遺構表示  岡山城
 遺構表示  岡山城 岡山城の2012年12月7日。

  

 月見櫓、天守閣の威容をながめながら、取り付け道路にむかうと案内表示。

 

 城内にはいると表書院ということで。一面に遺構が舗装表示。床と壁の位置が異なる色柄で表示されている。
 
 「表玄関」の標識があって、家臣はここから勤務につく出仕の場所なのかと思いめぐらし、つつ。

 

 「○」が3点。「竈」=かまどの表示。
 食はここで賄われた、か。勤務のいかめしい家臣に、厨房をあずかる女性の汗。そんなことを連想、しながら。

 

 遺構全体をみまわしていたら、ガイドボランティアのお方が出勤。
 「40分、無料ですから、どうぞ利用を」と、声をかけてくださった。

 城の取り付け口と天守閣の間は「U」の字にむすばれている。
 表は高低差でいうと低い位置にあり、3メートルほどの高さの位置まで坂をのぼっていくと、奥院の建物があった広場にでることになる。

 表から奥へ坂をのぼると目に飛び込む、石の配置。天守閣の柱の基石。復元されている。

 

 天守閣は1945年6月の空襲で被災したそうな。
 昭和41年かに天守閣を再建したが、その時、天守閣所在地から移転して図面にそって配置しているもののようだ。

 遺構。ひとつの表示例を目の当たりにしているところで、担当ガイドさんが、おいでになった。