むじなの森はお湯の惑星となっていた。
昼前に地獄のような熱帯都市東京を出発。
那須のサービスまで一気に進んだが、那須でもまだ31℃である。
福島はどうなっているのか不安が増すが、
須賀川へと向かう。ま、松明まつりほどには熱くはねえだろう。

むじな山に着くと、山の上の方から大勢の男女が走り降りてくる。なんだまた事故か。とクルマを降りて聞くと、総合防災訓練だという。なにもそんなに汗だくになって走ることもねーだろう、と思ったが、ご苦労様、と声をかけながらジ・アース本部へ。
水のアトリエでは笛田さんと安藤さんが「森のひと」の最後の仕上げに余念が無い。
事務所脇では高梁さんが水まきをしている。
事務所は明日のプレスプレビューに備えぴりぴりしている。
湯浅さんが体調を崩し欠席することになったので、記者会見は僕とオーエン博士と渡部先生のの三人でということになった。

今夜はこれからアテンダントたちを激励する「結団式」というのが須賀川のグラントホテルで開かれるというので、それに出席することになった。
それから郡山に向い、ホテルハマツに宿泊。
明日は8時半にオーエンさん達と会場に。

いや暑い。
さながらお湯の惑星である。