地震雲、シャープネスは直前型か!?
02/19 11:02 26.8N 140.4E 498k 4.3M B 小笠原北西部(世界版) 
02/20 03:26 37.0N 140.5E 20k M3.7 福島県中通り地方
02/20 06:19 35.7N 140.8E 60k M4.6 千葉県北東部 
02/21 22:42 37.6N 139.1E 20k M2.9 新潟県中越地方
02/22 12:34 36.5N 136.3E 浅い M3.6 石川県西方沖 
02/23 10:26 34.0N 139.4E 20k M3.7 三宅島近海 
02/23 22:39 42.2N 141.1E 120k M4.4 北海道南西部の苫小牧沖
02/24 02:00 42.0N 142.4E 60k M4.9 北海道南部の浦河沖/震度3
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
02/19 03:23:54 52.20N 159.07E 73.6 4.3M B カムチャッカ半島東沖
02/19 12:32:38 53.86N 164.65W 33.0 6.6M A アラスカの南のウニマック島
02/19 17:12:18 48.56N 143.00E 10.0 4.1M B ロシアのサハリン
02/21 21:07:56 55.61N 158.93E 316.7 4.7M A カムチャッカ半島


 23日夜、変則夜勤の帰宅途中で聞くラジオから地震情報が入る。出勤時に目撃した地震雲の結果ではないかと帰宅後PCで確認したが、苫小牧沖ではどうも違う。帰宅後24日の未明、テレビのテロップで地震情報。浦河沖M4.9/震度3と知り、たぶんこれに違いないものと確信を持った。実は出勤途中に目撃していた白帯雲が相当インパクトの在るもので、地震の規模もM4.5以上か、もしくはM5近いであろうことから気にしていた。しかし、なんとも大失敗。寝坊して時間が無く、撮影/測定ができなかったのだ(笑)。ただ、目測でほぼ日高方面であることはすぐに分かった。今更で恥ずかしいが、地震雲のシャープネスとは直前型の特徴ではないかと、これまでの観測経験から理解。たとえ小さくてもシャープな雲は多く、これはやはり地震の規模ではなくて、発生時間との相関性を私は疑う。
 絶対性ではないが、これまでの観測印象から形状崩れは遠方震源。シャープネスは直前型が多くように思える。尚、発生規模との相関はやはり、地震雲の規模に比例しており、その長さに相関していることはまず間違いがない。これまでの観測データを纏めさえれば、それこそ立派な地震雲予知アニュアルができるのだが、めんど臭がり屋の気性が災いして、未だに放置状態。これを実行さえすれば、まさに鬼にチン棒? じゃ!(誰かやって。。)
 山形県天童市のたあくんからも地震雲情報として、宮城北部〜岩手沖〜青森沖方面で2/22〜3/7に注意したいM5以上の地震という報告があったが、或いはこの地震のことであるかもしれない。連絡によれば、暫く自己サイトは閉鎖するとのこと(当サイト上、紹介サイトのリンクも削除した)。
 尚、19日観測の地震雲は、双方とも有感地震とはならないかもしれない。 

 Kawap氏によれば21日にも前兆虹が出現しており、見事に画像に収められている。Kawap氏のサイト「@Kawap`s Bar Roses−地震掲示板」には、なんと“阪神大震災1時間前の空”(サンデー毎日「緊急増刊号」1995-2-28に掲載された写真)だという雑誌の掲載写真がアップされている。以前のTV番組で、“空が異様に明るかった”と証言している方の撮影写真が、確かコレであったように私は記憶している。私もこのような模様は主に近地地震の宏観であるとして見ている。
 月齢トリガーとしては、24日(月) 01時46分ピーク時間が下弦の半月となっている。

 ▲02/19 14:02 44.1N 141.8E 220k M5.9 北海道中西部の留萌支庁中北部/震度3
 13日に青森県津軽半島車力村で深海魚サケガシラが揚がっているが、この19日の地震とも関係ありそうに見えなくもない・・・。
 福井県越前町では40年来という原因不明のハタハタの大漁に湧いている。深海魚の浮上と並んで、昔から大地震の前兆と目されているのが、突然の豊漁(場合により不漁)の出来事だ。これも要チェックとしたい。


『【越前町でハタハタが40年来の大漁に】
原因判らず・価格は大きく下がる 2003年2月20日 20:00
水揚げは去年同期比で40倍  
 今年はハタハタが豊漁です。越前町の漁港では今、ハタハタが大量に水揚げされていて、漁協ではこんな大漁はこの40年間なかったと驚いています。
 越前町漁協によりますと越前町でのハタハタの年間水揚げは例年ですとおよそ50トン程度ですが、今年は先月(1月)だけでこの年間実績を上回り、去年(平成14年)の1月に比べますと40倍近くにも増えています。
 この大漁は40年来なかったという事で、けさもたくさんのハタハタが水揚げされました。
□越前町漁協・浜野輝雄さんのコメント
「私も組合入って22・3年経つけど、こんなに獲れたの覚えがないです。なんか市場の中がハタハタばっかりって感じです」
 ハタハタは一般的に水深200メートル付近に生息しているという事ですが、今年はさらに深い所に網を張るカニ漁やヒラメ漁の網にもたくさんかかっているという事です。
 県の水産試験場によりますと石川県より西の日本海では、ここ数年ハタハタの数は安定していて、たまたま沿岸付近で生息地を移した可能性は考えられるものの、大漁のはっきりした理由は分からないという事です。
 ところで大漁に沸く反面でハタハタの価格は落ちていて、セリでは例年ですと、5キロ入りの1箱で8000円程度の所が先月で1500円前後、さらに今月に入ってからは500円以下に落ち込む日もあるという事です。
 漁師たちは「庶民の魚だからどんどん食べてほしい」と話していました。』
http://www.fbc.jp/news/20030220_04.htm
――――――――[福井放送株式会社]

『【緊張「火山性微動」後の訓練 十勝岳】 【写真】  2003/02/20 01:30
 【上富良野、美瑛】十勝岳の噴火に備え、十勝岳火山防災会議協議会など主催の総合防災訓練が十九日、上川管内上富良野、美瑛両町で行われた。八日に規模の大きな火山性微動が観測された直後だけに、住民、防災機関とも緊張した様子で避難、救出、情報伝達などの訓練に取り組んだ。
 住民五百三十人はじめ両町と上川支庁、道警、陸上自衛隊などから計約千九百人が参加した。
 十勝岳の噴火と大規模泥流の発生により、両町で避難指示が出されたと想定。陸自は今回初めて、同支庁に臨時の情報収集基地の前方指揮所を設け、ヘリ搭載カメラから十勝岳上空の画像を配信するシステムを実験した。
 美瑛町白金地区では「けが人」二人を陸自ヘリが救出し、上富良野町草分防災センター避難所からは要介護者をヘリで搬送した。
 旭川地方気象台によると、十勝岳の火山性微動はその後観測されておらず、噴煙などの活動も通常の状態という。<写真:十勝岳噴火を想定し「けが人」をヘリまで搬送する自衛隊員>』
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?d=20030220j=0047k=200302209294
――――――――[北海道新聞社]