野川さくら 2ndコンサート 04.04.10
 今日は野川さくらのコンサートツアーが開催されます。2年ほど前の私をご存知の方は、私がどれほど野川さくらに傾倒していたかよくご理解いただいていると思いますが、ソロコンサートに参加するのは今日が初めてなのです。
 昨年、夏に行われた1stコンサート(8/2開催)は、諸般の事情により欠席していますので、かなり楽しみにはしていました。
 PM5:00頃、会場である日本青年館に到着しました。D-ERIOLさんにいっしょに取ってもらったチケットをn(s)さんから受け取ってみてビックリ、1Fの5列目という、申し分ない良席です。すでに開場前の整列が始まっていて、かなり長い列ができていました。顔見知りはほとんど参加しているので挨拶をすると、皆さん口々に「久しぶり」だとか「珍しい人がいる」と、お約束のように失礼な言葉を浴びせてきます。いや、先月会ってるじゃないですか、皆さん(苦笑)。
 開場前、とにかく目立ったのがSさんとMさんのペア。なんでそんなイカレたイカシた格好をしているのだろう?と首を傾げたくなります。その衣装の理由はコンサートの最中に分かるのですが、とにかく異常なまでに目立っていました。
 それから、迷彩のシャツを着て、走り回っていたちおさん。野川さくらへのプレゼントのためにファンからのメッセージを集めたDVDの作成のために一生懸命でした。サポートには(私より珍しい)弐夢さんが着いて、撮影の補助をしています。その姿を見て、「ちおさん、ホントにがんばるなぁ」と発言したところ、どうやら嘲っているように聞こえてしまったらしく、そばにいた人がクスッと笑っていました。その場で誤解は解きましたが、この言葉は本心です。
 
 少し前に、「野川系のトップは誰なのか」という、誰が気にしているんだかよくわからない、くだらない話が耳に入りました。
 私の見解は3年(4年)前からずっと、ちおさんだと思っています。
 といっても、別に強制力があるわけでも、ファンを統率しているといったことではなくその姿勢と実践していることに対する敬意がそう思わせているのです。
 “タレントを応援する”ということの行動原理は間違いなく「自分が楽しむ」という考えの上に成り立っているとして、その「楽しむ」の部分には「タレントを喜ばせる」という因子が含まれていると私は考えています。
 これについては、いろいろな方が、それぞれの気持ちや考え方、方法で実践しているとは思うのですが、それをしようとする時、ちおさんはなるべく多くの人を巻き込もうとします。たくさんの人に声を掛け、メールを出し、「はじめまして」という方にも基本的に分け隔てなく接して受け入れます(もちろん、その先は本人次第・相手次第です)。野川さくらを「ファンのみんな」で喜ばせようと、いろいろなことを考えて、自分の時間を割いて腐心し、実践するそのバイタリティには本当に感心させられます。
 先述したように、強いリーダーシップを発揮したりすることはあまりないのかもしれませんが、ファンの輪(和)を重んじようとする姿勢はとても素晴らしいものだと、私は思っています。

野川さくら 2nd LIVE にゃっほ〜♪TOUR 春 U・La・Ra in 東京 at 東京青年館
 ホールに入った私は、正直なトコロ、かなりウキウキしていました。しかしながら、先月発売になったNew Album『U・La・Ra』を引っさげてのコンサートであるにも関わらず、私はアルバムを聞いていないという体たらくです。後ろに座っていたYさんにそのことを話したところ、大層、ウケていました。
 そんなワケで、知っている曲がどれだけあるのか、知らない曲をどれだけ楽しめるのか、そんな気持ちを携えて、開演を迎えることになりました。

 客電が静かに落ち、いよいよ幕開けです。ステージに配されたスクリーンに映像が映し出され、卒業アルバムの無傷な夢から始まりました。2曲目は一変してポップな曲調のSnow to Springでした。
 オープニングの2曲を聞いただけでしたが、もう十分です。ステージ上の野川さくらはこれ以上ないほどに輝いてみえました。
 …以降のことは、実のところ鮮明に覚えていません。ですが、シングル曲のメドレーを聞きながら、ノスタルジックな想いに浸ったこと、ウエディングドレスを着て登場したシーン、そして、1st Album収録曲の中でイチバン好きなオレンジの口紅を聞くことができたことなど、印象的なことの多いコンサートでした。しかし、何より胸打たれたのは、MCでの言葉でした。
 「何にも持っていない女の子だった私が、たくさんの人に支えられて、ここまで来ることができました」(意訳)
 初めて知ったあの頃、本当に何者でもなかった野川さくら。ブラウン管を通じて一生懸命であることだけは伝わってきていました。そんな姿に魅力を感じて応援しはじめたコが、今、日本青年館をファンで埋め尽くしているということには、何やら感慨深いものを感じました。
 ダブルアンコール、ぐっにゃ〜んを会場にも歌うように促し、静かながらも合唱して、コンサートは幕を閉じました。
 
野川さくら 2nd LIVE にゃっほ〜♪TOUR 春 U・La・Ra in 東京 at 東京青年館

1.卒業アルバムの中の無傷な夢
2.Snow to Spring
3.マシュマロ♪たいむ
4.So Sweet
5.シングルメドレー
 そよ風のロンド〜ハートのパズル〜星の降る丘〜SAKURAマジック〜しあわせになろう〜
6.ダ・カーポ〜第2ボタンの誓い〜-Candy Morning Ver.-
7.心配かけてごめんね?-Acoustic Ver.-
8.にゃんきゅ〜
9.空想パイロット
10.言えないけど…大好き
11.オレンジの口紅
12.万里の途
13.メドレー
 サイケデリック☆55〜thunder of PP〜赤頭巾ちゃん、ご用心〜
14.Goodmorning 〜にゃっほ〜♪
15.とびきり さくら組

>EncoreDouble Encore

 終演後はみゅーずさんが幹事を務めてくれているOFF会に参加しました。
 参加総数35名とかなりの大所帯です。私も妙にテンションが上がっていて、かなりはしゃいでしまいました。開場前に収録していたのと同様に参加者のメッセージをビデオで撮っていたので、こちらには参加しましたが、かなりおかしなテンションでコメントしてしまいました(爆)。

 明日のことを考えると、ちゃんと帰って、よく寝まなければならないところだったのですが、時間の計算を間違えたらしく、終電に間に合いません…。
 仕方がないので、帰れない人間(20人強)でぞろぞろと神保町まで歩いて行って、パセラで一夜を明かすことになりました。