素晴らしい地震雲の結果..アリューシャンM7.8 岡山理科大PISCOと「竜巻雲」の真実とは ?!
11/17 00:53 28.5N 130.2E 30k M4.0 奄美大島近海
11/17 04:49 34.3N 139.2E 10k M3.2 新島・神津島近海/震度3
11/17 10:51 34.0N 135.1E 10k M3.3 和歌山県紀伊水道
11/17 13:33 35.9N 139.6E 70k M4.2 埼玉県南部
11/16 12:48 32.5N 141.4E 33k 4.5M 日本の伊豆諸島中部(世界版)
11/18 02:10 43.4N 142.6E 浅い M3.0 北海道中部の上川支庁南部
11/18 04:15 43.4N 142.6E 浅い M3.0 北海道中部の上川支庁南部
11/18 04:16 34.7N 132.4E 10k M3.1 広島県北部
11/18 07:53 38.8N 141.6E 70k M4.3 宮城県沖
11/18 09:40 38.4N 141.2E 10k M3.1 宮城県北部
11/18 10:36 28.2N 129.4E 40k M4.0 奄美大島近海
11/18 13:01 26.7N 127.2E 10k M4.1 沖縄本島近海
11/18 17:52 40.9N 142.1E 50k M3.7 青森県東方沖
11/18 20:42 34.2N 139.3E 20k M4.0 新島・神津島近海/震度4
11/19 00:05 32.8N 130.7E 10k M2.5 熊本県熊本地方
11/19 04:48 38.8N 141.7E 60k M3.5 宮城県沖
11/19 12:08 29.8N 129.7E 20k M3.4 奄美大島近海
11/19 19:55 29.7N 130.0E 10k M2.7 奄美大島近海
11/19 21:20 24.5N 123.9E 50k M4.1 石垣島近海
11/20 06:33 39.5N 142.4E 20k M4.0 岩手県沖
11/20 12:17 41.6N 144.5E 30k M4.8 北海道南東の釧路沖
11/20 23:47 40.4N 142.0E 50k M4.1 岩手県沖/震度3
11/21 01:16 38.5N 142.1E 80k M3.4 宮城県沖
11/21 06:21 36.4N 141.9E 33k 4.7M B 茨城県沖(世界版)
11/21 08:13 35.9N 137.6E 10k M2.7 長野県南部
11/21 16:17 32.8N 131.0E 10k M1.8 熊本県阿蘇地方
11/21 18.03 39.0N 141.7E 80k M4.0 岩手県沿岸南部
11/22 04:15 42.4N 144.8E 50k M4.5 北海道南東の釧路沖
11/22 19:27 35.0N 141.1E 50k M4.7 千葉県東方沖
11/22 21:58 34.4N 139.2E 20k M3.4 新島・神津島近海
11/23 01:59 34.6N 132.3E 20k M3.6 広島県北部
11/23 02:17 29.7N 130.0E 20k M2.8 奄美大島近海
11/23 06:05 36.5N 141.2E 30k M4.3 茨城県沖
11/23 07:00 35.5N 141.2E 30k M5.1 千葉県東方沖/震度4
11/23 07:11 38.8N 141.6E 70k M3.7 宮城県沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/17 08:34:02 50.51N 150.64E 446.3 4.4M A 千島列島の北西
11/17 15:43:06 51.33N 178.64E 33.0 7.8M A アリューシャン列島
11/19 02:14:22 12.06N 125.41E 35.0 6.5M フィリピン


 こちら北海道は22日未明からの降雪で、もう、すっかりと冬景色だ。今後の冬季間は大気の状況、上空に舞う雪や氷の結晶で地震雲の確認ができないという、かなり厳しい時期に入る。今回、新品の冬タイヤ(スタッドレス)を購入。ホイール組込みバランスと税込みで7万2800円だった(ウーー..かなりキツイよねぇ!)。これから本日は札幌へと出向くが、冬の遠出はまさに命懸けだ。もしも、パッタリと1ヶ月以上も全く更新が途絶えるようなことがあれば、「あれ?逝ったかなぁ」とでも思って欲しい。しかし自分では、たぶん核ミサイルか、ターミネーターT‐X型でも送り込まれない限りはシブトク、死なない気がしている。

▲11/22 04:15 42.4N 144.8E 50k M4.5 北海道南東の釧路沖/震度1
 手付かずで整理しなければならない情報の中に埋もれ、溺れそうになっているが、まずは5日帯広市の読者による地震雲の結果がやっときたようだ。一週間を経過してから結果震源について検索を開始していたが、15日未明の釧路沖M4.8では測定方位から10数度もズレがあり、無感データにもらしきが見つけられずに困惑していたところだった。結果が遅いタイプに見えたので懸念していたが、16日以上が経過していた。震源は測定方位に対して+3度程度でこれも良い精度だ。発生規模はやはり割引が必要なタイプだったようだ。
 『5日、帯広市の読者から、帯状や波状を含んだ大規模な筋状地震雲が出たとの観測情報が入った。指向方位は方角103度前後というから、釧路沖のちょうど串田氏予知の指摘震源域に合致している。地震雲はほぼ地平線から地平線に達する規模というから、これは注意が必要だ。』(2003 11/07 02:02更新)
 『十勝の新得町在住の読者から、問題の5日に出現した地震雲(7日未明の更新)について、早速、画像レポートの提供があった。雲の薄さなどから発生規模に若干の割引きができそうだが、その長さからいって軽視していると危険と判断。推定ではザッと、M4.8〜6.0規模で発生には時間の掛かるタイプかもしれない。場合によっては繰り返しの出現を見て、結果地震はかなり遅い場合もあり、最長21日間レベルの可能性もあるように思う。尚、Mが割りと小さめだった場合には無感地震で終始するかもしれない。』(2003 11/08 16:34更新)

▲11/17 15:43:06 51.33N 178.64E 33.0 7.8M A アリューシャン列島(日本時間)
 ここにも素晴らしい地震雲の結果があった。これは東海アマの岩瀬氏へと投稿された14日早朝、名古屋市東区からの壮絶な地震雲情報の結果にまず間違いない。岩瀬氏の分析通り、東北太平洋沿岸〜津軽海峡〜北海道〜に至る北東方位ピタリの超遠方震源だった。
 岩瀬氏のような地震雲の大ベテランやエキスパートはもちろん、そしてこの私が見ても、これがM6以下などでは決して在り得ないことなどは、ものの数秒も見れば判然とする。このような鋭いピーム状は規模が大型の場合が多く(規模は長さで確認する)、結果発生も早い傾向で24H以内という場合もザラにある。地震雲懐疑派は偶然としか言えないようだが、私たちはこの程度なら、幾らでも繰り返し同じ結果を見せることができるものと自負している。

▲11/18 17:52 40.9N 142.1E 50k M3.7 青森県東方沖
▲11/18 20:42 34.2N 139.3E 20k M4.0 新島・神津島近海/震度4
 見ていると上記帯広市の読者同様、サイト「BIRDS GARDEN」仙台のとりさんもすっかり震源方位の測定を把握したようだ。17日出現の断層状雲の該当地震も見事に測定方位線上に出ているのが一目瞭然。
 どこの誰々が正確にちゃんと測定できているかは、観測内容を継続して見ていけば判ってくる。地震雲観測の原点は震央方位が特定できることにある。正しく測定されていれば、±数度の方位精度で結果を見ることができる。後はこの観測を続けていれば、おのずと雲のタイプと結果地震の関係が見えてくることになる。
 頭も悪く資金も機材も何もない私などは、こうすることで「地震雲」の真実と驚異について知らしめる以外には方法を持たない。こうして事前予知、事前公開の繰り返し提示を続けることで、森田お天気おじさんのような無知なアカデミーらの地震雲の不当な扱いをなんとか雪辱したいともの思っている。確率計算の得意な懐疑派の方は是非、±数度の方位角内で発生する平均地震数と的中率について指摘して頂きたい。
 

 ZACO氏からは10月25日夕方撮影の素晴らしい放射現象の画像が届いた。大阪南部からおよそ150度方向に収束していることから、11月12日の紀伊半島沖M6.5/震度4との関連が濃厚と思われる。
 伊勢市Nさんからも似たような様子が携帯画像が届いている。これも同日撮影で昼頃に南空を撮影したもので、天気予報とは全く違って上空は曇っていたという。

 各ライブ画像にも鋭い断層状の様子が捕らえられている。IN自然研究所/香川県坂出市五色台(11/18 17:1 画像)は、方位的には国内なら松江市〜鳥取市〜若狭湾方面も可能性があるが、大抵の場合は海外震源。
 志摩半島横山から見た英虞湾三重県阿児町-横山(11/22 07:04 画像)は、おそらく、高知大赤外画像22日7時頃にも写っている、北九州-四国-紀伊半島北部に跨っている雲の断層部分と思われる。指向方位からは、或いはこれが同日夜に発生した千葉県東方沖M4.7、及び今朝M5.1/震度4の直前地震雲だったのかもしれない。

 東京都ちゃこさんから届いている“どじょう君”17日の様子とのこと。なるほど、直立硬直した姿勢などが判る。
 24日ピーク時間07時59分は「新月」であり、南極で皆既日食、オーストラリア、ニュージーランドで部分日食がある。再び、天体整列の大トリガーである。


●●岡山理科大PISCOと「竜巻雲」の真実とは ?!●●
 TVの影響もあってか、どうも竜巻雲らしきの目撃報告が増えている印象。大震災との関連として紹介しているので、目撃者が不安を強く感じている様子が手にとってよーく判る。
 ハッキリといいます。「竜巻雲=大地震」という見方は間違ったもの。失礼ながら、TVに登場して地震雲を紹介するPISCO教授は大気イオン観測が中心であって、正直、「地震雲」のことなどは全然判っていません。同教授は阪神淡路大震災の7日前に出現した神戸垂水港上空の竜巻状雲を例に上げて、これを前兆現象として紹介し続けています。しかし、同教授はこのような竜巻状雲の出現報告と発生地震の相関関係についてまともな検証をしたでしょうか? 私はそれを見た記憶がありません。
 教授は他にも、鋭い断層状雲の写真を神戸の大震災の前兆としてTVで紹介していますが、これも殆ど馬鹿げたものであり、震源地間際の極至近距離で大地震の断層状雲が出ることは考えがたく、しかも教授はその断層状雲が神戸の震源を示していたという明確なデータすら提示しません。つまり教授は、地震雲の震央方位を示す特性すらも知らない疑いすらある。
 以上のことから、地震雲について何らの分析検証もできないPISCOなどには観測報告も上げる意味がないと判断している。これらTVの弊害で、割りと頻繁に全国各地で観測される断層状雲が出現する度に、出現地域では恐ろしさで震えあがっている。

 まず第一に、竜巻雲のその実在性については、未だに全く確認できていないというのが真実。私も存在するその可能性については、認めたいところなのですが・・・。ヒコーキ雲や綱状の雲が在る程度、上下にて角度がつくよう斜めとなっている場合は、その見ている地点によっては垂直に立ち上がって見えてしまうことが判っています。これが懐疑派主張の目の錯覚というやつです。私も長い時間をかけてこれを確認し、そして理解しました。
 私もこれまで、まず完璧といってよいほどの竜巻状雲の出現画像をネット上で何度となく見てきたが、その地点周辺にそれらしき地震が発生したという記憶は、過去に一度か二度あったかどうかなのです。殆ど偶然といってもいいほどに、まともな結果が確認できない。
 以上のことから、竜巻雲が実在しようと、有感地震との関連性は非常に低いと見なして良いと思う。