2003 02/19 07:30
Category : 日記
02/15 12:32 26.0N 144.2E 33k 4.2M B 日本の小笠原(世界版)
02/16 12:03 37.4N 141.2E 70k M5.1 福島県沖/震度3
02/17 06:37 28.4N 130.3E 30k M3.6 奄美大島近海
02/17 07:54 34.2N 135.4E 10k M3.0 和歌山県北部
02/18 05:40 42.9N 144.1E 100k M3.7 北海道南東の釧路沖
02/18 14:12 35.9N 140.9E 40k M3.4 茨城県沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
02/15 20:02:02 12.19N 123.91E 33.0 6.2M A フィリピン
18日の午後3時半過ぎ、太陽の右側に椋平虹を確認。更に消滅後、今度は間もなく左側に出現した。尚。前日の正午は、見事な彩雲も見られた。
伝助氏によるサイト「THE CENTER OF GRAVITY」は、今までにない大変、興味深いページだ。
当サイト2003 01/18 03:01更新で紹介した潮位データによる地震予知を研究している方であり(他にもいると思うが・・・)、潮位差の変化具合から各地域の地震を予想するようだ。宇宙からの各天体引力の総合的な影響は結果的に潮位の変化となって示されるというものらしい(うーむ、す、凄すぎる)。いわば、これは地震前兆の観測ではなく、地震発生の引き金となり得るトリガーとしての潮位データ観測ということになる。発生しやすい日時と地域の発見ということであり、これがもし正しければ、統計的に発生地震との相関性は証明できる筈である。今後も大いに期待したい。
まだ、満月トリガー影響下にあるが、今のところ目立った地震はないようだ。
●●未だ解明されない地震雲の発生原理の謎 !?●●
地震雲の発生原理で地殻のピエゾ電荷を原因に上げることはすでに以前からなされているが、残念ながらその確認はまだ得られていない。私は圧電効果に拠る電磁波で雲粒が反応し、整列状態となることが地震雲の形態となる可能性についてを主張してきた。尚、電磁波が実際、数万�qもの超遠方震源から届いて大気の雲粒に作用するかどうかは確認されていない。ただ、スポラディックE層と呼ばれる電離層と大地間を電磁波は反射しながら相当な遠方地域にまで届くことはすでに知られている現象。大地震の場合には地震性電離層が上空に出現し、その為に超遠方まで達すると考えることができるかもしれない。それと最も疑わしい低周域の電磁波、高圧線の上空では地震雲が常に出現することになるとの批判については、未だに解答が容易ではない。震源から発するパルス状電磁波とこれら高圧線から発する電磁波とは実際上はどう違うのか? 地震雲はどの周波域に反応しているのか? いずれも未解明のままである。
もう一つ考えられるのは、地震性地磁気の作用。震源では極微弱ながら地磁気変化が起こることはすでに確認されている。つまり、これら微弱な地磁気に拠る磁力線に沿って大気中の雲粒が整列するというもの。ただその強度というのがよく分からない。この惑星自体が磁石であり、北極のN磁と南極のS磁間に巨大な磁力線が働いている。これとは別に震源(直前震源)から震源(潜在震源)へと架橋する磁力線に対してのみ、雲粒が整列する現象とは如何なるものか? それほどの磁力が生じているならば、震源周辺及び地震雲の真下では大変な影響を受ける筈との当然の批判もあるが、これについては微弱な磁力で地表上の影響力は弱いが、大気中に帯電した雲粒はこれにも敏感に反応するものとして理解したいと思う。
このように地震雲の原因については簡単ではなく、未だ確認された科学的事実でもない。尚、誤解があってはいけないが、ウイルソンの霧箱の原理宜しく、大阪大池谷教授によっても室内実験では、ドライアイス過冷却でエチルアルコールの雲を作り、電磁波を照射することで雲粒による飛跡が生じるなどの確認が得られ発表されている。単純理論では震源に向く筋状帯状の雲が生じても可笑しくないことになる。
それと中には、「帯電した水蒸気が風の方向に動いて」地震雲を形成するという説明する人もいる。ということは、地震雲の指向方位とは、ただ風向に沿うものでしかないこととなる。風が地震雲の指向性を形成するならば、地震雲が震源方位を示すという意味は、風がたまたま震源を向いた時に形成された雲でしかないことになってしまう。この場合、風向きが変われば地震雲は消滅するのか、ハテ又は別震源を示す地震雲へと変化したことになるのだろうか?
これは雲粒は当然、風向に沿って流れると考えることから起きる誤解であり、電場の磁力を受けた雲粒は風向とは無関係に同方位の指向を保つようにして繰り返し雲を発生させ形態を維持しているものと私は考えている。
何といっても地震雲の一大特徴とは雲が震源を向くということであり、つまり震源の方位が読めることにある。四方八方の複数バラバラの地震と結びつけることは、地震雲の存在を自ら否定する愚弄である。そういう方は、もう少し冷静に考えよう。
地震雲は正確にその指向方位を測定するならば、その結果は±3度といったほどの高精度で震源方位を特定できるもの。大雑把にアッチコッチの地震を結果にできるいい加減なものではない。
●●磁石を用いた地震予知にトライしよう !!●●
以前から強く関心を抱いていた磁石を用いた地震予知ということで、今、全国に観測モニター参加者を募って詳細なデータを調べようとされている、石田氏によるサイト「ANS全国観測網」の構想は大変ユニークで期待も大きい。
私も先月の後半より登録してモニター参加。これを機会にそれまで放っておいた、あまりに適当なボタン磁石の設置を、今回は新たにやり直しを計った。東西南北へ正確に向けた計4個のボタン磁石を垂直に鉄板に着けている。磁石の固着強度は、鉄板との間を落下するギリギリからその約10%減にした厚みのゴムを挟めて留めている。これで少々の振動などでは落下しないが、強い地震による磁界影響には反応して磁力が減衰して落下することを期待しているわけだ。
磁石は鉄板にガッチリ着けるのではなく、当然、地震前兆の微弱な地震性の磁界影響を受けるよう、そして頻繁に振動などでは落下しない程度の弱い強度にて固着しておく必要がある。それと地震性磁界の磁力線の向きはビオ・サバールの法則といって地面に平行の流れで、上下方向には磁力の変化は無いという。であるから、磁石は真下に着けて落下を狙うことは間違いだ。あくまでも垂直に着けることが重要。
もう一つは、壁の柱に方位磁石を設置(もちろん水平に)し、こちらも磁針の変化を捉えようとするのが狙い。方位磁石の方が敏感に反応することが期待できると思う。逆にノイズ影響も敏感なので、周囲の永久磁石や電磁波の発生源などにも注意しよう。
磁石異常にみる前兆観測は、遠地地震ではその影響は考えがたい。地電流から生ずる磁石の磁力が減衰するほどの地震性磁界は、震源が遠くては望めないだろう。よって距離的な限度から、これはいわゆる直下型地震や近地地震に対応する観測であるといえる。
今後、もしも異常変化が確認できた場合には、更新情報で報告したい。
それから一応、試しにと電子レンジのすぐ側(正面)で、方位磁石の針の変化について確認したところ、スイッチのON−OFFで約マイナス5度の変化があった。これが本当にマイクロ波など電磁波の作用が原因しているのかは分からない。繰り返し確認したので、電子レンジの可動で変化したことだけは間違いない。因みにボタン磁石の落下式タイプは、このような電磁波などでは落下しなかった。ついに中にまで入れて実験したところ、ステンレスから火花が飛んで慌ててスイッチをOFF、ギャー恐い! 結局、こんなことでは磁石の落下はなかった。
関連情報として、当サイト「磁石と大地震の関係。ANS観測の原点、安政江戸大地震の磁石落下 !!」(2003 01/21 01:38更新)でも取り上げているので、関心のある方はご一読を。
簡単な磁石の設置で、もしかすると大地震を事前にキャッチできるかもしれません。初めて全国規模の観測による詳細なデータ集積実験です。是非、皆さんも参加してみて下さい。
★問い合わせ先:サイト「石田研究所オンライン」
02/16 12:03 37.4N 141.2E 70k M5.1 福島県沖/震度3
02/17 06:37 28.4N 130.3E 30k M3.6 奄美大島近海
02/17 07:54 34.2N 135.4E 10k M3.0 和歌山県北部
02/18 05:40 42.9N 144.1E 100k M3.7 北海道南東の釧路沖
02/18 14:12 35.9N 140.9E 40k M3.4 茨城県沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
02/15 20:02:02 12.19N 123.91E 33.0 6.2M A フィリピン
18日の午後3時半過ぎ、太陽の右側に椋平虹を確認。更に消滅後、今度は間もなく左側に出現した。尚。前日の正午は、見事な彩雲も見られた。
伝助氏によるサイト「THE CENTER OF GRAVITY」は、今までにない大変、興味深いページだ。
当サイト2003 01/18 03:01更新で紹介した潮位データによる地震予知を研究している方であり(他にもいると思うが・・・)、潮位差の変化具合から各地域の地震を予想するようだ。宇宙からの各天体引力の総合的な影響は結果的に潮位の変化となって示されるというものらしい(うーむ、す、凄すぎる)。いわば、これは地震前兆の観測ではなく、地震発生の引き金となり得るトリガーとしての潮位データ観測ということになる。発生しやすい日時と地域の発見ということであり、これがもし正しければ、統計的に発生地震との相関性は証明できる筈である。今後も大いに期待したい。
まだ、満月トリガー影響下にあるが、今のところ目立った地震はないようだ。
●●未だ解明されない地震雲の発生原理の謎 !?●●
地震雲の発生原理で地殻のピエゾ電荷を原因に上げることはすでに以前からなされているが、残念ながらその確認はまだ得られていない。私は圧電効果に拠る電磁波で雲粒が反応し、整列状態となることが地震雲の形態となる可能性についてを主張してきた。尚、電磁波が実際、数万�qもの超遠方震源から届いて大気の雲粒に作用するかどうかは確認されていない。ただ、スポラディックE層と呼ばれる電離層と大地間を電磁波は反射しながら相当な遠方地域にまで届くことはすでに知られている現象。大地震の場合には地震性電離層が上空に出現し、その為に超遠方まで達すると考えることができるかもしれない。それと最も疑わしい低周域の電磁波、高圧線の上空では地震雲が常に出現することになるとの批判については、未だに解答が容易ではない。震源から発するパルス状電磁波とこれら高圧線から発する電磁波とは実際上はどう違うのか? 地震雲はどの周波域に反応しているのか? いずれも未解明のままである。
もう一つ考えられるのは、地震性地磁気の作用。震源では極微弱ながら地磁気変化が起こることはすでに確認されている。つまり、これら微弱な地磁気に拠る磁力線に沿って大気中の雲粒が整列するというもの。ただその強度というのがよく分からない。この惑星自体が磁石であり、北極のN磁と南極のS磁間に巨大な磁力線が働いている。これとは別に震源(直前震源)から震源(潜在震源)へと架橋する磁力線に対してのみ、雲粒が整列する現象とは如何なるものか? それほどの磁力が生じているならば、震源周辺及び地震雲の真下では大変な影響を受ける筈との当然の批判もあるが、これについては微弱な磁力で地表上の影響力は弱いが、大気中に帯電した雲粒はこれにも敏感に反応するものとして理解したいと思う。
このように地震雲の原因については簡単ではなく、未だ確認された科学的事実でもない。尚、誤解があってはいけないが、ウイルソンの霧箱の原理宜しく、大阪大池谷教授によっても室内実験では、ドライアイス過冷却でエチルアルコールの雲を作り、電磁波を照射することで雲粒による飛跡が生じるなどの確認が得られ発表されている。単純理論では震源に向く筋状帯状の雲が生じても可笑しくないことになる。
それと中には、「帯電した水蒸気が風の方向に動いて」地震雲を形成するという説明する人もいる。ということは、地震雲の指向方位とは、ただ風向に沿うものでしかないこととなる。風が地震雲の指向性を形成するならば、地震雲が震源方位を示すという意味は、風がたまたま震源を向いた時に形成された雲でしかないことになってしまう。この場合、風向きが変われば地震雲は消滅するのか、ハテ又は別震源を示す地震雲へと変化したことになるのだろうか?
これは雲粒は当然、風向に沿って流れると考えることから起きる誤解であり、電場の磁力を受けた雲粒は風向とは無関係に同方位の指向を保つようにして繰り返し雲を発生させ形態を維持しているものと私は考えている。
何といっても地震雲の一大特徴とは雲が震源を向くということであり、つまり震源の方位が読めることにある。四方八方の複数バラバラの地震と結びつけることは、地震雲の存在を自ら否定する愚弄である。そういう方は、もう少し冷静に考えよう。
地震雲は正確にその指向方位を測定するならば、その結果は±3度といったほどの高精度で震源方位を特定できるもの。大雑把にアッチコッチの地震を結果にできるいい加減なものではない。
●●磁石を用いた地震予知にトライしよう !!●●
以前から強く関心を抱いていた磁石を用いた地震予知ということで、今、全国に観測モニター参加者を募って詳細なデータを調べようとされている、石田氏によるサイト「ANS全国観測網」の構想は大変ユニークで期待も大きい。
私も先月の後半より登録してモニター参加。これを機会にそれまで放っておいた、あまりに適当なボタン磁石の設置を、今回は新たにやり直しを計った。東西南北へ正確に向けた計4個のボタン磁石を垂直に鉄板に着けている。磁石の固着強度は、鉄板との間を落下するギリギリからその約10%減にした厚みのゴムを挟めて留めている。これで少々の振動などでは落下しないが、強い地震による磁界影響には反応して磁力が減衰して落下することを期待しているわけだ。
磁石は鉄板にガッチリ着けるのではなく、当然、地震前兆の微弱な地震性の磁界影響を受けるよう、そして頻繁に振動などでは落下しない程度の弱い強度にて固着しておく必要がある。それと地震性磁界の磁力線の向きはビオ・サバールの法則といって地面に平行の流れで、上下方向には磁力の変化は無いという。であるから、磁石は真下に着けて落下を狙うことは間違いだ。あくまでも垂直に着けることが重要。
もう一つは、壁の柱に方位磁石を設置(もちろん水平に)し、こちらも磁針の変化を捉えようとするのが狙い。方位磁石の方が敏感に反応することが期待できると思う。逆にノイズ影響も敏感なので、周囲の永久磁石や電磁波の発生源などにも注意しよう。
磁石異常にみる前兆観測は、遠地地震ではその影響は考えがたい。地電流から生ずる磁石の磁力が減衰するほどの地震性磁界は、震源が遠くては望めないだろう。よって距離的な限度から、これはいわゆる直下型地震や近地地震に対応する観測であるといえる。
今後、もしも異常変化が確認できた場合には、更新情報で報告したい。
それから一応、試しにと電子レンジのすぐ側(正面)で、方位磁石の針の変化について確認したところ、スイッチのON−OFFで約マイナス5度の変化があった。これが本当にマイクロ波など電磁波の作用が原因しているのかは分からない。繰り返し確認したので、電子レンジの可動で変化したことだけは間違いない。因みにボタン磁石の落下式タイプは、このような電磁波などでは落下しなかった。ついに中にまで入れて実験したところ、ステンレスから火花が飛んで慌ててスイッチをOFF、ギャー恐い! 結局、こんなことでは磁石の落下はなかった。
関連情報として、当サイト「磁石と大地震の関係。ANS観測の原点、安政江戸大地震の磁石落下 !!」(2003 01/21 01:38更新)でも取り上げているので、関心のある方はご一読を。
簡単な磁石の設置で、もしかすると大地震を事前にキャッチできるかもしれません。初めて全国規模の観測による詳細なデータ集積実験です。是非、皆さんも参加してみて下さい。
★問い合わせ先:サイト「石田研究所オンライン」