むじなの森の夕日を見た。
Subject: [the-earth:00440] むじなの森だより  6月28日午後6時50分号

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いま、きれいな夕日が沈んでいったところです。
夕日は正面ゲートの方に沈みます。
水の惑星 ジ・アース館はゲートに向かい合う位置にありますから、
ふもとから会場方面を眺めた人の目には、
山を背にしたほの白いジ・アース館を西日が染めているところが見えるはず。

館の前の水のアトリエでは、彫刻家の安藤栄作さんと笛田さんとが
汗だくになって清掃中だった。安藤さんは事務所前の丘にたって、
笛田さんはその下で夕日を見た。

池田さんと渡辺くんは事務所の階段から夕日を見た。

後藤さんと高橋さんと佐藤くんは事務所一階の奥で
運営の打ち合わせをしながら夕日がきれいだぞと聞いた。

ましこは、事務所で井上陽水が歌う「月の砂漠」を聞いていた。


常設館のアテンドの皆さんは六十人あまり。
みなさんいちようにあきれるほどに素直に
泣きたくなるような反応をしてくれました。
桑田さんの話では、こういうイベントのときは
アテンドにプレビューしたときのリアクションが
その後のガイドになると聞きました。
であるならば、解答は、満点であります。

トラブルの最難関をクリアできたこと、
観客の素晴らしい反応を予感できたこと、
この二つの幸運が、
あの素晴らしい夕日を見せてくれたのだと思うことにします。

そんなふうにして長い一日が夜を迎えます。
池田さんもひさしぶりにつまみを買える時間に帰れることでしょう。
よかったね、池田さん。

それでは「前向きに」ということで。