ここ最近では、珍しく見事な月暈が出現。地震に注意! 週刊『プレイボーイ』の最新号「同時多発巨大地震が日本列島を襲う !?
01/27 23:02 32.8N 128.8E 10k M3.3 長崎県西部の五島列島近海
01/27 23:12 32.8N 128.8E 10k M2.8 長崎県西部の五島列島近海 
01/28 09:34 40.6N 145.2E 33k 4.5M A 青森県遠東沖(世界版)
01/29 08:45 37.7N 141.9E 40k M5.1 福島県沖
01/29 09:58 34.1N 139.5E 浅い M2.1 三宅島近海
01/29 15:13 34.1N 139.5E 浅い M2.0 三宅島近海

01/27 07:48:14 55.62N 161.36E 103.3 4.3M B カムチャッカ半島(日本時間)
01/28 22:50:28 49.37N 155.52E 33.0 6.0M A 千島列島(日本時間)
 

 九州の五島列島で再び地震が連発。マッコウグジラ座礁の件もあり気になるところ。只今、満月トリガーの真っ最中、珍しく明瞭な月暈が確認できる。すでに青森県遠東沖M4.5、千島列島でM6.0、福島県沖M5.1が発生したばかりだが、再び北海道のどこか近郊域でM5前後かそれ以上の地震が疑われると思う。以前にも述べたように、日暈・月暈は降雨前兆の典型なのだが、実は空の宏観現象と降雨前兆とは共にリンクする関係にある。それが一体、何故なのかはまだよく判らないが、つまりは降雨前兆を示す気象条件下が地震の前兆エネルギーを反映するに適したものなのだろうということ。空に降雨前兆が示されながら雨・雪が降らなかった場合には、更に地震の発生率は高まるものといえる。まだデータの提示ができるまでには至っていないが、記録だけは常時、摂り続けている。

 29日発売、週刊「プレイボーイ」の最新号(2.12/No.7)では、地震雲の開祖・鍵田氏創設の観測研究団体「日本地震雲研究会」の会長を長年就任され、東海アマのサイトでも、度々、見事な観測レポートが紹介されることで知られる鹿嶋 實氏(現在は退会)のインタビュー記事が掲載された。「同時多発巨大地震が日本列島を襲う !?」というややショッキングなタイトルが付けられているが、氏の長年の観測研究と経験、そして各情報から見た時の警鐘として非常に興味深く、有意義な内容となっていると思う。是非、ご一読を薦めたい。


『東海地方の地殻変動、依然として継続
 東海地震の予知を行う地震防災対策強化地域判定会(会長、溝上恵・東大名誉教授)は28日、定例会を開き、昨年春以降、東海地方で観測されている地殻変動の異変について、「鈍化の兆しも認められるようになったが、依然として継続しているように見える」との見解で一致した。
 異変は、想定震源域西側の静岡・浜名湖周辺などで、地殻が通常とは逆方向にわずかずつ動いていたことが、国土地理院のGPS(全地球測位システム)による観測で判明した。当初異変が目立っていた浜名湖周辺の動きは、最近は鈍化したものの、その東側の御前崎や掛川、西側の愛知県内の観測点では、引き続き同様の動きを示しているという。(1月28日19:59)』
――――――――――――HP[読売新聞社]より転載