皮をむいたリンゴ、茶褐色になるように 発酵・萎凋・揉捻と緑茶、烏龍茶、紅茶250402
 皮をむいたリンゴ、茶褐色になるように 発酵・萎凋・揉捻と緑茶、烏龍茶、紅茶250402

 喫茶は飲酒&喫煙とならぶ暮らしの折り目。
 「これぞ、その原稿を書く前には一杯の茶」。人により茶=抹茶、緑茶、コーヒー、紅茶といろいろあれど、も。
 250402「世界史の探求 高校講座」の時間に紹介。「緑茶、ウーロン茶、紅茶はいずれも、同じ茶木・茶葉から出来ています」。

 そうかー。で、「緑茶=不発酵茶」「ウーロン茶=半発酵茶」「紅茶=発酵茶」の差異。
 ところが「注」があった。二点。「発酵=微生物の働きによって物質に(人間にとって有用な)変化が生じること」
 しかし、「茶の発酵」は違う、と、「お茶における発酵=茶葉中の酵素の働きにより、葉中のカテキン類が酸化すること」を言うのだそうだ。

 お茶の発酵にとって大切な製造工程に「萎凋 いちょう」という作業が行われるのだ、と。
 特にウーロン茶=判発酵茶&紅茶=発酵茶の製造に欠かせない大切な工程というのだ。
 仕上げに申す。重ねて、その発酵にとってたいせつなことは「必要なことは揉捻 じゅうねんの工程」。

 これによって、紅茶ならではの華やかな香りや色合いが生み出される。
 う~ん、なかなか奥が深い。おろそかに呑むことなかれ「煎茶一服」。
 おさらい:
 1)お茶の発酵=茶葉中の酵素の働きにより、葉中のカテキン類が酸化すること。
 2)萎凋 いちょう=茶葉中の酵素の働きにより、葉中のカテキン類が酸化すること。
    (生の茶葉を放置して萎れさせる工程)(つまり、皮をむいたリンゴに似て、空気にふれると茶色に変色する現象=烏龍&紅茶)
 3)揉捻 じゅうねん=酸化酵素が活性化した茶葉に圧力をかけながら揉んで酸化を促進、酸化反応が均一に進むようにする工程

 原稿を書く時世話になる茶。心して喫せねば。(図版=健康堂東京 HP)
 1)は緑茶・烏龍茶・紅茶に共通するも、2)&3)は紅茶・烏龍茶の製造には欠かせない大切な工程、と。