アニぱら音楽館 エキストラライブ 01.12.22
 本日はAM6:30に起床して7:00には電車に乗り、8:00には原宿に降り立っていました。
 目的はアニぱら音楽館 エキストラライブという有料のライブイベントの整理券獲得のためです。私が会場に着いたときには、すでに6人並んでいました。関東エリアの人と、それ以外の人が半々くらいでいることに軽い戦慄を覚えないではないですが、いつもの事という気もしてきました。会場の入り口は地下にあるため、地上でなんとなく並んでいるだけなのですが、徐々に人数は増えるものの、完全に日陰にいるため、寒さが身に染みます。そろそろもっと暖かい上着を購入すべきなのかもしれません。
 AM10:00くらいにNさんといっしょに渋谷の東急ハンズへ徒歩で向い、Nさんの買い物を済ませた辺りで会場前のLさんから電話が入り、整理券の配布が行われたということだったので、ここでいったん引き返すことにしました。なにせPM3:00から配布予定でしたから、この時間から原宿の歩道に行列を作ると迷惑だという判断だったのでしょう。正しい判断だと思いました。
 原宿駅前に戻ってみると、幾人か増えていましたので、この後開場時間までどうするのかということについてしばし話をしましたが人数も多く、埒があかないので、個々の自由に任せて一旦解散することにしました。もちろん、小グループ単位での移動はあったと思いますが、私は単独で池袋に向かいました。
 池袋では、アニメイトでイベントのための予約と予約していた商品の引取りを済ませて、別のフロアで6000円分強のコミックを購入してから、まんがの森に赴いて、「DOGS」発売記念の三輪士郎先生のサイン会に参加しました。
 ここでちょっとした誤算がありました。サインは、並んだ順ではなく整理番号順。しかもサインのほかにカットまで入れてくれるというとてもありがたいサイン会だったのです。しかし、当日、時間が空いたからという不埒な理由で参加を決めた私には不都合なことだらけです(いや、カットはとても嬉しいのですが)。
 結局、PM3:00スタートのサイン会ながらもサインがもらえたのはPM5:30頃でした。ちなみに曲刀(マガト)というキャラを描いていただきました。
 サイン終了とともにダッシュで原宿にもどったところ、幸いにしてまだ開場前でした。
 ほどなく開場となり、オールスタンディングの会場ではありますが、さすがに7番などという整理券を持っていると最前列を確保することも容易で、場所を取った後で物販コーナーへ行き今回は1枚3000円の生写真(CD予約引換券付き)を、購入しました(苦笑)。と、こんな描き方をすればなぜここに来ているか、勘のよい方はお気付きでしょう。野川さくらでした。
 本当はサイキックラバーというユニットがメインで行うライブイベントで、野川さくらはゲストとしての出演なのですが、ほとんどの客がソレ目当てで集結しています(苦笑)。

アニぱら音楽館 エキストラライブ at 原宿GIGZOO
 最前列に陣取り、回りも知った顔ばかりだったので、オールスタンディングのわりに待ち時間に疲れを感じずに済みました。
 客電も落ち、いよいよ開演となしました。サイキックラバーの演奏というのは先日の「マシュマロ♪タイム」の公録できいていたのですが、その時はギターとボーカル以外はカラオケで、正直かなり薄い、軽い印象だったのですが、今回はドラムもベースもキーボードまでも入ったフルバンド構成。ライブハウスで聴く生バンドの演奏は多少、チープであってもグルーヴさえあれば盛り上がれるので、実はかなり好きです。ただ、それを楽しむためにはオールスタンディングに耐えなければならないということが苦痛なのですが…。
 
 まず、JUMP!という、アニぱら音楽館のEDとして流れているお馴染みの曲でスタートしました。既知の曲ということもあって、盛り上がる体制ができています。この曲が先日はリズムセクションがなく、さびしい曲になっていたのですが、今回はすべての楽器がちゃんと鳴っていて、とてもキモチイイ楽曲になっていました。演奏が終わったところで、軽く挨拶。サンタの帽子(ヘリに電飾のある仕様)を被っていたN(P)さんは「それがクリスマスってカンジだよね」とさっそくギターのJoeにいぢられます。コーディネートした甲斐がありました(笑)。
 改めて定番の自己紹介(サイキックラバー、略して、サバ(サイラバ)!/笑)などがあって、とんでもねぇヤツらがやってきた!、EAT YOU、never ending road、I BELIEVEと演奏が続きます。いずれもタテノリの曲ばかりだったので、この辺りでもう汗だくになってしまいました。
 ここでMCが入り、クリスマスにちなんだ過去のライブの話があって、そこでは大コケしたというラスト・クリスマス・イブのアレンジヴァージョンを聴かせてくれました。
 
 この後、何曲か演奏が続きます。ハッキリ言ってしまえばサイキックラバーのパート(いや、こちらがメインですよ、本来は。)は余禄。オマケのようなものと考えていたのですが、実際は大盛り上がり大会開催といった具合のノリで、力の限り楽しんできました。知っている曲など、1曲しかなかったのですが、総じてキモチよく盛り上がれました。難点を言えば、ステージがとても低い会場なので、ドラムの音が足元に散ってしまっていたので、最前列にいた私は堪能できたのですが、後方までちゃんと音が飛んでいたのかが気になるところでした。
 ボーカルのYOFFYによる軽快なMCも楽しく、いい具合にノッてきたところでゲストコーナーとなり、バンドメンバーが引き揚げて、野川さくらの登場となりました。

 野川さくらの本日の衣装は淡いピンクを基調としたボアのコート、本人はサンタクロースを意識したということでしたが、う〜ん、見えなくもないけどちょっと、どうだろうと思ってしまいました。柄が薄いブラウン(に見えました)のチェックだったので、いつもよりずっと落ち着いた印象だったことは確かです。
 まず、アクビ娘、次いで〜thunder of PP〜、天使のレシピという野川さくらの持ち歌(いずれもキャラソンですが)ではアップテンポなものを集めていました。ライブハウス仕様といったところでしょうか。もっとも、いずれもカラオケでしたが…。
 それから、Joeがステージに戻ってきて、One Dropをアコギバージョン・生演奏で歌い上げました。やはり生演奏はそれだけでキモチイイです。音の伝わり方が全然違います。もちろん楽器の音量に負けないボーカルあってのことですが。
 野川さくらのパートの最後、今日の目玉でもあるエキストラライブのオリジナルソング、♪小さくI・LOVE・YOUの初披露です。この曲は今のところ、ここでしか歌われない歌ということですが、先ほどまでのキャラソンとは違う、オリジナルのアップテンポの曲でした。CD化については「もしかしたらもしかするかも」ということでしたが、さて、どうなるでしょうか。
 個人的な見解としては、シングルカットは難しくても、アルバムでもできれば収録されるのではないかというカンジです。シングルリリースの場合はプロデューサー・影山ヒロノブの名前が手堅いですから、ノンタイアップでしかも無名のアーティストとを起用しての単独リリースはまずないだろうという判断です。

 この曲で野川さくらのコーナーは終了。ホゥっとなっているところに、またしてもサイキックラバーの登場、ライブも終盤に向かってヒートアップしていきます。個人的には、一旦落ち着いてしまったのですが、すぐにノリに引き摺られて大盛り上がり大会再開です(苦笑)。
 後半パートで印象的だったのはサイキックラバーのテーマでしたが、きっと対バンなどの時はOPか2ndで歌うインスト曲なんだろうな、と思いながら楽しみました。こういう曲はインディーズならではというか、さすが銀河系バンドです(笑)。
 アンコールはJUMP!OPの時よりも大幅に盛り上がっていて、ステージ上も、イスを持ち出して上に乗っかったりと、テンションが上がっていました。最後は会場中がジャンプしてフィニッシュとなりました。

 終演はPM9:00を回っていて、この後のオフ会(忘年会)をPM9:00から予約していた弐夢さんは気が気ではない様子でした。あらかじめPM9:00からと伝えているにも関わらず会場から出てこない人たちにイライラしていました。
 ここで待っていても埒があかないので、すでに出てきている10名ほどを引き連れて、先に会場である新宿に向かいました。
 弐夢さんが地図を準備してくれていたので、迷うことなく到着。ただ、全員が揃うにはさらに20分近く待つ必要がありました。
 総勢30人を越えた飲み会は段田男さんの持ち込んだゲーム&ウォッチ「ドンキーコング」で一部が盛り上がったりしつつ、阿鼻叫喚のうちにお店の都合で時間ピッタリに追い出されてしまいましたが、新たに2人の方と親しくもなれたのでとても楽しかったです。幹事の弐夢さん、ご苦労様でした。