から見た時の警鐘として非常に興味深く、有意義な内容となっていると思う。是非、ご一読を薦めたい。


『東海地方の地殻変動、依然として継続
 東海地震の予知を行う地震防災対策強化地域判定会(会長、溝上恵・東大名誉教授)は28日、定例会を開き、昨年春以降、東海地方で観測されている地殻変動の異変について、「鈍化の兆しも認められるようになったが、依然として継続しているように見える」との見解で一致した。
 異変は、想定震源域西側の静岡・浜名湖周辺などで、地殻が通常とは逆方向にわずかずつ動いていたことが、国土地理院のGPS(全地球測位システム)による観測で判明した。当初異変が目立っていた浜名湖周辺の動きは、最近は鈍化したものの、その東側の御前崎や掛川、西側の愛知県内の観測点では、引き続き同様の動きを示しているという。(1月28日19:59)』
――――――――――――HP[読売新聞社]より転載
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18日早朝の断層状地震雲の結果か !? 岩手県沖でM5.6/震度4の強い地震
01/21 19:12 34.7N 139.4E 浅い M2.0 伊豆大島近海
01/21 19:55 35.4N 133.3E 10k M3.0 島根県東部
01/22 00:04 36.7N 138.2E 浅い M2.5 長野県北部
01/22 05:43 34.7N 139.4E 浅い M2.0 伊豆大島近海
01/22 07:22 34.7N 139.4E 浅い M1.8 伊豆大島近海
01/22 08:22 34.1N 139.3E 10k M3.4 新島・神津島近海
01/22 14:22 28.4N 128.3E 10k M4.3 奄美大島近海
01/22 22:10 32.5N 132.1E 30k M3.9 宮崎県日向灘
01/23 12:09 41.2N 142.3E 60k M4.6 青森県東方沖
01/23 21:47 38.1N 142.5E 33k 4.8M B 宮城県沖(世界版)
01/24 08:54 38.8N 141.1E 10k M2.6 宮城県北部
01/24 16:08 35.4N 133.3E 20k M4.6 島根県東部/震度4
01/24 16:31 35.4N 133.3E 10k M3.4 島根県東部
01/24 16:36 37.4N 142.9E 33k 4.8M C 福島県沖(世界版)
01/24 16:46 35.4N 133.3E 20k M3.1 島根県東部
01/24 17:51 35.4N 133.3E 10k M2.9 島根県東部
01/25 00:11 35.4N 133.3E 10k M2.7 島根県東部
01/25 04:33 29.3N 141.9E 33k 4.5M B 小笠原北端(世界版)
01/25 07:42 35.8N 137.4E 10k M3.2 長野県南部
01/26 00:20 34.2N 136.6E 40k M3.2 三重県熊野灘
01/26 16:47 40.4N 142.1E 50k M3.7 岩手県沖
01/26 19:13 35.3N 137.1E 40k M3.5 岐阜県美濃東部 
01/27 07:56 36.1N 139.9E 40k M3.7 茨城県南部
01/27 08:57 34.1N 132.7E 40k M3.5 広島県安芸灘
01/27 15:24 33.9N 135.7E 10k M3.3 奈良県地方
01/27 15:30 35.4N 133.3E 10k M2.7 島根県東部
01/27 16:09 39.3N 142.4E 50k M5.6 岩手県沖/震度4

01/22 13:53:53 35.73N 26.70E 99.0 6.3M A ギリシアのクレタ島(日本時間)


▲01/24 16:08 35.4N 133.3E 20k M4.6 島根県東部
[震度が観測された地域]
震度4
 鳥取県西部 島根県東部
[震度が観測された市町村]
震度4
 西伯町 会見町 岸本町 安来市 伯太町

▲01/27 16:09 39.3N 142.4E 50k M5.6 岩手県沖
[震度が観測された地域]
震度4
 岩手県沿岸北部 岩手県沿岸南部
[震度が観測された市町村]
震度4
 岩手山田町 釜石市
――――――――HP[地震加速度情報の画像ページ]より転載


 18日朝、岩瀬氏観測による地震雲、推定M4.5〜6の房総沖(相模湾沖)〜福島・宮城沖震源との予測結果に該当すると思われる地震が、23日夜に宮城県沖でM4.8、24日夕方にも福島県沖でM4.8が発生。また19日朝、山陽道中国地方に向かうM5〜7の非常に危険な帯雲との観測結果らしき地震が、24日夕方に島根県東部でM4.6/震度4が発生している。
 27日午後、岩手県沖でM5.6/震度4の強い地震があった。前日の夜間に見られた月の光冠現象と、そして恐らくこれが18日早朝に出現していた断層状地震雲の結果だろう。「更には大凡、南南東-北北西付近のラインで滞空していたM5程度の断層状雲があった。地震雲の震源方位は岩手沖方面だろうか? トラックにて移動中での目測なので判然とはしない。」(2002 01/19 00:48 更新)
 この地震が12日に発生した東海道沖の大深度M5.2/390kのドミノ地震なのかも知れない。岩瀬氏によれば「こうした地震は、1週間以内程度で、東北太平洋岸、茨城〜岩手沖に、これを上回る規模の、浅い地震をドミノ的に発生させたことが多い」(12日朝更新)という。
 22日の朝にやや深発らしきM5程度の層雲反応が見られたのだが、残念ながら勤務によるトラックでの移動中であったために震源方位は測定できなかった。大雑把には南北ラインだが、これでは曖昧過ぎて役立たない・・・。
 KS氏観測サイトへの情報提供の常連、愛知県刈谷市yukkoさんによる「空の観測レポート」、25日の太陽はホント凄い輝きをしている。これは注意が必要だと思う。
 天文現象は25日01:48に土星食。29日(07:50ピーク時間)が満月で、明日28日頃からトリガー期間となる。

 22日、鹿児島県大浦町海岸で14頭のマッコウクジラが打ち上げられているのが発見されたことに関して、関西ナマズ予知研では、短絡的に地震と結びつけることはできないとしながらも、高周波の音響パルス音をソナー代わりに使用している鯨が地殻の岩盤が破壊される際に発生する音響パルス、アコースティック・エミッションにより方位を誤って座礁した可能性も有得ることについて述べている。情報としては、なんと1935年にも同様にマッコウクジラが打ち上げられており、同年には静岡市の有度山北側を震源とするM6.4の「静岡地震」という大きな地震があったという。
 「大浦町では1935年ごろ、マッコウクジラ十数頭が打ち上げられ、住民総出で解体して食べたという言い伝えがある。」
(毎日新聞 [1月26日20時26分更新] )


『1月1月1月22日11:40
【クジラ:鹿児島県大浦町海岸に14頭打ち上げられる】
 22日午前8時10分ごろ、鹿児島県大浦町の小湊海岸を散歩中の住民がクジラ14頭が打ち上げられているのを見つけ、県警加世田署大浦派出所に通報した。町役場や鹿児島市の「かごしま水族館」の職員が現場に駆けつけたが、海上は大しけで近づけないでいる。クジラの中には傷を負ったものもあり、海は血で赤く染まっている。
 現場は薩摩半島の西側で、東シナ海に面した海岸。町などによると、クジラは長さ10メートル以上。消波ブロック沿いの長さ約100メートルにわたって打ち上げられている。潮を吹いているクジラや弱い声を上げているものがいる。種類は確認できていない。
 鹿児島県内では97年夏に大浦町の大浦川河口で体長5メートルほどのクジラが打ち上げられたほか、昨年3月には種子島の長浜海岸(中種子町)でイルカ約170頭が打ち上げられたのが見つかっている。【高橋咲子】
 日本鯨類研究所の西脇茂利・調査部長は「14頭という多頭数の群れで見つかったことから、マッコウクジラと考えられる。原因は(1)悪天候などで迷い込んだ(2)シャチなどに追われた(3)寄生虫の影響で方向感覚を失った――などが考えられるが、最近は天気が悪かったという点から(1)のケースで、風と潮に流されたのではないか」と話している。』
―――――――[毎日新聞1月22日] ( 2002-01-22-11:44 )
http://www.mainichi.co.jp/
news/flash/shakai/20020122k0000e040037001c.html
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7日観測の断層状地震雲、釧路沖でM4.8が発生! ハリー・ポッターと薔薇十字団
01/19 03:53 34.7N 139.3E 浅い M2.5 伊豆大島近海/震度3
01/19 06:47 34.7N 139.4E 浅い M2.2 伊豆大島近海
01/19 09:41 34.7N 139.4E 浅い M1.8 伊豆大島近海
01/19 13:48 34.7N 139.4E 浅い M1.7 伊豆大島近海
01/19 14:07 34.7N 139.4E 浅い M1.8 伊豆大島近海
01/19 18:06 43.7N 147.0E 50k M5.7 国後島付近/震度3
01/19 20:18 34.7N 139.4E 浅い M2.1 伊豆大島近海
01/19 22:17 42.0N 142.6E 60k M3.8 北海道南部の浦河沖 
01/20 05:08 34.7N 139.4E 浅い M2.5 伊豆大島近海
01/20 05:21 34.7N 139.4E 浅い M3.0 伊豆大島近海
01/20 07:24 34.7N 139.4E 浅い M1.7 伊豆大島近海
01/20 23:47 35.2N 140.1E 80k M3.9 千葉県南部
01/21 03:27 34.7N 139.4E 浅い M2.5 伊豆大島近海/震度3
01/21 08:55 42.6N 144.8E 50k M4.8 北海道南東の釧路沖
01/21 17:28 32.8N 128.9E 10k M3.1 長崎県西部の五島列島近海
 
01/16 08:09:52 15.61N 93.10W 77.1 6.4M A メキシコ(修正済)(日本時間) 


 18日早朝に観測した稀に見る真紅な輝きの太陽、そして太陽柱と椋平虹等から北海道近郊域でのM6前後を警戒。案の定、翌19日の夕方、国後島付近の震源でM5.7/震度3が発生。ここは12日深夜に発生した北海道東方沖M5.1とも近しい震源で、当地からの方位もほぼ同様。   
 大寒の20日はこの冬一番の冷え込みとなり、旭川市郊外の江丹別ではなんとビックリの−31.9度を記録した。当地付近でもマイナス20数度に達し、ガラス窓は凍り付いて結晶の美しい模様を描いた。もう全てがバリバリ状態。これだけ冷え込むと鼻毛同士もくっ付いて凍り、鼻の穴がイズ痒くなる。
 ちょうど22日(02:47ピーク時間)の半月トリガー中。注意が必要だ。

 正月に話題の映画「ハリー・ポッターと賢者の石」を見てきた。原作本が世界中で大ベストセラーとなっているとはそれとなく知っていたが、ストーリーについは全く知らなかった。休む間もなく次々展開する不思議で楽しい映像はファンタジーで一杯。ただ童話的なストーリーでもあり、やっぱり子供向けか女の子向けかな〜といった感じがして、なんだか自分には少々物足りなかった。
 映画での魔法学校と入学案内の謎の手紙からは、17世紀のヨーロッパに衝撃的に登場した神秘的な伝説に包まれた秘密結社「薔薇十字団」への入会案内と、団の始祖クリスチャン・ローゼンクロイツ(C・R・C)が16歳の少年だった頃(1394年)、あらゆる神秘学の叡智、カパラやスーフィズム、ヘルメス主義、錬金術などの奥義を学ぶために訪れたというエジプト近くのアラビアに在る神秘の地「ダムカル」という設定と話しがよく似ている。この神秘の地に、あらゆる神秘学の叡智を究めた賢者たちがアラビアの砂漠のどこかに住んでいることになっているのだが地理的には実在が全く確認されてはいない。
 全てを習得したローゼンクロイツはその叡智を役立てて世界を変革しようとしたが、彼の話しは荒唐無稽で高名な学者でさえも耳を傾ける者はいなかった。叡智は歪曲を避けるべく秘密性が高められ、後に数名の同胞を得て叡智を守り伝えるための活動を開始、これが所謂、薔薇十字団として発足する(尚、雑誌広告などで広く入会を募っている「バラ十字会AMORC」とは異なる)。

 薔薇十字団員であることを証明する基準となる“薔薇十字団憲章”
  1.誰一人、病人を無報酬で治す以外の職業に就いてはならない。何事も公
    言しない。
  2.誰一人、衣服を規定されることなく、滞在している国々の慣習な風習に従
    うこと。
  3.団員は毎年、特定の“Cの日”に限り、その拠点である「精霊の家」に集ま
    ること。出席できない場合には書簡でその旨を報告すること。
  4.各団員は自己の死に際して、必ず一人の後継者を決めること。
  5.「R・C」という言葉が唯一の団員の印、徽章、秘密の暗号である。
  6.当薔薇十字団は結成から100年の間はその存在を世界から隠す。 

 団員は質素な暮らしを営み、家族にすら自分が団員であることを隠しているため、たとえ入会を希望しても彼らと接触することはまず不可能である。しかし団から見て神秘叡智を役立てられそうな人材を見つけた場合には謎めいた連絡が在るという。
 方法としてはある日突然、差出人の無い、ただ「R・C」とだけ書かれた手紙が届けられる。封を切ると中には「いついつどこそこに来い、R・C」とだけしか記されていない。
 現在のところ、研究家の推測として団員であったろうと目されている人物には、シェイクスピア、フランシス・ペーコン、パラケルスス、ダンテ、ゲーテなどがおり、ヘーゲル、デカルトなども熱狂的な支持者であったようだ。

 次回からは、ローゼンクロイツの脅威的な伝説と団の信条、賢者の石についてなどを序々に紹介する。

 ようやく23日からフレッツISDNサービスを受けるが、機械の設置とPC設定等に暫く手が掛かるかもしれない。  

  
■■1月7日(月)早朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲01/21 08:55 42.6N 144.8E 50k M4.8 北海道南東の釧路沖
 『典型的な断層状雲で、着色からこの半月トリガー中で発震する直前型の可能性も高い。推定規模はM5.0±0.5で、一応、1月14日以内まで。断層ラインは東南東-西北西。震源方位は105度の釧路方面。逆の場合は285度の浜益村方面。』
(2002 01/07 20:07 更新)
――結果考察――
 発生に随分と時間が掛かった。丸々二週間後の発震は遅い方だが有効範囲内にある。発生規模は観測雲の規模に比例する妥当なもの。方位測定にはやや狂いがあったと見え、105度の測定に対する109度辺り。尚、翌8日発生の釧路支庁中南部M4.0は地震雲の観測時に同時に出現していた撚り下回る規模の地震雲の結果と見ている。
 (『釧路支庁中南部でM4.0が発生しているが、これは7日朝に観測し画像付きで紹介した地震雲の結果ではないと見ている。実はこの時、同じく平行するようにやや異なる方位で滞空していた白帯雲がちょうどM4程度であったことから、恐らくその雲の結果が出たものだろうと見ている。雲の規模が小さいことから測定もせず、報告も上げなかった。画像報告の雲については、測定にミスが無ければこれからこの震源のやや東隣で、もう少し大きな規模で発震する筈である。』 2002 01/09 00:44 更新)
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真紅の太陽、太陽柱と椋平虹の出現!
01/13 01:29 25.7N 125.3E 30k M5.2 東シナ海
01/13 01:52 25.8N 125.2E 20k M4.3 東シナ海
01/13 05:58 25.7N 125.2E 20k M4.5 東シナ海
01/13 09:19 29.6N 129.8E 30k M3.5 奄美大島近海
01/13 09:34 33.7N 132.7E 40k M3.8 愛媛県中予地方
01/13 11:47 33.7N 132.8E 40k M3.8 愛媛県中予地方
01/14 02:50 38.3N 140.6E 10k M2.7 宮城県南部
01/14 10:35 34.8N 139.3E 浅い M2.7 伊豆大島近海
01/14 14:26 34.7N 139.3E 浅い M1.8 伊豆大島近海 
01/15 16:38 38.3N 140.6E 10k M3.4 宮城県南部
01/15 21:42 36.0N 137.5E 10k M3.2 岐阜県飛騨地方
01/15 21:59 35.9N 140.8E 60k M4.5 茨城県南東沖の鹿島灘/震度3
01/15 16:18 34.1N 136.7E 368k 4.7M B 三重県南東沖(世界版)
01/16 07:27 37.6N 139.1E 浅い M3.2 新潟県中越地方
01/16 09:02 34.1N 135.1E 10k M3.0 和歌山県紀伊水道
01/16 20:43 32.7N 130.8E 10k M2.7 熊本県熊本地方
01/16 22:33 23.5N 125.6E 10k M5.9 宮古島近海 
01/17 08:25 33.5N 132.2E 60k M3.9 愛媛県伊予灘
01/17 23:29 34.7N 139.4E 浅い M2.0 伊豆大島近海
01/18 01:00 33.9N 135.6E 20k M3.0 和歌山県北部
01/18 01:18 33.1N 139.1E 10k M4.1 東海道沖(伊豆諸島中部の西)
01/18 02:30 34.7N 139.4E 浅い M2.5 伊豆大島近海/震度3
01/18 02:43 34.7N 139.4E 浅い M2.0 伊豆大島近海
01/18 04:10 31.9N 131.7E 40k M3.4 宮崎県日向灘
01/18 14:33 36.7N 139.6E 10k M3.1 栃木県北部
01/18 16:46 34.8N 139.6E 20k M4.3 伊豆大島近海/震度3

01/13 23:10:56 5.63S 150.94E 44.5 6.5M A パプアのニューブリテン(日本時間) 
01/15 13:48:03 17.32S 167.72E 33.0 6.0M A バヌアツ
01/15 16:12:57 6.38S 105.20E 10.0 6.1M A スンダ海峡(ジャワとスマトラの間) 
01/15 18:01:14 5.53S 151.07E 33.0 6.2M A パプアのニューブリテン 
01/17 08:09:52 15.63N 93.14W 74.6 6.3M A メキシコ


 13日の新月トリガー地震、東シナ海でM4〜5超級地震が連発。15日夜、茨城県鹿島灘でつくば市のZACO氏観測の銚子沖に収束するような筋雲の結果と思われるM4.5/震度3の地震があった。海外、南方の太平洋上ではM6級が頻発傾向。
 昨日18日、午前6時半過ぎ、勤務で定山渓方面に向かう途中の当別町より観測した真紅の太陽と太陽柱。そして太陽の両脇には椋平虹が出現。特に右側の虹は長く大きくて鮮明。更には大凡、南南東-北北西付近のラインで滞空していたM5程度の断層状雲があった。地震雲の震源方位は岩手沖方面だろうか? トラックにて移動中での目測なので判然とはしない。稀に見る太陽の印象からはどうも尋常ではなく心配。特に北海道近郊域でのM5超、もしくはM6超級の疑いもあるかも知れない。震源が遠方地の場合にはかなり深刻なレベルも有得る(勤務中にて、残念ながらデジカメを所持していなかった)。
 阪神大震災から7年が経過した。6432人の犠牲を無駄にすることなく、これを教訓とする地震予知への試みとして宏観現象の観察に取り組む人たちが増大。ネットで互いに情報交換している。未だ科学的を自認している者からは批判的な見解が多い。しかし、一般の人々による宏観観察を馬鹿にすることなく、もっと前向きな視線で建設的なご意見を頂きたいものだ。
 次の月齢トリガーは22日(02:47時間)の上弦半月。21日頃より注意を要する。


 13日未明の更新で話したオーパーツの話題だが、TV番組に登場した評論家のそんなこと在るわけないみたいな口調はどうも気に入らない。一見、ジェット機のような黄金細工が本当にジェット機を模したものなのかどうかは不明だが、現実に発見されている約2000年前の本来なら在る筈のないバグダットの乾電池などの件を思えば、そんな断定的に馬鹿にするものではない。これが現地、南米に生息する飛行機みたいな格好のプレコ(ロイヤル・プレコのタイプ)を模したものだというのだが、出土した黄金細工とよく比較してみて欲しい。中にはもろ三角形で音速旅客機コンコルド型をしているものさえ在る。
 ここに幾つかの参考画像ということで、話題に上がったオーパーツの参照ページをリンクしました。ご参照のほどを。
 尚、無断、直リンクにて失礼。 m(__)m

ロイヤル型のプレコ(リンク1/リンク2/リンク3)
ジェット機を思わせる黄金細工(リンク1/リンク2)
パレンケの石棺(リンク1/リンク2/本来の縦で見ると生贄の図らしい?)
水晶髑髏
バグダットの乾電池
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5日観測の断層状地震雲の結果、北海道東方沖でM5.1 ・・・少しオカルト擁護
01/09 05:41 36.0N 139.2E 20k M3.6 埼玉県北部
01/10 00:41 34.2N 139.7E 110k M4.7 三宅島近海
01/10 02:47 33.9N 135.6E 20k M2.9 和歌山県北部
01/10 10:10 43.4N 142.4E 浅い M3.1 北海道中部の上川支庁南部
01/11 00:23 44.4N 146.8E 110k M4.5 択捉島付近
01/11 10:12 34.2N 139.2E 10k M2.5 新島・神津島近海
01/11 17:17 28.3N 129.4E 30k M3.1 奄美大島近海
01/12 02:28 34.3N 139.2E 浅い M3.2 新島・神津島近海/震度3
01/12 02:34 34.2N 139.2E 10k M3.4 新島・神津島近海
01/12 06:58 33.9N 137.2E 390k M5.2 東海道沖
01/12 09:46 25.7N 125.3E 浅い M4.4 東シナ海
01/12 09:18 25.8N 125.2E 浅い M5.5 東シナ海
01/12 10:38 25.7N 125.2E 20k M4.7 東シナ海
01/12 15:56 36.4N 138.1E 10k M2.8 長野県中部
01/12 17:22 35.0N 139.1E 10k M2.6 伊豆半島東方沖
01/12 20:19 35.0N 135.6E 10k M3.2 京都府南部  
01/12 20:44 39.0N 140.9E 10k M3.4 岩手県内陸南部  
01/12 23:00 43.7N 147.4E 40k M5.1 北海道東方沖  

01/10 20:14:56 3.25S 142.47E 10.0 6.7M A パプアニューギニア(日本時間)


 岩瀬氏が11日夕方の更新で指摘されていた、M6すら疑う小笠原海域フィリピンプレートでの大深度地震の結果と思われる地震、12日朝の東海道沖M5.2が発生。例の如く、震央付近では揺れが無く、関東以北の太平洋沿岸で震度が記録された。このような地震の後には間隔を空けずに茨城〜岩手沖で強い地震が懸念されるというが、早速、同日夜に岩手県内陸南部でM3.4が発生。Q太郎氏は4日未明に、電波時計の不受信から岩手県南部〜宮城県地方という見解を示していた。北海道のかわp氏が8日観測の南南東・三陸沖方面の疑いがある見事な断層状雲の画像を掲示している。印象としてはM5超は確実に見えるが、これが東海道沖の大深度からドミノする強い地震の前兆雲かもしれない。12日から水星が東方最大離角に達し、大地震が発生しやすい期間に突入している。更に13日(22:29)ピーク時間の新月トリガーに入った。これは十分、注意が必要と思われる。
 私自身の観測結果としては、5日観測の結果らしき地震、北海道東方沖でM5.1が発生した。内容としては十分に満足いくもの。7日観測の結果についてはまだ判然としていない。5日出現の日傘、椋平虹については6日発生の千島列島M5.4が関係していたのかもしれない。それと10日に上川支庁南部で珍しい地震M3.1があった。震源は当地からも比較的近い。案外、5日に目撃し画像でも紹介した岩盤から屁をちょっとコイタような噴出雲がこの地震と関係していたのかも?

 毎年、私が楽しみにしている“嵐の超常現象バトル”(笑)、大晦日のTV番組『たけしの世界はこうしてダマされた!? 超常現象大暴露』を見たが、これには「おいおい、ちょっと待ってくれ!」といった感じだ。
 偽モノやヤラセ、トリック物は確かに在る。けれどもそれを例に上げて全てを否定することはできない。灰皿を吊るしてのUFO画像やビリー・マイヤー氏のトリック合成画像、アダムスキー体験に関する疑惑についてなどは相当に古くから知られていることであり、今更になって「やっぱり嘘か」などというような話しではない。しかしそれでもUFOは実在する。未確認飛行物体などという勿体付けた言い方の必要などなく、それは知的生命体による製造飛行物体という意味においてだ。これは私自身が何度もハッキリ見ていることであり、時には複数人で目撃したこともあった。見間違いや目の錯覚のような類いではなく、日中、太陽光を反射し輝いて、ゆらゆらと空中に滞空している金属物体(に見える)を目撃。そいつはほんの2、3分後に瞬時にして掻き消えた。ホント異次元に瞬間移動したかのような感じだった。また別の時には、夜間に数十機、まるで鳥の群れように(しかもグジャグジャと個体が入り乱れながら)乱舞して高速で低空を移動しているのを二人で目撃。鳥の群れならば夜間光る筈はないがそれは発光していた。そして全機が同時に消滅。出現から消滅までわずか2秒足らずのことだった。他にも夕暮れ時に目撃した低空にゆっくりと移動中の赤い巨大な葉巻型母船。日没の暗がりで会社の同僚と二人で見た不思議な高速光など・・・。これらは常識的に考えて、地球外知的生命体の飛行物体以外にはないと私は思う。せっかく今はこうしてデジカメを所持しているというのに、ここ近年はサッパリ見ない。その原因については、私自身のインスピレーションの低下が原因しているものと見ている。やつらは人間とテレパシー感応で呼応しているのだ。
 ネッシーを世界的に有名した一大写真が実は模型であったと死去の直前に本人が告白。世界中にそのニュースが配信されたが、ネッシー情報の全てが偽物であるわけじゃない。水棲巨大生物についてはネッシーの他にも確かな情報が沢山在る。
 超能力については私の義理兄なども大したモノではないが、小さな物体や方位磁石程度ならば念動で動かすPK能力がある。もちろんトリックなどは使っていないし、彼は手品すら知らない普通の人である。番組で取り上げた空中浮遊などは如何にも後ろから吊っているか乗っかっているような不自然な姿勢で、こちらが見ていても恥ずかしいくらいの偽モノも自称超能力たちには多い。ただトリックで出来るものであったり、マジックでも出来るからといってそれが全て偽物ということにはならないということ。条件的には厳しいがマジシャンどもには決してできないことをする以外には確かな超能力の確認というのは難しいかも知れない。世界にはクロワゼット氏など犯罪捜査に貢献し警察の信頼も厚い透視(遠視)能力者も少数ながら実在する。
 別の番組で最近、大槻教授が心霊写真は全てインチキ合成写真だと言ったことがあったが、合成やトリック写真ではないということがコンピュータ画像解析でも確認されている不思議な写真も実際多数在り、全てをインチキで説明することには無理があるのだ。以前、TV番組で特命リサーチがこれを取り上げた。
 オーパーツについての紹介も納得はいかない。とっくに解明されているとして「と学会」の編集委員、志水一夫氏による説明があった。ロケットに乗った飛行士を描いたような「パレンケの石棺」は、石棺の向きを立てて見るとただの生贄の台に寝ている人の絵だという。えっ、どうしてこれが生贄の様子になるというのかさっぱりだ。あの石棺の絵柄は足でペダルを踏んでいる様子や、ロケットを思わせる機械構造と計器類が描かれているから脅威なのだ。そして「黄金のジェット機」については、それが発見された地域に生息するナマズの一種、つまりプレコを模ったものだとした。しかしそのオパーツを子供に見せて、ジェット機とプレコのどっちに似ているかを先入観を与えずに問うて見れば、答えはハッキリすると思う。ジェット機の筈が無いからなどとプレコの模型にコジツケているのは一体どっちなのか?
 オーパーツには、1791年のガルバーニが乾電池の原理を発見する遥か昔、約2000年前バビロニア時代の古代バクダッドの遺跡から1973年にぶどう酒を利用した金銀めっき用の乾電池が発掘されたこと(古代エジプトの壁画には懐中電灯らしきモノを使用している絵柄もある)や、現代技術を持ってしても困難な水晶髑髏の発見なども知られている。
 それにしても「たま出版」編集長の韮沢氏はいけない。あの人が全てのオカルトを胡散臭くしている。

■■1月5日(土)昼〜日没観測の該当地震が発生 !!■■
▲01/12 23:00 43.7N 147.4E 40k M5.1 北海道東方沖  
 『日中、砂川市から観測できた断層状雲は日没まで終始滞空し続け、日没時に空知太からも紫に染まった空を撮影した。断層状のラインはほぼ東-西。時間によって方位に変化があって測定にやや自信がないが、80度の色丹島から100度の厚岸町間。たぶん歯舞諸島方面辺りが震源方位と思われる。逆の場合は270度付近の石狩湾方面。推定規模はM5.0±0.5。発生は4日〜7日後タイプに見えるが、ちょうど半月トリガー真っ最中にて直前の疑いも高い。一応、12日以内まで。』
(2002 01/06 03:44 更新)
――結果考察――
 測定に今一つ自信が無かったが、結果としては最も疑わしい震源場所であった85度付近の歯舞諸島方面辺りと想定した通り、方位角度87度の色丹島南東沖だった。規模もビッタシカンカンだ。発生時期はM5級によくある7日後で観測から次の月齢新月トリガーでの発生となった。

『神奈川ニュース
【びっくり深海魚 全長2.3メートル、テンガイハタ−
 −相模湾・真鶴沖/神奈川】
 ◇でっかい目玉8センチ、びっくり深海魚−−相模湾・真鶴沖の網
 真鶴半島沖の相模湾で10日朝、全長2・3メートル、最大幅が37センチで、目の直径が8センチもある大型の魚が小型定置網に入っているのが見つかった=写真。県水産総合研究所相模湾試験場の連絡で、県立生命の星地球博物館が調べたところ、深海魚の「テンガイハタ」であることが分かった。
 「リュウグウノツカイ」に近い仲間で、200〜300メートルの深海に漂って生息する。冬場にごくまれに見つかることがあるが、「めったに見られる魚ではない」と同博物館の瀬能宏主任研究員。相模湾は急深な海で知られているが、今月8日の強風で、深海の水が垂直方向に水面まで湧(わ)き上がる「湧昇現象」が発生、潮の流れに乗って、海面近くまで吹き上げられたとみている。
 脂っ気もなく、身が水っぽいことから食用には適さない。魚市場の冷凍庫に保管され、今年秋、「小田原さかなまつり」の珍漁コーナーに展示した後、地球博物館の標本になる。【澤晴夫】[1月11日19時23分更新] 』
―――――― HP[毎日新聞]より転載
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たぶん画像報告の結果(地震)はこれから !?
01/06 15:57 33.9N 135.6E 20k M3.3 和歌山県北部 
01/06 18:35 36.4N 141.0E 40k M4.6 茨城県沖 
01/07 06:41 33.9N 135.6E 10k M3.0 和歌山県北部
01/07 08:36 33.9N 135.6E 20k M3.3 和歌山県北部
01/07 08:55 33.9N 135.6E 20k M3.3 和歌山県北部
01/07 18:43 24.0N 123.6E 30k M4.3 西表島付近
01/07 18:50 35.9N 141.0E 30k M3.7 茨城県沖
01/07 19:27 34.2N 135.1E 10k M3.6 和歌山県紀伊水道
01/07 22:41 35.9N 140.9E 30k M3.1 茨城県沖
01/08 02:42 36.2N 139.8E 50k M3.8 茨城県南部
01/08 07:35 36.2N 140.9E 40k M4.0 茨城県沖
01/08 12:03 33.9N 135.7E 10k M3.1 奈良県地方
01/08 14:55 34.7N 137.0E 10k M3.6 愛知県三河湾
01/08 18:22 42.9N 143.8E 120k M4.0 北海道釧路支庁中南部

01/06 10:33:40 48.84N 154.89E 45.5 5.4M A 千島列島(日本時間) 


 釧路支庁中南部でM4.0が発生しているが、これは7日朝に観測し画像付きで紹介した地震雲の結果ではないと見ている。実はこの時、同じく平行するようにやや異なる方位で滞空していた白帯雲がちょうどM4程度であったことから、恐らくその雲の結果が出たものだろうと見ている。雲の規模が小さいことから測定もせず、報告も上げなかった。画像報告の雲については、測定にミスが無ければこれからこの震源のやや東隣で、もう少し大きな規模で発震する筈である。

 本年度からは、たぶんにM5超が想定される規模の地震雲を観測対象とし、M4程度については震源場所やその外、雲の形状等の何かしら気になるものでない限りはデータからは省きたい。理由としては、予知の必要性それ自体が被害地震の軽減ということに在り、極端な話しが、幾ら小規模地震の発生を事前に捕らえたところで、肝心の規模の大きな地震予知に成功しないようではその意味がないということ。そして規模の小さな地震ほど発生頻度が格段に高く、どうしても偶然の域を逸脱するためには不適である。地震雲が地震に先行して生じる自然現象の一環であることを示すためには、やはり偶然の範疇を脱却した観測記録を提示する必要がある。規模が大きくてM6以上、M7超級といった場合には、海外の超遠方震源であるという場合も少なくない。この場合、如何に結果の確認をすべきかについては、昨年の使用地図の問題からまだ解決策を見出していない。これが今年の課題となると思う。
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釧路方面震源の断層状地震雲!
◆◆1月7日(月)朝、空知支庁・砂川市より観測◆◆
 
 典型的な断層状雲で、着色からこの半月トリガー中で発震する直前型の可能性も高い。推定規模はM5.0±0.5で、一応、1月14日以内まで。断層ラインは東南東-西北西。震源方位は105度の釧路方面。逆の場合は285度の浜益村方面。5日観測の断相状雲とは別震源だと思う。
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道東・根室/歯舞諸島付近方面の震源、 M5レベルの断層状地震雲が出現!
謹賀新年2002
 明けましておめでとうございます!


12/30 21:01 24.0N 126.9E 37k 4.9M A 南西諸島南部(世界版)
12/31 18:22 34.7N 139.4E 浅い M1.8 伊豆大島近海
01/01 05:19 36.4N 138.1E 浅い M3.3 長野県中部
01/01 09:34 35.5N 139.0E 20k M3.7 山梨県東部
01/02 19:37 34.1N 139.5E 浅い M2.3 三宅島近海
01/02 20:08 34.1N 139.5E 浅い M1.9 三宅島近海
01/02 20:36 34.1N 139.5E 浅い M1.9 三宅島近海
01/02 23:37 25.0N 125.2E 20k M3.5 宮古島近海
01/03 00:12 34.5N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
01/03 03:13 39.7N 142.1E 90k M4.1 岩手県沖
01/03 05:43 36.6N 139.3E 10k M3.4 群馬県南部
01/03 16:39 34.3N 139.2E 浅い M2.8 新島・神津島近海
01/03 16:58 44.4N 149.5E 33k 4.9M A 択捉島近海(世界版)
01/03 23:38 34.3N 139.3E 10k M3.4 新島・神津島近海/震度3
01/04 02:57 34.3N 139.3E 10k M3.0 新島・神津島近海
01/04 03:18 36.6N 141.0E 50k M3.8 茨城県沖
01/04 04:47 33.9N 139.5E 20k M3.6 三宅島近海
01/04 11:05 35.1N 135.8E 20k M3.8 京都府南部/震度3
01/04 12:08 33.9N 135.6E 20k M3.6 和歌山県北部/震度3
01/04 13:11 33.9N 135.6E 20k M3.0 和歌山県北部 
01/04 13:19 34.0N 135.6E 20k M3.9 和歌山県北部/震度3 
01/04 13:56 33.9N 135.6E 20k M3.5 和歌山県北部 
01/04 14:00 35.0N 138.3E 10k M3.8 静岡県中部
01/04 14:12 33.9N 135.6E 10k M3.3 和歌山県北部 
01/04 14:16 33.9N 135.6E 20k M3.2 和歌山県北部
01/04 15:41 33.9N 135.6E 20k M3.6 和歌山県北部 
01/04 16:34 34.0N 135.6E 30k M4.1 和歌山県北部/震度3 
01/04 17:39 35.9N 139.3E 20k M3.0 埼玉県南部 
01/05 04:51 34.3N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
01/05 15:01 33.9N 135.6E 10k M3.2 和歌山県北部 

01/01 19:39:07 55.13S 128.87W 10.0 6.0M B 太平洋と南極海の境(日本時間)
01/01 20:29:22 6.29N 125.56E 136.5 6.3M A フィリピン
01/03 02:22:49 17.78S 167.88E 33.0 7.2M A バヌアツ
01/03 16:05:27 36.08N 70.75E 128.4 6.1M A アフガニスタン
01/03 19:17:39 17.77S 168.03E 33.0 6.6M A バヌアツ 


 昨年は、大変お世話になり有難うございました。本年も地道に観測報告の活動を続け、なんとか地震雲(空の様子)と地震の関係について一歩づつ本質に近づきたいものと願っております。今後とも宜しくご支援下さいませ。

 発生状況は、わんど氏が指摘されていた岩手県沖でM4.1の地震。和歌山県北部で震度3を含む強い地震が群発的に発生。南海大地震との関連を心配する声も在る模様。今後も目が離せない状況。ちょうど6日12:55の半月トリガーに突入、当地でも久しぶりに明瞭な断層状雲が観測された。推測震源は、道東の歯舞諸島付近方面が最も疑わしくM5程度はあって然るべき規模だった(詳細は下記、観測報告)。2CHでは青松氏がひまわり画像からすでに5日未明、この前兆のことは捕らえていた様子。青松氏の観測眼にはいつもながら驚嘆。

◆◆1月5日(土)昼〜日没、空知支庁・上砂川〜滝川市より観測◆◆

 ちょうど昼頃、上砂川町からは珍しいタイプの雲が確認できた。崩れ飛行機雲にも見えるが飛行機は通過していないと思われ、所謂、岩盤から屁をちょっとコイタような雲が噴出したものだと思う。地震には直結しないタイプ。日傘が出現し、明日からは天候が崩れて降雪が考えられるが、地震が直前に迫った場合も在り得る。
 午後、滝川市から太陽の左側に美しく鮮明な椋平虹を目撃。やはり地震が迫っている印象。日中、砂川市から観測できた断層状雲は日没まで終始滞空し続け、日没時に空知太からも紫に染まった空を撮影した。
 断層状のラインはほぼ東-西。時間によって方位に変化があって測定にやや自信がないが、80度の色丹島から100度の厚岸町間。たぶん歯舞諸島方面辺りが震源方位と思われる。逆の場合は270度付近の石狩湾方面。推定規模はM5.0±0.5。発生は4日〜7日後タイプに見えるが、ちょうど半月トリガー真っ最中にて直前の疑いも高い。一応、12日以内まで。(デジカメの設定ミスで画像の撮影時間のAM・PMが逆転しております)
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