2012年12月の記事


二極化
 二極化。朝、起きたのが5時30分すぎ。
 今朝のETVは「さかのぼり日本史」を放映しているのかとチャンネルを選ぶと、さすがに暮れ特別番組。

 「塩こうじ」を用いた和洋おせち。
 タイミングは悪くはないが、しかし「今日の今では」などと考えたが、どうも10月中に放送の再放送らしい。

 女性二人の手順をながめながら、考えた。
 材料をくみあわせて、これぞという味をえらんで、素材のうまみをひきだしつつ、しかし見た目を箸をひきだす。
 その素材の組み合わせとその結果による効果の予測というものは、見事とおもった。
 
 それを視聴しながら、思った。
 家族のためにつくってみようという階層がある一方で、「おせち」はコンビニにも売っている。
 これを買ってくることは簡単で、しかも買ってくる人にはさまざまな事情がある。

 「おふくろの味」にかわる、「企業の味」。
 買ってきて食べるが問題ではない。買ってきたものを食べさせられる男の子にしても、女の子にしても、「親が作っていたのをみたことがない」の先には、「企業の味」を超える「おふくろの味」が生まれることになるのであろうか。

 おせちをつくることのできる階層。お金で買うことで間に合わせる階層。
 そのお金で買う「おせち」も、いまや老舗の割烹からホテル、百貨店業界。大規模小売店。はては、24時間開業のコンビニはオードブルで転用している。

 目安はなかにある「揚げ物」の比率。
 「つくっているヒマがない」、「つくらない」、「つくれない」の自主選択の域を逸脱。「つくれない」、「あることも知らない」となると、その行き着く先にある「味覚」「栄養のかたより」のうえに、「健康への懸念」はどうなるのであろうか。
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イルミネーション 広島
 イルミネーション 広島。2012年12月9日の夜景。位置は平和大通ということになるらしい。紙屋西でバスを降り、地下道を経て通りへ。

  

 説明によると、「『おとぎの国』をコンセプトに」とある。

  

 さらに「平和大通りなど広島市内中心部を焼く140万球の光で電飾」。中国電力、広島電鉄、広島ガスなどの出資による。

 

 「城や帆船など色とりどりのオブジェと、樹木へのイルミネーションが幻想的なメルヘンの世界を創り出す」うえに、「平和大通りでは、光の宮殿など14のエリアで『たいせつなもの』という創作物語に沿ってイルミネーションを展開」とも。
 


 2010年に続き2度目の歩行、お子たちは馬車の電飾で写真におさまりメルヘンの世界の主人公に。
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旧日銀ホール 岡山
 旧日銀ホール 岡山。国土地理院の2万5000分の一図をみていたら「旧日銀ホール」の表記があった。

 ネットで調べてみると、県が保存と活用にのりだした。



 建物自体は国の重要有形文化財に登録され、活用は文化振興しかし経営では収支バランス維持を優先している。

 日銀機能のひとつ公文書を保存する公文庫は「公文庫カフェ」として再活用。営業空間は300席の貸しホールとなっている。

 金庫は常時は閉鎖空間。職員の業務にゆとりのあるときは、希望すると案内していただけるようでもある。

 保存の建物には事務管理部門が保存されていない。活用がきまってから耐震工事と活用のための管理棟(写真 手前)を新設したようだ。

 管理棟新設の話は、案内してくれたタクシードライバーさんの説明。

 催事は頻繁におこなわれている。音響効果は?、と聞いたら、電車の音が入り込むことも。ま、音楽ライブでも「それが自然かと」と利用者も承知済みらしい。

 場所は一等地である。建物の前を電車が通過し、電亭もホールの前に。

 この日銀旧営業拠点をどうしようかというとき、あわせて路面電車の保存も検討対象になっていた。

 こと日銀の旧営業拠点について議論する時、第一義的には文化振興、しかし第二に経営収支バランスは維持、第三には前記二つを念頭におきつつ、中心街活性化の観点から路面電車も旧日銀営業拠点もどうするかを考え、結果は両方とも保存となったと、聞く。

 重要とおもうのは、この旧日銀営業拠点跡が岡山市内の「文化情報の交流拠点」になっている点。
 団体の活動情報と文化事業の成果が集約される機能は、取り組まれてもほどなく形骸化することが多いようにおもうけれども、そこが継続するとすればそこには「関与する関係者の熱意と努力」ということ、か。
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味覚劣化 コーヒーの味
  味覚劣化 コーヒーの味。ここに来て、コーヒー専門店の選択が難しくなった。そうは、言えまいか。

 そもそもテレビのコマーシャルで説明する「違いのわかる男のインスタントコーヒー」や、コーヒーメーカーで落とした泡で風味を守り、「おいしい」というのは、本当か?。

 コーヒー専門店が豆を吟味し、店主の創意工夫で組み合わせたオリジナルブレンドを、厳密な温度管理のもと熟練のワザで落としてくれる店が少なくなった。

 ファストフード店がいかにも権威ありそうなコーヒーメーカーでドリップしてくれて美味しそうであるが、裏をかえすと若い先日採用したばかりのねーちゃんが、マニュアルに沿って製造、おいしい、低額と称して年季加算の職人のいれたコーヒーより高額で、あったり。

 ホテルも10杯分のコーヒー豆を12杯に落とすのかどうかは知らないが、それらしき味のコーヒーが「うまい」と思えたことが、きわめて少ない。

 そもそも、挽きたてがおいしい。挽いてから時間がたつと酸化がすすむとするコーヒー豆。吟味した豆を挽きたてで落とすコーヒーにくらべ、「インスタントでもおいしい」と人気タレントがシミジミ申すコーヒーの味は、信じがたい。

 最近の若者。缶コーヒーは呑むことができても、喫茶店でのコーヒーを呑むことができない、らしい。味覚の劣化。それを薦めているのは、コーヒーメーカー自体のような気がする。

 旅に出て、おいしいコーヒーにめぐりあうのは、至難のことになっている。言いすぎであろう、か。
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林えり子著『竹久夢二と妻他万喜』 岡山
 林えり子著『竹久夢二と妻他万喜―愛せしこの身なれど-』。 (ウェッジ文庫)

 竹久夢二が岡山県邑久郡の出とこのたび知った。群馬の伊香保にあった資料館はいかにという経過も、本書をつうじて判明したが。
 岡山・後楽園のほど近い、川をはさんで美術館がある。そこのミュージアムショップで本書を購入。

 妻・他万喜について「正当な評価」をというのが、本書の基盤になっている。著者の構想も評論家の評価もその点では一致。

 読んでいて主人公の妻を置いておき、夢二の交遊の広さ。
 20世紀初頭の社会主義者たちとの接触のなかで、画風が培われた点に意外さを。考徳秋水、大杉栄、神近市子らの名前がつぎつぎに登場。
 次の時代に登場する東郷青児らが、周囲にいたのだ。

 早稲田の近くの絵葉書店で店頭に立つ若い娘が他万喜。
 明治の女性にしては奔放に生きているようにみえながらも、他万喜のもつ描画の力が夢二を「育てた」の視点が、結婚、離婚、しかし同居の説明のしにくい女性の一生を紡ぐ糸と、言いたいのかも。

 ストーリーの展開の構造が、自然で説得力をもって展開する。豊富な取材、とりわけ当時、両人と直接交遊のあった人を通じての情報が、ストーリーを支えているの、感。 (ウェッジ文庫 2008年) 
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米町ふるさと館
 米町ふるさと館。3連休の最終日。いただきモノの配達があって、「出かけましょう」ということになった。

 訪問先で聞かれたことのひとつ。「米町ふるさと館って、もとの商売、なんだったの?」。

 答えは以下のとおりとなるはず。
 米町ふるさと館は旧田村邸。その前身があって渡邉虎蔵商店。同商店は海岸線の漁村に生活物資を提供し、見返りに≪コンブ≫などを買い付けていた佐渡国出身のお店にして、棟梁は秋田県出身の建築物である。

 建物は明治33年に建てられたと記憶する、店舗兼住宅。移設当時の平成2年では市内最古の木造建築でもなかったが、今となっては市内最古ということにも、なるはず。

 

 保存当時は第三セクターの振興公社が管理しており、管理人にして喫茶部門を経営していたヒトは近くの住人。前述の「答え」部分を熟知したお方が「お守り」をされておられた。

 今はと聞けば、委託管理団体が移転し、当番にあたる人が交代で5キロ先、3キロ先から月に何度か交代でかけつけている、そうな。

 質問された方は申される、「たまに来訪者がくると、『私は派遣でよく知らないが、古い建物だから自由に見て言って』と、なるのだ」。

 話を聞いていて、思った。
 確かに保存したものである。住民が当時の市長に、「あなたはマチをキレイした。しかしそれは破壊の連続ではないか、ひとつくらいキチンと残しては」。新年交例会での提案が身をむすんだと、書いてある本がある。

 設置当初は、市外からの来訪者も多かった。近隣の住民も、時間ができるとかけつけて、管理人をあいてに「お茶のみ話」。それなりの売り上げがあり、維持する市の財政もそれなりに、余裕がまだ、あったことになる。

 で、昨今は「お荷物状態」になっているのかも。

 事情はいろいろある。が、建物を保存するとき、他方で活用の目的だけでなく、目的にそって維持の投資をするだけの「有意味」が必要であろう。できれば、維持の投資にみあった収入が場合によっては必要でもある。

 「米町ふるさと館」。その目的は、「建物の保存にこと寄せた地域の総合案内所」の役目がある。

 第一はトイレ。とくに冬場は公衆トイレも凍結を恐れてサービス停止しているから、有力なサービス提供源。

 第二は休息施設。周囲にある六寺一社まわりに、啄木歌碑めぐりの散歩者が、休息・データ整理に「喫茶一椀」の余裕がほしい。

 第三は「観光ボランティア」の活動拠点。
 どこに、観光ボランティア稼働の必要性があるの?。一帯には六寺一社の大手宗教法人が「甍(いらか)」を連ねる。
 固く門扉をとざした宗教法人も、聖域としてかたくなであるより先に、ガイドボランティアが引率するグル-ぷにかぎり扉を開いてはいかが?。
 宇治市。そこでは平等院には観光ボランティアの派遣はないが、黄檗宗の本山に「宇治市観光ボランティアガイド」の案内所があった。ならっては、いかが。

 第四は地域のコミュニティ事業を数多く、ふるさと館で企画してはいかが。
 新年交礼会、ひなまつりにこどもの日、霧フェステバル、港まつり、菊の展示会、観風会、もちつき、除夜。もちろん地域の町内会が交代で作業をわけあう。
 当番にあたる町内会会員や宗教法人の職員は、それこそ「沐浴斎戒」=神事、信仰としても季節行事を企画することで門前町としての「たたずまい」を形式にとどめず、躍動する宗教法人を示す機会にしてはいかが?。  「寺に参るモノが少ない」と、嘆いてばかりいないこと。

 熊本文化大学の鈴木学長はかつて、「これまでの『装置型』を、これからは『装知型」に変える」と申されたことがある。

 施設・設備の維持。権力とコストで論じても駄目なときは、文化で考えろと申す。その意味はどこにある。

 多分、「最寒三友」の松竹梅を、単に「めでたさ」「松が第一、竹が第二、梅が第三」と解する平凡さにあるのではなく、「冬に緑、雪に直立、寒に開花」の「清廉潔白」の非凡を解する市民が増えると、施設・設備はその保存意図以上に活用されるはずかと思うが、いかがであろうか。
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健康ダンス
 健康ダンス。マチなかで取り組まれている同好会。

 市内で10ヶ所、福祉施設やコミュニティ施設を使用して開催。週は7日で構成、ために重なることも多いのだそうで。

 マチ中のダンス人口は700とも800人ともと、言うことである。年のうち、開催がないのはこの26日から新春の6日くらいまでで、あとは連日開催。計算すると年に350日以上は開いている。

 歩くならパークゴルフもあるが、パークゴルフは冬季のプレイは屋外であるだけに難しい。それにくらべて室内でのダンスは、通年で可能。

 社交ダンスは競技化して、いまやスポーツの領域と言う。いまは、「スポーツだ、が」と関係者は申される。

 それまでの社交ダンスは風俗営業。ために開催の旅に警察と保健所の許可が必要であった、と。そこで考えた。ダンスを社交のためではなく健康増進のために、と。

 そこで警察と保健所の監視下から脱した。「それは、先輩の知恵」。なるほどね。リタイヤ後の参加者が多いそうである。

 昼下がり、ふと立ち寄ったお宅で、年末の反省会が開かれていた。そこでの見聞。
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タンチョウ 岡山
 タンチョウ 岡山。後楽園。正門 表口の近くにタンチョウの鶴舎=飼育舎があった。

 ここへ本市からタンチョウが送られている。確か、中国から受け入れていたツガイのタンチョウに欠損が生じ、代替に派遣されており、そのことがよすがとなって両市は友好都市となっている。

 

 後楽園が、どうしてタンチョウに思い入れる?。庭内を歩きながら「鶴鳴館本館」(かくめいかんほんかん)があるからには、御殿様がツルをお好みであったかと考えたが、本亭は「昭和25年山口県岩国市の吉川邸を移築したものです」と、ネットに記載。

 ただ、古代など古い時代には備前の国に、タンチョウが瑞鳥で存在したかも。

 

 鶴舎に6羽のタンチョウ。平成の生まれと表記があった。
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業務積算 エクセル
 業務積算 エクセル。エクセル表の計算機能を駆使して、日ごとに取り組む仕事にかけた時間の一覧表をつくってみている。

 最初は開始時刻と終了時刻を記載し、かけた時間を暗算で記載した。

 そのうちセルの表示に「時刻」というのがあって、SUM関数で減算をすることになり、児童計算をすることにした。そのうえで日ごとの業務種類ごとにSUMIF関数をつかって合計時間を週ごとに加算、さらには月別、年合計と積み上げてみることにしたのである、が。

 そこからうまく積算できなくなった。全然、数値が一致しない。暗算のうえに加算がよいものか。うーん。
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吉見俊哉著『大学とはなにか』
 吉見俊哉著『大学とはなにか』。

 「大学は今後とも意味を紡ぎ続ける。それが可能であるためには、大学は「エクセレンス」と同時に「自由」の空間を創出し続けなければならない」(256p)。

 「大学とはメディアである。大学は、図書館や博物館、劇場、広場、そして都市がメディアであるのと同じようにメディアなのだ」(258p)。

 18歳人口の5割が大学など高等教育機関に進学する時代。それをユニヴァーサル時代と呼ぶらしい。
 その大学が揺れている。デジタル情報時代を迎えたこと、学生の習熟度が低下したこと、少子化時代を迎えたのに大学の増設が続いていること、大学教育が私学によって支えられながらも多くの大学が定員割れで存続の危機にあること。

 大学の現状を肯定したうえで「大学の未来」を論ずるのではない、書いている。
 そのうえでキリスト教との緊張のうえに誕生した中世の大学は、一度、死んでのち復活したのだと、述べる。

 その契機をルネッサンスと広範な印刷術の普及のその後で、出版を教官が書き、学生が読み、大学のもつ専門的な図書館が出版の半永久的収蔵庫となる役割、さらには大学自体が出版社をてがける(246p)ように、大学の存在と出版は密接な関係を構築している、とする。

 そのうえで、圧倒的なデジタル情報時代に転換する時代の局面で、多チャンネル情報時代に研究・教育・地域貢献は大学のみの専管事項でありつづけるのか、どうか。大学人である著者自体が自問自答しているように思える、が(岩波書店 2011年)。
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後楽園 岡山
  後楽園 岡山。 日本三名園のひとつとされるも、このたび足跡。

 

 水戸・偕楽園は1974年、金沢・兼六園は1998年かに。広島まではなんどもゆくも、岡山は広島-鳥取間の急行。特急の乗り継ぎをするだけで、改札は通過すること、なく。

 

 こちらの公園は、曲水と城なのかも。凝縮と言うより雄大の感。そして春夏秋冬の四季が色鮮やかに、かつ特徴的にということかも。

 

 なかに「井田」の訓。ついでは秋の風情。池に映える城。パノラマの展開。

 
 
 この公園。公園から城にすすむとよいのか、城から公園にすすむとよいのか。
 城から公園入りした今回の足取り。鶴鳴館。この建物を通過すると、最後に瑞鳥のタンチョウにお目にかかることができる。

 

 庶民は表口から入場?。殿様は城口から入園?。そう考えると、城見て庭へが、順路かも。
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gooブログ以外への貼り付け
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 表示にありました。どんな具合に表示されるのでしょうか。

 蓄積したフリーサイトのブログ。ほどよいところで休止になってしまうもので。そちこち、放浪しているのです、が。
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備前焼体験 岡山城
備前焼体験 岡山城。

岡山城の2階。備前焼の体験学習コーナーがあった。
そこのところ写真の撮影を失念してきたけれども、頂戴したリーフレットのなかには挿入情報があって、啓発に力をいれるとともに、リピータ市民の確保に貢献しているのかも知れない。



 こうした史跡の整備。整備後の初回は訪問する市民も、その後は親戚・知人の来訪でもないかぎり、城内に入場料をはらって入館ということもめっきり少なくなるのではないだろうか。



 城内には確かに体験の機会が設けられている。カフェ、大名・奥方衣装、駕籠。
 しかし、一番持続利用可能な岡山らしい体験。それは備前焼の経験と技術、出来栄えの満足感といった点で、市民が繰り返し訪問のよすがとしては、ここが一番の貢献度。そのように感じたのでは、あるが。



 残るは、お座なりのモノ見遊山か(笑)。お城の魅力?。天守閣から眺める、今のマチ並み。都市の構造を観察することができるように、思う。



 順に天守閣のシンボル瓦、天守閣から後楽園、石垣の組み方構造、城内から月見櫓。
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音戸の舟唄(おんどのふなうた)
 音戸の舟唄(おんどのふなうた)。地域の持続的発展の観点から記載しておく。BSTVの見すぎかもしれない、が。

 番組が注目したのは

 「10歳になったら、人前で大声をあげてうたう」

 「10歳は成人=20歳の半分の歳になったら」
 
 「歌い始めることで地域に仲間に迎えられる」

 ネットによると、「音戸の舟唄全国大会」という催事もある。
 地元民のみではない。地元民以外からも呉市に、人はあつまる。

 以下の記載は「ひろしま文化大百科」による紹介。

 呉市警固屋と音戸町との間に、幅の狭いところは70メートルほどの「音戸の瀬戸」がある。呉湾と安芸灘を結ぶ近道のため、多くの舟がこの音戸の瀬戸を利用する。潮の干満につれて急流となり、海中に突き出た岩に当たって渦巻き、これを艪を漕いで乗り切るのは大変難しく、船頭泣かせの難所であった。その音戸の瀬戸を通り抜けていく舟を見て、いつ頃、誰が作ったのか『船頭 かわいや 音戸の瀬戸で 一丈五尺の 艪がしわる』の名文句が生まれ、今に唄い継がれてる。

 「土への思いれの強い」といわれる西日本。住民の地域に寄せる「思い入れ」を強固にして蓄積のシステムか、な。
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大根焚 了徳寺
 12月9日、10日。大根焚き。こう書いて「だいこだき」と読むそうで。

 鳴滝。了徳寺 大根、塩、醤油、期間中3000本の大根、ポイントは油揚げ使用で、その味が旨みを豊富にするらしい。

 寒い時節に熱い大根。親鸞聖人、「なつかしや けふ鳴瀧の 大根焚」と、箸袋に。一万人の観光客が集まる京都の真宗寺院報恩講。BSTV番組から
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文永の役伝承 壱岐
 文永の役伝承 壱岐。文永の役は最初の蒙古軍が襲来した史実。

 壱岐市石田町にある石田図書館。そこに児童が数名あつまり、毎年、戦いの様子を聞く伝承保存の会が開かれていると、ETV講座で放送していた。

 蒙古軍は対馬攻略から壱岐に。1274年6月29日、7月2日、祖攻撃と激しい戦いがあった。HPによると、壱岐国守護は平景隆(たいらのかげたか)で討ち死にしその墓碑、犠牲になった人々の冥福を祈るために造られた「千人塚」。

 地域の犠牲を語り継ぐため、年配者が児童に語る。図書館のソフト事業。図書館にあつまる先輩と児童の交流に注目。
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ここへきて20センチ近い降雪。かくて、一面銀世界。6日の降雪についで、18日もまた。

車は渋滞、排雪の場所がないと、除雪も遅滞。

早朝の出発で除雪もあとまわし。車の屋根には夕方、凍結の雪が。無理をせずに終えたけれども。

今冬は、年内の雪が残って新年は白銀でむかえることに、なりそう。
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今西二郎監修『だれでもわかる免疫学』
今西二郎監修『だれでもわかる免疫学』。薬販売店の隅にあった。非売品と言うことで、一冊いただく。

 「免疫」のごは「疫病神を免れる」だって。明快。

 「免疫の役割」「免疫ってどんあもの?」「ストレスと疾患の関係」「免疫力をつけるために」の4章から構成。

 おぼろげながら感じていたストレスと病。免疫力をつけるためには食品とりわけ。キノコ。

 おおまかな、のぞましい暮らしのスタイルが提示されている。
 今朝の味噌汁つくり。あとから気がついた。冷蔵庫内にキノコあること、を。
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天守閣 岡山城
 天守閣 岡山城。ガイドさんは天守閣を見上げる庭で、宇喜多・小早川・池田の三家と、岡山城が明治の廃城、昭和の空襲で被災に見舞われたことを丁寧に解説してくださる。



 天守閣は入館できる。後楽園とのセット券が用意されていると、おもった。6階まで登ることができ、県庁所在地を一望できる。



 2階にはカフェがあり、この階には大名籠があったはず。案内があって、籠内にすわってみることがゆるされる。



 階をすすむと大名衣装、奥方衣装の着付け体験ができる。1時間に5人まで、「予約はできません」とある。



 着付けの指導をしてくれる係の方が待機していて、ゆとりがあると「男衣装」か「女衣装」かを○△で表記して、着付けにとりかってくれる。たいへん、親切にして好意的。



 街並みを一望して、閣外には「表書院」の遺構表示がクッキリ。

 晴天にめぐまれ、山陽はさすがに太陽光線もやわらかい。岡山のガイドさんも丁重、詳しくて地元の方も舌をまいておられた。
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遺構表示  岡山城
 遺構表示  岡山城 岡山城の2012年12月7日。

  

 月見櫓、天守閣の威容をながめながら、取り付け道路にむかうと案内表示。

 

 城内にはいると表書院ということで。一面に遺構が舗装表示。床と壁の位置が異なる色柄で表示されている。
 
 「表玄関」の標識があって、家臣はここから勤務につく出仕の場所なのかと思いめぐらし、つつ。

 

 「○」が3点。「竈」=かまどの表示。
 食はここで賄われた、か。勤務のいかめしい家臣に、厨房をあずかる女性の汗。そんなことを連想、しながら。

 

 遺構全体をみまわしていたら、ガイドボランティアのお方が出勤。
 「40分、無料ですから、どうぞ利用を」と、声をかけてくださった。

 城の取り付け口と天守閣の間は「U」の字にむすばれている。
 表は高低差でいうと低い位置にあり、3メートルほどの高さの位置まで坂をのぼっていくと、奥院の建物があった広場にでることになる。

 表から奥へ坂をのぼると目に飛び込む、石の配置。天守閣の柱の基石。復元されている。

 

 天守閣は1945年6月の空襲で被災したそうな。
 昭和41年かに天守閣を再建したが、その時、天守閣所在地から移転して図面にそって配置しているもののようだ。

 遺構。ひとつの表示例を目の当たりにしているところで、担当ガイドさんが、おいでになった。
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月見櫓 岡山城
 12月7日 晴天であった。朝9時、宿をでて徒歩。旭川に架橋された月見橋方向から岡山城へ。

 

 櫓と橋が対になっているのか、まずは月見橋に月見櫓。橋を左手に右に櫓。烏城(うじょう)に到着。橋側、つまり後楽園側から天守閣を望んで写真を一枚、二枚。

 

 駅から徒歩20分ほどは好都合。宇喜多家、小早川家、池田家、栄華の三家、神妙に城内。
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岡山 広島
 12月6日朝、こちらを出発。岡山・広島をめぐってきました。

 朝は晴れていましたが空港についたあたりから北海道は雪。羽田空港では釧路便遅延、帯広線は欠航の説明。

 いろいろな要因があって、飛行機は遅延。待ち時間は短縮されて、岡山空港へ。初の岡山入り。「池田動物園」「桃太郎通」「後楽園通」。

 岡山らしい、名称、案内標識が。16時半に市内に到着、翌16時までの24時間滞在。結論=岡山のお方、懇切であった。
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ルイペ 牡蠣
 

  ルイペ 牡蠣。「ルイペ」はルイベともっぱら言われ、記載されることも少なくないが、「冷凍保存」。

 サケなど氷点下30度近くなるこちらでは、シッカリ凍結、保存対象となる。

 サケ、タラなど凍結して日持ちさせる。今回は厚岸「道の駅」での提供商品。特に大型の牡蠣を凍結保存、薄切りの品をワサビ醤油で食する。

 ワサビ醤油に工夫があると、よいのかも。レモンとの取り合わせはどうなるであろうか。今回はじめて気がつき、注文。牡蠣のうまみをたのしんだ。
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ゆず大根
 ゆず大根。大根をゆず、酢、砂糖で味付け。自家製の梅酢をつかうと、見事に仕上がる。

 塩分控えめで、大根の量がはずむ。繊維質の野菜を最初に胃にいれることで、消化にもよいか?。

 食事時には、橋を置きおき、かむ。よく噛む。急ぐこともなくなった、今、よく噛む。
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