2010年10月の記事
2010 10/30 18:13
Category : 日記
風が空で怒っているように吹いて、
雨が一緒になって横殴りに降っていた。
昨夜は、風雨の音が気になり中々寝つけず深夜1時に
眠ったような記憶がある。
日中も暴風が吹き荒れ、雨戸を閉め二重のカーテンさえ揺れて、
二階の電燈も横揺れに動いていた。
暖房が恋しいくらいの肌寒さの時節に何故、今頃
台風が発生するのか、不思議でならない。
海水温が高い為に発生するならば、
これからも発生する可能性があるのだろうか。
今日は主人が珍しく一日中、家に居てくれたので心強かった。
欠勤をした次女は怒って朝からお布団から出て来ない。
車で送ってくれない主人に怒っている。主人に送ってあげて!
私が頼んでも知らん顔をしていた。
運転免許が有っても車に乗らないならば、
タクシーに乗ってでも病院勤務を休むべきではないと
私は考えたけれど口に出せば角が立つ。
夜になると急に雨風がぴたりと止み、
あの暴風雨が嘘のように静かになり、
窓を開けたら晩秋の肌寒い風がすーっと入ってくる。
雨が一緒になって横殴りに降っていた。
昨夜は、風雨の音が気になり中々寝つけず深夜1時に
眠ったような記憶がある。
日中も暴風が吹き荒れ、雨戸を閉め二重のカーテンさえ揺れて、
二階の電燈も横揺れに動いていた。
暖房が恋しいくらいの肌寒さの時節に何故、今頃
台風が発生するのか、不思議でならない。
海水温が高い為に発生するならば、
これからも発生する可能性があるのだろうか。
今日は主人が珍しく一日中、家に居てくれたので心強かった。
欠勤をした次女は怒って朝からお布団から出て来ない。
車で送ってくれない主人に怒っている。主人に送ってあげて!
私が頼んでも知らん顔をしていた。
運転免許が有っても車に乗らないならば、
タクシーに乗ってでも病院勤務を休むべきではないと
私は考えたけれど口に出せば角が立つ。
夜になると急に雨風がぴたりと止み、
あの暴風雨が嘘のように静かになり、
窓を開けたら晩秋の肌寒い風がすーっと入ってくる。
2010 10/29 13:21
Category : 日記
一昨日から土砂降りの雨が降り続け、風もひゅうーひゅー吹いていた。
前線の影響かと思いながら、雨音を聞いて眠った。
今朝は、小鳥達のさえずりや汽笛の音も聞こえる曇り空の
少し暖かな朝を迎えた。
30日の夜に台風14号が上陸するかも知れない.
私は、庭の植木鉢やバケツ等を片づけ、自転車二台を隅に固定する。
肌寒くなっても、庭のミニトマトに黄色い花が咲き、
青いミニトマトが10個位は枝にしがみついて赤くなろうとしている。
待てども待てども、もう赤く実る事はない。
赤く熟せないと判っていても、どんどん青い実をつけ
私を喜ばせてくれるミニトマトが愛おしい。
今日は、風邪をひいていた親友が北海道から帰って来たので
彼女の自宅に行くと、風邪は悪化して声も枯れて会話にならない。
彼女いわく、主人が行きたいと言うから無理しても行ったとのこと。
自分が行きたくない場所でも
伴侶が行きたいと言えば付いて行く女心は判る。
一途な夫婦っていいなぁと風の冷たい晩秋の海辺を通って来れば、
やゝ波が高く、誰も居ない海に鴎がすいすい空を飛んでいた。
台風も近づいているので早足で家路に向かう時も、
一羽のはぐれ鴎が私を追ってくる。
その鴎もあっという間に姿を消してしまい冷たい空気が漂う。
前線の影響かと思いながら、雨音を聞いて眠った。
今朝は、小鳥達のさえずりや汽笛の音も聞こえる曇り空の
少し暖かな朝を迎えた。
30日の夜に台風14号が上陸するかも知れない.
私は、庭の植木鉢やバケツ等を片づけ、自転車二台を隅に固定する。
肌寒くなっても、庭のミニトマトに黄色い花が咲き、
青いミニトマトが10個位は枝にしがみついて赤くなろうとしている。
待てども待てども、もう赤く実る事はない。
赤く熟せないと判っていても、どんどん青い実をつけ
私を喜ばせてくれるミニトマトが愛おしい。
今日は、風邪をひいていた親友が北海道から帰って来たので
彼女の自宅に行くと、風邪は悪化して声も枯れて会話にならない。
彼女いわく、主人が行きたいと言うから無理しても行ったとのこと。
自分が行きたくない場所でも
伴侶が行きたいと言えば付いて行く女心は判る。
一途な夫婦っていいなぁと風の冷たい晩秋の海辺を通って来れば、
やゝ波が高く、誰も居ない海に鴎がすいすい空を飛んでいた。
台風も近づいているので早足で家路に向かう時も、
一羽のはぐれ鴎が私を追ってくる。
その鴎もあっという間に姿を消してしまい冷たい空気が漂う。
2010 10/27 20:54
Category : 日記
♪みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海 お船がとおく 霞んでる
♪黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました
伊東市宇佐美の亀石峠に、「みかんの花咲く丘」歌碑の一番が
記載されている。
伊豆地方は青島みかんが多いと思う。
三ケ日みかんは浜松市北区三ケ日町の温州みかんの事である。
11月上旬には三ケ日のみかん山もオレンジ色に染まり、
みかんも成長して十分な大きさになるとの事。
台風14号が28日に沖縄に達するとの予報。
10月も終わりに近づいているのに台風が発生するのは珍しい。
海水温が高いからだろうか。
中古の家も台風対策をしなければならない。
そう思うのは私だけで、家族は誰も台風対策を考える人はいない。
風がぱたぱた雨戸を叩き、昨日より10度も気温が下がり、
晩秋らしい夜はふけゆく。
photo by sakura1205 from
はるかに見える 青い海 お船がとおく 霞んでる
♪黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました
伊東市宇佐美の亀石峠に、「みかんの花咲く丘」歌碑の一番が
記載されている。
伊豆地方は青島みかんが多いと思う。
三ケ日みかんは浜松市北区三ケ日町の温州みかんの事である。
11月上旬には三ケ日のみかん山もオレンジ色に染まり、
みかんも成長して十分な大きさになるとの事。
台風14号が28日に沖縄に達するとの予報。
10月も終わりに近づいているのに台風が発生するのは珍しい。
海水温が高いからだろうか。
中古の家も台風対策をしなければならない。
そう思うのは私だけで、家族は誰も台風対策を考える人はいない。
風がぱたぱた雨戸を叩き、昨日より10度も気温が下がり、
晩秋らしい夜はふけゆく。
photo by sakura1205 from
2010 10/26 17:07
Category : 日記
昨日に続き汗ばむ陽気の今日、晴れたり曇ったり、
時にはざーっと「にわか雨」が降ったりの暖かな今朝6時起床。
まめな主人は、日曜日に自宅にいただけで休む間もなく出かけ、
メールに「ゲートボール大会の旅行」と一言だけの返事がきた。
しかし、相変わらず何処に居るのか言わない事は長年の癖で
判っている。
「お父さん、旅行で早起きしたんだ、あははは」次女は笑っていた。
自分の夫が同じ事をしたら、きっと悩むと思う。
彼女の前では、父親の愚痴をこぼさず冗談を言ったり、
誉めたりしている。父親は次女を悪くけなしても父娘だもの。
私は、町内のお友達に誘われて、彼女の自宅に伺いお茶を頂き、
海沿いを通ってゆっくり歩いていると、
無人販売に濃ピンクの菊のお花が置いてあった。
私には濃ピンクが紫色に思えて地味な色なので
白い菊と合わせて明るい色にしてお仏壇にあげた。
あの紫色の菊はあっという間に売れてバケツは空になる程、
とても百円とは思えない奇麗なお花だった。
日本付近には強い寒気が流れ込んでいるため、
明日は9度も気温が下がるとの事。
私だけが、真っ赤な顔をしてのぼせて暑い暑いと言いながら
動いている。
何故か、玄関先の金木犀の香りが届かない薄紫色に暮れていく秋、
もう、晩秋と言ってもおかしくなない。
時にはざーっと「にわか雨」が降ったりの暖かな今朝6時起床。
まめな主人は、日曜日に自宅にいただけで休む間もなく出かけ、
メールに「ゲートボール大会の旅行」と一言だけの返事がきた。
しかし、相変わらず何処に居るのか言わない事は長年の癖で
判っている。
「お父さん、旅行で早起きしたんだ、あははは」次女は笑っていた。
自分の夫が同じ事をしたら、きっと悩むと思う。
彼女の前では、父親の愚痴をこぼさず冗談を言ったり、
誉めたりしている。父親は次女を悪くけなしても父娘だもの。
私は、町内のお友達に誘われて、彼女の自宅に伺いお茶を頂き、
海沿いを通ってゆっくり歩いていると、
無人販売に濃ピンクの菊のお花が置いてあった。
私には濃ピンクが紫色に思えて地味な色なので
白い菊と合わせて明るい色にしてお仏壇にあげた。
あの紫色の菊はあっという間に売れてバケツは空になる程、
とても百円とは思えない奇麗なお花だった。
日本付近には強い寒気が流れ込んでいるため、
明日は9度も気温が下がるとの事。
私だけが、真っ赤な顔をしてのぼせて暑い暑いと言いながら
動いている。
何故か、玄関先の金木犀の香りが届かない薄紫色に暮れていく秋、
もう、晩秋と言ってもおかしくなない。
2010 10/24 18:56
Category : 日記
あの夏の日に蝉がうるさく鳴いていたように
雀の鳴き声が賑やかに聞こえていた今朝、6時起床。
今にも降りそうな曇り空に時折り雨がぽつぽつ落ちては
止む事の繰り返しだった。
富士山頂に4つも小さな「かさ雲」がかかって
鈍よりした空に青草の香りを漂わせて微かな風が吹きはじめた。
直売所の華やかな大菊、愛らしい小菊だけが明るく眼に映る。
以前は、ひと束百円の小菊を買ってはお仏壇に添える事が
楽しみだった。
普通の小菊にスプレー菊、白と濃ピンク、そして黄色と赤、
色とりどりの小菊を手に持っては迷いながら買っていた。
この頃は横着になって大型店で色々な物を買ってしまう。
山々は、最近の肌寒さの為か、ちらほら紅葉し始めて、
これからは紅葉を見ながらの旅が出来たらと思う。
今月上旬まで暑いと言っていた私も扇風機等を片づけ、
冬支度をはじめたが中々捗らない。
私に負い目を感じている主人は、素知らぬふりをしていても、
私に話かけたり、買物にも一緒に行こうと付いて来る。
photo by sakura1205 from
雀の鳴き声が賑やかに聞こえていた今朝、6時起床。
今にも降りそうな曇り空に時折り雨がぽつぽつ落ちては
止む事の繰り返しだった。
富士山頂に4つも小さな「かさ雲」がかかって
鈍よりした空に青草の香りを漂わせて微かな風が吹きはじめた。
直売所の華やかな大菊、愛らしい小菊だけが明るく眼に映る。
以前は、ひと束百円の小菊を買ってはお仏壇に添える事が
楽しみだった。
普通の小菊にスプレー菊、白と濃ピンク、そして黄色と赤、
色とりどりの小菊を手に持っては迷いながら買っていた。
この頃は横着になって大型店で色々な物を買ってしまう。
山々は、最近の肌寒さの為か、ちらほら紅葉し始めて、
これからは紅葉を見ながらの旅が出来たらと思う。
今月上旬まで暑いと言っていた私も扇風機等を片づけ、
冬支度をはじめたが中々捗らない。
私に負い目を感じている主人は、素知らぬふりをしていても、
私に話かけたり、買物にも一緒に行こうと付いて来る。
photo by sakura1205 from
2010 10/23 17:46
Category : 日記
この頃、雨が降ったり曇ったりの天候で鬱陶しかった。
今日は晴れて洗濯日和で親友を呼び、昼食をともにした。
空いっぱいに何処までもウロコ雲が広がり、
雀達が稲刈の終わった水田に群がり合唱している。
暦は、二十四節季のひとつ「霜降」と記載されて
露が冷気によって霜となって降り始める頃。
小雨がしとしと降り、
モミジや蔦(つた)が黄葉すると言う霜降。
今年は夏から秋も気温が高く例年よりすごし易い。
七分袖一枚で動いても汗ばむ日中だった。
亡き奥様の妹さんやお母様が娘さんに電話をかけてきて、
遊びに来たいとの事。「マンション工事が終わるのは一ヶ月以上かかる。」
彼女はマンション工事が終わってから来て!と言っていた。
あちらのお母様達は、亡き奥様にお線香をあげたりしたいのに、
私は、そういう風に解釈した。
我が子に先立たれた親は、亡くなっても子供に会いたいと
何時も心で思っているに違いない。
何時でも来て下さいね、心で呟いても私には他人より遠い人達、、。
「お前にお土産を沢山買ってきたぞ。」
午後4時頃、主人が悲しい嘘をついて喜んで帰宅する。
わくわく嬉しそうな彼の喜ぶ顔をみる度、
悔し涙がこぼれて唇をかみしめる。
今日は晴れて洗濯日和で親友を呼び、昼食をともにした。
空いっぱいに何処までもウロコ雲が広がり、
雀達が稲刈の終わった水田に群がり合唱している。
暦は、二十四節季のひとつ「霜降」と記載されて
露が冷気によって霜となって降り始める頃。
小雨がしとしと降り、
モミジや蔦(つた)が黄葉すると言う霜降。
今年は夏から秋も気温が高く例年よりすごし易い。
七分袖一枚で動いても汗ばむ日中だった。
亡き奥様の妹さんやお母様が娘さんに電話をかけてきて、
遊びに来たいとの事。「マンション工事が終わるのは一ヶ月以上かかる。」
彼女はマンション工事が終わってから来て!と言っていた。
あちらのお母様達は、亡き奥様にお線香をあげたりしたいのに、
私は、そういう風に解釈した。
我が子に先立たれた親は、亡くなっても子供に会いたいと
何時も心で思っているに違いない。
何時でも来て下さいね、心で呟いても私には他人より遠い人達、、。
「お前にお土産を沢山買ってきたぞ。」
午後4時頃、主人が悲しい嘘をついて喜んで帰宅する。
わくわく嬉しそうな彼の喜ぶ顔をみる度、
悔し涙がこぼれて唇をかみしめる。
2010 10/22 17:18
Category : 日記
もう神無月も残すところ10日たらずになってしまい、
清々しい時節の時の流れのはやいこと。
「将棋の試合に行く!」一週間前から聞いていた話も、
二泊三日、一泊二日とくるくる変わり、
今日、旅だった主人が羨ましい。
彼は、来週も××会の旅行が有って忙しいと一人で喜んでいた。
自由奔放に生活できる彼を心のなかで怒りながら、
昼食用のお弁当を持たせて笑顔で見送った。
私も本心は一人でいる方が気楽で楽しい点も有るけれど、
娘さんが居るのでマンション工事が終わり彼女が引っ越す迄は、
色々な面で気遣いしている。
主人の前で彼女の事を悪く言わない、
彼女の前で主人を悪く言わないように心がけている。
そして父娘が会話している時は傍を離れて、
お風呂磨きをしたり、台所掃除をしたり、距離をおいてあげる。
大切な父娘の会話に邪魔をしないようにと自分に言い聞かせ、
主人と二人だけの時に、自分の意見をどんどん言ってしまう。
主人には、言いたい事を全部吐き出して、
後で言いすぎたかしら、と反省をしたりの連続の日々。
この頃、急に寒くなり、もう少しで山も紅葉すると思う。
風も少し冷たくて庭の金柑もたわわに実った。
清々しい時節の時の流れのはやいこと。
「将棋の試合に行く!」一週間前から聞いていた話も、
二泊三日、一泊二日とくるくる変わり、
今日、旅だった主人が羨ましい。
彼は、来週も××会の旅行が有って忙しいと一人で喜んでいた。
自由奔放に生活できる彼を心のなかで怒りながら、
昼食用のお弁当を持たせて笑顔で見送った。
私も本心は一人でいる方が気楽で楽しい点も有るけれど、
娘さんが居るのでマンション工事が終わり彼女が引っ越す迄は、
色々な面で気遣いしている。
主人の前で彼女の事を悪く言わない、
彼女の前で主人を悪く言わないように心がけている。
そして父娘が会話している時は傍を離れて、
お風呂磨きをしたり、台所掃除をしたり、距離をおいてあげる。
大切な父娘の会話に邪魔をしないようにと自分に言い聞かせ、
主人と二人だけの時に、自分の意見をどんどん言ってしまう。
主人には、言いたい事を全部吐き出して、
後で言いすぎたかしら、と反省をしたりの連続の日々。
この頃、急に寒くなり、もう少しで山も紅葉すると思う。
風も少し冷たくて庭の金柑もたわわに実った。
2010 10/20 18:07
Category : 日記
今朝5時半に目覚めると、音もなく静かな雨がふり、
その1時間後に傘をささずに可燃ごみを出した。
灰色の空にいつも飛んでいる小鳥達の声も聞こえず、
秋らしい涼しい風が心地よく吹いていた道を
遠回りして帰って来た。
暦を見れば、「十三夜」と記載されている。
十五夜(中秋の名月)は、元々中国で行われていた行事が、
日本に伝来したもの。
十三夜のお月見は、日本独特の風習らしい。
十五夜にお月見をしたら必ず十三夜にもお月見をするものと
されていた。
これは、十五夜だけでは「片月見」といって嫌われていたらしい。
十五夜の夜は月が見えたが、今日は雨ふりで十三夜は見られない。
我家は、誰もお月見等する人はなく時節の美しさも、
全く興味がない。
明治28年に樋口一葉が「十三夜」上、下小説を書いた事で有名。
一葉は、1891年4月、東京朝日新聞の小説記者、
半井桃水(なからいとうすい)に入門し、小説家を志した。
その後、指導を受けた小説「武蔵野」を1年後に発表した。
若き、一葉は桃水の親切さが忘れらず、
終生、桃水に慕情を寄せていたとの事。
終生、慕情を寄せられる人が居たからこそ、良い小説が書けた点も
有ったと思う。
夜になっても、静かな秋の雨はぽつぽつと止む事はなく
冷んやりした風が小窓をカタコト揺らす音が聞こえる。
その1時間後に傘をささずに可燃ごみを出した。
灰色の空にいつも飛んでいる小鳥達の声も聞こえず、
秋らしい涼しい風が心地よく吹いていた道を
遠回りして帰って来た。
暦を見れば、「十三夜」と記載されている。
十五夜(中秋の名月)は、元々中国で行われていた行事が、
日本に伝来したもの。
十三夜のお月見は、日本独特の風習らしい。
十五夜にお月見をしたら必ず十三夜にもお月見をするものと
されていた。
これは、十五夜だけでは「片月見」といって嫌われていたらしい。
十五夜の夜は月が見えたが、今日は雨ふりで十三夜は見られない。
我家は、誰もお月見等する人はなく時節の美しさも、
全く興味がない。
明治28年に樋口一葉が「十三夜」上、下小説を書いた事で有名。
一葉は、1891年4月、東京朝日新聞の小説記者、
半井桃水(なからいとうすい)に入門し、小説家を志した。
その後、指導を受けた小説「武蔵野」を1年後に発表した。
若き、一葉は桃水の親切さが忘れらず、
終生、桃水に慕情を寄せていたとの事。
終生、慕情を寄せられる人が居たからこそ、良い小説が書けた点も
有ったと思う。
夜になっても、静かな秋の雨はぽつぽつと止む事はなく
冷んやりした風が小窓をカタコト揺らす音が聞こえる。
2010 10/19 18:11
Category : 日記
お父さん、また秋が来て急に風が冷たくなりました。
秋が来る度に入社した会社を辞めて父の金融公庫の保証人に
なってくれた専務さんの会社に二人で通った事を思い出す。
あの時の父は一階で帳簿をつける事務をして、
私は二階で60人位いる事務員さん達の中で生産課の方が
辞めて足りない為、そこでの仕事を与えられた。
極貧の年老いた父の働く姿を見ると哀れで、
早くお仕事を辞めさせたいと思いつゝ
病弱な母を抱えてローンの支払いが間に合わず
72才まで働かせてしまった。
会社が終わる頃は日もとっぷりと暮れ、何時も午後5時半頃、
一階の父を迎えに行き、二人で自転車で自宅に帰った。
「私、前に居た会社に戻りたいの、こんな会社は直ぐに辞めたい。」
毎日のように父に文句を言っては困らせていたと思う、
父は自分の甲斐署の無さに何も言えず聞こえぬふりをして
笑いながら話を変えていた。
電車もバスも乗らずに駅裏通りから、
人通りの少ない暗い夜道を通る時は誰かが付いて来るようで
うすきみ悪かった。
結局、私は数カ月で父の会社を辞めて以前働いた会社に戻った。
父は文句一つ言わずに通勤していたが、専務さんになんと言ったのだろう。
私より、父はもっともっと辛さに耐えていた事を思うと、
事業に失敗して返済が終わっても、仕事を続けた父は立派だと思う。
今更、もっと優しくすれば良かったと暗い空を見上げれば、
涙がこぼれてならない。
秋が来る度に入社した会社を辞めて父の金融公庫の保証人に
なってくれた専務さんの会社に二人で通った事を思い出す。
あの時の父は一階で帳簿をつける事務をして、
私は二階で60人位いる事務員さん達の中で生産課の方が
辞めて足りない為、そこでの仕事を与えられた。
極貧の年老いた父の働く姿を見ると哀れで、
早くお仕事を辞めさせたいと思いつゝ
病弱な母を抱えてローンの支払いが間に合わず
72才まで働かせてしまった。
会社が終わる頃は日もとっぷりと暮れ、何時も午後5時半頃、
一階の父を迎えに行き、二人で自転車で自宅に帰った。
「私、前に居た会社に戻りたいの、こんな会社は直ぐに辞めたい。」
毎日のように父に文句を言っては困らせていたと思う、
父は自分の甲斐署の無さに何も言えず聞こえぬふりをして
笑いながら話を変えていた。
電車もバスも乗らずに駅裏通りから、
人通りの少ない暗い夜道を通る時は誰かが付いて来るようで
うすきみ悪かった。
結局、私は数カ月で父の会社を辞めて以前働いた会社に戻った。
父は文句一つ言わずに通勤していたが、専務さんになんと言ったのだろう。
私より、父はもっともっと辛さに耐えていた事を思うと、
事業に失敗して返済が終わっても、仕事を続けた父は立派だと思う。
今更、もっと優しくすれば良かったと暗い空を見上げれば、
涙がこぼれてならない。
2010 10/18 17:28
Category : 日記
昨日は、市内の神社祭が行われたので甘酒を振舞う係で
夕方まで時間を費やしてしまったと言っていいほど、
家を出たり戻ったりしていた。
夕方、我が家に帰る頃、神社に両手を合わせると、
なんとなく自分が素直になれ、欠点を反省する気持ちになった。
嫌な事が有ると心が重くなり愚痴をこぼしたり、
我儘な点も出るので直さなければと思う。
何時も、謙虚にならなければと自分に言い聞かせていても、
それでも相手の事を素直に受け止められない時も有る。
町内の人達と嫌いな日本酒をお付き合いで少し飲んだ時、
お酒に呑まれて酔ってしまった。
洋酒は好きでたまには飲んでも日本酒は好まない。
皆さんが吞んでいる前で「私は日本酒は嫌いです。」
そんな事は言えなかった。
公民館の前を通るとダンスを習っている方達がお洒落な格好で踊り、
中年の方が多い。ダンシングオールナイトの歌を口ずさむ。
そして反対側で踊っている素敵な人をじっと見つめていた。
舞踊もダンスも心ときめいて良いなと思う。
迎えに来てくれた主人とコーヒーを飲んで自宅に着いた頃は、
午後10時半を過ぎていたかも知れない。
今日は夏日をきって心地よい風が金木犀の香りをのせ、
短日の秋の夜は午後5時過ぎで辺りがもう暗い。
夕方まで時間を費やしてしまったと言っていいほど、
家を出たり戻ったりしていた。
夕方、我が家に帰る頃、神社に両手を合わせると、
なんとなく自分が素直になれ、欠点を反省する気持ちになった。
嫌な事が有ると心が重くなり愚痴をこぼしたり、
我儘な点も出るので直さなければと思う。
何時も、謙虚にならなければと自分に言い聞かせていても、
それでも相手の事を素直に受け止められない時も有る。
町内の人達と嫌いな日本酒をお付き合いで少し飲んだ時、
お酒に呑まれて酔ってしまった。
洋酒は好きでたまには飲んでも日本酒は好まない。
皆さんが吞んでいる前で「私は日本酒は嫌いです。」
そんな事は言えなかった。
公民館の前を通るとダンスを習っている方達がお洒落な格好で踊り、
中年の方が多い。ダンシングオールナイトの歌を口ずさむ。
そして反対側で踊っている素敵な人をじっと見つめていた。
舞踊もダンスも心ときめいて良いなと思う。
迎えに来てくれた主人とコーヒーを飲んで自宅に着いた頃は、
午後10時半を過ぎていたかも知れない。
今日は夏日をきって心地よい風が金木犀の香りをのせ、
短日の秋の夜は午後5時過ぎで辺りがもう暗い。
2010 10/15 19:15
Category : 日記
13日午後、蒸し暑い位の陽気に近くの山を散策していた。
山柿が鈴なりに実って枝先が重そうに垂れさがり、
あの柿は多分、渋柿かも知れない。
表通りに出ればススキ、秋桜、
青いミカンがたわわに実っていた。
ミカン狩りをしている場所を通った時、
直売所が何件も並び、黄色いみかんを網袋で売っていた。
確か、青島ミカンだと思う。
晴れていた山の天気は変わりやすく急に曇り、
遠雷の音を聞くと忽ち、雨が降りだした。
予約してあったホテルに30分早くチェックインし、
直ぐに部屋のベランダにある足湯に浸かり、
室内のお風呂も温泉が引いてあるので汗を流した。
夜になっても雨は止む事はなく、朝まで降り続けた。
テレビは、チリ鉱山の作業員救出のニュースで賑わい、
人が喜びあう事って本当に素晴らしい。
人を誰も信じられない私でも、
生きる為に救出される時をずっと信じて頑張った33人、
自分の事のように嬉しかった。
photo by sakura1205 from
山柿が鈴なりに実って枝先が重そうに垂れさがり、
あの柿は多分、渋柿かも知れない。
表通りに出ればススキ、秋桜、
青いミカンがたわわに実っていた。
ミカン狩りをしている場所を通った時、
直売所が何件も並び、黄色いみかんを網袋で売っていた。
確か、青島ミカンだと思う。
晴れていた山の天気は変わりやすく急に曇り、
遠雷の音を聞くと忽ち、雨が降りだした。
予約してあったホテルに30分早くチェックインし、
直ぐに部屋のベランダにある足湯に浸かり、
室内のお風呂も温泉が引いてあるので汗を流した。
夜になっても雨は止む事はなく、朝まで降り続けた。
テレビは、チリ鉱山の作業員救出のニュースで賑わい、
人が喜びあう事って本当に素晴らしい。
人を誰も信じられない私でも、
生きる為に救出される時をずっと信じて頑張った33人、
自分の事のように嬉しかった。
photo by sakura1205 from
2010 10/13 09:21
Category : 日記
どこまでも高い青空、小鳥達は歌を唄っている。
あれはうろこ雲だろうか。
空いっぱいにうろこ雲が広がって富士中腹を
囲むように丸い輪のような雲が浮かんでいた。
稲刈の終わった水田に白鷺が、雀が、鴎が大きく羽を広げて
すいすいと自慢そうな顔をして舞い降りる。
秋って寂しいから嫌いだったけれど、秋って素晴らしい。
桜並木の青葉はちらほら散り始めた。
そして黄色い葉、赤い葉と紅葉しながら秋は深まっていく。
水も少し冷んやりして顔を洗うときりっとする。
手荒れが気になると秋がきたと思う。
栗ご飯を炊くと秋の味がする。
朝市に菊花が並び、菊花祭りを見れば大きな菊、彼岸花みたいな菊、
色々な菊が秋を彩る。
清々しい風に乗って雀が私の足元に飛び降りた時、
逃げないように暫く動かずに愛おしく見ていた。
山の緑に誘われて近くの山に午前中から登って夜は山の宿でのんびりしよう。
熊や猪がでないで欲しいと願う。
あれはうろこ雲だろうか。
空いっぱいにうろこ雲が広がって富士中腹を
囲むように丸い輪のような雲が浮かんでいた。
稲刈の終わった水田に白鷺が、雀が、鴎が大きく羽を広げて
すいすいと自慢そうな顔をして舞い降りる。
秋って寂しいから嫌いだったけれど、秋って素晴らしい。
桜並木の青葉はちらほら散り始めた。
そして黄色い葉、赤い葉と紅葉しながら秋は深まっていく。
水も少し冷んやりして顔を洗うときりっとする。
手荒れが気になると秋がきたと思う。
栗ご飯を炊くと秋の味がする。
朝市に菊花が並び、菊花祭りを見れば大きな菊、彼岸花みたいな菊、
色々な菊が秋を彩る。
清々しい風に乗って雀が私の足元に飛び降りた時、
逃げないように暫く動かずに愛おしく見ていた。
山の緑に誘われて近くの山に午前中から登って夜は山の宿でのんびりしよう。
熊や猪がでないで欲しいと願う。
2010 10/11 19:13
Category : 日記
午前5時、窓の外を見ればしらじらと夜が明ける。
まだ起きるには早いのでもうひと眠りし、6時前に起床。
7時からゲートボール大会に出る主人を15分前に見送る。
彼は他の人達4人を迎えに行き、試合は8時からだと思う。
寒暖の差が大きいこの頃、
蒸し暑くて扇風機を使用しながら家事をしていた。
昨日、噛み付き猿も捕獲され、
室内に閉じ込めた人は三島市から20万円の懸賞金を頂いた。
あの猿は小動物と触れ合う楽寿園で飼う事に決まったらしい。
118人を噛み付き、嫌われた猿も捕獲されゝば
気の毒な猿だった。
最高気温が29度あった事を知ると再び夏が戻った感じがする。
しかし、夜になれば虫の音が聞こえて涼しい風が吹き、
秋も深まってきた。
photo by sakura1205 from
まだ起きるには早いのでもうひと眠りし、6時前に起床。
7時からゲートボール大会に出る主人を15分前に見送る。
彼は他の人達4人を迎えに行き、試合は8時からだと思う。
寒暖の差が大きいこの頃、
蒸し暑くて扇風機を使用しながら家事をしていた。
昨日、噛み付き猿も捕獲され、
室内に閉じ込めた人は三島市から20万円の懸賞金を頂いた。
あの猿は小動物と触れ合う楽寿園で飼う事に決まったらしい。
118人を噛み付き、嫌われた猿も捕獲されゝば
気の毒な猿だった。
最高気温が29度あった事を知ると再び夏が戻った感じがする。
しかし、夜になれば虫の音が聞こえて涼しい風が吹き、
秋も深まってきた。
photo by sakura1205 from
2010 10/10 17:48
Category : 日記
昨夜、土砂降りの雨の中、婦人会の会合があり、その後
海辺の小さな料亭で食事が終わる午後9時頃、
町会助成金から食事代を引いた金額を頂くなら千円で間にあった、
4千円の食事を1千円にしたら食事会に出席しなかった人達が、
「そんなに安く食べて町会費を使うなら私達も出たい。」と
苦情が出ると幹事の私はそんな事を考えた。
それでは支払い金額が少ないため、「一人当たり2千円頂きます。」と
集金し、余った金額は町会運営費用として加算した。
こうなる事は予め判っていたのでパンフレットを全員に渡し、
最初に説明をさせて頂いた。予想した通りでほっとする。
勿論、誰も不満なく楽しく食事会も終わる頃は午後9時を過ぎて
解散した時も物凄い大雨が降っていた。
知り合いの奥様が私と2件裏の奥様を自宅まで送ってくれ、
我が家に帰って来た後、主人が「どういう風になった?」
結果を待っていたように聞かれた。
雨は一晩中ざあざあ降り続け、今朝7時過ぎに止み曇ったり
晴れたりと昨日より気温も7度上がり蒸し暑い。
夕方の風のなかを散歩して居ると忘れていた人を思い出し、
お元気ですか、天国は暮らし易いですか、
再び会う事ができたなら貴方の好きな焼するめでお酒を飲みましょうね。
亡くなった人は美化され、良い点ばかりが見えるもの。
色々な人の出会いがあるから人生は楽しいのかも知れない。
海辺の小さな料亭で食事が終わる午後9時頃、
町会助成金から食事代を引いた金額を頂くなら千円で間にあった、
4千円の食事を1千円にしたら食事会に出席しなかった人達が、
「そんなに安く食べて町会費を使うなら私達も出たい。」と
苦情が出ると幹事の私はそんな事を考えた。
それでは支払い金額が少ないため、「一人当たり2千円頂きます。」と
集金し、余った金額は町会運営費用として加算した。
こうなる事は予め判っていたのでパンフレットを全員に渡し、
最初に説明をさせて頂いた。予想した通りでほっとする。
勿論、誰も不満なく楽しく食事会も終わる頃は午後9時を過ぎて
解散した時も物凄い大雨が降っていた。
知り合いの奥様が私と2件裏の奥様を自宅まで送ってくれ、
我が家に帰って来た後、主人が「どういう風になった?」
結果を待っていたように聞かれた。
雨は一晩中ざあざあ降り続け、今朝7時過ぎに止み曇ったり
晴れたりと昨日より気温も7度上がり蒸し暑い。
夕方の風のなかを散歩して居ると忘れていた人を思い出し、
お元気ですか、天国は暮らし易いですか、
再び会う事ができたなら貴方の好きな焼するめでお酒を飲みましょうね。
亡くなった人は美化され、良い点ばかりが見えるもの。
色々な人の出会いがあるから人生は楽しいのかも知れない。
2010 10/08 17:18
Category : 日記
寒露とは、二十四節気のひとつで晩秋から初冬にかけての
霜になりそうな冷たい露。
秋晴れと日没が早く、
冷気が加わって露が秋の深まりを感じる冷たさになったという意味。
今年の夏は特別に暑かった為か、秋がきたばかりで
暦は早く時節を伝えるとしても晩秋という気はしない。
今朝6時起床し、直ぐに可燃ごみを出した時、
涼しい風が吹いて空は青色に澄んで奇麗だった。
小川はさらさら流れ、
ピンク色の秋桜が風の吹く方向にゆらゆら流れるように揺れて、
桜並木の青葉もちらほら黄ばんで少しは赤い葉も見える。
男性用の自転車を飛ばして買物に行き、遠回りをして自宅に帰る途中、
何処からか金木犀の香りがぷーんと漂い、
なんとなく心が和む。
無花果畑を通った時、
もぎ取った無花果の木から再び青くて小さな無花果が次々に出ていた。
無花果畑の農家の奥様に以前頂いたお礼をすると、
その奥様は家の中に戻り、菊花と無花果を私に手渡してくれた。
遠慮をしたものの、せっかくの気持ちだから受け取る図々しさ。
夏の猛暑の頃、葉まで落ちてしまったサクランボの木の葉が、
再び青々と芽吹いて春のような桜の花が咲くかも知れない。
過去にサクランボの花は年に二回咲いた時もある。
山々の方から青い風が心地よく身体を通り抜け、
秋真っただ中の散歩道を犬を連れた人達が会釈をしながら通る。
霜になりそうな冷たい露。
秋晴れと日没が早く、
冷気が加わって露が秋の深まりを感じる冷たさになったという意味。
今年の夏は特別に暑かった為か、秋がきたばかりで
暦は早く時節を伝えるとしても晩秋という気はしない。
今朝6時起床し、直ぐに可燃ごみを出した時、
涼しい風が吹いて空は青色に澄んで奇麗だった。
小川はさらさら流れ、
ピンク色の秋桜が風の吹く方向にゆらゆら流れるように揺れて、
桜並木の青葉もちらほら黄ばんで少しは赤い葉も見える。
男性用の自転車を飛ばして買物に行き、遠回りをして自宅に帰る途中、
何処からか金木犀の香りがぷーんと漂い、
なんとなく心が和む。
無花果畑を通った時、
もぎ取った無花果の木から再び青くて小さな無花果が次々に出ていた。
無花果畑の農家の奥様に以前頂いたお礼をすると、
その奥様は家の中に戻り、菊花と無花果を私に手渡してくれた。
遠慮をしたものの、せっかくの気持ちだから受け取る図々しさ。
夏の猛暑の頃、葉まで落ちてしまったサクランボの木の葉が、
再び青々と芽吹いて春のような桜の花が咲くかも知れない。
過去にサクランボの花は年に二回咲いた時もある。
山々の方から青い風が心地よく身体を通り抜け、
秋真っただ中の散歩道を犬を連れた人達が会釈をしながら通る。
2010 10/06 18:48
Category : 日記
白い花摘んで あの人にあげよ、
あの人の髪に この花さしてあげよ、
赤い花 白い花 あの人の髪に
咲いて乱れるだろう お日様のように。
白い花なら何の花 咲いて寂しい白百合よ、
赤い花なら何の花 散って悲しいバラの花、
あゝ人の世と何故か似ている、
美しき時は短いもの。
あわあわと流れる水に川面に寄りそって咲いている白い秋桜、
そして山肌の風に揺れている赤い秋桜。
過ぎゆく時節の中でほんの一時期でも奇麗な姿を見せたい故に
折れそうな細い身体で精いっぱいに咲いている。
この秋がくるのをずっと待っていたのでしょう。
一日でも多く咲かせてあげよう。
白い花摘んで あの人の首飾りにしてあげよ。
赤い花摘んで あの人の髪に飾ってあげよ。
photo by sakura1205 from
あの人の髪に この花さしてあげよ、
赤い花 白い花 あの人の髪に
咲いて乱れるだろう お日様のように。
白い花なら何の花 咲いて寂しい白百合よ、
赤い花なら何の花 散って悲しいバラの花、
あゝ人の世と何故か似ている、
美しき時は短いもの。
あわあわと流れる水に川面に寄りそって咲いている白い秋桜、
そして山肌の風に揺れている赤い秋桜。
過ぎゆく時節の中でほんの一時期でも奇麗な姿を見せたい故に
折れそうな細い身体で精いっぱいに咲いている。
この秋がくるのをずっと待っていたのでしょう。
一日でも多く咲かせてあげよう。
白い花摘んで あの人の首飾りにしてあげよ。
赤い花摘んで あの人の髪に飾ってあげよ。
photo by sakura1205 from
2010 10/04 17:09
Category : 日記
昨夜は、二人がテレビを見ている間に片づけを済ませ、
お風呂掃除をして居間に戻ると、
雨が静かに降り出した。
その雨は春の雨のように優しくしとしと降り続け、
一晩中降っていたと思う。
「頭が痛い、血管が切れたようだ。」主人が呟いたので心配をして
いたが、血管が切れゝば会話等出来る訳がない。
暫くするといびきをかいて眠っていたので普通の頭痛かと判断をした。
「お前に何時か、殴られた事が原因だ。」そんな言葉が繰り返し
出てくる。
確かに取っ組み合いの喧嘩をした事は数回あったけれど、
私の細腕で彼の頭を殴ったのが原因だとは思えない。
私を数え切れないほど苦しめ泣かせてきたのだから、
たまに頭痛が有っても天罰が当たったと思えばいい。
今朝5時起床し、朝食の支度を済ませ6時前にプラ包装容器を
表通りまで出して来た。その頃は一時的に雨は止んでいた。
静かに降り続いた雨は午後3時過ぎには上がり、
半袖ですごせるほど汗ばむような晴れの天気になる。
草の上に雨粒がダイヤモンドのようにきらきら光って、
その雨粒に触れゝばふわっと消えてしまう。
秋の空は青く澄んで美しく、白鷺が大きな羽を広げて飛んだり、
水辺に下りて餌を探す光景は毎日のように見られる。
お風呂掃除をして居間に戻ると、
雨が静かに降り出した。
その雨は春の雨のように優しくしとしと降り続け、
一晩中降っていたと思う。
「頭が痛い、血管が切れたようだ。」主人が呟いたので心配をして
いたが、血管が切れゝば会話等出来る訳がない。
暫くするといびきをかいて眠っていたので普通の頭痛かと判断をした。
「お前に何時か、殴られた事が原因だ。」そんな言葉が繰り返し
出てくる。
確かに取っ組み合いの喧嘩をした事は数回あったけれど、
私の細腕で彼の頭を殴ったのが原因だとは思えない。
私を数え切れないほど苦しめ泣かせてきたのだから、
たまに頭痛が有っても天罰が当たったと思えばいい。
今朝5時起床し、朝食の支度を済ませ6時前にプラ包装容器を
表通りまで出して来た。その頃は一時的に雨は止んでいた。
静かに降り続いた雨は午後3時過ぎには上がり、
半袖ですごせるほど汗ばむような晴れの天気になる。
草の上に雨粒がダイヤモンドのようにきらきら光って、
その雨粒に触れゝばふわっと消えてしまう。
秋の空は青く澄んで美しく、白鷺が大きな羽を広げて飛んだり、
水辺に下りて餌を探す光景は毎日のように見られる。
2010 10/03 18:34
Category : 日記
昨夜は、風にのって船の汽笛がぼ-っと聞こえていた。
ぽんぽんという汽笛は漁師さんの船だと思う。
漁師さん、貝類やマグロ、桜海老が大漁になればいいですね、
私は眠る前、深夜に働く漁師さんの大漁を願っていた。
明けて今朝、6時起床。
海岸掃除に主人が出てくれたので2日分の洗濯を済ませて
親友宅に出かけた。
美容院も一人で呑びり経営し
銀行を辞めたご主人様とお野菜を作って農協に出している。
春は竹の子掘り、秋はミカン狩りと二人で山を持っている為、
結構忙しく働いている。
私は、栗とさつま芋を頂きに伺い、海岸を歩いて我が家に戻った。
栗ってなんとなく秋を感じさせる食物、
やっぱり秋って食欲の秋である。
「俺が魚を釣ってお前がお野菜を作れば買うのはお肉だけじゃないか。」
主人が簡単に言うけれど、お野菜作りは大変だと聞いた。
買物帰りに、富士山の上に「かさ雲」が一つ、二つ、三つ、時間が経過すると
六つ重なっていた光景を初めて見た。
明日は必ず雨になると「かさ雲」を見て勝手な判断をする。
手荒れが気になる度に秋がきた事をつくづく思う。
ぽんぽんという汽笛は漁師さんの船だと思う。
漁師さん、貝類やマグロ、桜海老が大漁になればいいですね、
私は眠る前、深夜に働く漁師さんの大漁を願っていた。
明けて今朝、6時起床。
海岸掃除に主人が出てくれたので2日分の洗濯を済ませて
親友宅に出かけた。
美容院も一人で呑びり経営し
銀行を辞めたご主人様とお野菜を作って農協に出している。
春は竹の子掘り、秋はミカン狩りと二人で山を持っている為、
結構忙しく働いている。
私は、栗とさつま芋を頂きに伺い、海岸を歩いて我が家に戻った。
栗ってなんとなく秋を感じさせる食物、
やっぱり秋って食欲の秋である。
「俺が魚を釣ってお前がお野菜を作れば買うのはお肉だけじゃないか。」
主人が簡単に言うけれど、お野菜作りは大変だと聞いた。
買物帰りに、富士山の上に「かさ雲」が一つ、二つ、三つ、時間が経過すると
六つ重なっていた光景を初めて見た。
明日は必ず雨になると「かさ雲」を見て勝手な判断をする。
手荒れが気になる度に秋がきた事をつくづく思う。
2010 10/02 17:34
Category : 日記
あの空は水色ではなく紺色の不気味な空だった。
少し経つと海の色まで紺色に変わり
その波が私の傍まで津波のように押し寄せた。
私は山に向かって必死に走り続けて山の頂上にたどり着き、
ほっと胸をなでおろした。
気が付くと小鳥達のさえずりが賑やかに聞こえる今朝、
こんな夢をみていた事を思い出し、
夢で良かったと思う。
滅多にみたい夢ならばもっとロマンのある楽しい夢をみたいもの。
でも夢を選ぶ訳にはいなかい。
稲刈の終わった水田に雀達がいっぱい集まってうるさい、
農家の人達も慌しく水田に集まり、
忙しそうに作業をしていた。
それが何をしているのか、私には全く判らなかった。
顔見知りの人に「明日から雨が降ったらトラクターが使用できない。」
教えて貰い、稲刈の終わらない農家は慌てゝいた。
秋晴れの空は何処までも高く、まさに「天高く馬肥ゆる秋」
天を地球の周りにある空気の部分と仮定すると、
暑い太陽光線を受けて空気が膨張する夏が最も高く、
冬に低くなるので秋は中位の高さ。
馬肥ゆる秋は、中国北西部の農民は秋になると馬に乗って
略奪に来る蒙古人を恐れていた。
夏の間、開放していた馬がたっぷりと草を食べて肥ってくる秋に、
農民達は蒙古の襲来に対する警戒心を呼び起こす為、
「馬肥ゆ」を引用したと伝えられる。
人間も秋になれば、ブドウ、柿、みかん、なし等の果実やお魚、
美味しい秋の味覚が食欲を誘う。
気温も空気も心地よく大気の状態も安定し、強い風も吹かすに
空が一年のうちで一番空気が澄んで青く見える。
奇麗な大気を大切にしたい。
少し経つと海の色まで紺色に変わり
その波が私の傍まで津波のように押し寄せた。
私は山に向かって必死に走り続けて山の頂上にたどり着き、
ほっと胸をなでおろした。
気が付くと小鳥達のさえずりが賑やかに聞こえる今朝、
こんな夢をみていた事を思い出し、
夢で良かったと思う。
滅多にみたい夢ならばもっとロマンのある楽しい夢をみたいもの。
でも夢を選ぶ訳にはいなかい。
稲刈の終わった水田に雀達がいっぱい集まってうるさい、
農家の人達も慌しく水田に集まり、
忙しそうに作業をしていた。
それが何をしているのか、私には全く判らなかった。
顔見知りの人に「明日から雨が降ったらトラクターが使用できない。」
教えて貰い、稲刈の終わらない農家は慌てゝいた。
秋晴れの空は何処までも高く、まさに「天高く馬肥ゆる秋」
天を地球の周りにある空気の部分と仮定すると、
暑い太陽光線を受けて空気が膨張する夏が最も高く、
冬に低くなるので秋は中位の高さ。
馬肥ゆる秋は、中国北西部の農民は秋になると馬に乗って
略奪に来る蒙古人を恐れていた。
夏の間、開放していた馬がたっぷりと草を食べて肥ってくる秋に、
農民達は蒙古の襲来に対する警戒心を呼び起こす為、
「馬肥ゆ」を引用したと伝えられる。
人間も秋になれば、ブドウ、柿、みかん、なし等の果実やお魚、
美味しい秋の味覚が食欲を誘う。
気温も空気も心地よく大気の状態も安定し、強い風も吹かすに
空が一年のうちで一番空気が澄んで青く見える。
奇麗な大気を大切にしたい。
2010 10/01 18:48
Category : 日記
日本中の神様が出雲の国(島根県)に集まり会議を開き、
他の国には神様が居なくなってしまう事から神無月と呼ばれてきた。
神様の集まる出雲の国では、神在月(かみありづき)と呼ばれ、
10月11日から17日の間、出雲大社で開かれ、
その後、佐太神社に移動し26日まで会議の続きを行うとの事。
その期間、出雲大社と佐太神社では感謝祭が行われるとの事。
今日は、爽やかな秋晴れで近くの小川に行き、
二人で魚釣りをして来たが鮒、メダカ、を捕まえて池に入れた。
その後海に行き、鰯が大分釣れ、
バケツの中に活きのいい鰯が入っているので
今夜は、鰯の塩焼き、つみれ汁にしよう。
私の頭上を飛行機が飛んでいく姿を眼で追うと
二本の線を引いて青空を飛び、あっと言う間に消えてしまう。
その時の飛行機がとても高く飛んだような気がする。
清々しい秋の空気、
雨上がりの樹木の葉が色鮮やかな緑に澄んで奇麗。
他の国には神様が居なくなってしまう事から神無月と呼ばれてきた。
神様の集まる出雲の国では、神在月(かみありづき)と呼ばれ、
10月11日から17日の間、出雲大社で開かれ、
その後、佐太神社に移動し26日まで会議の続きを行うとの事。
その期間、出雲大社と佐太神社では感謝祭が行われるとの事。
今日は、爽やかな秋晴れで近くの小川に行き、
二人で魚釣りをして来たが鮒、メダカ、を捕まえて池に入れた。
その後海に行き、鰯が大分釣れ、
バケツの中に活きのいい鰯が入っているので
今夜は、鰯の塩焼き、つみれ汁にしよう。
私の頭上を飛行機が飛んでいく姿を眼で追うと
二本の線を引いて青空を飛び、あっと言う間に消えてしまう。
その時の飛行機がとても高く飛んだような気がする。
清々しい秋の空気、
雨上がりの樹木の葉が色鮮やかな緑に澄んで奇麗。