CURRENTと根本はるみと愛ゆえに ら・るる 04.04.11
 とりあえず、AM7:30頃に帰宅して、シャワーを浴びてメールチェックしたところ、昨日の今日で、本日の詳細が届いていました。一旦、帰宅するという選択肢はどうやら正解だったようです(笑)。
 いろいろと持っていかなければならないものがあったので、朝から準備に大わらわといったカンジでした。なにせ、撮影会の準備とイベントに持ち込むもののほかに、プレゼント用のぬいぐるみが2袋(大)だったので、重量は別にしてもかさばってしまい、とにかく持ち歩くのが大変でした。
 
 電車を乗り継いで、集合場所の芝公園駅に到着してみると、A(N)さんとGさんの姿しかありません。これに遅刻してくるS(Y)さんと都合4人の参加者…。イロイロあった後とはいえ、さすがにキビシイ状況だな、という実感を持たざるをえませんでした。
 マネージャーのHさんの案内で、今日の会場である芝公園に到着しました。

CURRENTお花見撮影会 第1部・第2部 at 芝公園
 日曜日の公演を横切って、レジャーシートの敷かれた一角に向かうと、木下鈴奈、奥村友美、MIYA、原なつみ、小川絵理奈、斎藤朱莉の6名が思い思いに遊んでいる脇で、社長のFさんが寝転がって菓子を頬張っているという状況。笑顔で挨拶を返してくるタレント勢と違って、明らかに客を迎える態度とは思えない事務所社長…。あぁ、起こるべくして起こった事態なんだな、と脱力しながら思いました。
 やがて、S(Y)さんが到着したところでFさんから簡単な挨拶があって、第1部がスタートしました。

 …が、1枚も写真を撮っていません。さらに言うと、カメラを持ち出してすらいないのです。今、思うと1枚くらいは撮っておけばよかったとも思うのですが(原なつみが制服を着ていた以外、どんな格好をしていたかを思い出せないので)、現場の雰囲気が「撮影をしよう!」というテンションではなかったのです。
 理由はここ数日、各所の掲示板を賑わせた、とある件が、撮影会に絡むことだったからです。今日までの間に起きた一連のゴタゴタはタレントさんの気持ちを翳らすに十分な出来事だったと思います。そんな状況ではあったのですが、すでに決定していた今回の撮影会(?)は私の目から見て、集客面にかなり難があるように思えていて、それがまたタレントさんを傷つけてしまうのではないかと思うと、矢も盾もたまらなくて、参加を決めた次第でした。私ひとり参加したところで何が変わるわけでもないのですが、少なくとも「応援しているよ」ということを示すには他に方法が思い浮かばなかったのです。
 とまぁ、そんなことで、撮影は一切しなかったわけですが、何をしていたかといいますと、木下鈴奈の手作りお菓子を戴いたり、奥村友美手作りの、層が重なりすぎて、硬度の高くなった(笑)ミルクレープを戴いたり、小川絵理奈が「食べませんか?」とばかりに差し出したToppoをもらおうと1本摘んだところ、欠けていて、先のほうだけしか取れなかったのを見て、奥村友美が腹を抱えて悶絶するほど大ウケしていたり、四ツ葉のクローバー探しに精を出したりしました。
 あとは時間の許す限り、シートに座り込んで談笑していました。おこがましい考えではありますが、今回はとにかく落ち込んでいると思われるタレントさんをちょっとでも元気付けることができれば、という想いで参加していたので、ささやかではあるものの全員にプレゼントを用意したり、全員のコと話をするようにしました。
 そのうち、Rさんが到着しました。これには正直、驚きました。斎藤朱莉のオフィシャルサイトを自分から名乗りを挙げて、本人運営のサイトを閉鎖してまで主催しておいて、事務所に不満があるからと一方的に閉鎖してしまうような人が、今回の撮影会に参加するとは思いもしなかったからです。私やSさんはシートに座り込んでまったりしていて、AさんとGさんは木下鈴奈が「遊具で遊びたい」と言い出したとかでそれに付き合う格好でシートを離れている時に、原なつみ、小川絵理奈、斎藤朱莉の3人とフリスビーで遊ぶ姿に、「父親と娘」を見てしまい、ついポロッと口にしてしまいました(笑)。Sさんも笑いながら「まずいですよ」と言っていたのですが、私の中ではもう想像が止まらなくなってしまい、目の前の情景をアテレコしていたら、奥村友美やMIYAもウけていました。
 準備してきたプレゼントは、一応それぞれの好みを考えて準備してきたので、喜んでもらえたようでした。ちなみに、木下鈴奈には牛くんとカエルくんのハンドパペット、奥村友美には特大のブタのぬいぐるみ、MIYAにはラスカルのクッション、原なつみにはプーさんのぬいぐるみ(大)、小川絵理奈には野川さくらのCD(笑)、斎藤朱莉にはプーさんのハンドパペットという品揃えです。CD以外はゲーセンの景品だというのには、この際、目を瞑ってください(苦笑)。
 それから、今日、木下鈴奈にこのHPを教える話をしました。それで何が変わるわけでもないのですが、とにかく希望に応えてあげたいと強く思ってしまったので、教えてしまいました。逆に、今日でなければ絶対に教えなかったと思います。
 第2部の始まる頃になると、Cさん、Aさん、Sさんが到着して参加メンバーに加わりました。特にAさんは久しぶりだったので驚きました。
 このAさん、(一方的にですが)私の心の師です(笑)。なにせ、到着するなり、持ち込んだ袋からゲーセンの景品ぬいぐるみのプレゼント大攻勢でした。元々、私がゲーセンの景品を持ち込んでいけると考えたのは、Aさんの姿を見てのことでした。さて、そのAさんはパワーアップしていました(笑)、かなりの量を振舞ったあと、MIYA(原なつみだったかもしれません)の「もう終わりですか?」という問い掛けに、もう空だと思われていた袋の中から、いくつも取り出します。さすがにこれで終わりだろうというトコロにもう一度、「もう終わりですか?」と言われて、さらに細かなものが続々と出てくるさまは、四次元ポケットさながらでした。Aさんが来ると分かっていれば、私もこんなに張り切らなかったでしょう。
 都合3時間、ひたすらまったりとしゃべっていました。お昼を食べながら、すぐ隣に座っている木下鈴奈をじっと見つめていたら、「何?」と聞かれたので「かわいいなぁって思って」とかなり素で応えてしまったトコロ、メチャクチャ照れさせてしまいました。でも、その姿がこの上なくかわいいワケで…。そんなやり取りを脇で見ていた奥村友美からは「見てるこっちが恥ずかしい」と言われてしまいました(苦笑)。ただ、木下鈴奈は私がこの後行われるCURRENT主催のライブイベントに参加しないことを知っているので、そんなムーディーな演出も無効です(苦笑)。
 ほかに話題になったことはS(Y)さんと小川絵理奈といっしょにしていた声優談義や、斎藤朱莉が(平成)仮面ライダーフリークであることが判明して、しばし「555」談義に花を咲かせたりしました。特に後者についてはもっと早く知っていればよかったのですが…。
 そんなカンジでいつも以上にたっぷりと話をして、それぞれのコのいい笑顔も見られたので、今日のところはコレで満足です。
 そんな中、気になってしまったのは、Rさんの言動。マネージャーのHさんへの口のきき方も目に余りましたし、撤収のために車に向かう時に木下鈴奈にイロイロ言っていた姿でした。今回のことで、程度の差はあってもそれぞれにイヤな想いをした(させられた)ことは明白なのに、なぜそのことに触れなければならないのでしょうか。もちろん、「臭いものにフタをする」という対応は事務所のソレとしてはマズイと、私も思うのですが、それはファンと事務所のスタッフの間で揉めていただけで、そのことで心を痛めているタレントになぜ、そんな言葉を吐けるのか、理解に苦しむ光景でした。そして、それに真摯に耳を傾ける木下鈴奈の姿が見ていて辛かったですし、それを見ているだけだった自分が不甲斐なくて仕方なかったです。
 タレントが車に乗り込むのを見送って、参加者一同で駅に向かい、そこで目的地別に別れて解散となりました。

 しばらくはAさんといっしょに電車で移動しました。専らゲーセンのプライスに関する話をしていました。木下鈴奈から「“うさぎといっしょのプーさん(セガ限定デザイン)”がかわいい」というリクエストを受けていて、これがたくさん出回っていたのが去年の秋頃だったので、どうしたものかと相談したり、私が奥村友美に渡した大きいブタのぬいぐるみを見て、対抗心が芽生えたといった話を聞かされたりしました(笑)。
 そのAさんと別れて私は秋葉原駅で下車して、石丸パソコンタワーに向かいました。店の前で、n(t)さん、Mさん、N(N)さんと合流して6階で整理番号の抽選を行ったところ、2番を引き当てることができました。根本はるみのイベント、抽選で最前列になったのはいつ以来でしょうか。

DVD First Impression発売記念イベント at 石丸パソコンタワー
  First Impressionという、4人のタレントが出演するオムニバスDVDの発売記念イベントで、4人のうち、根本はるみ、星本香、村田洋子の3人が今日の出演者です。
 根本はるみはちょっとダブダブな白いブラウス調の上着を着て登場。星本香や村田洋子はデニムのジーンズを履いて、カジュアルな格好でした。
 司会進行はラインコミュニケーションのイベントで司会を務めている方、なんとなくクリス・ペプラーを髣髴とさせるトークの進め方をしました。
 イベントの進行は各自が自分のパートに関して見所などを話していくカンジで進みました。根本はるみはR.C.T.の君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだねのPV風な映像が中心だったのですが、本人は「観て笑ってもらえるものにしました」と言っていました。私が見た限りでは、そんなにヘンな映像には思えなかったので、「そんなことはないよ」という意思表示のつもりで首を横に振っていたら、根本はるみに「笑えない?」と尋ねられたので、「う〜ん、笑えないと思う」と答えたら、「微妙みたいです」と締められてしまいました。私にしてみれば、笑わせようという意図があるにせよ画面上、かなり真剣にがんばっていた根本はるみを結構、かっこよく思っていたので、そういうことを伝えられなかったのがちょっと残念でした。
 星本香と村田洋子については割愛。というか、何を話したか覚えていません(苦笑)。ジャンケン大会と撮影タイムを経て、握手会になりました。握手の列に並ぶためにステージ前を横切ると、星本香の正面辺りで一旦、立ち止まるかっこうになっり、何となくステージを見ていたら、握手の合間で手の空いた星本香に「髪、切りました?」とか尋ねられました(笑)。握手会では根本はるみに開口一番、「あのCM見ました?」と尋ねられたのですが、まだ見ていなかったので、そのことで盛り上がることができなかったのが少々残念でした。
 イベント終了後、パソコンタワーの前で参加していた知り合いと別れて、今度は三鷹に向かいました。予定よりも少し遅れていたので、先に会場に着いているはずのBLUE WINDさんに座席の確保をお願いしました。三鷹に到着したところでKさんに連絡をして、結局、劇場内で合流することになりました。BLUE WINDさんが客席全体のちょうど真ん中あたりの、芝居を見るにはもってこいの良席を3つ確保してくれていたので、3人で並んで座りました。Kさんは夏に岡田純子の出ていた「プレイス」の時にたまたま知り合った方で、会うのは2回目なのですが、今、私の周りにいる岡田純子のファンはこの2人だけなので、こうやって3人で会って、観劇できるということはなにやら嬉しい気がします。

おしばい軍団もずくぁんず公演「愛 故に ら・るる」 at 武蔵野芸能劇場
 おしばい軍団もずくぁんず・番長(笑)、岡田純子の初プロデュース公演で、出演者は東京桜組やK−GUNのお芝居で見たことのある方々ばかりで、とても安心して観ることができると思っていました。
 案の定というか、どのキャストも安定した説得力のある芝居を見せてくれますし、すごくキャラが立っていました。
 今回のお話の舞台は、小さな島にある小さな高校で、島に伝わる怪奇現象じみた伝説を軸に、それぞれの思惑が交錯するという具合なのですが、そこは学園モノ、さまざまな恋のカタチが散りばめられていて、その様子がとても面白く描かれていました。島に残ることに固執する主人公の女の子と、大学進学を機に島を出て行くことを考えている男の子のカップルが、一連の騒動を通じて、自分が進む道を見つめなおすというのが中核にある、実に清清しいジュブナイルでした。
 岡田純子の役どころは、こまっしゃくれたヤクザのひとり娘で、母親は早坂愛ですから、どちらもハマリ役です(笑)。誰を見に行ったかと問われれば、この2人なのですが、実際はどの役者さんも素晴らしかったです。桜組の『想い出色の輪舞』やK−GUNの『曲がり角の悲劇』に比べると、スラップスティックめいた物語なので、そんなに難しいことを考えなくても素直に楽しむことができました。

 終演後の物販では、千秋楽ということもあって、舞台で使われた小道具まで販売されていました。そのうちの一つ、『ウニ』をKさんが1500円で落札しました(笑)。私は、サントラCDと脚本を購入しました。脚本には岡田純子のサインをもらったんだけど、いかんせん、今回は座長だったので、あまりゆっくり話をすることもできませんでした。こうなると、つくづく先日の公演に来ることができなかったことが悔やまれます。他に、舞台衣装の着物姿のままロビーにいらした早坂愛にもサインをしてもらいました。その時に先述の2公演を観に行った話をしたところ、特に「K−GUN、観てくださったんですか」と大層、喜んでくれました。気風のいい姐さんを演じさせたら、こんなに素敵な女性は、そうはいません。
 そろそろ会場の撤収の声が掛かって、ロビーも捌けはじめたのですが、その頃、出口付近で神崎ちろにサインを求めていたら、その列がかなり膨れてしまった、さながら“神崎ちろサイン会”の様相を呈していました(笑)。

 撤収した後は、3人で近くの定食屋に赴いて、食事をしました。その時、テーブルに置いた『ウニ』は店中の関心を惹いていたようです(笑)。
 Kさんの時間の都合もあって、PM10:00前後に解散となりました。BLUE WINDさんが車でいらっしゃっていたので、ちょっとばかり遠回りしていただいて、送ってもらい、帰宅しました。
 ちなみにBLUE WINDさんはこの週末のために大阪から車でお越しになっていらっしゃっていました。本当にありがとうございました。