2010 10/20 18:07
Category : 日記
今朝5時半に目覚めると、音もなく静かな雨がふり、
その1時間後に傘をささずに可燃ごみを出した。
灰色の空にいつも飛んでいる小鳥達の声も聞こえず、
秋らしい涼しい風が心地よく吹いていた道を
遠回りして帰って来た。
暦を見れば、「十三夜」と記載されている。
十五夜(中秋の名月)は、元々中国で行われていた行事が、
日本に伝来したもの。
十三夜のお月見は、日本独特の風習らしい。
十五夜にお月見をしたら必ず十三夜にもお月見をするものと
されていた。
これは、十五夜だけでは「片月見」といって嫌われていたらしい。
十五夜の夜は月が見えたが、今日は雨ふりで十三夜は見られない。
我家は、誰もお月見等する人はなく時節の美しさも、
全く興味がない。
明治28年に樋口一葉が「十三夜」上、下小説を書いた事で有名。
一葉は、1891年4月、東京朝日新聞の小説記者、
半井桃水(なからいとうすい)に入門し、小説家を志した。
その後、指導を受けた小説「武蔵野」を1年後に発表した。
若き、一葉は桃水の親切さが忘れらず、
終生、桃水に慕情を寄せていたとの事。
終生、慕情を寄せられる人が居たからこそ、良い小説が書けた点も
有ったと思う。
夜になっても、静かな秋の雨はぽつぽつと止む事はなく
冷んやりした風が小窓をカタコト揺らす音が聞こえる。
その1時間後に傘をささずに可燃ごみを出した。
灰色の空にいつも飛んでいる小鳥達の声も聞こえず、
秋らしい涼しい風が心地よく吹いていた道を
遠回りして帰って来た。
暦を見れば、「十三夜」と記載されている。
十五夜(中秋の名月)は、元々中国で行われていた行事が、
日本に伝来したもの。
十三夜のお月見は、日本独特の風習らしい。
十五夜にお月見をしたら必ず十三夜にもお月見をするものと
されていた。
これは、十五夜だけでは「片月見」といって嫌われていたらしい。
十五夜の夜は月が見えたが、今日は雨ふりで十三夜は見られない。
我家は、誰もお月見等する人はなく時節の美しさも、
全く興味がない。
明治28年に樋口一葉が「十三夜」上、下小説を書いた事で有名。
一葉は、1891年4月、東京朝日新聞の小説記者、
半井桃水(なからいとうすい)に入門し、小説家を志した。
その後、指導を受けた小説「武蔵野」を1年後に発表した。
若き、一葉は桃水の親切さが忘れらず、
終生、桃水に慕情を寄せていたとの事。
終生、慕情を寄せられる人が居たからこそ、良い小説が書けた点も
有ったと思う。
夜になっても、静かな秋の雨はぽつぽつと止む事はなく
冷んやりした風が小窓をカタコト揺らす音が聞こえる。