胸きゅん♪ステージ 04.04.12
 仕事を片付けて、急いで向かったところ、かなり早く到着してしまいました。場所はすっかりなじみになったTAKE OFF 7…のさらに上の階にある渋谷ROCK WEST。以前に何度か訪れたことがありましたが、今ではすっかりご無沙汰の会場です。
 到着してみると、S(Y)さんはすでに着いていて、早いなぁ、と感心すると、開場時間を勝手に30分ほど勘違いしていたことが判明します(笑)。私はというと、そんなものは確認していませんでしたので、彼の言葉をすっかり信じて、開場時間の30分前には会場のドアの前にいました(苦笑)。
 結局、定時に開場となり、Sさんが先頭、私は2番めで入場することができましたので、ラクラクと最前列に座ることができました。その後、A(N)さんやGさん、Cさんも到着して、木下鈴奈目当ての人間が最前列のほとんどを埋めるという状況になりました。

胸きゅん♪ステージ at 渋谷ROCK WEST
 司会を務める渡辺恋が、ドラゴンボールの悟空のいでたちで登場しました。前説として簡単な諸注意をして、出演者の紹介をします。
 そして、最初の出演者、木下桃香の呼び込みをするのですが、客席は驚くほど無反応でした。おざなりにでも拍手が起こりそうなものなのに、それすらありません。すると、渡辺恋がちょっと焦った様子で「マズイから」などと言うのですが、それでも客席は無反応を貫きます。郷に入りては…というわけで、私も同じように無反応でいると、ステージの袖から「殺す」と木下桃香の声がしました。イベントでの第一声が「殺す」なんてアイドル、私は知りません(笑)。
 登場した木下桃香の衣装は黒のワンピース。何かの柄がプリントされていましたが、よく分かりませんでした。最初の曲はさくらんぼ。いろんな人が歌うのを聞いたことがありますが、こんなに客席が盛り上がらないのははじめて観ました。何か、そういうプレイらしいので、私もそれにしたがって、足でリズムを取るに留めて、おとなしく鑑賞していました。次の曲を歌う前に自己紹介と、衣装のことを話しました。プリントされていた柄はさくらんぼで、「今日は“さくらんぼ”を歌うのでさくらんぼの柄にしてみました。分かりました?」と問い掛けますが、これにも客席は無反応。しまいには自分のことを「ぶさいくな方の木下」と言い出す始末です。「次の曲はみんなの好きなグッピーの名曲」と振って、元気!元気!元気!を歌いました。この辺りから、後ろの方で少しですがコールが入ったり盛り上がっている様子があったので、何となく安心しました。自分が応援しているコが客に無視されている光景を想像したら、そら恐ろしいな、と思いました。なので、次に見る機会があったら、ちゃんとフツーの観客になろうと思いました(そんな機会があるかどうかは不明ですが…)。
 2組目の出演者は奥村友美です。衣装は、さんざん好き勝手言って、リクエストした挙句、不買運動まで煽ろうとしたS(G)さん希望のセーラー服でした。1曲目は学園天国です。もちろんちゃんと盛り上がりました。奥村友美の歌を聞くのは、今回が初めてだったのですが、発声がしっかりしているせいか、想像以上に上手くてビックリしました。こういうイベントには慣れていないはずなのですが、堂々としたもので、ステージを楽しんでいる感じすらしました。私の隣に座っていたJさんが、ずいぶん食いついていたのも印象的でした(笑)。2曲目は、これまたS(G)さんのリクエストだった卒業です。これもちょっと歌詞に怪しいところはあったものの、情感豊かな表現力を見せ、最後にはスカーフを取って、ヒラッと投げるなんていう、演出もして客席を魅了していました(ちなみにスカーフはS(Y)さんの手に渡りました。オイシイとこはいつも彼が持っていきます/笑)。
 続く3組目は木下鈴奈です。衣装はかなり地味なカンジのワンピースで、普段着姿はこんなカンジなのかな?と思いました。もちろん、よく似合っていました(フォロー/苦笑)。1曲目に歌ったのは、先日の温泉旅行でマネージャーのHさんに大好評だったというラムのラブソングでした。ちょっと声が出ていないような気もしましたが、「好きよ」とか「うふふ」と囁く姿は小悪魔的にかわいかったです。2曲目はすっかり歌いなれてきた感のあるFIGHT!でした。間奏などでステップを踏むときに表情が柔らかくなるといいな、と常々思っていたのですが、段々、笑顔が見られるようになってきた気がします。
 4組目は森崎愛。前回の胸きゅん♪ステージで初めて見たときに、かわいいな、と感じていましたが、今回は1曲目が恋のテレホンナンバーだったからか、ちょっとサイケデリックな衣装でした。私はサイケなファッションをあまり好きではないので、今日のこの衣装についてはちょっと…。という感想を抱きました。2曲目にキューティーハニーを歌ったのですが、歌詞の中にある“お願い”というフレーズを“えねがい”と歌っているとファンの誰かに指摘されたことがあるとかで、それをひどく気にしていました。そのことを説明するときにステージ上をパタパタと跳ねる姿がかわいらしかったです。歌の方は、私の耳にはちゃんと“お願い”に聞こえました。念のため。
 最後の出演者は三宅梢子でした。キレイな顔立ちをしているのが印象的で、どこかで見た(会った)ことがあるなぁ、と思いながらステージを眺めていて、思い当たったのは、懐かしの「第1回Milkyway撮影会」でした。それから、ヴァーサタイルの金子絵里がエントリーしていたので、何度か投票をした記憶のある「ミスマリンちゃん」でも名前を見た覚えがありました。そんなコトをぐるぐる考えていたので、歌詞をとっ散らかしながら歌った亜麻色の髪の乙女のほかは記憶していません(笑)。
 
 ここまでで前半が終了となり、撮影タイムが設けられました。木下鈴奈は後半のステージのための衣装に着替えてしまっていました。白いちょっとふわっとしたカンジの衣装で、それはそれでかわいらしく似合っているのですが、先ほどの衣装の木下鈴奈の方を撮りたかったというのが、本音でした。
 後半も出演順はほぼ(?)そのままで、最初は木下桃香モモンガ木下でした(笑)。内向的なキャラクターを演じていて、ちょっと面白いパフォーマンスでした。曲はモモンガ木下のテーマだというMaGic in youR Eyesで、メガネを掛けている姿にこれまた、隣のJさんが大喜びでした(笑)。その後は、木下桃香をカヴァー(笑)して、Girls real intentionを歌いました。この頃にはちゃんと会場が盛り上がっていて、楽しい雰囲気になっていました。というか、私もフツーに楽しんでいました。
 次は奥村友美が登場して、世界にひとつだけの花を歌いましたが、奥村友美曰く、「SMAPではなくて、槙原敬之」だったそうです。それから、告知を兼ねて、今度出演するダンスパフォーマンスを披露。これはかなりよくできていて、またしても驚かされました。
 そして木下鈴奈はオリジナル曲のCAN☆CANを披露してくれました。ちゃんと聞くのはこれがはじめてだったのですが、半ば神話と化しつつある、前のオリジナル曲に比べれば格段に安心して聞けるものでした。ちょっと焦っている風に思えたので、もうちょっと余裕を持って(パフォーマンスも含めて)歌えるようになると、木下鈴奈の魅力を引き出せる曲なのかな、と思いました。
 森崎愛は白いテニスルックで登場しました。手には木製のラケットを持っていて、歌はエースをねらえ!とあまりに予想通りでした。個人的には新・エースの主題歌だった青春にかけろ!の方が好きなんですけどね。余談ですが森崎愛のテニスルック、自前で、中学時代に着ていたものだそうです。ということは…(以下、あらゆる意味で自粛)。
 最後の三宅梢子は前半のしっとりした雰囲気からうってかわって笑顔溢れるにこやかなステージでした。何を歌っていたのかは忘れましたが(苦笑)。個人的な嗜好ですが、しっとりとした雰囲気を纏っているときのほうが好きだな、と思ったりしました。

 全員が終わったところで、終了の挨拶があって、ここで渡辺恋はさんざん客にいじられていました。嫌がりながらもちゃんと要求に応えて見せるのはすばらしい芸人魂(?)ですね。

 ロビータイムでは、最初に奥村友美のところに向かいました。ホントに誰もいなかったので、今日のステージの感想を伝え、チェキを数枚、撮ったりして、わりとゆっくりと話ができました。後ろに何人かいるようだったので、サインなんかは後で頼もうと、一旦、引きました。
 次に逆サイドで比較的、空いていた三宅梢子のところに行き、チェキを撮らせてもらって、サインをもらいながら、Milkyway撮影会の話をしてみました。あれが最初の撮影会だったと言っていました。何となく今後のイベント予定なんかを聞いてみたところ、マリンちゃん関連でパチンコ屋廻りがイロイロと決まっているそうです。Milkyway撮影会に限っていえば、この会場にいる、私の知人が、他にも2名参加していたので、そのことにも触れたかったのですが、プライバシーなので、やめておきましたよ、該当者(笑)。
 それから木下鈴奈のところに向かいました。昨日、ちょっとお願いをしておいたのですが、昨年、私が切ない気持ちで過ごしたクリスマスイブのライブで販売されたイラスト集“Bell NOTE”を再販売してくれました。初めて見る方も多く、すぐになくなりそうだったのですが、ちゃんと取っておいてくれました。これを購入して、著者サインをいただき、著者近影をチェキで撮影しました(笑)。昨日のことなんかを話題にひとしきり話をしたところで、そろそろロビータイムを終了するということだったので、他の方のことも考えて、離れました。
 サインをもらうために奥村友美のところに行って、なぜだか、馬の被り物をしてご満悦な姿を撮影したりしたところで、奥村友美も撤収しました。
 他の出演者が楽屋に戻っても、森崎愛だけはそこにいたので、チェキを撮らせてもらって、サインをしてもらいました。胸きゅんしちゃったというかなりかわいらしいコメントも入れてくれて、これにはちょっとクラッときそうでした。握手をしながら「また来てくださいね」と言われて、本気でまた来ようかと思ったのは久々でした(本当に行くかどうかは、また別な話/苦笑)。

 終演時間はけっこういい時間になっていましたが、S(Y)さん、Sさん、Cさんと食事をして帰りました。