2010年08月の記事


星霜 蛍雪
 年歳の経緯を示す慣用句。星と蛍は夏を指し、雪と霜は冬を案じさせるもの、か。

 漢詩で「十霜」を「10年の冬を過ごして」と解釈していた。
 星霜は一帯のものながら、夏と冬の二つの季節示すものらしい。

 蛍と雪は、わずかな光の形容かとおもいきや、そこには暑い夏と厳寒の冬の感慨を示しているようだ。

 ついでに「咸陽」。都、長安をさすらしい。寡聞を恥じておかねばなるまい。
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手紙
 ひらがなが読めるようになった兄ちゃんと姉ちゃんに、ハガキを書いて投函している。

 手紙で返事はこないけれども、電話がくることがある。「てが 手紙み、ありがと」。

 親自体が筆無精。とても、「手紙には、手紙で返事」など、気のきいたことを、申すまい。

 そのうち、カナグギ流の文が来るかもしれない。楽しみにしているのだが。
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C6511 雄別炭磺鉄道

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
 旧阿寒町の「炭砿と鉄道館」に保存されている蒸気機関車。保存のSLについてはそれぞれデータがネット上にたくさんあるようで、形式と番号で、現存地が判明するしくみなっている。

  そうしたデータによると1935年、川崎車輌で製作された。この形式は短区間で往復回数の多い路線に投入され、《こまわり》のきく輸送に活用されたらしい。

 青梅鉄道公園、倉吉鉄道記念館にも保存されているようだ。
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浴衣 丹前 布オムツ
浴衣 丹前 布オムツ。浴衣はバスタオルにかわり、丹前はタオルケットに転じ、布オムツは紙オムツに代替。

かくて、浴衣は外出用のただ一枚の自前の着物。丹前はその説明に辞書の力をかりて、定義づけ。

オムツは洗うものではなくて、捨てるものになった。

浴衣は丹前下に、布の芯がこなれてはだざわりになったら、オムツ。雑巾を経て灰となり植物の栽培に役立てられる循環型社会は、コマギレ社会となった。
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活躍
 活躍。生涯学習講座の会場は、女性が大半を占めている。現役世代の男性がいたって少ないにもかかわらず、女性の講座参加者は積極的。

 「紅一点」「はきだめの鶴」などの慣用句が、通じない。
 多くの男性に囲まれながら、独り善戦する女性を「紅一点」というのであろうが、圧倒的多くの女性のなかに少数の男性が存在するわけだから、ここは「八方美人」というべきか。イントネーションを間違えると、意味がことなる、が。

 美術の世界。評論家の方は、最近の動向を述べる。「日展でならぶ作品をみても、作家名は圧倒的に女性名」。
 男性画家が誕生しにくく、女性が趣味の領域を高じた程度で創作活動を支えているという。
 専業画家で生活が難しいなかで、有職の画家は誕生しても、専業画家は生まれにくい。
  男性は食べていかなくてはいけないが、絵ではたべることができるかどうか、見えてこない。冒険しない。ひたすら描かない。
 かくて生業ではなく、趣味ではじまる。

 大相撲。改革が迫れている。部屋の暴力。横綱の品格。大麻吸引。最近では野球賭博。
 協会幹部は、関取・親方・行司連を一同にあつめて意見を聴取したが、応ずるものはなく、発言は数件にとどまったと、される。
 評論家がすかさず、指摘した。「意見をもとめるなら、利害関係のある男性よりも部屋のおかみさんを、集めて話を聞いたら、よい」。

 さて、さて。
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まりもの雫 福司酒造
 まりもの雫 福司酒造。《赤いベレー》のレストランのメニューにあった。

 福司酒造の本醸造酒を、阿寒湖畔の協栄ストアーというところが発売元になり、ブランド化しているらしい。

 福司は大正8年かの創業。越後の杜氏が醸造する。
 もとは市内西部に工場をもうけていたが、現在は工場内に水脈があるそうで、住吉という地区で操業している。

 大正8年を起点にすると、すでに91年ということ。ビールのあとに300CCの小瓶をいただき、乾杯。
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雄鶴駅

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
 駅といっても、機関車はあるが、人を乗せて輸送する営業駅ではない。

 釧路市阿寒町上阿寒。道の駅にある、炭鉱と鉄道館の愛称。三菱系雄別炭磺の資料を展示している。

 夏は7月、9月が日曜日、8月は月曜日をのぞく毎日、開館しているか。
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調度品
 28日は北緯43度美術館へ。二人で出かけた。帰り際、ミュージアムショップで、あれこれ品選び。楽しかった。

 いくつか買い求めたが、ひとつは筆と墨・硯のセット。他のひとつはペーパーナイフ・ ペン皿のセット。

 どちらも混乱とモノ積み上げの家や職場の机上に不具合ながら、よしよし備えたからには、机上にモノを置かないことにしよう。

 東求堂の義政座敷を思うにつけ、ここは一番、奮起。どうなるや。
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休暇
 27日。休暇をもらい、郊外へ出かける予定。13日ー16日は休業日であったが、連続3日間、話し続けていた。

 4時半に目が覚めて、起床。水を200CC.着物に着替えて、コーヒーを落とし、「新漢詩紀行」。

 「老境」の詩の紹介を眺めたあとは、取り出してある本の整理。

 代理店で来客の宿の手配のあとは、森林浴。先週でかけた美術館。一人でゆっくり眺めてこようかと。

 あとはモール湯(泥炭透過水)にでもつかり、本でも読みたい。充電。まだ、外は暑いが。

 パソコンと仕事とはバイバイの時間。
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ボレロ ラヴェル
 ボレロ ラヴェル。朝、NHKFMで流れていたのが、この曲。
 朝方の目覚めにふさわしい、曲とされる。

 この際、メモっておこう。
 作曲家はラヴェルで、フランス人の曲。
 パリ・オペラ座で初演された、バレエ曲。

 二種類の同じメロディが繰り返される。特徴的な構成であると、私もおもう。

 スペインの曲かと想像したが、フランス人の曲。
 思うも理由があるということか、作品はスペイン人役者のために書かれた曲ということで。

 低音から次第に大きな音になる。 演奏も神経とこまやかな技法が必要であるように思える。
 同じメロディの繰り返しの末に、終わり方も考えたことであろう。
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今年も咲いた アマリリス
昨日から開花。今年は2輪。根元のほうに花芽もある。

次の開花が楽しみ。ハイビスカスも開花。ベランダの鉢はにぎわっている。

開花は目を楽しませてくれる。世話はもっぱら連れ合いさんの担当。とてもとても、手入れは無理。

眺めて楽しみ、記載して開花の努力に応えることにする。
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浄化 河川
 25日 朝のテレビ放送MISSNは東京湾葛西地区で展開されている、海を海水浴場に復帰させる話。

 海水浴で許可がでないなら、潮干狩りや小型漁船を浮かばせて子どもを遊ばせようと、木造船の建造にも乗り出す。

 浄化のポイントは、竹をさして砂の流出をとめ、牡蠣などの貝を付着させて、貝による浄化をすすめること。
 牡蠣一個で400ccの海水を浄化する能力があるという。

 気仙沼で牡蠣養殖にあたる漁業者が登場する。
 牡蠣を育てるために、室根山に《魚を育てる森つくり》をすすめている。
 その漁業者の方が奨めるポイント。
 「ヘドロをなくすためには、バクテリアの力を借りることです」。
 木炭と鉄分をまぜた焼モノを、投下しておくと、回復します。
 キーワードは汽水。汽水は生物の故郷だと、提案していた。

 釧路川のヘドロ問題。本気で解決しようとすると、土木工事で掘削し撤去することではなさそうだ。
 微生物。されど微生物。思いついたら、綿密な調査、計画化。あとは、時間が解決してくれそうである、が。
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記載検索
白湯。起き掛けに薬缶にわかして、カップで一杯。

体があたたまり、体内脂肪も溶け出すのではの感触がおこるから、不思議。

沸騰させた湯を、カップでさまし何口かにわけて、呑む。うーん、それから読書。

読み終わってパソコン。お気に入りの一節を日記に書いて、あとで検索手段をつかって、記載箇所を探し出す。

日記帳ではページをめくるも《発見できず》。その労がすくない、WEB日記のワード転載文書。CDに転記して活用しているのであるが。
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宿題
宿題。文藝春秋9月号に「夏休みの宿題で人生が決まる」。

自由研究のおもしろそうな提案があったあとは、各界著名人の小学生のころの宿題、自由研究の取り組み状況。

懸案事項は先に済ませて、あとからノンビリ好きなことを済ませたとする回答が圧倒的に多い。模範生。

休みは家の仕事など当然入った子ども時代。宿題の処理など、昼間の働きで疲れて疲れて。

できれば、著名人のようにすばやく済ませたかった。
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 鳥居本幸代著「平安朝ファッション再発見」を読んでいた。テーマは色の発見と季節ごとの重色目。

 季節にあわせて着衣の色の選択と配色は、ある種、貴族社会に生きる女性の教養と見識であるかのようだ。中国・朝鮮から《原色》がもちこまれたのに、本邦では中間色が多様に組み立てられ、色彩感覚を磨いてゆく。

 磨いてゆくだけではなく、適応できないと、蹴落とされてしまうような、厳しい世界である。それが、式部や納言といった宮廷内作家によって、記述・講評される。

 寝殿造の内部で、そこはかとなくうかがわれる衣の美。豊かさ、情緒、含蓄。

 他面で、なかなか厳しい世界である。
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名刺うらの小さな絵展 ときわ台ヒルズギャラリー
 名刺うらの小さな絵展 ときわ台ヒルズギャラリー。9月1日ー9月30日の会期でお知り合いの於島廣朋さんが、開く。

 4月に北大通の豊文堂古書店 7月は大町の港文館。今回は春採7-5-1のときわ台ヒルズギャラリーで、開催。

 今回も案内を頂戴した。ピンポイントに注目しながらも、そこから広い世界へに視野が広まる。添えたコメントに深い薀蓄。ご覧あると、楽しくしてくれる。
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北海道移住奨励 『興業意見』
 北海道移住は志願者が多いのに、経費不足から「願意を却けざる」を得ない状況にあるが、道路・橋梁・港を整備して渡航を保護すること。

 開墾予定地は泥炭地で排水が必要であり、産物出荷・日常品搬入の海運を保護するほかに、定額金(3万円)では移住者の「志望を充たすに足らず」。ともかく、「一日も忽にすべからず」。

 三菱資本による、命令航路開設につながった、ものか。
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疲労回復 節酒
疲労回復 節酒。暑い。仕事で帰宅。冷えたビールで一杯。

ホッとするが、疲労は翌日に残る。

適度のアルコールで早めに就寝。目がさめたところで仕事。それも良いが、昨夜の酔いは、確かに疲労感。

そこは、切り替えをしなければ。休日の朝は月曜日夕方の準備。終わって昼食、テレビで野球観戦。

なんとなく疲労感をともなうは、アルコールの残量。さらに休息。もちろんノンアルコール。ようやく、すっきり。休日の翌朝。
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太平洋炭磺炭鉱展示館
太平洋炭磺炭鉱展示館は、国内最後の坑内掘り炭鉱の展示施設。

屋外には、坑道を開設するための機械・コンテニィアヌスマイナーが露出展示されていて、来客を迎えている。

炭鉱の歴史、坑内模型、海底炭層の地層模型、機械採炭現場。DVD画像もあって、係員の案内があると、小一時間は巡回に要する。

炭鉱は閉山して8年。後継炭鉱に継承され、海外技術移転がスタートしている。映像は、御術移転の成果を伝えながらも、同炭鉱が82年かけて掘り上げた石炭の量は、一年の輸入量に類することも伝えている。

日本は石炭を必要としてるのだ。
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北緯43度美術館

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
《北緯43度美術館》は、釧路市阿寒町上阿寒23線にある。
 ロビーと館とは、直角に配置されたモニュメントをむすぶ線が北緯43度で、阿寒ー札幌ー日本海ーモンゴルードイツーアメリカと結んで、地球を一周しているのだと、コンセプトの説明があった。

同じ緯度に位置するからには共通する点と、独自性があるとこだわりつつ、冬は雪でおおわれ色彩が地味な北緯度にも明確なメッセージを体現する作品があると、コレクションが企図された。

21日は団体で鑑賞にでかけ、館長さんが案内を買ってでてくださった。たまたま出張の日程が変更となって在館されるという、幸運。
 加藤直樹・船越保武・羽生輝、各氏の作品。日本室・アジア室・ヨーロッパ室の3室からなる展示室。

今回は、講座の一環で、これまでに入館したひとも、はじめての人も、そろって鑑賞した。
 多くの方にこれからも、折々、足をはこんでもらいたい。
 入館のたびにワン・ポイント・アクセント型鑑賞の姿勢をもってはどうであろうか。
 《知人が来たから見るは》ではなく、繰り返し訪問し、美術鑑賞の楽しみと有意味を体感しようではないか。
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3日連続 お話会
13日から3日連続の《お話会》が終了しまして、ホッとしております。

資格を取得することを通じて、生涯学習ですすめている教育方法を、学校教育の第一線で生かしてほしい。

教科書、学習指導要領、ホワイトボードにマーキングペン。それを駆使した授業もよいが、モノ資料に依拠しつつも、地域に根ざした独自の教材を開発し、自らの言葉で表現できる授業開発。

そこのところに繋がるために、《お話会》を生かしてほしい。そうしたメッセージを届けたつもりですが。
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品薄 サンマ
 品薄 サンマ。北海道東部の漁港には、秋の味覚であるサンマの水揚げ期。

 15日から大型船といわれる100㌧未満船が出漁したが、成績がよろしくない。

 例年は日に1000㌧余はあった初日の水揚げが100㌧強。価格は10倍でキロ当たり300-400円が根室港では、3360円。これでは、一箱3000円程度の価格が3万円ということになるが。そうは、なるまいに。

 沖合いに魚群が集まっているらしい。どのくらいかというと1500-2000キロの先という。これでは、燃料代や鮮度確保であわないということ。

 漁業者は、異常な暑さのためでは?。そう申しているようではあるが。
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天寧(てんねる)神社
 天寧(てんねる)神社は、明治34年1月から操業した《前田製紙合名会社》の鎮守として創祀された神社。

 最初の位置は、現在の釧路町中央7丁目13番から22番付近の丘陵地に設けられたと、伝えられている。

 伝承を守り伝えているA家夫人は、1954年に標茶町から嫁いできたときは、まだ《創祀の地》にあったが記憶があるものの、その場所での祭典に臨んだ記憶はないという。

 神社はその後、中央9丁目在住の個人所有地の山に遷座したのち、現在地に2度目の移転をすることになった。
 現在地は、天寧コミュニティセンター西にある取り付け道路から北に向かって伸びてゆく道先で祀られてある。
 その地は、東釧路炭磺の跡地と、A家夫人は説明してくださった。

 かつて紙パルプ工場を軸に、倉庫・社宅・学校・説教所・神社とあった諸施設。寺院は南の地に移転、神社は東に転じて、工場街の一角をわずかにうかがわせている。

 天寧神社の祭典は、8月の第一日曜日。2010年は7月31日の宵宮、8月1日に本祭が営まれたという。
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黎明館 鹿児島
黎明館 鹿児島県立博物館は、そのように呼ばれている。県の歴史資料総合センターという肩書きももっていると、おもう。

常設展示なのだが「部門展示」というコーナーがあって、そこには明治の元勲、官僚が紹介されている。展示されている人の人数は相当数。いずれも、学校の教科書でお馴染みの方、ばかり。

見学に行ったのは1985年前後のコトながら、この博物館といえば、記憶はそのコーナーについて、鮮明。記憶に新しい。
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飼育一年 キンギョ
キンギョの飼育をはじめて、一年。港まつりの縁日が契機であった。

「すくいたい」。姫の一言で、500円のおまけのキンギョが2尾。たちまち一尾が死に、追加で4尾がくわわった。

淘汰とは、ひどいもので縁日の一尾も、購入の4尾のうちの2尾があついで果て、残りの二尾が追いかけっこをはじめた。

以来、一年。購入の4尾は31円。2.5センチほどの個体が、今は10センチ近くになった。

先日も姫の二人は「大きくなったねー」。エサを椅子の上にあがって給餌。「大きくなった」。もう一声かけて家路に。

水槽も二個目、ポンプも一台追加の二台運転。個体の原価より、設備投資の金額は拡大。

水槽を悠々。もとの職場の喫茶店で飼育の金魚。10年は生きてます。「先日死んだのは20年生きて」 。

おいおい。飼育者よりも、飼育の金魚が長生き?。
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水物語 鶴ヶ岱
14日昼下がりは、水物語 鶴ヶ岱。市街地の水を訪ねるウォーキングを企画。今はない伏流河川の源流部を確認した後は、これまた現在は稼動していない酒造元を歩いた。

旧酒造もとの水源。地域の人のお話では住宅が密集することで、水脈が断たれた。北側に位置する野球場のところから採水していたが、「うまく行かなくなったようだ」。

建物の軒下に銘酒名の記載があることが、一帯の風格を示している。惜しい!!。

その先に、釧路川を訪ね、最後は喫茶店で甘い水。

途中、肥沃な女性が歩いておられた。それは水物語の昼下がり。夕刻には住まいの近くで、上体が肥満、下半身が《かぼそい》女性が通行中。

夕方から来客。所望があってトンカツ。脂肪とたんぱく質をいつになく摂取。朝の体重計が気になりはじめる。
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西田尚美編『西田尚美の京都学』
西田尚美編『西田尚美の京都学』は、NHKテレビテキストで、9月の月曜日に放送予定。

京料理、市、いけず、町屋の四話。油脂分・甘味成分に旨味。なかでも旨味は西洋料理にはなく日本料理特有。昆布がベースとなるが。

京都ことばの修飾辞の豊富さ。「直截な言葉に陰影を与え、襞を添え、綾を飾り、含みをもたせ」(132p)、微妙な心の動きを印象づける。アズマビトは、ついてゆけるか。

夏は暑い、冬は冷え込む、海がなくて海産の珍味は他県依存。干物・京野菜・京都の野菜を食べるしかない(90p)。如何においしくたべるか、料理人は腕の見せ所であったという。「京料理」のみならず、「京都学」の出発点なり、や。
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『提言・日本の朝鮮政策』
 朝鮮政策の改善を求める会『提言・日本の朝鮮政策』は岩波ブックレットの一冊であるから、大著ではない。古い本である。
 発行されたのは1989年のことで、自分で購入した本とは思えず、どなたかから貰い受けた本のなかに含まれていた一冊であるかのような感じがする。
 名を連ねている政治家の顔ぶれのなかには、鬼籍にはいった方もかつての政権与党の政治家も。

 読んでみると「変っていない」の印象。
 米韓が、中露を背景に38度線を境にむきあう構図。日本と韓国の位置関係と、北朝鮮との位置。

 恐らく本書は、1983年の《第18富士山丸事件》や、87年の《大韓航空事件》などで生じた課題が朝鮮半島全体に及ぶ懸案事項を凍結するものとして、政策転換をもとめているようでもある。
 1980年前後の時期はまた、2002年頃から表面化した北朝鮮による《拉致で連行された国民》の発生期とも重なる。

 2010年は《日韓併合百年》。歴史を掘り返すと《自虐史観》で、解決するかとの声も起きる。ただ、歴史的経緯の視点を欠いた対処でも、《拉致問題》は解決するのであろうか。考えるところではある。
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小さな絵展 名刺絵
ご案内いただいていた、「小さな絵展」が港文館で14日まで開かれています。

《小さな》の意は名刺の裏をいかして、ひょうひょうとした絵を描き、ユーモア、軽妙洒脱、自在な文が添えられています。

その一句、一首、一文が唸らせてくれます。

これまで三度、拝見しています。今回は夕日を取り上げておられた。夕映えがわずかに暑い夏に清涼感を与えている。夕映えの美がいわれている、このマチで日没を描くのは勇気が必要。

作品はみごとに共感を呼んでいる。人が美しいと異口同音に語る夕日は、それに応える表現にならないと、共感がえられないから。

釧路川の夕日が美しいとする市民運動があるけれども、勇気を与え、その気にさせてくれます。
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薬草 伊吹山
NHK「こんなステキなにっぽん」。8日朝の紹介は、揖斐川の流域伊吹山。

伊吹山は薬草の宝庫なのだそうで。ゲンノショウコ・オオヨモギ。ほかにも伝承と経験で、野草のなかから薬草を巧みに刈りだす。薬缶を焚き火にかけて、煎じ、「これが元気の源だ」と、飲用。

乾燥させて、細かく《押し切り》で裁断。袋に入れて納戸に格納。部屋は薬草の山。工業用原料に出荷するのかと思いきや、自家用らしい。

夏なら60分、冬なら120分。浴槽には薬草の袋をいれて、薪で風呂をわかす。薬草の湯は「厳しい岐阜の冬をしのぐ、生活の知恵」。そうコメントがあった。

元気にはサプリメントの工業薬品。風呂はガスの瞬間湯沸かし器で瞬時にわかして、数分の湯浴み。薬草の浸出液よりやはり温泉。

安易に工業製品、化石燃料、お金を投じて温泉。 自然採取の薬草、手づくりの飲用・浴用、時間をかけて太陽の恵みの植物でわかす湯。どっちが、良いか。
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グリーティングカード
古いことになってしまったが、新年、中学校時代の恩師から楽天の「グリーティングカード」で、年始状をいただいた。

おやおや、たいへん器用なことにと思ったけれども、返信をしなかった。しなかったより、出来なかったのだ。

パソコンの度重なるリカバリーのために、「お気に入り」情報を再記録できなかったから、だ。

「暑中の見舞いに」との案内が送られてきて、そのメールを生かして、グリーティングカードの仕組みを再活用できた。

全国から猛暑の便り。立秋を過ぎたけれども、残暑が厳しい。いささかの挨拶をさせていただいた。

開封連絡につづき、返信もいただいて、それぞれ健闘の様子。そのことが、一番、よろしいようで。
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涼風

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
 まもなく立秋ながら、暑さは続く。テレビの伝える予想気温。内陸では35度のところがたくさん。

 ベランダの百合が、一輪、二輪。こちらの朝の気温は20度くらい。暑い各地に涼風をお届けします。

 越後の身内、首都圏の知人、道内・道外のの掲示板に書いてくださるみなさん。安芸の坊ちゃん、嬢ちゃん。

 暑さのお見舞い、申し上げておきます。
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赤飯
冷凍食品を包装する外に記載されたコラム欄一説。

「民間で赤飯が慶事に用いられるようになったのは江戸の後期」。そかそか、これは使える。

宮中で上巳・端午・重陽の節日に赤飯を供える神事の儀式にあったことが「厨事類記」という本(鎌倉時代後期)にあるそうで。

庶民化の時期は判明。次に知りたい。なぜ、民間に普及したのか。
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岡女堂 素焼き大豆
岡女堂 素焼き大豆。岡女堂は十勝支庁管内本別町にある菓子舗。

栗の甘納豆や十勝産豆の銘菓で知られる。柳月や六菓亭のようにコマーシャルの力を借りて業績をのばしているわけではないが、堅実な商いで評価が高いのではないかと、思う。

きらびやかにして、甘みのおおい菓子より、素朴で添加物のすくないものを選んで購入する、が。

「素焼き大豆」も、そのひとつ。ポリポリと食べる。地元の豆を素材に、歯ざわりもやさしい。

岡女堂 素焼き大豆。ビールのおつまみにも、お茶にもビールにも良い。酔いが良い。
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