野外コンサートって… 01.09.15
 土曜日だというのにAM6:00に起床しました。別に習慣になっているとか年寄りは朝早いからとかそんな理由ではありません。
 2ヶ月と少し前、まだ福岡で転勤になるなどとは夢にも思わずに生活している頃にした約束を果たすため、またしても福岡に行くのです(笑)。

 今回は
モーニング娘。コンサート2001
「ライブレボリューション夏」
への参加です。
 会場は県営筑豊緑地公園。博多からJR篠栗線で新飯塚まで1時間、そこからシャトルバスに揺られることおよそ30分という正直、僻地というしかないようなところでした。
 
 飛行機で福岡入りしたのがAM10:30頃で、約束の主、komoさんと合流。すぐに電車に乗って一路新飯塚に向かいました。まわりにもそれらしい人の姿は見えましたので、2人でしゃべりながら会場にもすんなり到着することができました。

 まさに「緑地公園」の名にふさわしい景観と、これでもか!といわんばかりにあまった土地がそこにはありました。公園の入り口から会場まで15分も歩こうとは夢にも思いませんでした。
 到着時間はAM12:30くらいで、会場前の原っぱにはたくさんの人がブロック指定のプラカードの前に並んでしました。いったいどれだけの人が待っているのか、本当に想像もできませんでした。
 懸念されていた天気も待っている間に1度ぐずついただけで、すぐに青空を覗かせました。
 さて、ブロックごとに会場への誘導が順次始まり、それにしたがって入場したんは確かPM1:00頃のことだったと記憶しています。段々と日も照ってきて、屋外のコンサートにはちょっとツライくらいに晴れ始めました。
 このコンサート開演時間はPM4:00。
 はっきり言ってかなりキツイです。会場内の飲食物はテキ屋よろしく地元の青年団のような方々が販売しておりました。町興しなのでしょうしっかり利益を出さなければ意味がないらしく、バッチリ縁日価格でした。
 別にコンサート用の会場ではないので、一面の原っぱにロープが張られ、柵を立てている程度です。日差しを遮るものなど何一つなく、チリチリと身を焼かれながら、ひもじさにも耐えて、ひたすら待ちました。
 PM4:00を回ってほどなく開演です。なんで、開演までこれほど時間がかかってしまうのかはMCで明らかにされました。
動員数、約20,000!
 人気の高さがうかがえる数字ではありますが、この原っぱにそれだけ人を集めてチケット代6,300円(込み)はいかがなものでしょうか?明らかにボリすぎてると思うんですけど。

 曲順ははっきり言ってよく覚えていませんが、まぁ、誰もが知っているシングルorタイアップの曲ばかりなので今日初めてコンサートに来たと思われる方々も盛り上がれるようになっていました。個人的にはメンバーが変わりすぎて、パート割りやフォーメーションが決められないから無難な曲でやっているという気がしてなりませんが、お客さんが盛り上がるチョイスという意味ではベストな選択と言えるのかもしれません。

 コンサート自体はテンポよく進んで、PM6:00には終演していたのですが、今度は退場に時間がかかりました。一ブロックにおよそ1,000人くらいの人間が入っていた様子ですから、原っぱにライブハウスが20個あると考えると、動員規模は掴みやすいと思います。ガラの悪い方がたくさんいらしゃって、誰でもチケットが購入できたんだろうなということが容易に想像できます。
 結局、30分くらいで退場、幸いシャトルバスは順次発車していたのでそれほど待たされることなく乗ることができました。車中、こんな野外コンサートには2度と行くまいと決意する私がいたことを加えておきましょう。
 ぶっちゃけてしまうと、完全にフラットなスペースに2万人です。しかもちっちゃい子やら家族連れやらもいっぱいいます。当然、知らん顔してどんどん前へ行こうとする、スタンディングのコンサートでのマナーを知らない人もいっぱいいるのです。こんな思いまでして、見に行くことはないな。というのが正直な感想です。

 PM8:00頃、博多に戻ってホテルにチェックイン。なんで自分の部屋に帰れないんだろうと不思議な気分でした。それからkomoさんの希望で中洲の「一蘭」へ行き、昼を食べていなかったこともあって、替え玉合わせて3杯分のラーメンを食べましたが、komoさんがやっぱり「一風堂」の方も食べたいというので、博多駅から山王店まで歩くというムチャをしました。私はもうおなかいっぱいでしたので、餃子だけにしましたが、komoさんはラーメンと餃子を平らげました(一蘭では替え玉一杯だけだったそうです)。