むじな森のジャンヌ
Subject: [the-earth:00435] ジャンヌ・ゴトウのその後

むじなの森から。


むじな山のジ・アース本部にたどり着き、現場事務所の階段をあがりきったら
どこかで見たことのあるパンツ(ズボンのことね)とTシャツが踊り場の手すりに
ぶら下げられていた。昨日むじな森のジャンヌ・ゴトウが着用していたものである。
いったいどうしたことかと、事務所に駆け込んでみると、ジャンヌ・ゴトウは無事で ある。
すわ何事かと尋ねてみれば、バケツをひっくり返したような大雨に襲われたのだ、
と怒っている。そばで池田さんが嬉しそうに笑っている。
なんだかよくわからないが、昼飯を食べに協会のミシュラン級の食堂に行こうと
高橋さんを追って外に出たところ、突然空がかき曇り、大雨に見舞われたらしい。
高橋さんはすぐに戻ったらしいのだが、律義なのか、よほど腹を空かしていたのか
(むじな山のジャンヌ・ゴトウはいつもおなかを空かしてる)彼女は引き返さなかった。
で、バケツの底はひっくり返ったのである。それがすべての始まりなのである。
全身、ずぶぬれになったジャンヌ・ゴトウは、空きっ腹を抱えトラックの陰に身を寄 せたとか。
豪雨を防ぐのにトラックの陰というのがもうひとつイメージできなかったが、
トラックの下?とも聞ける雰囲気ではなく、ふんふんとうなづいていたのである。

それが階段の手すりに干されていたシャツとパンツの顛末らしい。
コンビニに駆け込んで、シャツなどはそろったが、女物の下着がなかったので
気持ち悪いけどまだそのままだとぼやいていた。
(ふつう男物でもぬれてなければ買うだろうと思ったが言えず)

ジャンヌ・ゴトウは、こうして毎日毎日、むじな山で、大奮闘中なのである。
二日前もやはり、マスコミ試写の折りに大雨とトラブル発生に遭遇。
スーツごと全身びしょぬれになったばかりであり、
ワタクシはひそかに彼女は、水や雨やそういうものがすきなのではあるまいか、
そんなふうにふと思う今日この頃である。

トラブルもありますが、
須賀川のむじな山のむじな森では、
ジャンヌ・ゴトウがいるかぎり、すべては順調である。はずである。そうありたい。

そう願ってくださいね。