おなじ「山」のむじなたちは屈服しない
水の惑星チームへのメーリングから********


益子です。

昨夜というか今日未明というか、深夜12時過ぎに
テスト中のジ・アース館に宮本プロデューサー登場。
ヘルメットを被り湿気のせいで会場内のすべてを覆った
深い霧の中からあらわれたその姿は、
夜の戦場を見回る総大将のようで、なかなかいい絵でした。
総大将は幕舎に連日のトラブル攻勢に疲労困ぱいの極にあった
池田将軍を見舞い、あたたかいはげましの言葉をかけ、
最後のテスランを愉しんで帰っていった。

そのとき午前一時過ぎ。周囲の現場はほぼすべて消灯され、
ジ・アース館だけが煌々と輝いていた。
むじな山の不夜城である。

みなさんご存知だったかどうか。
会場の山を土地の人は昔から「むじな山」と呼んできたとか。
むじな、つまり狸だ。
森の博覧会は、ほんとうに正真正銘の森の中で開かれるんだね。

カエルの大合唱を背に、ぼくと渡辺はいったん東京へ。
ひとねむりし、必要なものを補充したのでそろそろ須賀川に戻る。
むじな山でで待つ、同じ山のむじなたちの元へ。

なお、ジ・アース本部では昨夜から
松明あかしの合言葉「屈服は致しませぬ」を
館の屋上に掲げることに決めた。
現場の各セクションは自らに向けたこの
「屈服は致しませぬ」の旗に恥じぬようにラストスパートをかける。

なお、荒くれたちを率いて一歩も引かぬ戦いを率いているのは
みなさんよくご存知のあのジャンヌ・ダルク・ゴトウである。
戦場での我がジャンヌは左手にカップラーメン、
右手にマウスをかざしながら、「引くものは切り捨てる」と叫ぶ
五稜郭の土方のような戦いぶりである。
まったく、見せてあげたいよ。見事だよ。



桜吹雪からついて回った少年白虎隊もいよいよむじな山に出動である。
    
   
                       湯治部むじな二匹
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