道東・根室/歯舞諸島付近方面の震源、 M5レベルの断層状地震雲が出現!
謹賀新年2002
 明けましておめでとうございます!


12/30 21:01 24.0N 126.9E 37k 4.9M A 南西諸島南部(世界版)
12/31 18:22 34.7N 139.4E 浅い M1.8 伊豆大島近海
01/01 05:19 36.4N 138.1E 浅い M3.3 長野県中部
01/01 09:34 35.5N 139.0E 20k M3.7 山梨県東部
01/02 19:37 34.1N 139.5E 浅い M2.3 三宅島近海
01/02 20:08 34.1N 139.5E 浅い M1.9 三宅島近海
01/02 20:36 34.1N 139.5E 浅い M1.9 三宅島近海
01/02 23:37 25.0N 125.2E 20k M3.5 宮古島近海
01/03 00:12 34.5N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
01/03 03:13 39.7N 142.1E 90k M4.1 岩手県沖
01/03 05:43 36.6N 139.3E 10k M3.4 群馬県南部
01/03 16:39 34.3N 139.2E 浅い M2.8 新島・神津島近海
01/03 16:58 44.4N 149.5E 33k 4.9M A 択捉島近海(世界版)
01/03 23:38 34.3N 139.3E 10k M3.4 新島・神津島近海/震度3
01/04 02:57 34.3N 139.3E 10k M3.0 新島・神津島近海
01/04 03:18 36.6N 141.0E 50k M3.8 茨城県沖
01/04 04:47 33.9N 139.5E 20k M3.6 三宅島近海
01/04 11:05 35.1N 135.8E 20k M3.8 京都府南部/震度3
01/04 12:08 33.9N 135.6E 20k M3.6 和歌山県北部/震度3
01/04 13:11 33.9N 135.6E 20k M3.0 和歌山県北部 
01/04 13:19 34.0N 135.6E 20k M3.9 和歌山県北部/震度3 
01/04 13:56 33.9N 135.6E 20k M3.5 和歌山県北部 
01/04 14:00 35.0N 138.3E 10k M3.8 静岡県中部
01/04 14:12 33.9N 135.6E 10k M3.3 和歌山県北部 
01/04 14:16 33.9N 135.6E 20k M3.2 和歌山県北部
01/04 15:41 33.9N 135.6E 20k M3.6 和歌山県北部 
01/04 16:34 34.0N 135.6E 30k M4.1 和歌山県北部/震度3 
01/04 17:39 35.9N 139.3E 20k M3.0 埼玉県南部 
01/05 04:51 34.3N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
01/05 15:01 33.9N 135.6E 10k M3.2 和歌山県北部 

01/01 19:39:07 55.13S 128.87W 10.0 6.0M B 太平洋と南極海の境(日本時間)
01/01 20:29:22 6.29N 125.56E 136.5 6.3M A フィリピン
01/03 02:22:49 17.78S 167.88E 33.0 7.2M A バヌアツ
01/03 16:05:27 36.08N 70.75E 128.4 6.1M A アフガニスタン
01/03 19:17:39 17.77S 168.03E 33.0 6.6M A バヌアツ 


 昨年は、大変お世話になり有難うございました。本年も地道に観測報告の活動を続け、なんとか地震雲(空の様子)と地震の関係について一歩づつ本質に近づきたいものと願っております。今後とも宜しくご支援下さいませ。

 発生状況は、わんど氏が指摘されていた岩手県沖でM4.1の地震。和歌山県北部で震度3を含む強い地震が群発的に発生。南海大地震との関連を心配する声も在る模様。今後も目が離せない状況。ちょうど6日12:55の半月トリガーに突入、当地でも久しぶりに明瞭な断層状雲が観測された。推測震源は、道東の歯舞諸島付近方面が最も疑わしくM5程度はあって然るべき規模だった(詳細は下記、観測報告)。2CHでは青松氏がひまわり画像からすでに5日未明、この前兆のことは捕らえていた様子。青松氏の観測眼にはいつもながら驚嘆。

◆◆1月5日(土)昼〜日没、空知支庁・上砂川〜滝川市より観測◆◆

 ちょうど昼頃、上砂川町からは珍しいタイプの雲が確認できた。崩れ飛行機雲にも見えるが飛行機は通過していないと思われ、所謂、岩盤から屁をちょっとコイタような雲が噴出したものだと思う。地震には直結しないタイプ。日傘が出現し、明日からは天候が崩れて降雪が考えられるが、地震が直前に迫った場合も在り得る。
 午後、滝川市から太陽の左側に美しく鮮明な椋平虹を目撃。やはり地震が迫っている印象。日中、砂川市から観測できた断層状雲は日没まで終始滞空し続け、日没時に空知太からも紫に染まった空を撮影した。
 断層状のラインはほぼ東-西。時間によって方位に変化があって測定にやや自信がないが、80度の色丹島から100度の厚岸町間。たぶん歯舞諸島方面辺りが震源方位と思われる。逆の場合は270度付近の石狩湾方面。推定規模はM5.0±0.5。発生は4日〜7日後タイプに見えるが、ちょうど半月トリガー真っ最中にて直前の疑いも高い。一応、12日以内まで。(デジカメの設定ミスで画像の撮影時間のAM・PMが逆転しております)