2014 04/09 21:54
Category : 日記
しらじらと辺りが明るくなる夜明け前、
風邪をひいていたためか疲れる夢をみていた。
いつもなら夢など滅多にみないのに。
はっと気づけば夜が明けていた。
午後から音もなく春の雨が降り出す。
雨は青葉や花々にぽつぽつ落ち水晶みたい。
親戚にお祝い事ができ本土迄行けない私はせめて、
お祝いの気持ちだけでもと郵便局から書留を送ったのは5日前。
初めて行く郵便局で人に聞きながら歩いた時は、
微熱が続いていた事もあり、距離が長く感じた。
少し手抜きをしながらも炊事、洗濯、簡単なお掃除は
続けていた。
今は微熱も下がり咳が出る程度に楽になったが、
内科には一度も行かなかった。
体調が悪い時でも二週間に一度の整形の肩の注射には
距離的に遠くても時間をかけて通っていた。
身体が本調子になったら静岡から沖縄に引っ越した
先生に会っていきたい。
長い間、尊敬していた先生に一度お会いし、
沖縄生活の色々な事を教えて頂きたかった。
その反面お邪魔をしたら失礼になるという気持ちが
過去に何度も私の足を止めていた。
春の雨はしとしと優しく降っているけれど、
人の世は耐えなければならない事が多い。
故郷に帰った後、北海道に行かないで!
頼んでも主人さえも私の願いを聞いてはくれない。
主人と一緒に北海道に行く人が居る事は知っている、
ただ、その人の名も顔も見たことはない。
私は、彼とその女性に何の関心もなく、
アパート入居者の人達、お盆の供養、近所のお付き合い、
そんな事が脳裏をよぎる。