2004年01月の記事


稀な規模の見事な太陽柱! 大型地震の懸念・・・
01/27 20:25 38.8N 141.7E 70k M3.8 宮城県沖
01/28 02:02 44.5N 149.0E 33k 5.1M A 択捉島南東沖(世界版)
01/28 13:46 41.9N 139.2E 20k M4.1 北海道南西沖
01/29 02:27 38.9N 141.7E 70k M3.6 宮城県沖
01/29 13:47 37.2N 141.3E 80k M4.1 福島県沖
01/30 00:30 25.0N 125.6E 50k M3.6 宮古島近海
01/30 09:23 40.0N 141.4E 80k M3.5 岩手県内陸北部
01/30 09:57 37.2N 138.6E 10k M2.8 新潟県中越地方
01/31 02:12 42.9N 145.4E 40k M3.9 根室半島南東沖  
  ・・・下記データの全て日本時間・・・
01/29 07:15:33 3.22S 127.22E 33.0 6.7M A インドネシアのモルッカ南部
01/29 12:52:51 50.30S 114.79W 10.0 6.1M B 太平洋南東部


 昨日30日、日没時の午後4時半頃、かつてこれほどの大規模な太陽柱を観測したのは初めてのこと。今、手元に観測データを引き出せないでいるが、太陽柱は数日中にM6以上という確度の高い宏観だという認識がある。しかし、今回ほどの規模は初めて。これはだぶんにM6.5以上の恐れとして警戒すべきだと思う。疑わしい震源は北海道を中心とする関東以北〜千島クリール諸島間の範囲で、先日24日に前兆のあった十勝〜釧路沖なども十分に注意されたい。
 26日朝の椋平虹の対応か、27日に八丈島近海でM5.0/震度3、福島県沖でM4.7/震度3、28日未明に択捉島南東沖でM5.1などが発生した。
 月の周期としては現在、まだ29日15時03分ピーク時間の上弦半月の影響下にあり、31日23時に月の距離が最遠となっている。次は6日の17時47分ピーク時間が満月。
コメント (0)

月に赤味のシェル出現! 十勝沖に繰り返し吹き飛ばし現象!?
01/27 02:43 36.5N 140.6E 60k M4.1 茨城県北部
01/27 11:21 38.5N 141.2E 10k M2.7 宮城県北部
01/27 13:20 32.8N 140.7E 60k M5.0 八丈島近海/震度3
01/27 15:11 37.1N 141.2E 90k M4.7 福島県沖/震度3
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
01/26 06:20:52 49.56N 155.72E 47.9 4.8M A 千島列島北部


 24日の彩雲、及び26日朝の椋平虹の結果なのか、八丈島近海でM5.0/震度3や、その他にも東北でM4級震度3が相次いだ。
 画像では旨く出ていないが、27日の月がやや赤味を帯びたムーンシェル状なので、かなり気になって撮影をしてみた。再び関東以北のどこかでM5以上の可能性がありそうだ。各サイト掲示板を見れば、全国各地で同様の報告が頻発していることが判った。また、野暮用で夜中に出かけていたが、砂川空知太付近から見る上空の様子が何やら異様な感じがした。石狩川や空知川から発生する霧を疑うが、まるで地震霧ならぬ・・・何か得たいの知れない厚い雲が低く下がっていて、街の灯りを受けて不気味な印象。あまり、見ない光景のような気がする。
 関西ナマズ予知研の懸念する方向なのか、火山噴火予知連絡会は27日に阿蘇山に噴火の恐れがあると発表した。

 それと24日観測のkawap氏が懸念する十勝沖に関しては、私が気になっている衛星画像がある。
 例えば、24日10時画像を見てもらえれば、すでに発生した25日の北海道根室半島南東沖M4.5の震源付近も小さい吹き飛ばしが見えており、そして気になる十勝沖には、確かに相当にデカイ吹き飛ばしが在る。画像では宮城県沖〜福島県沖〜茨城県沖に掛けても大きな吹き飛ばしが在り、ここでは26日に宮城県沖M4.6、宮城県北部M4.1。27日に茨城県北部M4.1、宮城県北部M2.7、福島県沖M4.7/震度3などの発生が相次いだ。そして、27日14時画像では、再び繰り返すようにして十勝沖には、クッキリとした大きく丸い吹き飛ばしが出ているのが確認できる。
 このような繰り返し出現する大きな吹き飛ばしは大型震源の浮上の疑いもあるので、やはり注意が必要かもしれない。
コメント (0)

太陽の両サイドに椋平虹が出現!
01/25 12:40 34.7N 135.8E 10k M2.5 奈良県地方
01/25 23:11 43.2N 145.6E 50k M4.5 北海道根室半島南東沖
01/26 05:16 37.3N 136.8E 10k M3.3 石川県能登地方
01/26 17:45 38.9N 141.7E 70k M4.6 宮城県沖/震度3
01/26 21:34 38.9N 141.6E 70k M4.1 宮城県北部/震度3
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
01/25 20:43:12 16.71S 174.25W 134.1 6.6M A トンガ


 25日朝の冷え込みは酷く、旭川市江丹別では−28.5度という今季最低の気温を記録した。北見市では豪雪の後遺症にまだまだ苦しめられている。本来、積雪の少ない地域であるため、除雪能力はあっても排雪能力が無く、市ではたった一台のダンプカーとロータリー車しか所持していなかった。雪をただ避け退くだけしかできない除雪では、こういう時には役に立たない。
 26日朝の午前7時半頃、再び椋平虹を観測。今度は見事に太陽の両サイド側に長めの縦虹が出現した。尚、出現時間は短くすぐに掻き消えた。一応、関東〜千島列島間でのM5.5程度か、もしくはそれ以上の発生を疑う。
コメント (0)

やや大型を疑う地震雲が出現!
2004 1/25 06:32  

01/18 14:30 22.4N 142.2E 238k 4.5M A 小笠原南端(世界版)
01/19 22:50 35.2N 135.5E 10k M3.3 京都府南部
01/20 06:11 34.1N 134.4E 10k M3.8 徳島県北部
01/20 08:30 35.8N 140.8E 60k M3.6 茨城県沖の鹿島灘
01/21 03:40 42.1N 143.4E 50k M4.4 北海道南部の十勝沖
01/21 05:04 37.2N 142.2E 10k M4.2 福島県沖
01/22 15:43 42.8N 145.0E 50k M4.1 北海道東部の釧路沖
01/23 08:11 34.2N 135.2E 10k M2.6 和歌山県北部
01/23 08:59 32.1N 128.6E 10k M4.1 長崎県西部の五島列島近海
01/23 11:39 33.3N 132.2E 40k M3.9 愛媛県豊後水道
01/23 18:01 37.3N 141.1E 70k M5.4 福島県沖/震度4
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
01/24 02:03:16 49.52N 155.69E 47.6 4.8M A 千島列島北部


◆◆1月24日(土)朝〜昼、空知支庁/奈井江町より観測◆◆
 

 午前7時半過ぎ、低い仰角の南空に滞空する白帯と黒色断層状雲を目撃。ややピークが過ぎたが、勤務地付近から昼休みに方位を測定した。指向方位は方位角104−284度で、疑わしきは104度側の釧路市方位。海域震源的な印象だが、上空に漂うシワシワ雲の細かい粒子から震度が強い可能性もある。規模は東西方位の山並みが邪魔して全貌はハッキリしないが、最低でもM4.4以上は確実。場合によってはM5.5以上ということも在り得る。
 昼頃になって、朝には無かったもう一つの大型白帯雲が形成された。滞空位置としてはかなり真近で仰角も高い。こちら側も山並みが全貌を邪魔しているが、こちらの方が更に大型の疑いが強くて要注意。発生規模としてはM4.7以上で、M6以上ということも十分在り得そうだ。震源方位は方位角86−266度で、疑わしきは86度側の色丹島方位。発生は時間を要するかもしれず、共に数日内〜2週間程度で発生の見込み。
 その他としては上空には彩雲が輝き、北海道近郊域での数日内のM5以上を示している。86−266度ラインの帯雲については日没時に、266度側の石狩湾厚田村方位へと収束する典型的な放射状雲も見られた。こちらは規模としてはM2前後と小さく、たぶん無感扱い。場所柄からこのような典型的な放射状雲の出現が少ないので、一応、今回の雲は測定してみた。発生は数日内〜1週間程度。
--------------------------------------------------
 地震雲a 
  * 観測     午後12時半頃(午前7時半過ぎにはすでに出現)
  * 震源方位  方位角104−284度の釧路市方位
  * 推定規模  M4.4以上(場合によってはM5.5以上)
  * 発生予測  数日内〜2週間程度
 地震雲b
  * 観測     午後12時半頃(出現して間もなく、日没時に消滅)
  * 震源方位  方位角86−266度の色丹島方位
  * 推定規模  M4.7以上(M6以上ということも十分在り得そう)
  * 発生予測  数日内〜2週間程度
 地震雲c(画像無し)
  * 観測     午後5時頃(出現して間もなく、日没時に消滅)
  * 震源方位  266度の石狩湾厚田村方位
  * 推定規模  M2.0±1.0
  * 発生予測  数日内〜1週間程度
--------------------------------------------------

 24日は複数震源を示す空模様で、朝からインパクトの強い断層状雲や帯雲が出現した。案の定、各地からも地震雲報告が多発したが、このように地震雲に対する共通した認識が得られているという喜びを確認することができ、このこと自体が大変な時代の進歩だと思う。
 久し振りに帯広市のおろきら氏からも報告があった。筋状と洗濯板状が混在したような雲で、最大長で天球2/3ほどを覆っていたとのこと。推定震源方位は方位角111度。栗山町のkawap氏から方位角105度震源という帯雲の報告もあり、札幌金魚さんなどからも同一地震雲らしき報告がある。これは或いはおろきら氏観測と同一震源であるかもしれない。参考までに一応、両者の震源ラインを引いてみた。測定が正しければ二本のラインがクロスする部分に共通震源が潜在することになるのだが・・・。

 23日、福島県沖でM5.4/震度4が発生。もしかすると、この新月トリガー地震(22日06時05分:新月)が18日朝に目撃した椋平アーク(2004 01/20 01:30 更新)の結果地震かもしれない。これは私の判断ミスだが、出現した虹は注意しないと気付けないほど極めて薄いもので、このことからもM6に達することはないだろうという推測が可能だった。尚、気温の低さから地震の発生は遅れがちであるかもしれない。
コメント (1)

太陽柱と椋平虹が出現
01/18 00:32 35.1N 133.1E 10k M2.9 島根県東部
01/19 03:16 42.7N 145.1E 50k M5.0 北海道東部の釧路沖/震度3


 18日の朝、午前7時半過ぎ。太陽柱に近いような状態の朝陽と、そして久し振りに太陽の両脇に出現した椋平虹を目撃した。極めて薄い虹で、たぶん私のデジカメでは旨く獲れないことから撮影はしなかった。このような場合は2、3日中にM6前後、或いはそれ以上が発生する可能性。震源は特定できないが、関東〜千島カムチャツカという広範囲で注意が必要。
コメント (1)

阪神大震災からまる9年。 十勝沖地震で露呈した津波の非難勧告の実態!
01/11 20:45 35.9N 137.5E 10k M3.2 長野県南部
01/12 01:15 38.9N 141.7E 80k M3.8 宮城県沖
01/12 03:09 34.2N 135.4E 10k M2.5 和歌山県北部
01/13 04:50 24.9N 125.6E 50k M4.0 宮古島近海
01/13 05:12 42.2N 143.4E 50k M4.7 北海道南東部の十勝沖/震度3
01/13 13:55 42.4N 145.2E 30k M4.7 北海道南東の釧路沖
01/13 20:55 38.5N 140.3E 10k M2.9 山形県東部の村山地方
01/14 20:42 33.8N 135.3E 10k M3.3 和歌山県北部
01/15 09:10 43.9N 146.1E 100k M5.0 国後島付近/震度3
01/16 03:17 42.4N 142.6E 20k M3.2 北海道南部の日高支庁中部
01/17 02:23 41.6N 144.0E 50k M4.9 北海道南部の十勝沖
01/17 04:36 35.8N 141.1E 30k M3.8 茨城県沖
01/17 09:45 33.6N 134.2E 10k M2.9 徳島県南部
01/17 20:48 38.8N 141.7E 70k M3.7 宮城県沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
01/11 13:32:48 36.68S 53.19E 10.0 6.2M B インド洋南西部(修正済)
01/11 18:29:09 20.14S 179.17W 672.1 6.0M A フィジー
01/15 16:26:57 3.42S 151.01E 33.0 6.2M A パプアのニューアイルランド
01/17 03:07:55 7.67N 37.69W 10.0 6.2M A 大西洋中部


 正月連休の後半から続いた風邪による酷い咳き込みからやっと解放されて、もう殆ど出なくなったところ。あーーぁ、辛かったよぅ。グスン...
 Yahoo! BB変更に伴う電話ノイズ問題はNTT側の外回り不良だけではなく、やはりモデム自体にも故障があったようだ。Yahoo!サポートの配慮で届いた別のモデムとフル交換したところ、見事にクリアー。また、不安定過ぎる通信速度についても解消される可能性についてサポートから説明があったが、確かに素晴らしい高速度が得られており、サポート推奨のBB Speed Checker測定では、下り通信速度(ダウンロード・スピード)で83470Kbpsに達している。

 北海道を3日間襲った台風並みの低気圧により大変な雪に見舞われた。まだ私の住んでいる地域の積雪は50センチ前後だが、観測史上最高の大雪に見舞われた北見市内では171センチを記録。ニュース映像では各住宅も雪で埋もれているし、配送・配達ができないからスーパーも陳列食品が無い。他にも滝上町で204センチ、阿寒湖畔が194センチに達している。最大瞬間風速でも札幌31.4メートル、網走32.8メートルを記録した模様。尚、17日の当地では素晴らしい快晴だった。

▲01/13 13:55 42.4N 145.2E 30k M4.7 北海道南東の釧路沖/震度1
 『地震雲としては9日の午前7時半頃、目測にて最近続いている根室半島南東沖〜釧路市範囲の方位震源として想定M4.5以上と見られる断層状雲が見られた。』(2004 01/12 04:27 更新)
 観測地震雲の結果があったようだが、コンパス測定ではないために参考程度。掲示板には都内ちゃこさんのドジョウ君が茨城沖地震に反応したのか見事な事前報告あり。
 これは関西ナマズ予知研が懸念する方向へと向かっているのか、14日阿蘇山でも大規模な土砂噴出があった。臨時火山情報が阿蘇に関して発表されたのは95年以来とのこと。カムチャツカ半島のカルイムスク火山が10日に噴火し、千島海溝ラインも以前、活発な活動状況が続いていると思われる。

 95年の17日午前5時46分に発生した阪神大震災からまる9年が経過し、犠牲者6433人に対する追悼のイベントが各地で行われた。決して望まれはしないが、まさか映画のワンシーンだろうと思われたあの戦慄する地獄の光景が再び見られる時は、いつか必ずやって来る。それまで地震予知は不可能という定説に対して意に介することなく、果敢に積極的な予知へと取り組み出された民間研究の多くは、まさにこの大震災を契機に奮起してきた。
 尚、一部には1や7の付く日付は震災が多いという話もあるが、私が以前に理科年表から日本、及び世界の被害地震について調べた限りでは、残念ながら何ら全くそのような傾向すら確認はできなかった。これは印象深い被害地震がたまたま幾つか1や7の付く日付であったに過ぎないようだ。
 それと一見、予知に成功したかに見える擬似相関を排除することはもちろん大切だが、私は実際に予知が成功するかどうかが最重要であって、そのメカニズムが現在の未完成な科学常識で説明できるかどうかなどというのは問題の二の次だと考えている。これは地震雲観測についても然り。

 昨年9月の十勝沖地震においては、津波に対する防災で大きな問題が浮き彫りになった。気象庁の最終調査結果による公式発表では十勝沖地震の津波の最大値は厚岸町での4.2メートルだった。   
 今回はたまたま不幸中の幸いというべきで地震の被害も軽かったし、津波が低かったことはまさに奇跡的だった。しかし露呈した事態は、気象庁から津波警報が出た時点で避難勧告することになっているにも係わらず、なんと対象住民2万2740人という釧路町での“自主避難”の呼びかけは地震発生の約1時間後であった。津波警報が出された北海道の自治体の1/3は自主避難/注意喚起でしかなかった。結果的に津波は低かったが、これでもしも、何十人何百人もの人々が津波に飲まれていたとしたら、一体どう責任を取るつもりだったのか?
 気象庁から津波警報が出た時点で避難勧告すべきは当然であって、そうでなくとも沿岸に住む地域住民は大型地震の発生と分かるや否や、内陸部の高台へと非難したほうが絶対に良い。
 93年北海道南西沖地震での奥尻島の住民を襲った大津波は地震発生から僅か2〜3分で押し寄せ、考えている暇もなかった・・・。その津波は最大21メートルで、最大遡上高は尻島藻内地区において31.7メートルという痕跡高を記録している。


 『津波の来襲か避難か、どちらが早いかの勝負だ。気象庁は94年、各地の地震計をネットワーク化した津波地震早期検知網を導入した。それまで予報発令まで十数分かかっていたのを大幅に短縮。今は3分が目標だ。
 約3メートルの津波が押し寄せた豊頃町大津地区。漁港の一部が浸水した。住民414人に対して避難勧告が出され、200人が指定避難所に避難した。同地区は1952年の十勝沖地震、60年のチリ地震で大きな津波被害を出した。
 今回の地震で、津波警報が出た北海道の自治体21のうち避難勧告を出したのは14、自主避難・注意喚起にとどめたのは7と対応が分かれた。
 釧路町は自主避難を呼びかけたが、対象住民2万2740人のうち避難が確認されたのはわずか167人。しかも、呼びかけは地震発生の約1時間後。
 また、避難勧告の基準も各自治体ごとにばらばらだ。「津波警報が出た時点で出す」(避難勧告した浜中町)、「基準自体がない。今後の課題」(自主避難にとどめた浦河町)。消防庁は、全国の自治体に津波警報が出た時点で避難勧告するよう99年に通知している。
 政府の中央防災会議は、「東南海」「南海」の両地震が同時に発生した場合、津波による死者数は避難意識が高い場合と低い場合では2倍前後の差が出ると試算している。(抜粋)』
http://www.mainichi.co.jp/osaka/jishin/news/0310175002.html

 『最大4メートルの津波が来たえりも町は、避難対象地区を明確に定めずに、全住民6217人に避難勧告を出した。指定避難所に避難した住民はわずか233人。
 最大1・7メートルの津波が押し寄せた釧路町。町は自主避難を町内57カ所にある防災無線の放送スピーカーや消防車で呼びかけたが、北見団地に住む主婦、成田香織さん(30)は「放送も聞こえず、自主避難が出ていることも知らなかった」という。(抜粋)』
http://www.mainichi.co.jp/osaka/jishin/news/0311145001.html
コメント (0)

全国の各地で気になる地震雲報告が続出・・ 惑星整列と地震は無関係なのか?!
12/26 04:56 30.0N 142.1E 33k 4.3M 伊豆諸島南部(世界版)
01/01 04:27 38.8N 141.7E 70k M3.4 宮城県沖
01/01 09:02 34.3N 139.2E 10k M3.0 新島・神津島近海
01/01 09:31 34.3N 139.2E 10k M2.7 新島・神津島近海
01/01 09:42 34.3N 139.3E 10k M3.0 新島・神津島近海
01/01 16:40 44.0N 145.6E 120k M3.9 国後島付近
01/01 23:48 38.8N 141.6E 70k M3.7 宮城県沖
01/01 23:59 32.8N 132.0E 50k M3.7 大分県日向灘
01/02 04:48 39.8N 141.9E 60k M4.1 岩手県沿岸北部
01/02 05:29 34.3N 139.2E 10k M2.2 新島・神津島近海
01/02 06:09 34.3N 139.2E 10k M2.2 新島・神津島近海
01/02 13:42 42.3N 144.9E 30k M5.1 北海道南東の釧路沖
01/02 18:22 34.2N 140.4E 80k M4.4 千葉県房総半島南東沖
01/02 18:47 41.1N 143.2E 44k 4.6M 北海道南沖(世界版)
01/02 19:59 33.6N 132.0E 70k M3.3 山口県伊予灘
01/02 20:43 42.9N 144.0E 90k M4.0 北海道南東部の十勝沖
01/02 21:34 32.3N 130.4E 10k M2.9 熊本県天草芦北地方
01/02 23:15 34.3N 139.3E 浅い M2.8 新島・神津島近海
01/02 23:43 34.3N 139.2E 10k M2.6 新島・神津島近海
01/03 00:27 36.0N 137.3E 10k M3.2 岐阜県北部の飛騨地方
01/03 03:33 36.5N 140.7E 50k M4.0 茨城県沖の鹿島灘
01/03 12:03 37.5N 140.9E 70k M3.7 福島県浜通り地方
01/03 20:10 42.9N 145.5E 40k M3.9 北海道根室半島南東沖
01/04 18:32 42.3N 143.0E 60k M4.2 北海道南部の日高支庁東部
01/04 21:53 37.4N 138.1E 30k M3.5 新潟県沖
01/05 06:03 30.1N 131.4E 40k M4.6 種子島近海
01/05 20:24 36.4N 137.9E 10k M2.6 長野県北部
01/06 01:26 38.8N 141.6E 70k M3.4 宮城県沖
01/06 07:47 41.9N 142.4E 60k M4.4 北海道南部の浦河沖
01/06 12:16 31.7N 131.5E 50k M3.6 宮崎県日向灘
01/06 14:50 34.2N 136.7E 40k M5.2 三重県熊野灘/震度4
01/07 04:05 34.4N 139.8E 40k M3.4 千葉県南方沖
01/07 05:04 38.8N 141.1E 10k M1.7 宮城県北部
01/07 09:17 35.5N 134.5E 10k M3.2 兵庫県北部
01/07 14:10 38.8N 141.6E 70k M4.1 宮城県沖
01/07 21:24 35.9N 137.6E 10k M2.4 長野県南部
01/08 00:07 35.5N 136.6E 50k M3.6 岐阜県南西部の美濃中西部
01/08 03:57 28.5N 129.3E 40k M4.0 奄美大島近海
01/08 04:22 38.8N 141.7E 70k M3.7 宮城県沖
01/08 09:44 36.2N 139.8E 50k M4.0 茨城県南部
01/09 10:52 34.3N 139.3E 10k M2.8 新島・神津島近海
01/09 18:26 34.3N 139.3E 10k M2.9 新島・神津島近海
01/09 22:05 37.3N 138.7E 20k M4.0 新潟県中越地方
01/09 23:02 37.3N 138.7E 20k M3.5 新潟県中越地方
01/10 05:05 37.3N 138.7E 20k M3.1 新潟県中越地方
01/11 11:36 32.8N 130.1E 10k M2.8 長崎県南西部
01/11 11:38 33.8N 135.0E 20k M3.0 和歌山県紀伊水道
01/11 16:21 34.2N 135.4E 10k M3.2 和歌山県北部
01/11 16:57 36.4N 138.0E 10k M3.9 長野県中部/震度4
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
12/31 12:44:37 47.19N 154.00E 33.0 5.0M A 千島列島
01/01 06:57:08 47.21N 154.08E 33.0 5.2M A 千島列島
01/03 17:21:48 22.42S 169.50E 10.0 6.1M A ローヤルティ諸島の南東
01/04 01:23:19 22.35S 169.61E 10.0 7.1M A ローヤルティ諸島の南東
01/06 10:01:51 47.33N 154.08E 33.0 5.3M A 千島列島
01/09 13:39:16 47.05N 154.22E 33.0 4.8M A 千島列島
01/10 07:35:28 6.00S 149.39E 33.0 6.3M B パプアのニューブリテン
01/11 13:32:48 36.68S 53.19E 10.0 6.1M B インド洋南西部


 ご無沙汰してましたが、ここ一週間は珍しく風邪をひき、咳き込んで苦しがっていました。やっとほぼ沈静しつつあります。
 Yahoo! BB(ADSL)によるネット接続は問題ないが、電話が雑音で使用できない状況が続いている。NTT側の工事に原因があるらしいと分かり、すでに外回りは改善された。しかしなんと、Yahoo! BBのモデム自体にも故障の疑いが判明。急遽、装置を交換してみることとなった。あぁぁーーあ、ヤレヤレ・・・。

 6日の午後、三重県熊野灘でM5.2震度4が発生。ちょうど東南海地震の想定震源域と合致する不気味な震源で非常に気になるところ。このようにしてしだいに本震に到るプレートの固着域が剥がされていくのかどうか?、東南海地震の本震は九州の火山活動、霧島山や桜島などの活動激化が大きな一つのサインになるだろうという見解を以って、差し迫っているといわれるトラフ型M8級巨大地震の発生シナリオ、その流れの経緯予測について解説しているサイト関西ナマズ予知研の日々の更新情報を是非、参照して欲しい。
 尚、2000年以降で東海〜東南海範囲でのM5以上の浅発地震については下記の地震が発生している。
 ▲2000/10/31 01:43:00 三重県南部  M5.7  40km
 ▲2001/02/23 07:23:00 静岡県西部  M5.3  50km
 ▲2001/04/03 23:57:00 静岡県中部  M5.3  30km
 ▲2003/01/19 04:50:00 東海道沖  M5.1  40km
  
 全国各地からも同様の報告が見られたが、当地からの月の宏観として7日に光環現象、8日には弱目のムーンシェルと珍しく月暈が見られた。9日は相当に強いムーンシェル状。地震雲としては9日の午前7時半頃、目測にて最近続いている根室半島南東沖〜釧路市範囲の方位震源として想定M4.5以上と見られる断層状雲が見られた。
 愛知県岡崎市の倉多氏から11日、やや深刻と思われる地震雲報告があった。特に岩手〜宮城付近や房総半島付近では注意が必要。


●●惑星整列と地震は無関係なのか?!●●
 昨年11月放送の「スイスペ!」の中で、金環食とか日食が地震に関係があるという話については無関係であるという天文学者の説明があったが、そのままに受取ることは歓迎できない。これも満月・新月・半月などの「朔望」同様、食現象のピーク時での発生地震を探そうとするから相関が見えないのであって、地震発生の増加傾向のピークというものは朔望のピーク後、食のピーク後に現れることになる。トリガー影響http://sunearth.gsfc.nasa.gov/
の結果ピークは当然その後で出てくるに決まっている。
 以前に見つけた参考サイトが今、見つからないが、日食や月食などの惑星整列と発生地震の相関性は明確に確認できる。更に注意したいのは、食の観測通過線上が最も影響を受けやすいものと想定できるということである。この代表例が99年8月11日の皆既日食であり、トルコ・イズミットM7.7(8/17)=死者2万人、ギリシャM5.8(9/7)=死者257人 、台湾M7.7(9/21)=死者2400人などの震災はその食の通過線上、及び延長線上付近で発生した。
 この通過ライン上及びその付近での大地震に対する懸念は、占星術家と地震の宏観予知といった民間研究の中においてはかなり知られていたし、事実、私もあのトルコ大地震が発生する以前に、8月11日の皆既日食の通過線を描いたヨーロッパ地図を広げていた。
 また、死者2261人以上を出した、昨年5月22日未明のアルジェリア北部M6.8の地震もこの例に該当する。この例などは見事に、16日皆既月食の月食帯地図上の食の最大範囲U2〜U3にかなり近いU3(皆既)〜U4(部分)の中間付近が震源だった。

参考:5.太陽、月、木星、金星の整列や集合と大地震を調べる
    地震と潮汐力の関係
コメント (0)

EZ!TVスペシャルでの地震雲検証に疑問。 伊豆諸島で凄い群発地震!
2004 01/01 06:23

12/19 05:06 44.0N 141.0E 219k 4.3M 北海道西沖(世界版)
12/20 05:55 31.4N 138.1E 384k 4.4M 伊豆諸島中西部(世界版)
12/21 14:19 34.0N 135.1E 10k M3.0 和歌山県紀伊水道
12/21 17:20 32.5N 130.6E 10k M3.5 熊本県熊本地方
12/22 06:21 34.7N 135.1E 10k M3.4 兵庫県南東部
12/22 14:19 37.3N 138.7E 20k M3.1 新潟県中越地方
12/22 17:47 42.3N 144.8E 30k M5.8 北海道南東の釧路沖/震度3
12/22 21:07 37.9N 138.3E 20k M4.6 新潟県佐渡付近/震度4
12/23 07:44 41.6N 142.1E 60k M4.4 北海道南部の浦河沖
12/23 11:48 41.3N 143.2E 40k M4.0 青森県東方沖
12/23 12:05 34.0N 135.1E 10k M3.3 和歌山県紀伊水道
12/23 14:34 35.6N 136.3E 10k M4.4 滋賀県北部/震度3
12/24 00:08 38.4N 141.2E 10k M3.4 宮城県北部/震度3
12/24 06:54 26.4N 125.8E 10k M4.0 東シナ海
12/24 08:01 26.3N 125.9E 浅い M5.2 東シナ海
12/24 08:15 26.5N 125.9E 浅い M5.7 東シナ海
12/24 08:54 26.5N 125.9E 10k M5.5 東シナ海
12/24 10:42 38.8N 141.6E 70k M4.1 宮城県沖
12/24 15:22 38.9N 141.7E 60k M3.5 宮城県沖
12/24 18:48 26.5N 125.8E 10k M4.7 東シナ海
12/24 22:30 35.9N 139.5E 90k M3.6 埼玉県南部
12/25 11:25 28.8N 142.3E 80k M4.9 父島近海
12/25 12:47 34.0N 135.3E 10k M3.0 和歌山県北部
12/25 14:36 38.6N 142.2E 40k M3.8 宮城県沖
12/25 19:27 34.0N 135.1E 10k M3.2 和歌山県紀伊水道
12/25 22:40 42.5N 144.8E 30k M4.6 北海道南東の釧路沖
12/27 06:35 42.2N 144.5E 30k M5.2 北海道南東の釧路沖
12/27 13:38 32.0N 130.3E 10k M2.9 鹿児島県薩摩地方
12/27 17:05 34.9N 137.5E 30k M3.2 愛知県東部
12/28 07:22 42.2N 142.9E 60k M3.7 北海道南部の日高支庁東部
12/28 08:12 31.9N 131.1E 10k M3.0 宮崎県南部山沿い地方
12/28 13:46 30.0N 131.5E 30k M5.1 種子島近海
12/29 10:31 42.4N 144.8E 40k M6.0 北海道南東の釧路沖/震度4
12/29 19:23 38.1N 142.3E 30k M4.6 宮城県沖
12/29 20:24 24.1N 123.3E 20k M4.3 与那国島近海
12/30 12:09 36.2N 137.6E 10k M3.5 長野県中部
12/30 16:03 43.7N 147.0E 40k M4.7 国後島付近
12/30 16:36 43.0N 146.9E 60k M5.3 北海道根室半島南東沖
12/30 21:59 34.2N 139.3E 20k M3.0 新島・神津島近海
12/30 22:17 40.7N 142.7E 10k M4.0 青森県東方沖
12/31 00:09 34.3N 139.2E 10k M4.2 新島・神津島近海/震度4
12/31 00:18 34.2N 139.2E 10k M4.0 新島・神津島近海/震度4
12/31 00:24 34.2N 139.2E 10k M2.9 新島・神津島近海
12/31 00:32 34.3N 139.2E 10k M4.3 新島・神津島近海/震度4
12/31 00:38 34.3N 139.2E 10k M3.0 新島・神津島近海
12/31 00:42 34.2N 139.1E 10k M2.8 新島・神津島近海
12/31 01:02 34.2N 139.2E 10k M2.9 新島・神津島近海
12/31 01:09 34.3N 139.2E 10k M2.9 新島・神津島近海
12/31 01:13 34.2N 139.2E 10k M2.6 新島・神津島近海
12/31 01:17 34.3N 139.2E 浅い M2.6 新島・神津島近海
12/31 01:59 34.3N 139.2E 10k M2.7 新島・神津島近海
12/31 02:03 34.3N 139.3E 10k M2.5 新島・神津島近海
12/31 02:08 34.3N 139.2E 10k M3.2 新島・神津島近海
12/31 02:14 34.2N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
12/31 03:30 34.3N 139.3E 10k M2.5 新島・神津島近海
12/31 04:11 34.2N 139.3E 10k M2.4 新島・神津島近海
12/31 04:16 34.9N 140.0E 70k M3.9 千葉県南方沖
12/31 04:35 34.2N 139.3E 10k M2.7 新島・神津島近海
12/31 04:58 34.2N 139.2E 10k M2.7 新島・神津島近海
12/31 09:23 34.3N 139.2E 10k M2.8 新島・神津島近海
12/31 09:31 34.3N 139.2E 10k M2.4 新島・神津島近海
12/31 09:35 34.3N 139.2E 10k M2.4 新島・神津島近海
12/31 12:24 34.3N 139.3E 浅い M2.5 新島・神津島近海
12/31 15:44 34.3N 139.2E 10k M2.4 新島・神津島近海
12/31 16:00 34.3N 139.1E 10k M2.5 新島・神津島近海
12/31 17:04 34.3N 139.3E 浅い M2.4 新島・神津島近海
12/31 18:50 34.3N 139.2E 10k M2.4 新島・神津島近海
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
12/21 16:40:45 0.75S 20.60W 10.0 6.6M A 大西洋中部
12/23 04:15:56 35.71N 121.10W 7.6 6.5M 米国カリフォルニア集中部
12/25 16:11:11 8.41N 82.84W 33.0 6.5M A パナマとコスタリカの境
12/25 23:21:11 34.83S 178.43W 10.0 6.0M A ケルマデク諸島の南
12/26 05:42:33 22.30S 169.45E 10.0 6.5M A ローヤルティ諸島の南東
12/26 08:09:43 22.43S 169.49E 10.0 6.0M A ローヤルティ諸島の南東
12/26 10:56:52 29.00N 58.33E 10.0 6.6M A イラン南東部
12/27 06:26:03 22.39S 169.31E 10.0 6.8M A ローヤルティ諸島の南東
12/27 13:55:25 22.17S 169.32E 10.0 6.1M A ローヤルティ諸島の南東
12/28 01:01:00 22.01S 169.61E 10.0 7.3M B ローヤルティ諸島の南東
12/28 07:38:01 21.82S 169.70E 10.0 6.7M A ローヤルティ諸島の南東
12/28 07:55:01 21.75S 169.75E 10.0 6.3M A ローヤルティ諸島の南東
12/30 16:35:55 43.09N 146.88E 33.0 5.2M A 千島列島
12/30 18:50:44 47.19N 154.06E 33.0 5.9M A 千島列島
12/31 07:04:37 47.24N 154.08E 33.0 5.2M A 千島列島
12/31 12:04:58 47.22N 154.09E 33.0 4.9M A 千島列島


 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 今後ともどうか、この地味なクリスタル・ウェブサイトに宜しくお付き合い下さい!

 只今こちらでは、Yahoo! BB(ADSL)への設定変更中。プロパイダ及びNTT局の距離の問題か、接続不良や電話ノイズといった不具合に合って苦しんでいるところ。
 本年からはサイト接続不良やタグ打ち更新作業といった煩わしさから脱出すべく、利用サーバーの移動とウェブサイトのリニューアルを計画中。余計な労力から解放されて、よりスムースなサイト管理を目指します。
 しかし、つい先ほど、殆ど書き上がった年明け前の最終更新のための原稿を、一瞬の自分の操作ミスにて消滅した(笑)。これにはかなり、ガックリ・・・。

 30日と、そして31日のM4級震度4の連発に始まり、伊豆諸島で凄い群発地震となっている。伊豆諸島での震度4以上の地震は11月、その前は2月、それ以前は02年6月以前にまで遡る。今回ほどの激しい群発はかなり特筆すべきものだ。関西ナマズ予知研の見解によれば、南西諸島の活動、そして28日の種子島近海M5.1から相模トラフへという流れが見られ、この後の伊豆諸島の動向と関東域での地震が非常に心配されるところ。 
 尚、今回の伊豆群発はKS氏サイトが数週間前から警告を続け、東海大の地電流データが見事に直前前兆を捕らえていた模様。また、衛星画像にも伊豆諸島上空の吹き飛ばし現象を確認することができる。  
 北海道付近においても十勝沖地震の余震的な地震が続いており、釧路沖でのM5-6や根室半島南東沖付近でのM5級などが発生している。有難いことに読者の皆さんからご心配メールを頂いているが、当地では十勝〜道東でのM6程度では震度1くらいなもので、全く問題はない。今度は千島列島へと移行してきているが、まだまだ十勝〜道東〜千島ではM5-6プラスが続きそう。
 天象としては29日15時03分が上弦の半月トリガーピーク。今もその影響下の中にある。また、伊豆諸島の活動は満月・新月・半月といった朔望の前後で顕著に活動する傾向がある。次は6日17時47分ピーク時間の満月。

 掲示板へはZACO氏から「房総半島沖周辺の地震活動について追加情報」ということで、大地震発生の空白域を探す研究レポートが提供されている。大地震はどこでも発生するわけではなく、発生することなく囲まれるようにして残った区域で最終的に発生するという「空白域」という考え方がある。トルコの北アナトリア断層の大地震もまだ起きてない空白域で次々と起きていった。この空白域についての研究は琉球大の木村政昭教授が詳しく、微小地震データの観察から空白域を見つけ出す手法は、今のZACO氏のものとほぼ同一のようだ。教授が指摘する関東周辺での空白域は5つで、緊迫度が高いと見られているのが「銚子沖空白域」「房総南方沖空白域」の二つ、そして「鹿島灘空白域」「房総東方沖空白域」「伊豆南方沖空白域」である。今、ZACO氏が見つけて指摘しているのは、位置的には最も大きい房総東方沖空白域に近い。

 イラン地震の死者はついに4万人に達し、人口約12万人の約3分の1が地震で死亡した。これは90年以来で最大規模の犠牲者を出す震災。(尚、ロイター通信によれば死者が5万人に達するともいう)
 我が国、日本も決して人事ではなく、琉球大の木村教授がいうように“ストッパーが外れた”危機的状況に突入している懸念が非常に強い。11月のTV放送「スイスぺ!」で紹介されたように、民間の予知研究はすでにかなりのレベルに達しつつある・・・。「地震予知などできっこない」とする一部のアカデミズム、ロバート・ゲラーや北大の島村教授らに妥協することなく、予知研究は更に推進されるべきだと思う。
 参考:「やっぱり“地震予知などできっこない!” てか?」
      (2000 10/27 15:48 更新)
    :奇跡体験!アンビリバボー2003年10月23日放送
       避けられぬ大地震〜明日を生き抜く為に〜前半(地震を予知する)


●●研究のしない自称地震雲専門家 ?!●●
 28日の深夜放送「EZ!TVスペシャル」では、携帯カメラが捕らえた2003年として、自然災害の部門の中で9月26日の十勝沖地震の前兆とされている道内各地で撮影された5日前出現の珍しい雲の写真が紹介された。
 地震雲を研究している専門家として岡山理科大学PISCOの弘原海教授が紹介され、教授は写真を「地震雲の特徴に非常に近い」ものといい、これらの筋状地震雲は震源の地殻の隙間から噴出したイオンガスによって形成されるものと説明した。対する気象庁は「地震雲は存在しない」といい、当時の衛星画像を示しながら、これは台風15号の巻き込むような気流で形成されたごく普通の絹積雲で、悪天の前触れに過ぎないと解説した。

 気象庁は案の定、公開TV上にて地震雲の存在を完全に否定してくれたが、まー、それも無理兼ねないことではある。台風の影響で形成された気象雲であることは私にも分かりきっている。しかし、注意深く見ると清水町や帯広市、室蘭市上空を跨った大規模な筋状雲は、この本体の雲からは分離するようにして一つの指向性を持っているのである。地震雲の基本性質は発生しようとしている地震の震源を向くというものなのだ。これは地震雲研究の約60年もの歴史と蓄積された経験則からみて基本中の基本であって、一大原則なのである。これを気象学者が分からないのは仕方ないが、自称、地震雲の専門家がこんなことすら知らないとはどういうことか?
 地震雲の存在について肯定的姿勢の稀少な学者であるが、ハッキリいって地震雲の研究など全然していないではないか? 教授は大地震前に奇妙な雲を見たという一般証言をただそのまま記録とし、イオン形成による仮説を立てているだけに過ぎず、雲と地震発生の関係についてまともな調査も検証もしていない。地震雲の理解は大阪大の池谷教授の方が遥かに分かっている。(在るなら出してくれよ!)
 まー、あまり同業者の悪口は言いたくないが(笑)、PISCOは大気イオン数の計測研究が中心であって、ここなどへ苦労してせっせと地震雲報告を上げても、何ら研究などはされていない・・・。
 で、問題のこの9月21日の奇妙な雲は、十勝沖地震の前兆にしたい方に対しては残念なことだが、実は十勝沖地震などとは関係がない。これは22日未明、この雲が指向する方位にて発生したミャンマー地震M6.5の直前型帯雲であった。
 参考:「21日早朝出現の雲の実態は???」(09/30 03:13 更新)
    :「地震雲に対する社会的関心の高まりと期待!」(10/06 04:11 更新)


●●スイスペ!サイキック東京地震予知の検証●●
 彼らサイキック超能力による地震予知の話しを全面的に鵜呑みにする気は更々ない。ただ大槻教授には悪いが、冷戦構造下での旧ソ連やアメリカにおいては、超能力(透視)の軍事利用研究は凄まじく進んでおり、究極的にはスパイ合戦というものさえ実際に展開していたらしいことはまず事実であり、オカルト情報においては殆ど常識の範疇。そのようなサイキック者による警察、CIA・FBI協力捜査といった貢献と実績は本当のことだ。
 であるから、私はそういう人間が存在することの信憑性については、かなり肯定的に見ている。ただ、誰がどれだけとかは知らないし、絶対性については認めない。

 それで番組内容の検証として、一応その後も経過だけは私も追っているところだ。
 ポーランドの能力者の内容はこの12月(2003年)に、東京北部(東京-埼玉県境)の荒川付近でM3程度の地震が発生し、それが10年後に発生する直下型巨大地震の震源場所であるというものだった。
 現在までのところは、指摘ポイント辺りで発生したM1〜3の小さな無感が数回あったが、24日の深夜には埼玉県南部でM3.6の有感地震が発生して驚かされた。ただ、無感の場合はこれら埼玉県南部などは割りと発生しており、珍しくしはない。いずれも東京-埼玉県境の荒川付近ではある。ただし、実際には「東京北部」でと発言していたのだったが、東京北部のM3はついに見付けられなかったように思う・・・。
 尚、私の確認が悪いかもしれないので、コレという地震の震源データを見つけた方は、是非、知らせて欲しい。
 下記は番組内容を簡潔にメモとったものなので、参照して欲しい。

 スイスペ! 2003.11.26
 1.全米No.1-エド・デームズ氏
   2004年5月か2005年5月
   東京タワーの南南東(羽田空港付近)が最大被害の地域。
   前兆-上空に黒いリング(輪を描くカラス?)
   地下鉄で水害(溺れ死ぬ)

 2.タデウシュ・ズビエギェーニ氏(ポーランドのダウジング予知)
  1)2003年12月
   東京北部*荒川付近(東京-埼玉県境)、M3
  2)2004年
   東京東部*江戸川付近
  3)2009年
   東京南部*多摩川付近
  4)2013年
   1)と同一付近の震源(本震)「綾瀬川断層(延長上)」、
   地盤が悪い液状化想定の場所
   M7−8規模 死者480人


■■12月13・16日朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲12 16 20:03 59.7 43゜37.3'N 148゜15.1'E 0 4.4 北海道東方沖(無感)
 『13日朝、もう一つこれは逆の北空側には黒色断層状雲。こちらは方位角80度前後、国後島付近方位。規模としてはM4.5前後か? 千島方位と北方領土周辺域は無感も多発する地域なので、必ずしも揺れるとは限らない。(観測地/奈井江町)』(2003 12/15 03:55 更新)
▲12 18 07:26 26.4 43゜53.7'N 148゜ 0.2'E 4 4.2 北海道東方沖(無感)
 『本日、16日朝の午前7時半過ぎ、全空を覆う層積雲中に先月の11日朝とほぼ同様の筋状模様が同じ位置に出現しているのを目撃した。これは再び、北海道南西部西沖の地震か、或いは逆方位は国後島方位なので13日観測の地震雲と同一震源である場合もあるかもしれない。規模的にはやはり、M4.5前後の印象。南西沖の場合は前回は3日後だった。(観測地/奈井江町)』(2003 12/17 00:56 更新)
(観測地/奈井江町)
――結果考察――
 無感地震の多発地帯であり、震源方位も目測だっただめに大凡のものに過ぎない。


★Crystalからのお知らせ!
 南西諸島から伊豆諸島の活動の流れ、そして関東方面への波及の懸念という指摘はサイト「関西ナマズ予知研究会」の見解によるものです。不明確な文章であったために一部を修正しております。
コメント (0)