2012年10月の記事


蝦夷太鼓 45周年記念演奏会
  日曜日の午後。市民文化会館での講演。

 1000人強はゆうに参集。演奏は8曲。熱演であった。緻密な演奏で、質のよい音響であつまった市民を圧倒。

 

 基本は打つ。強弱、高低、リズムのテンポ、音質の違う太鼓、それぞれの独特の音色、最後は間=マ。

 民俗芸能につき、本来、同じ演奏にはならないはずながら、つまりいつもアレンジの連続ながら、作曲家がいてスコアも用意できれば芸術の域では。演奏時間は2時間弱。秋の芸術祭の共催演奏。 
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北 康利著「松下幸之助 哲学した経営者」
 北 康利著「松下幸之助 哲学した経営者」。NHKETVのテキストで、二度目の読みこみかと思う。

 前回は「松下は人をつくっています。あわせて電気製品もつくっています」(149p)に注目したが、今回は「お客様第一」「日に新た」「企業は社会の公器」の「軸となる経営理念」(134p)に着目。

 たまたま、津賀一宏談「聖域なき改革で生き残る パナソニック新社長インタビュー」を読んでいた。新社長は「創業者にお目にかかることができるなら」、聞いてみたいとする。「(従業員数約三十三万人)巨大になることを求めていたのか」と(『文藝春秋』11月号)。

 「お客様目線で、高収益を実現させる、とも。周囲との競争のなかで、「ものづくり」企業の発展は。新しい挑戦に注目があつまる。(日本放送出版協会 2008年)。
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タンチョウ 自然公園
 タンチョウ 自然公園。飼育下におかれているタンチョウ。増殖と種の保存を意図している。



 人工ふ化。それはそれで、重要なこと。出かけゆくと、目と鼻のさきでタンチョウにお目にかかることができる、ことも。



 開園して半世紀余。自然界なら2キロ四方は必要な縄張りも、人工増殖では近接して増殖可能ということ。



 あたりは空港にちかく時にはジェットの離発着も。発着便には「ツルマーク」の航空会社もある。



 空をジャンボ機が、地上ではタンチョウが。上、下にツルの世界。
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副音声 Wシリーズ
 最近、副音声の視聴を体得。BS!の海外ニュースや野球中継を副音声で。

 独、仏、アラビア語などはどうしようもないが、英語はなんとはなしに。

 野球なら、先週の呼称と背中の記載。ボールカウントや「strike out」はよく、判明。

 スピードラーニングが取り沙汰されるが、放送をDVDで録画しておき、繰り返し視ること、も。

 確かに環境がかわった。外語と言えば「ラジオ第二」に「短波放送」。はやく気がつくと、よかった(笑)。
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火山・森・湖 阿寒
 火山・森・湖 阿寒。国立公園。火山・森・湖で知られる。湖と雄阿寒岳は温泉とともに近くに眺望する景観。



 西に位置する雌阿寒岳を足寄からみてみると、それはまたなかなか捨てがたい。



 アップ。眼阿寒を構成する阿寒富士は、みごとな成垂型火山。



 平成9年5月。帯広市から足寄をぬけて阿寒湖畔へ。その道筋で、動く車内のなかから。



 火山・森・火山湖。活動すると恐いが、安定していると一大パノラマ。
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立川柳田国男を読む会編『柳田国男の武蔵野』
 立川柳田国男を読む会編『柳田国男の武蔵野』。柳田国男に「武蔵野の昔」と題する17項目にまとめたものがあるとのことで。後藤総一郎氏が『常民大学』という講座で読み続けた本文をもとに、その参加者が世に言う武蔵野の枠組みを読みといた。
 あわせて本文を紹介し、注釈と解説もつけられている。

 「武蔵野の昔」は、全集に収録されている。そもそも大正8、9年に慶應義塾大学山岳会の年報『登高行』に「武蔵野雑話」、「続武蔵野雑話」と題して掲載したものと言う(194p)。

 市職員、主婦など7名の方が分担。
 「武蔵野の枠組み」という点では、「武蔵野概説」「柳田国男の武蔵野観」「武蔵野の水」「武蔵野の道」「砂川村の開発と信仰の諸相」「武蔵野」「柳田国男の『民俗学』と武蔵野」という形であきらかに、される。
 うち「武蔵野」は、副題が「郷土研究をめぐる葛藤」とあり、郷土研究の拠点である「武蔵野会」を軸に、柳田と人類学者・鳥居龍造などとの学問上の気風の違いと論争を示す。

 後藤氏の取り組みが「テキストの注釈研究を積極的に進め」る点にあって、遠野常民大学、遠州常民文化談話会でも、幅広く取り組まれたとある。
 武蔵野を、国木田独歩とは異なる視点と記述でとらえ、近代において著しく変じた地域にその骨格と肉づきの過程を提示しようとした柳田の努力は、現代の市民によって今の市民にも正確な理解の手掛かりをあたえるものとして受け継がれた。本書の意義は、そこにありそうである。(三交社 2003年)。
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祈りの方程式 寛永寺
 祈りの方程式 寛永寺。10月24日のBSTV.上野の紹介があtった。

 江戸・寛永寺は京都・延暦寺になぞらえられる「鬼門の守護」はいわれているが、不忍池は琵琶湖に比定されると、する。

 申しておられるは、確か寛永寺執事職のお方。「祈りの方程式」。天海僧都はそこまで、考えた?。

 家康が江戸を京都並みには、サクラばかりか池で、琵琶湖を?。
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紅 秋
 10月。紅葉の季節となりました。梢に目をやって、「紅 秋」。



 次第に鮮やかとなり、カメラをむけますが、その色どりはやはり事物が見事。臨場感と彩は、ライブでなくてわ。



 秋は紅だけでなく、黄葉の季節でもありまするが、なぜ「紅」に目が行く、か。



 幹の足元にも物語り。今年はとくに威勢がよろしいようで。力を誇示しておりました。



 ここは、「おとぎ話」の主役の世界。主人公たちの「すみか」が林立しています。
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小松和彦著『神になった日本人』
小松和彦著『神になった日本人』。はじめ、「なんのこと?」とおもいつつ、本誌を手に。

 読み進むうち、「確かに」そういう人、「いるわ」の感。
 藤原鎌足の談山神社に、崇徳上皇。こちらは、キーワードが「怨念」と「たたり」。
 死後、「悪さ」「凶事」の鎮圧、鎮魂のための祭祀。談山神社が今日の位置を占めるのは、実に「明治期」の所産とは。

 佐倉惣五郎は義民で知られるが、豊臣秀吉、徳川家康は自分で神様になることを後事に託した。
 秀吉も家康も、一向一揆=仏教を睨みつけ続けるために、大明神・大権現になったのでは、とする。

 西郷隆盛も登場する。
 維新前には江戸城の「無血開城」で確固たる位置を確保しつつも、維新政府ではズレていく。そこのところを庶民は「思慕と敬愛の『記憶装置』」と、する。

 もちろん庶民でも神になっている存在もある。靖国神社のご祭神は、紹介だけあって取り上げられていないが。
 日曜日に読了。このページを書いている段階で、後醍醐天皇のことを失念。

 怨念、仏教への睨み、庶民の思慕。時代とともに、神々昇格の念も位置も、見事に変化という話。(日本放送出版協会 2008年)。
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大石慎三郎著『江戸時代』
 大石慎三郎著『江戸時代』。中央公論社の新書版にして、よく読まれた一書かとおもう。
 江戸時代の概説書ではあるが、時代の軸になるテーマをすえて概観しようとする点が、すこぶる意欲的で、好感をよせられてきたのかも知れない。

 「世界史に取り込まれた日本」は、金銀輸出を軸に中国・ヨーロッパとの位置を見る。
 「大開発の時代とその終焉」は水路・新田開発の増産時代の次に「小農自立」、農業技術書、洪水多発で「農政大転換」を説く。

 「構築された社会」は身分制の定着と城下町、「江戸の成立」は「屎尿と塵芥の問題」で循環型社会のシステムを説明。
 「絹と黄金」は徳川家の娘の衣装から京都文化の構造を見る。

 「分水嶺の時代」「顔の社会」は、年貢徴収システムの揺らぎ=年貢収納率低下を示しつつ、「役職と家格」という支配の枠組みを提示。
 「近世から明治維新」。東日本と西日本の農村構造にある寄生地主化の進展度を描き出す。、

 江戸時代は、庶民の細部が見えてくる時代。他方で欧米、中・朝との交渉も具体化。
 アジアでは列強による植民地化がすすむ時代に、近代を迎えた我が国の「基盤」がなんであったのを示しているように、思えるのだが。
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折折たがひめ 鴨長明
 折折たがひめ 鴨長明。鴨は「下加茂神社」にして禰宜職の子、と。父、早逝で庇護を失うとも。

 下加茂神社は国内に70か所の所領を有する格社。神職は祈りに専念、余事を交えずということか。

 一丈のすみか。移転のたびに、10分の一、100分の一に縮小と。

 後鳥羽上皇、源実朝、同時代。鴨長明『方丈記』ということで、あるが。

 
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都市 中心街
 都市 中心街。 空洞化がいわれる中心街。それぞれの景観、場面で「物語」をつくることができないか。

 

 「物語」は目にみえるものだけではあるまい。腹にいれるもの、味覚を満足させるもの、滞在時間を長くするもの、良かったねと、親が子に伝えるもの。

 

 あれこれ考えているときに、哲学専攻の方もそう申された。「マチの建物には、物語がほしい」。

 たいせつなこと。創造された物語が、軸になってモノつくりにすすむこと、さらには多くの人の共感を呼ぶことでネットワークができること。

 

 「自分の代で、おわらせるわけにはゆかない」の文化ができること。その人が輪にはいると、周囲の雰囲気をかえるものであること。
 いかがであろうか。
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氷河期
 9日夕刻は、なんとなくテレビ。大豆を肴に、サッポロと恵比寿をそれぞれ350.

 BBCの放送で、北欧の氷河期紹介。
 そろそろ氷河期突入の巡り合わせの筈ながら、そのとき文明社会は、どう生き延びる?。

 木星の引力で地軸がぶれた?。かつての氷河期発生の要因をそのように、説明。
 氷河の痕跡の確認された都市=ロンドン、ベルリン、アムステルダム。
 水面はいまより高さが-100メートル低下して、北海も陸地に、と。

 北海道で氷河期地形(フィヨルドやモレーンなどなど)は、確認されているのかな?。あまり、話をきかないが。

 「鹿児島なら大丈夫でしょう」と、連れ合いのご託宣。子の時代はともかく、孫、ひ孫の時代はどうなっているか。
 地球温暖化は、氷河期に温室を用意することになるのか、などなど。
 
 今朝の北の空。雄阿寒は雄姿、雌阿寒は雲にかくれて見えず。
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高品質なプライド 哲学
 高品質なプライド 哲学。NHG総合、朝6時台は「ホリデー・インタビュー」。

 今朝は漫画家のヤマザキマリという方。現在、USAで活躍中と言う。
 聞き始めたところで、「昭和の時代は生きている人に、哲学をもつことが許された」。「貧しく、モノはなかったけれども、それぞれ常識があって、高品質なプアライド」、と。

 「プライドゆえの高貴さ」があったのに、銭湯をつうじたコミュニティは失われ、「テレビの情報に左右されて、自分の頭で考えることをしなくなった」。

 最後に「北海道に感謝することは」と聞かれ、即座に「大自然」と、答えていた。
 「自然と共存してきた人のおごりのない生き方」とその意図を。「者を考える尺度、人の提案に左右されず、自分の頭で考える」ということ、か。 
 
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「北海道が一番になりました」
 「北海道が一番になりました」。プロ野球、パ・リーグ。

 ペナントレースを制した球団監督が、1万5000人超の本拠地ファンの前で発した、「第一声」。

 球団の株主構成はどうなっているかは知らないが、メディアなど地元の出資は当然あった。

 北海道の野球界にプロ球団。それまでの「巨人一色」はたちまち、「ハム軍団」に。

 別に、牛肉供給地だからと言うことでもなさそうである、が。

 この先、CS・日本シリーズ。どうなるかは勝負の世界。ともかく、「勝てる組織」に注目があつまる。ダルヴィッシュが米球界に去った、その後で。
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シュワンペツダム 標茶・虹別
  シュワンペツダム 標茶・虹別。釧路国・標茶町内。西別川の支流に設置されたダム。

 

 存在は早くから知っていたが、現地に詳しいお方の案内で訪問することができました。

  
 
 目的は農村電化の発電で、1950年前後の建設。キャンプ場内を歩いてゆくと水流を堆積して人工湖面が。

 落下口には一味違った景観が。水は気持ちを癒し、なごませてくれる。

 


 清流である。水生植物の存在が、その証明。
 
 

 地図上にはあるが、なかなか行けぬ現地にたどりついて、ホット一息。実際に現地に立って満足。
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CS 無料サービス
 29日の土曜日から実施中。10日間。

 29日はイースタンリーグの最終試合の放送があって、視聴。3番=亀井、4番~指名打者 小笠原 背番号に2.

 なかなか、豪華。将棋、囲碁の時間も。ただし盤面の微妙なところに、遮蔽情報。

 無料も辛いが、啓発にはやくだつのかも。
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