2003 02/27 03:32
Category : 日記
02/24 16:24 38.5N 141.7E 50k M4.0 宮城県沖
02/24 21:48 33.8N 131.3E 20k M3.2 山口県周防灘
02/25 10:08 40.7N 142.1E 50k M3.7 青森県東方沖
02/25 16:13 29.9N 142.6E 33k 4.6M B 日本の伊豆諸島の南西(世界版)
02/25 18:12 36.5N 136.3E 10k M3.0 石川県西方沖
02/26 03:03 33.8N 135.4E 50k M3.6 和歌山県南部
02/26 05:18 28.0N 139.5E 485k 4.3M B 小笠原の北西(世界版)
・・・下記データの全て日本時間・・・
02/24 11:03:44 39.63N 77.19E 33.0 6.4M A 中国西部
◆◆2月26日(水)夕方、空知支庁/砂川市空知太より観測◆◆
砂川市空知太(空知川沿い)から撮影した画像だが、やや指向性の異なって見えるシャープネスな高層雲と低層のドス黒い帯雲を捉えている。両者は同一震源なのか否かもハッキリしなかったが、時間的に周囲も暗くなり、測定は黒帯雲の側に的を絞った。
指向方位は方位角70度−250度ライン。70度側なら国後水道方面、250度側ならば積丹半島泊村方面。規模は不詳だが、在る程度は大きい疑いもある。たぶんM4.5以上は確実に見えた。3月3日の新月トリガー頃の発生が疑わしいが、1週間程度は様子を見たい。
日本時間の24日、中国ウイグル自治区で大震災が発生。報道によればすでに死者266人/負傷者2050人、倒壊住宅1万戸以上だという。19日の留萌支庁中北部M5.9やアラスカのM6.6以降も続いた連日の前兆虹は、果たしてこれが原因していたのかどうか? 椋平さんから教えを伝授されている方はどうかご教授下さい。
ここ最近は“深海魚と地震”について当サイトでは精力的?に取り上げているが、PISCO掲示板にもその話題があったので投稿に参加したところ、幾つかのご指摘や貴重な情報もあった。
あくびちゃんという方によれば、中層域に棲息する深海魚の餌である動物性プランクトンは、夜間になると表層域へと移動するとのこと。また冬季においては、表層域の水温が低下して中層域との差が少なくなって、これも深海魚の浮上の原因になるとの意見があった。つまり、冬の深海魚の打ち上げ情報は地震前兆である可能性は低くなるということになる。実に魚類の生態に詳しい方からの説明で説得力があると感じた。
私の手元にある書籍の中には、深海魚の地震前兆説を強く支持する魚類学の権威者についての話が紹介されている。興味深いので一部を掲載したい。
『「1923年(大正12年)夏、ベルギーのアマチュア魚類研究家が、葉山の海岸に“シゲ”という魚が浮いているのを発見したが、これは深海にしか住まない魚である。そしてその二日後に関東大震災が起こった。また1933年(昭和8年)に一人の漁師が、魚類学者末広教授のところに、小田原でとれたシゲウナギを持ち込んできた。シゲウナギは普通は数千メートルの深海にすんでいる魚である。その日、三陸沖に大地震が起きた。
だがこのような事実が数多くあるにもかかわらず、末広教授は、魚に地震を予知する能力があるという自分の仮説の正しさを、つい最近まで確信し切れなかった。ところが、1963年(昭和38年)11月11日に起こった一つの事件は、彼も疑問をすべて吹き飛ばしてしまった。
その日の朝、新島の住民が全長6メートルもある深海魚“リュウグウノツカイ”を捕らえた。このニュースをルポするために、テレビ局は末広教授に現地にヘリコプターで飛んでもえないかと頼んだ。しかし末広教授は講義があったためそれを断り、別れぎわに、“近々地震があるぞ”と冗談まじりにいった。そして二日後に地震が実際に起きたのである。
今では末広教授はこの問題について決して冗談をいわない。地震の前の深海魚のふるまいを全面的に研究すれば、地震の予知に役立つと確信している。
そして、1964年、末広教授は、地震の前の深海魚の特別なふるまいについて、何か観察したら知らせて欲しいと、新聞を通じて、世界の人々に呼びかけた。同教授の訴えは多くの国々の科学者によって理解され、支持された」(リチネツキー著「生物たちの超能力」、金光不二夫訳・東京図書刊より)』
―――――――亀井義次編著/徳間書店刊[大地震前兆集]
ところで、深海魚が地震前兆であるとして彼らは一体、何に反応して浮上してきているのだろうか? 深海魚だからといって海域震源のみに限定することなく、内陸震源にも彼らは反応しており、それは震源からの距離と発生地震の規模(M)に関係するものと私は見ている。実験によって魚類も敏感に反応を示すことが確認されているのが電磁波であり、地殻の圧電ピエゾ電荷による電磁波の放射が通常、最も疑わしいように思える。ただ、海中においての電磁波の強度は極度に減衰することが指摘されており、尚かつ、海域震源の場合には地殻を構成する岩盤の組成中、ピエゾ電荷の原因となる石英の含有率が格段に低く、内陸地殻に比べて半分程度となる。しかし、これらの悪条件下に関わらず、観測所によっては海域(海溝)から発する電磁放射も検知されているようだ。今更だが、地震雲の観察においては、私は海域内陸を問わずに同様に出現を認め記録している(尚、地震雲は海域と内陸震源では明瞭な違いが確認できる場合がある)。
もう一つは、岩盤が崩壊する過程で発するとされるアコースティック・エミション(超低周波音波)であり、イルカなどの場合は数千�q間でこれらの音波を用いて交信していることが知られている。ただ、深海魚がこれらの音波にどう反応するかしないかについては全く分からない・・・。
エーと、サイト「関西ナマズ予知研」より某掲示板を見たということで私宛に応援歌を頂いた。(あらヤダ、見てたのねぇぇぇー!)
関西ナマズ予知研はナマズ観察を主体としており、池谷教授にも書籍の中で鳥取県西部地震のナマズ前兆を捕らえた民間研究者として紹介された方です。ナマズの地震前兆観察においてはすでに仙人の域にも近い? と目されており、その他、ブラックジャックのモデルではないかとも疑いたくなるなどに各種生物の生態に実に詳しい。また化学的な知識にも長けており、生きた理科年表とも呼ばれている(ちと、酔ってきまスた!)。特に関西圏に在住の方には、日々のサイト情報チェックをマジでお薦めしたいと思う。
今回、深海魚浮上についての電磁波説、アコースティック・エミション説についての疑問点を提示して頂き、更には関西ナマズ予知研による異説として、地殻変動により海底に大量に堆積していた有機物が噴出することで海中に無酸素層が形成されるための「鼻上げ」現象である可能性を考えていると看破されました。(おおぉぉぉぉ・・・つい、放射するエネルギーに拘って、コレには全く気付かなんだ!)
しかし、海底で堆積物が撒き上がるほどの強い岩盤の動きがあるのかどうか、内陸震源(海に比較的近いとして)の場合においてはどうなのかについて、これも気になるところ。もし海底火山の活動に限定するならば、魚に致命的な影響を及ぼす状況は当然、考えられるのだが・・・。
確認できないことと情報に乏しいことが問題の難点だが、この無酸素海層の形成という推測理論は強い魅力がある。
『新疆で地震257人死亡 負傷者千人以上 学校倒壊し生徒犠牲 中国
【北京24日井上裕之】二十四日午前十時(日本時間同十一時)すぎ、中国西北部の新疆ウイグル自治区カシュガル地区でマグニチュード6・8の地震があった。新華社電などによると、住宅や学校など多数が倒壊、同日夜現在、二百五十七人が死亡、千人以上が負傷した。中国政府は事態を重視し、緊急の調査チームなどを派遣、被災
者の救助、被害状況の把握に全力を挙げている。北京の日本大使館によると、日本人の被害情報は入っていない。
震源地は同地区の巴楚県付近。最も被害がひどい地域では中学校を含む千棟以上が倒壊し、住民や生徒ら多数が犠牲になったほか、強い余震が続いているという。
カシュガル地区はタリム盆地の西部にあり、人口約三十万人。一帯は地震の多発地域で、最近もマグニチュード5クラスの揺れを観測していた。被害はさらに広がる可能性があり、一九四九年の新中国建国以来、同自治区で最大規模という。
胡錦濤国家副主席は地元政府や軍などに対し、迅速な救助活動、関係施設の復旧を指示。現地では徹夜で救助活動や支援物資の搬送作業などが続けられている。(西日本新聞)[2月25日2時59分更新] 』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030225-00000018-nnp-kyu
―――――――――[西日本新聞]
02/24 21:48 33.8N 131.3E 20k M3.2 山口県周防灘
02/25 10:08 40.7N 142.1E 50k M3.7 青森県東方沖
02/25 16:13 29.9N 142.6E 33k 4.6M B 日本の伊豆諸島の南西(世界版)
02/25 18:12 36.5N 136.3E 10k M3.0 石川県西方沖
02/26 03:03 33.8N 135.4E 50k M3.6 和歌山県南部
02/26 05:18 28.0N 139.5E 485k 4.3M B 小笠原の北西(世界版)
・・・下記データの全て日本時間・・・
02/24 11:03:44 39.63N 77.19E 33.0 6.4M A 中国西部
◆◆2月26日(水)夕方、空知支庁/砂川市空知太より観測◆◆
砂川市空知太(空知川沿い)から撮影した画像だが、やや指向性の異なって見えるシャープネスな高層雲と低層のドス黒い帯雲を捉えている。両者は同一震源なのか否かもハッキリしなかったが、時間的に周囲も暗くなり、測定は黒帯雲の側に的を絞った。
指向方位は方位角70度−250度ライン。70度側なら国後水道方面、250度側ならば積丹半島泊村方面。規模は不詳だが、在る程度は大きい疑いもある。たぶんM4.5以上は確実に見えた。3月3日の新月トリガー頃の発生が疑わしいが、1週間程度は様子を見たい。
日本時間の24日、中国ウイグル自治区で大震災が発生。報道によればすでに死者266人/負傷者2050人、倒壊住宅1万戸以上だという。19日の留萌支庁中北部M5.9やアラスカのM6.6以降も続いた連日の前兆虹は、果たしてこれが原因していたのかどうか? 椋平さんから教えを伝授されている方はどうかご教授下さい。
ここ最近は“深海魚と地震”について当サイトでは精力的?に取り上げているが、PISCO掲示板にもその話題があったので投稿に参加したところ、幾つかのご指摘や貴重な情報もあった。
あくびちゃんという方によれば、中層域に棲息する深海魚の餌である動物性プランクトンは、夜間になると表層域へと移動するとのこと。また冬季においては、表層域の水温が低下して中層域との差が少なくなって、これも深海魚の浮上の原因になるとの意見があった。つまり、冬の深海魚の打ち上げ情報は地震前兆である可能性は低くなるということになる。実に魚類の生態に詳しい方からの説明で説得力があると感じた。
私の手元にある書籍の中には、深海魚の地震前兆説を強く支持する魚類学の権威者についての話が紹介されている。興味深いので一部を掲載したい。
『「1923年(大正12年)夏、ベルギーのアマチュア魚類研究家が、葉山の海岸に“シゲ”という魚が浮いているのを発見したが、これは深海にしか住まない魚である。そしてその二日後に関東大震災が起こった。また1933年(昭和8年)に一人の漁師が、魚類学者末広教授のところに、小田原でとれたシゲウナギを持ち込んできた。シゲウナギは普通は数千メートルの深海にすんでいる魚である。その日、三陸沖に大地震が起きた。
だがこのような事実が数多くあるにもかかわらず、末広教授は、魚に地震を予知する能力があるという自分の仮説の正しさを、つい最近まで確信し切れなかった。ところが、1963年(昭和38年)11月11日に起こった一つの事件は、彼も疑問をすべて吹き飛ばしてしまった。
その日の朝、新島の住民が全長6メートルもある深海魚“リュウグウノツカイ”を捕らえた。このニュースをルポするために、テレビ局は末広教授に現地にヘリコプターで飛んでもえないかと頼んだ。しかし末広教授は講義があったためそれを断り、別れぎわに、“近々地震があるぞ”と冗談まじりにいった。そして二日後に地震が実際に起きたのである。
今では末広教授はこの問題について決して冗談をいわない。地震の前の深海魚のふるまいを全面的に研究すれば、地震の予知に役立つと確信している。
そして、1964年、末広教授は、地震の前の深海魚の特別なふるまいについて、何か観察したら知らせて欲しいと、新聞を通じて、世界の人々に呼びかけた。同教授の訴えは多くの国々の科学者によって理解され、支持された」(リチネツキー著「生物たちの超能力」、金光不二夫訳・東京図書刊より)』
―――――――亀井義次編著/徳間書店刊[大地震前兆集]
ところで、深海魚が地震前兆であるとして彼らは一体、何に反応して浮上してきているのだろうか? 深海魚だからといって海域震源のみに限定することなく、内陸震源にも彼らは反応しており、それは震源からの距離と発生地震の規模(M)に関係するものと私は見ている。実験によって魚類も敏感に反応を示すことが確認されているのが電磁波であり、地殻の圧電ピエゾ電荷による電磁波の放射が通常、最も疑わしいように思える。ただ、海中においての電磁波の強度は極度に減衰することが指摘されており、尚かつ、海域震源の場合には地殻を構成する岩盤の組成中、ピエゾ電荷の原因となる石英の含有率が格段に低く、内陸地殻に比べて半分程度となる。しかし、これらの悪条件下に関わらず、観測所によっては海域(海溝)から発する電磁放射も検知されているようだ。今更だが、地震雲の観察においては、私は海域内陸を問わずに同様に出現を認め記録している(尚、地震雲は海域と内陸震源では明瞭な違いが確認できる場合がある)。
もう一つは、岩盤が崩壊する過程で発するとされるアコースティック・エミション(超低周波音波)であり、イルカなどの場合は数千�q間でこれらの音波を用いて交信していることが知られている。ただ、深海魚がこれらの音波にどう反応するかしないかについては全く分からない・・・。
エーと、サイト「関西ナマズ予知研」より某掲示板を見たということで私宛に応援歌を頂いた。(あらヤダ、見てたのねぇぇぇー!)
関西ナマズ予知研はナマズ観察を主体としており、池谷教授にも書籍の中で鳥取県西部地震のナマズ前兆を捕らえた民間研究者として紹介された方です。ナマズの地震前兆観察においてはすでに仙人の域にも近い? と目されており、その他、ブラックジャックのモデルではないかとも疑いたくなるなどに各種生物の生態に実に詳しい。また化学的な知識にも長けており、生きた理科年表とも呼ばれている(ちと、酔ってきまスた!)。特に関西圏に在住の方には、日々のサイト情報チェックをマジでお薦めしたいと思う。
今回、深海魚浮上についての電磁波説、アコースティック・エミション説についての疑問点を提示して頂き、更には関西ナマズ予知研による異説として、地殻変動により海底に大量に堆積していた有機物が噴出することで海中に無酸素層が形成されるための「鼻上げ」現象である可能性を考えていると看破されました。(おおぉぉぉぉ・・・つい、放射するエネルギーに拘って、コレには全く気付かなんだ!)
しかし、海底で堆積物が撒き上がるほどの強い岩盤の動きがあるのかどうか、内陸震源(海に比較的近いとして)の場合においてはどうなのかについて、これも気になるところ。もし海底火山の活動に限定するならば、魚に致命的な影響を及ぼす状況は当然、考えられるのだが・・・。
確認できないことと情報に乏しいことが問題の難点だが、この無酸素海層の形成という推測理論は強い魅力がある。
『新疆で地震257人死亡 負傷者千人以上 学校倒壊し生徒犠牲 中国
【北京24日井上裕之】二十四日午前十時(日本時間同十一時)すぎ、中国西北部の新疆ウイグル自治区カシュガル地区でマグニチュード6・8の地震があった。新華社電などによると、住宅や学校など多数が倒壊、同日夜現在、二百五十七人が死亡、千人以上が負傷した。中国政府は事態を重視し、緊急の調査チームなどを派遣、被災
者の救助、被害状況の把握に全力を挙げている。北京の日本大使館によると、日本人の被害情報は入っていない。
震源地は同地区の巴楚県付近。最も被害がひどい地域では中学校を含む千棟以上が倒壊し、住民や生徒ら多数が犠牲になったほか、強い余震が続いているという。
カシュガル地区はタリム盆地の西部にあり、人口約三十万人。一帯は地震の多発地域で、最近もマグニチュード5クラスの揺れを観測していた。被害はさらに広がる可能性があり、一九四九年の新中国建国以来、同自治区で最大規模という。
胡錦濤国家副主席は地元政府や軍などに対し、迅速な救助活動、関係施設の復旧を指示。現地では徹夜で救助活動や支援物資の搬送作業などが続けられている。(西日本新聞)[2月25日2時59分更新] 』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030225-00000018-nnp-kyu
―――――――――[西日本新聞]