どんよりと。。。
 朝から曇り空。これから一体どうなって行くのだろう。。。雨だけは落とさないで欲しい。出来れば沼島へ渡る人たちのためにも、風も波も穏やかでいて欲しい。。。
 
 昨日は、久し振りに実家へ寄ってみて驚いた!何と父が追突事故を起こしたらしい。しかも、加害者。追突なのだから父が一方的に悪いのは確かな様だ。
 
 もう、車になど乗りたくない!としょげ返っているかというと、そうではなくて、少しは安心したけれど、双方とも怪我は無いとは言うものの、前の車に載っていたご婦人は、当初首が痛いとか言ってたらしい。そのことが気懸かりである。ムチウチなんてことになったら、保障は全部父の肩に掛かって来る。悪い人でなければ良いがと祈るのみ。何故か私の双子の兄の勤務先のことまで知っていたらしい。町役場に勤める、従兄のこと、父の弟のことまで知っていたらしい。一体何者なんだろう。

 もう、82歳になる父だから、車の運転なんかをさせておく自体に問題がありそうで、そのことを追求されたら、一体私たちはどうすれば良いのだろう。。。四六時中世話をするということも出来ないし。たまの外出の時に連れて行ってということぐらいしか出来ない。今、この瞬間に外出したい。などと言われても、「じゃ、今行くから。」と言うことが果たして何回出来るのか、甚だ疑問である。父から免許証を取り上げたりしたら、あの地区では住んで行けない。最寄のバス停までぐらいなら、タクシーを利用するという方法もあるが、そうなると、行動が恐ろしく制限されてしまうだろう。安心をとるかどうか?と言われれば勿論、タクシーなんて安いものかも知れない。

 どんなぶつかり方をしたのかどうか。兎に角双方の車は修理には掛からないみたいだ。傷み方がひどいらしい。だから廃車に。まだ、怪我が無かった(?)のだから不幸中の幸いと言える。そのおばさんの首がどうも無ければのハナシだが。

 老人の二人暮しなんて本当に頼り無いものである。まだ、二人でいるから何とかなっているのだろうけれど。82歳の父と母はもう83歳になってしまった。いつまでも元気で居て欲しい。だから、自分のことは自分で片付けて欲しいけれど、今回の事故みたいなことがこれから先起こり得るならば、車のことは私たちが止めておく方が良いのだろうか。。。?

 誰も事故など起こしたくて起こしているのでは無いけれど、無事故無違反を自慢にしていた父だっただけに、何だか不安が募るばかりである。恐らくもう10年も乗れない気がする。アクセルとブレーキを踏み間違えるなんて、父にはあるまじきことで聞いたときは信じられなかった。

 双方に怪我は今の所無いということを前提に話が進められているらしいので、今はまだましだったなぁ。ということで落ち着いてはいるが、田舎での老夫婦だけの暮らしを支えているのは、免許証であるのも事実である。暫くはそお〜っとしておくしか無いのかな?

 ただ、自分から運転免許証を返納すると言うまで、こちらからは何も言わない方が良いのかどうか決め兼ねている。