オフ。
休んでいた。
司馬遼の“坂の上の雲”の文庫判を日曜の夜から読みはじめ、断続的に読み続けている。不思議なことにストーリーのほとんどを忘れている。単行本と文庫本の字組の違いがあるとはいえ、なんだかおかしい。30年以上前の作にも関わらず、あきれるほど文体が古びていない。ふしぎな作家ではある。面白いのかつまらないのか判然としないうちに物語だけがぐんぐん進んでいく。まだ文庫判三巻に入ったばかり。あと6冊あり。ロケ用にとっておいてもいい。