2014 03/28 07:07
Category : 日記
晴れの日が続けば、明日からずっと曇りや雨続き。
雨が降り続けば洗濯物が乾かない。
我が家の中古洗濯機は乾燥機等有る筈がない。
住宅地でコインランドリーも置いてない。
予報が外れてせめて3日に1度は晴れて欲しい。
本土ではソメイヨシノが咲き来月上旬が見頃では。
遠く離れて居てもソメイヨシノが気にかかる。
大きな木に桜の花びらをいっぱい咲かせ人の気持ちを和ませる桜。
あの時、後ろ髪をひかれる思いで静岡から東京に行く時も
満開の桜もひらひら散り始めていた。
桜は開花後一週間位で満開になり、それからは散るばかり。
一年待ってやっと咲いた桜の命は短く儚い。
山奥の桜を見ようと片田舎のバスの終点で下車した時、
谷底を流れる水の音、川の両岸には桜並木が有り、
そこに立っていると花びらが勢いよく身体にぶつかってくる。
風の強さも加わり思わずふらっと眩暈を起こすほど、
まるで弱虫の私を叩くように散っていた。
春なのに一人で生きていた私に風までも冷たすぎた。
会社に最終職する迄の間、生きる為にコックさんの手伝いをし、
慣れない仕事で痩せて40キロ以下になっていた。
あれから何回桜が咲いただろうか。
仄かに甘い香りを漂わせ、花びらが頬を優しく撫でてくれる。
あの時の山奥に咲く桜を見ても、今なら笑顔でお花見ができる。
静岡に住み慣れ友達もできたから。
3年後、主人に出会ったその日から彼の粘り強さに負け、
人を見極める事が出来なかった私は2年後に入籍をした。
何度裏切られたとしても人を憎んで何も良い事はない。
一生涯、信じられる人が居たらどんなに幸せだろうか。