2008年04月の記事


つ.ま.ら.な.い
昨10時から今日11時30半まで六本木の地下スタジオで過ごす。しみじみとつまらないことをやっているな、とため息。たどり着いてシャワーを浴び苦いコーヒーを淹れて飲む。眠気は明け方に消えた。途中からは司馬遼太郎の「坂の上の雲」文庫本最終巻“敵艦見ゆ”のあたりをいったりきたりしながら。佳境の筋を追いながら、目の前の事実に目を閉じ耳を塞ぐ。なにをしてもどうやっても堂々巡り。愚痴いう気にもなれないのだ。息するのも面倒くさい。つかれた、のではなくひたすら物憂い。
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朱蒙vol49-50★★★★★
DVDレンタル
ストーリーはwebで読んでしまったが、やはり見始めると止まらず。先が、観たいっ。
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プラダを着た悪魔★★★
CS
もろハリウッド。“ハーレークィンロマンス”ムービー。メリル・ストリープはさすがだけど展開がチープすぎ。ラストのチョイスは三流のメルヘンすぎて噴飯物。にもかかわらずメリル・ストリープの演技、アクターズスタジオのお手本ビデオのようで、スゴイ。そこに価値あり?作家のローレン・ワイズバーガの原作もイマイチだったけど、ヴォーグのキャリアはどこに活用されているのかふしぎではある。あちこちでそれなりの評判を聞いたけど、ま、こんなものか。
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リカ文庫版★★★★★
五十嵐貴久著/幻冬舎文庫
文庫版で加えられたというエピローグ、あるといとでは膨らみかたがまったく違っていただろう。“坂の上の雲”の合間に、近くのカフェで読了。寒気がするほど怖かった。気がついたら4時間。コーヒーを4杯飲んでいた。店はカフェ・ド・クリエ。WOWOWあたりで6回ぐらいでつくったら見ごたえありそう。2時間だと、積み重ねの怖さがムズカシイ。
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相棒★★★
五十嵐貴久著/PHP出版
ラストのひねり、なかなか。龍馬と土方歳三。すこし気の緩んだつかこうへいタッチ。
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ウール→コットン。紙香水
休んでいた。
司馬遼の“坂の上の雲”の文庫判を日曜の夜から読みはじめ、断続的に読み続けている。不思議なことにストーリーのほとんどを忘れている。単行本と文庫本の字組の違いがあるとはいえ、なんだかおかしい。30年以上前の作にも関わらず、あきれるほど文体が古びていない。ふしぎな作家ではある。面白いのかつまらないのか判然としないうちに物語だけがぐんぐん進んでいく。まだ文庫判三巻に入ったばかり。あと6冊あり。ロケ用にとっておいてもいい。
週末、ウールを着たままで過ごしていたが、まちなかはすっかりコーットンシーズンになっていて気が引けた。夜になるとまだ肌寒い気もするが、ウールからコットンにチェンジ。秋から引きずっていた気分を脱ぐ。オフの間に、長岡に教えてもらった紙香水を200枚ほど灰にした。夜中に小説を読んでいて吸っていたタバコの匂いが気になった時の効果はかなりのものだった。屏風折りタイプもいいが、渦巻きタイプの愛嬌が秀逸。ひきはがし渦をカタチにしているだけで気分が溶ける。匂いの度合いも、ありがちな甘さが抑制されていてなかなか。紙片タイプは、ネットに書いてあった“しおり”にも使っている。司馬遼の“坂の上の雲”を開くと、香る。生まれたばかりの“明治”という若い国の盛衰物語に、フランスの紙香水のひなびた香りはよくなじんでいる。
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オフ。
休んでいた。
司馬遼の“坂の上の雲”の文庫判を日曜の夜から読みはじめ、断続的に読み続けている。不思議なことにストーリーのほとんどを忘れている。単行本と文庫本の字組の違いがあるとはいえ、なんだかおかしい。30年以上前の作にも関わらず、あきれるほど文体が古びていない。ふしぎな作家ではある。面白いのかつまらないのか判然としないうちに物語だけがぐんぐん進んでいく。まだ文庫判三巻に入ったばかり。あと6冊あり。ロケ用にとっておいてもいい。
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ホリディ★★★★★
WOWOW
ナンシー・マイヤーズ監督2006年作
“絵空事”のうまさ…ナンシー・マイヤーズらしい佳篇。こういうの、ハリウッドはほんとにうまい。
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クライムチアーズ ★★★★
ムービープラス
朝方、偶然に。監督はフランシーン・マクドゥガル、と書いても記憶にはないが。ひろいもの。
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チェ・ゲバラ3タイトルをまとめて
「チェ・ゲバラ 人々のために」「チェ・ゲバラ 最期の時」「チェ・ゲバラ 英雄の素顔」いずれもDVDをまとめて観た。いちばん印象に残ったのはカストロへの「別れの手紙」。その手紙を演壇で読みあげるカストロのアジテーション。
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永遠のハバナ★★★★★
DVD
監督/フェルナンド・ペレス
原題は「SUITE HAVANA」。ハバナ組曲。
「映像、街の音と音楽だけで紡がれる「永遠のハバナ」は、タイトルの通り(原題:ハバナ組曲)、人々と街が織りなす一遍の組曲である。派手なドラマも演出もない。ただ、観終わったあと、静かに心に響く声に耳を傾けてみてほしい。」とペレスが語っているが
ま、その通りの一篇で、退屈だなと思いながら最後まで観、その後でもう一度観たくなった。雨に濡れたジョン・レノンの銅像とラストクレジットのQ&A夢についての最後の独りの答えが、まことに強烈だった。
予告編ムービーは↓
http://www.action-inc.co.jp/suitehabana/trailer/broadband.html
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ナラ・レオンとチェ・ゲバラ
予約したまま二ヶ月のばしていた定期検診に。一月には黒々とした幹だけだった裏口の桜が葉桜に。風に吹かれてなごりの春を散らしていた。家に戻ったら今日発売のナラ・レオン全集がAmazonから届いていた。どうせだからと、このあいだから気になっていたゲバラの写真の額装をweb発注。記念というわけでもないが、ま、記念だな。ナラ・レオンをかけながら、注文した写真を拡大してながめ過ごす。窓を開けているとなまあたたかい風が入ってくる。三日休み、とりあえず頭はチェンジ、できたのだと、しよう。
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商道/サンド全話★★★★★
DVD
チャングムのクルーは、しかしいい仕事をする。
原作の翻訳が出たときに読んでいるが、イ・ヒョンフン演出は、さすがのひとこと。


http://www.koretame.com/sando/background.php
サンオクが生きた朝鮮王朝時代(1392-1910年)
朝鮮半島の最後の王朝=李氏朝鮮が統治していた時代。
李成桂(イ・ソンゲ)による王朝の創設からスタートし、以後518年にわたる。
首都を漢陽(現在のソウル)に遷都、国教を儒教と定め、儒教に基づく国家体制を築いた。
10世紀に取り入れられた科挙制度が定着した時代で、国王は世襲制度によって、官僚は科挙によって選ばれた。
4代目世宗大王(セジョンデワン)によるハングル創案を始め、 「李朝陶磁」「李朝民画」の名で親しまれた白磁を代表とする陶磁器や絵画など、 あらゆる分野で発展がみられたが、1592年の壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の始まりとともに 外勢侵略によって次第に衰退していく。
『商道 -サンド-』の主人公、イム・サンオクは、朝鮮王朝時代後期の正祖から哲宗にかけて 義州を舞台に活動した。
イム・サンオク(林尚沃、1779~1855)
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顔がある。あるいは「ひとは家に帰っていく」
総合篇、家庭用テレビでプレビュー。12本分が1本になったことをあらためて再確認した。テロップの数、ナレーションの量など気になるところもあるが、初めての一本化としては、まず大成功だろう。22分が、長くなかった。
まだ駆け出しだった頃、銀座のプロダクション21スタジオの地下で一人の男とすれ違った。隣にいたディレクターの内田健太郎が、あれがおまえの好きだというCMをつくった男だよ、と教えてくれた。コピーを書きディレクションもするという、そのパッとしない外見の男がつくったCMとの出会いが、自分の原点になったのだと、いまも思う。TVCMは、この男がつくった1本のレベルについに達することなく盛りを過ぎた。糸井も川崎も、このひとりの男に比べればただの名人芸なのだと、YouTubeに拾われた粗いムービーを繰り返し観ながらあらためて、実感。

「ひとは家に帰っていく」というコピーをはじめて目にしたとき
唐突に思い浮かんだのが、実は古いウィスキーのCMだった。


1974年のTVCM
http://jp.youtube.com/watch?v=8cw2HkEdJmw&feature=related
1985年のTVCM
http://jp.youtube.com/watch?v=NegskmzWtw4&feature=related
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抱かれてしまえば
樹氷はやさしい…だったか。
むかしそんなサントリーのCMがあった。“いいのができましたね”と満面の何の屈託もない笑顔で云われた瞬間、そのCMを唐突に思い浮かべた。ま、いいかぁ。
外に出たのが8時少し前。空に5.4夜の夕月が冴え冴えと。
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女ではなく、ひとがこいしい。
ゆうべは
ナーバスになっちゃって。
じぶんで想像していたよりも
いくらかきつかったらしく
夜になってむしょうに人恋しくなった。

女ではなく
人恋しい。

「対」幻想では
どうにも処理しきれない
「類」としての意識。
あるいは生命の
DNA的欲求。

そういうときが、
たまにある。
自分の中に
わずかに残っている
「社会性」への幻影。

6時過ぎに起き、雨の古河往復。
一週間ですっかり緑の野に変わっていた。
ねむい。
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きみたちへ
   ♪道を選ぶ余裕もなく、自分を選ぶ余裕もなく
    目にしみる汗の粒を、ぬぐうのが精一杯
    風を聴く余裕もなく、人を聴く余裕もなく
    過去を語る余裕もなく、未来を語る余裕もなく
    這いあがれ、這いあがれ、と自分を呼びながら
    まだ空は見えないか、まだ星は見えないか

と、畳み込みながら結語へと向かう。
その結語とは、

   「がんばってから死にたいな、がんばってから死にたいな」


夜明け。長い砂を噛むような編集が終わって蒲田に戻り餅を二切れ焼いて食べ濃いコーヒーを2杯飲んでベッドに潜り込み5時間泥のように眠った。なんとなく音楽が聴きたくなり買ったまま封を切っていなかった中島みゆきのアルバムをかけた。「ララバイSINGER」。アルバムタイトルのララバイSINGERはネットからダウンロードして聴いていた。アルバムは、初めてだった。その12曲の中に「重き荷を負いて」という中島にしてはストレートすぎて野暮なタイトルがあった。窓を開け放ち、春の夜風をいれ、なかばまどろみながら聴いていたら涙がとまらなくなった。それから三十回ほどリピート。一曲の長さは7分2秒だから3時間半ほど聴き続けていたことになる。2年前に出たアルバムだからきっときみたちは知ってるよな。春の夜は甘くそして、切ない。あいつの書斎の窓から見たあの冬景色が春になってどんな光景になっているのか。あいつが散歩したという川原の土手に夢のような春は満ちているのか。音たてて枯れ葉が落ちてきたあの高い樹木はもう芽吹いただろうか。あいつが愛した三人の美しい娘たちは笑顔で桜をながめてくれているか。ひとなつこいあの犬はもう哀しい遠吠えをやめただろうか。辻と逢いたいよ。剣菱くいくいと飲むあいつと春だな、と笑ってみたいよ。おれはがんばってから死ぬよと云ってやりたいよ。
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♪過去を語る余裕もなく明日を語る余裕もなく
件名: [yumekoujou:02153] 再開宣言。
送信日時: 2008年 4月 10日 木曜日 0:16 AM
差出人: Toru Mashiko
宛先:夢工場ml東京WG

夢工場テアトルムービー制作関係のみなさん

ながらくお待たせしましたが
夢工場のムービー制作、再開します。
明日10日に川田、渡辺、益子の3人で
古河に行き、打合せしてきます。

現時点で想定している内容は
添付のファイルプラン。
まずはゆるゆると
春から初夏にかけてはじめていきます。

あの夕焼けシーンを撮った
利根川土手は、すっかり春。
いちめんの菜の花が咲き乱れ
東京WGを待っている。
http://homepage.mac.com/torum_3/spring08/iMovieTheater849.html

では各位、
スタンバイよろしく。

   2008.4.9 T.M拝


BGM 中島みゆき「重き荷を負いて」/ララバイSINGER
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やっと春だ。
件名: [tojibu3:00290] 総合篇編集原版完成(*⌒O⌒*)
送信日時: 2008年 4月 9日 水曜日 7:52 AM
差出人: Toru Mashiko
宛先:<tojibu3@m-circus.com>

ましこ@六本木地下です。

4月9日水曜午前7時32分
スタッフの全力と
現時点での全素材をしぼりつくし
総合篇の編集原版完成しました。

まず山岡さんと福谷さんにこころから感謝します。
そして相馬さん、古山さん、姉崎さん、渡辺にハイタッチ。
さらに、営業の郡山さん
2回にわたってオーバーランの掟破りをしたこと伏してお詫びします。

井口さん、武田さん
やれることのすべてをやったので
あとは、たのむぜ。
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悪女というより、“醜”女。いや男か
化粧直し、さて何度目になったのか。悪女の深情けというのは、こんなときにふさわしいのかどうか。むかし流れていたマツモトキヨシのCM、何でも欲しがる娘篇を思い出す。仕事とはいいながら、さすがにうんざりしはじめている。

「ウンザリシハジメテイル」と書いてから6時間経過。現在9日午前1時少し前。あと2ブロックまでたどり着いた。半ばは醜女関係。半ばは自らの意思。ま、そんなもんだ。うんざりも、ノドもと過ぎれば忘れてしまい、ふしぎと愛おしさが募る。一ヶ月半かかった編集がこれで終わると思えば、さみしさもいくらかは。
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落花流水
5時半起床。45℃シャワー10分&ブラジル2杯&チーズひと塊。大藪春彦のような目のさましかたをし外へ。ワタナベのクルマの助手席に座ってからきっかり1時間15分後、古河の現場に立っていた。ひさしぶりに撮影部より先に着いた。東北道ではスピードにおびえ目を閉じたまま。3時間半撮影し昼の弁当をスタッフと一緒に食べ、利根川土手のカラシナの咲き具合をチェックし、土砂降りの東北道へ。午後3時少し過ぎ、六本木TSPに到着。地下にもぐる。夜桜とチュモン6話。1.5日の束の間の休息でいくらかは回復した、はず。今日はイレギュラーの改定編集。浅い時間に六本木を離脱できそうだ。今夜から明日にかけ予報では東京は雷雨と大雨。つまり“春の嵐”。明日の《総合篇》最終編集に備え早寝しておきたい。
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件名: [tojibu3:00282] 「帰る気もないのね」と(-o-;)
送信日時: 2008年 4月 5日 土曜日 4:31 AM
差出人: T.M
宛先:<tojibu3@m-circus.com>

ましこ@六本木地下です。

   ♪帰れない者たちが月を見る十三夜
   「帰る気もないのね」と手紙読む十三夜
    冷たい肌です 涙がしみて
    冷たい人です 恩知らずで
    帰れない者たちが月に泣く十三夜

をリピートしながらグラフィティにとりかかり
いよいよ山場のにさしかかったところで
♪Nights in White Satin. 
by Il Divoのリピートにチェンジ。

4月5日の東京の月の出はam4:30
数分後には夜明け前の春の空に
28夜の鎌より細い暁月が昇るはず。
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紙香水焚きながら最後の化粧。
@六本木地下スタジオ。この春、何日目のスタジオ暮らしになるのだろうか。昨日、長岡が顔を出したので紙香水の店を確認。そのままwebで注文。スタジオ宛に配送してもらうように頼んだら、今日の昼前に届いた。段ボール一箱分の紙香水。120年の歴史をもつというパピエダルメニイ、新作のパピエダルメニイ、渦巻きタイプのデプロワイエと香炉。長岡がこのあいだ差し入れてくれたのはパピエダルメニイのノーマルタイプだった。新作の「アルメニア共和国の独立を記念して、ノアの箱舟で有名なアララト山の森林の香り」をイメージしたという紙香水はなかなかだった。スタジオにこもったタバコの匂いが、確かに減ったように感じた。紙香水をそのまま燃すより、香炉を使ったほうがきれいに燃えつきることがわかった。3種類の紙香水を次々と燃やし、総合篇の最後の化粧を続行中。ここを過ぎれは、2日は休める。はず。
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ちあきなおみ 喝采、蘇る。★★★★★
石田伸也著/徳間書店刊
花見に行こうと新橋駅で降り、時間調整のためにのぞいたガード下の新橋書店で見かけ、買った。海外版の素材整理のあい間にスタジオで読了。家に帰ってコレクションを聴きたくなった。
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千鳥ケ淵夜桜満開。
三田のAN!プロに寄って台本のチェック後新橋へ。上野のぼんぼりが8時までなので、千鳥ケ淵に。10時までのライトアップ。濠にうつりこんだ桜が夢のようだった。消灯寸前までそぞろ歩きし、靖国へ。夜店を冷やかし再び堀端。飲茶屋で夜食。いい気晴らしになった。
九段高校時代から見慣れた千鳥ケ淵の桜だが、徹底したライトアップで堀端にうつった淡い白が絶妙。東京一端正な桜にふさわしい照明だった。それにしても靖国。マラケシュあたりの屋台広場のようで妖しいまでに美しい。上野の江戸の怨念に満ちた妖艶さとは異なり、いかにも東京ならではの風情あり。
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小骨を外す
放っておこうと思って2日が過ぎた。目覚めてコーヒーを飲みながら末永の顔が浮かんだ。末永に電話。声を聴くのは数年ぶり。変わらない西表島バラス島の声音。とりいそぎキャリアシートを送ってくれるように頼む。俺の影響下ではなくゼロスタートですすめてもらうためにも、詳細は告げず。最初の一本は、ADでついてやろうと思ってはいるが。いずれにしろ思いきりできるようにバックアップしたい。難しい相手だけど、ここまでしのいできた末永だから、こなしてくれるだろう。ひっかかったままの小骨、これでとれた気もする。なごりの桜でもながめ、明日からのリスタートに臨みたい。

ゆうべ、いらだちを収めるために25日のロケの合間に利根川の土手で撮った芥子菜を90秒にまとめた。春を知らないスタッフに、せめてもの春だよりのつもり。
http://homepage.mac.com/torum_3/spring08/iMovieTheater849.html
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満開北風。れんの“家族会議”。
午後の打合せの後に、上野か千鳥ケ淵にまわり桜吹雪でも眺めながら祝杯をあげるつもりだった。まさか、あんな展開になるとは夢にも思わず。銀座でアンと別れ、さて朝兼昼兼夕食をどうするか渡辺と迷った。お茶の水に行き南海でカツカレーを食べるかと決まりかけたところで、六本木れんで長岡を呼んでみようということに。連絡をしたら大丈夫だというので麻布の撮影部へ。ピックアップしれんに。少し迷ったがお決まりの「メンチカツ」を注文。次の撮影のことなどを肴にしているうちに氷が溶けた。親しい家族会議を開いているような2時間が過ぎた。ひさしぶりだからぶらぶらして帰るという長岡と店の前で別れ蒲田に。途中Sからの電話で爆発。いったんは収めたはずの午後の件がぶり返す。蒲田についてさらに1時間、渡辺相手に吐き出す。吐き出していくうちに、もしかしたら「理由があったのかもしれない」という可能性に突き当たる。突き当たりはしたが、行き止まりに。家に戻った。中国の時代物を引っ張り出しぼんやりと見続けた。おもしろいのかつまらないのか見当がつかぬままに6話分、5時間ほど見たところで瞼が開かなくなる。風呂にも入らずベッドへ。何の夢も見ずに10時間爆睡。寝起きは最悪。寝続けるのも厭きたので起き出してトースト昨日届いたボリビアのコーヒー。ゲバラの死んだ国のコーヒーをはじめて飲んだ。彼の血がしみ込んだ味を期待していたわけではないが、予想していたよりもおだやかでやさしい味わいだった。さて、今日はどう生きたらいいのだろう。
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