地域振興=雇用が、経済が でわ具体策を
 選良。聞きなれぬか、選挙で選ばれた人=転じてエリートのこと。
 1 仕事があるから集まって来たマチ。今度は集まって来た人が雇用をつくる。
 2 炭鉱が閉山した。炭鉱に代わる雇用を創出しなければいけない。
 3 少子高齢化の時、人口減を防ぐために、まず経済政策。

 地域の時代画期ごとに識者は、さまざまな処方箋を示してくれた。1)~3)はその代表例。
 なかには高額か否かは別にして、講演報酬や調査費用も負担した例も含まれる。
 1)は1978年、前年の国際漁業規制、つまり200海里問題をうけての処方。
 2)は創業82年の坑内掘り炭鉱が閉山し、直轄1000人、下請け500人余の雇用が喪失した時。
 3)は日本製紙(株)釧路工場の抄紙部門が停止したあとの市長選挙を前に、
道内配布紙の支社報道部記者が、記事にしていた一行。

 読んだ読者、市民。一様に思うようだ。
 「雇用創出」「経済政策が大事」。それは十分に承知している。「知りたいのは、その具体的内容、それが見つからずに困っている」。
 そういうことではないか。
 で、その答えは?。多くの人が、「あなたは、<わが事>として、なにを?」。「そこ教えて」。

 3)の取材で聞かれたとき、筆者は3点考えた。
 4)「(閉山した炭鉱が跡地を放置した点を念頭に)グリーンニューディールで自然再生」。
 5)「(ただ「掘る」「伐る」「獲る」「作る」「搾る」の経済に)自前で価格設定できる付加価値の創出」
 6)「外発誘因で生み出した受益を、内発誘因型経済に充当」
 記事で扱われたのは4)のみであるも。
 
 1)~3)を語られる選良。私案を示されてはいかが「雇用が、経済が でわ具体策を」。
 掲載画像はLINEで頂戴。岐阜県美濃加茂市の桜、と。