2003 02/16 02:55
Category : 日記
02/12 02:34 37.9N 138.4E 20k M3.6 新潟県佐渡付近
02/12 08:28 35.8N 140.8E 50k M3.8 茨城県沖の鹿島灘
02/12 17:25 35.6N 138.9E 10k M3.3 山梨県東部
02/12 18:02 33.7N 140.9E 60k M4.6 八丈島近海
02/12 18:25 43.2N 145.8E 80k M4.1 北海道根室半島南東沖
02/12 19:57 27.1N 139.9E 469k 3.9M B 小笠原の北西(世界版)
02/12 22:13 34.1N 139.4E 20k M4.7 三宅島近海/震度4
02/12 22:24 34.0N 139.3E 20k M3.5 新島・神津島近海
02/12 22:33 43.3N 147.9E 33k 4.3M B 北海道東方沖(世界版)
02/13 01:50 35.2N 140.2E 50k M3.9 千葉県南部/震度3
02/13 02:04 34.0N 139.4E 20k M3.6 三宅島近海
02/13 02:43 43.6N 144.6E 10k M3.2 北海道東部の根室支庁北部
02/13 04:17 43.6N 144.6E 10k M3.8 北海道東部の根室支庁北部
02/13 10:52 43.6N 144.6E 10k M3.3 北海道東部の根室支庁北部
02/13 10:54 35.8N 137.6E 10k M3.3 長野県南部/震度3
02/13 19:16 34.4N 139.2E 浅い M2.6 新島・神津島近海
02/13 21:51 40.4N 142.1E 50k M3.6 岩手県沖
02/14 02:19 34.0N 139.4E 20k M3.2 三宅島近海
02/14 04:59 35.8N 140.9E 30k M3.2 茨城県沖
02/14 08:35 35.9N 137.6E 10k M2.3 長野県南部
02/14 10:54 36.5N 140.6E 50k M4.2 茨城県北部
02/14 11:26 32.8N 130.4E 10k M3.6 長崎県有明海
02/14 12:50 41.6N 142.2E 50k M3.9 北海道南部の浦河沖
02/14 13:39 31.9N 131.0E 10k M3.1 宮崎県南部山沿い地方
02/15 04:52 37.4N 139.7E 浅い M2.6 福島県会津地方
・・・下記データの全て日本時間・・・
02/12 22:33:13 43.33N 147.90E 33.0 4.3M B 北海道東方沖
02/13 07:33:30 3.58S 144.25E 10.0 6.2M A パプアニューギニア北部
02/13 10:13:52 48.58N 142.50E 46.1 4.7M A ロシアのサハリン
02/13 19:04:05 48.64N 142.67E 10.0 3.9M B ロシアのサハリン
先月20日、及び23日に観測の地震雲の結果は取りあえず、気象庁が発表しないデータの中にその可能性有る地震を確認できた。20日の綱状雲は翌日、23日の白帯は4日後の発生。(詳細は下記)
先月11日、福井県美浜町付近の深海魚リュウグウノツカイ3匹、そして14日、舞鶴市で水揚げされたダイオウイカなどと結びつく地震が発生するのかどうかを興味深く見ていたが、有感情報では精々、01/24 福井県嶺北地方 M3.5 10kmなどの小さな地震しか確認できなかった。ところが無感データの中に、その後すぐに因果関係を疑いたくなるようなM6級の地震(大深度)が発生していることに気付いて驚かされた。皆さんはこれを、どう思われるだろうか?
http://hkdpub2.eos.hokudai.ac.jp/win-cgi/harvest.pl?DB=datACTION=EQINFOID=GUEST
(北大理学研究科地震火山研究観測センター/震源情報)
▲2003 01 26 16 34 40.5 38.91703 132.93144 681.1 6.2 ishi TOHO
▲2003 01 27 00 14 28.6 37.06799 134.62894 509.8 6.8 ishi TOHO
報道によれば今度は、青森県津軽半島車力村で深海魚サケガシラが、和歌山県田辺市南部町ではアカグツが揚がっている。
こちら北海道では8日、私のところからも比較的近い十勝岳にて火山性微動が確認され、あの有珠山の予知で知られる北大・岡田教授の記者会見があった。すぐに噴火するような緊迫したものではないということだったが、十勝岳は火山噴火予知連絡会によって先月から、活火山リストの「特に活動が活発な火山」Aランクに分類された。
昨年12月、週刊実話にも掲載された霊能者による北海道の大地震予知。これは今年の前半、石狩山地から北見市の範囲でというもの。霊能者がこれを知っていたかどうかは分からないが、すでに昨年から十勝岳の火山活動が活発化していることを知っていた私はこの話を、もしかするとひょっとするかも知れない、という印象は持った。
予測範囲内においては北見市付近での地震は殆ど考え難く、もしも大きな地震が発生するなら石狩山地以外にはない。ここは大雪山、丸山、十勝岳の道央3火山に囲まれた地域で、事実過去に1989年丸山付近での群発地震。最大M4.4発生の記録がある。実はこの年から翌年にかけて十勝岳は噴火しているのだ。それでその後の十勝岳の様子に注意をしていたが、案の定、更に活性化している様子だ。13日には根室支庁北部で内陸M3級が3連発していて不審に思っていたが、報道によれば、震源はいずれも弟子屈の摩周湖付近で無感も20回。雌阿寒岳では1月に9カ月ぶりに火山性微動が確認されていた。道内各地の火山ではマグマが上昇しているようだ。
17日08時51分が満月ピークで、本日よりトリガー影響期間に入る。
■■1月20日(月)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲2003 01 21 07 20 28.6 41.35120 139.26157 15.4 2.1 ishi HKD
▲2003 01 21 23 52 27.6 41.88433 139.25717 10.2 2.0 smo1 M2.0
▲2003 01 21 23 52 27.9 41.88631 139.24342 8.1 1.8 ishi HKD
『本日20日、夕方の日没時に自宅付近上空で出現していた綱状雲を観測。震源方位ラインは、南西付近/方位角230度−北東付近/50度。道南熊石町を中心とする桧山支庁方面−紋別市〜オホーツク海方面で、震源はさほど遠くはなく、まずリンク画像の地域範囲内で納まるものと思う。発生規模は大きくなく、M3.5±0.5といったところ。発生は早い傾向で、48H以内の場合も多いが一応、一週間程度の様子を見たい。規模も小さく、無感レベルで終始する可能性が高い。尚、今回の測定精度はあまり自信はない。±10度程度の許容範囲はみたい。(観測地/上砂川町)』
(2003 01/21 01:38 更新)
――結果考察――
予想通りの無感地震だったが、発生規模が小さ過ぎた模様。測定精度は結果的に良かったようで、ほぼ±0度辺りの同震源で連発。近しい震源の+3度付近にも地震があった。
■■1月23日(木)午後、観測の該当地震が発生!!■■
▲01/27 12:05 43.9N 148.7E 33k 4.3M B 択捉島南沖(世界版)
『午後1時半頃、奈井江町付近上空に滞空する典型的な白帯雲を観測。掻き消え寸前であることに加え、全空に霞が掛かって地震雲の両端部位がハッキリと見え難いが、ほぼ両端共に山並みに達しているほどの規模。発生規模の推定はM4.7以上で、場合によってはM5.5超レベルであることもある。指向方位は、東付近/方位角85度−西付近/265度ライン。85度側は野付水道〜色丹水道方面−265度側は積丹岬〜中国天津方面。日没時まで、ほぼ繰り返し同方位ラインの断層状などが出現していたことから、規模が相当大きいのか、或いは複数連発の可能性がある。尚、白帯雲は深発傾向の印象があり、発生までの日数もかかるかもしれない。通常、長くとも2週間で結果がある筈。(観測地/砂川市)』
(2003 01/24 04:18 更新)
――結果考察――
仰角の高い位置に滞空していた白帯については、測定精度も高結果で−1度程度の誤差。霞が酷く帯の両端がよく確認できなかったことから、規模推定には失敗した。深発でもなかった。尚、勤務時間の関係で方位測定ができなかったが、目視上、近似方位で繰り返し出現していた長大な断層状雲は千島のM6.1、2003 02 02 14 38 54.6 44.73134 151.86121 166.7 6.1 ishi KURI であった可能性もある(因みにこちらは方位角79度辺り)。
『【珍魚サケガシラ 車力で捕獲】
この魚は何? 金木町喜良市の西村萬吉さん(66)はこのほど、車力村の海岸で錦石を探していた際、浅瀬で弱々しく泳いでいた魚を見つけて捕獲、家に持ち帰った。目が大きく、魚体は細い。背びれはやや赤く、体長は一五三センチあった。近所の人たちも「何十年も釣りをしているけど、見たことない」「南方の魚ではないか」と目を丸くした。
本紙の問い合わせに対し、小泊漁協の長谷川博販売課長は「フリソデウオ科のサケガシラではないか。この辺では珍しい」と回答。東北区水産研究所八戸支所の伊藤正木資源評価研究室長は「サケガシラ属の魚であることは間違いない」と話す。ただ、分類学上、サケガシラ属にはサケガシラとテンガイハタの二種類があり、頭部から口にかけての傾斜が急な方がテンガイハタだが、分類するのは難しく、現物を見て詳しく調べない限り断定はできないという。
サケガシラ属は太平洋や日本海沖合の中層域に生息、日本海側では冬の荒天時に沿岸へ漂着することもあるとされる。
伊藤室長によると、テンガイハタは近年の山陰沖のトロール(底引き網)調査で、六、七回の引き網に一回の割合で一−四匹ずつ採集されている。「海で調査している人にはそれほど珍しくないが、一般の人にとっては珍しい魚でしょう」と言う。
西村さんは「珍しい魚を見つけられてラッキーでした」と大喜び。ただ、魚は捕った日のうちに解体、調理した。西村さんは「煮て食べたらおいしかった」と話している。
※写真はサケガシラ属の一種の魚を手にする西村さん(金木町、桑田定繁さん撮影)』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/0213/nto0213_14.html
―――――――[東奥日報]
『【「見たことない」と話題/非常に珍しい魚アカグツ 田辺市 】
ほとんど人目に触れることがない珍しい魚「アカグツ」(アンコウ目、アカグツ科)が田辺市湊の味光路にある居酒屋「かんてき」=橋本良一さん(52)経営=の水槽で飼育され、「今まで見たことがない」とお客さんの間で話題になっている。
このアカグツは、1週間ほど前に南部町でヒラメの刺し網にかかったもので、仲買人から「珍しい」と橋本さんが譲り受けた。体長約20センチ。胴体は丸くほとんどが頭。カウンター前の水槽にはアカグツのほかウツボやグレ、ハギ、アカハタなどが泳いでいて、さながら“ミニ水族館”になっている。
水揚げした南部町漁協でも「食用にならないので漁師が持ってこないということもあるが、年に1匹あるかないかだと思う」と驚いている。
県自然博物館でも過去数例しか扱ったことがなく「非常に珍しい。ほとんど人目に触れることはないだろう。餌付きにくいので、大事に飼って長生きしてくれれば」と話していた。
アカグツはイザリウオ型魚類からフサアンコウ型魚類を経て特化した一群と考えられている。水深60メートルより深い陸棚の黒潮流域に生息。中でも水深100メートルの貝殻混じりの砂底域に多いという。甲殻類や貝類などを食べる。【カウンターの水槽で飼われている珍しい魚アカグツ(12日、田辺市湊の味光路で)】』
http://www.agara.co.jp/DAILY/20030215/20030215_003.html
―――――――[株式会社 紀伊民報]
『【雌阿寒岳で1月、火山性微動 9カ月ぶり観測 2003/02/08 01:30】
札幌管区気象台火山・監視情報センターは七日、常時観測している道内五つの火山について、一月の活動状況を発表した。雌阿寒岳では、地下マグマの活動を示す火山性微動が九カ月ぶりに観測された。
火山性微動は一日午前二時九分から約一分間で、前回(昨年三月二十九日)に比べ時間は三分の一、振幅は十分の一というごく小さな規模。微動の二―三日前から体に感じないほどの地震がやや増加したが、十二日には通常に戻った。噴煙活動に変化はなく、火山活動による地殻変動も特に観測されなかった。十勝岳では火山性微動はなかったが、活発な噴煙活動が続いており、噴煙高度も二百メートルと高い状態。樽前山の噴煙は高度百メートル以下の平常レベルで推移した。』
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?d=20030208j=0047
―――――――[北海道新聞社]
『【<十勝岳>火山性微動を観測 札幌管区気象台が警戒を呼び掛け】
毎日新聞社 02月08日 19時47分
札幌管区気象台は、北海道中央部の十勝岳(標高2077メートル)で、8日午前8時11分ごろから約37分間、火山性微動を観測したと発表した。火口周辺に降灰はなく、噴火していない。その後、火山性地震の増加もないという。同気象台は臨時火山情報を出し警戒を呼び掛けるとともに、監視を強化している。
同気象台によると、今回の火山性微動は、87年3月以来の規模。昨年は火山性微動を4回観測したが、今回はそれらよりも振幅が大きく時間も長かった。噴煙が上がっている火口(62―2火口)の煙は、火口上200メートル程度の高さで白く、異常がみられないという。
ふもとの上川管内美瑛町役場は、全戸に配布している無線で町民に状況を詳しく連絡したが大きな混乱はなかった。また、十勝岳火口から約5・5キロの地点にある白金温泉地区でも、振動は感じられなかった。
火山噴火予知連絡会は先月、十勝岳を活火山リストの「特に活動が活発な火山」Aランクに分類した。過去5回の噴火の記録があり、最近では88〜89年にかけて約3カ月にわたり噴火が続いた。十勝岳に関する臨時火山情報は、火山性地震が増加した96年5月19日以来7年ぶり。【笈田直樹】』
http://www.excite.co.jp/News/searched_story/?nd=20030208194700nc=20030209M40.042
―――――――[毎日新聞社]
02/12 08:28 35.8N 140.8E 50k M3.8 茨城県沖の鹿島灘
02/12 17:25 35.6N 138.9E 10k M3.3 山梨県東部
02/12 18:02 33.7N 140.9E 60k M4.6 八丈島近海
02/12 18:25 43.2N 145.8E 80k M4.1 北海道根室半島南東沖
02/12 19:57 27.1N 139.9E 469k 3.9M B 小笠原の北西(世界版)
02/12 22:13 34.1N 139.4E 20k M4.7 三宅島近海/震度4
02/12 22:24 34.0N 139.3E 20k M3.5 新島・神津島近海
02/12 22:33 43.3N 147.9E 33k 4.3M B 北海道東方沖(世界版)
02/13 01:50 35.2N 140.2E 50k M3.9 千葉県南部/震度3
02/13 02:04 34.0N 139.4E 20k M3.6 三宅島近海
02/13 02:43 43.6N 144.6E 10k M3.2 北海道東部の根室支庁北部
02/13 04:17 43.6N 144.6E 10k M3.8 北海道東部の根室支庁北部
02/13 10:52 43.6N 144.6E 10k M3.3 北海道東部の根室支庁北部
02/13 10:54 35.8N 137.6E 10k M3.3 長野県南部/震度3
02/13 19:16 34.4N 139.2E 浅い M2.6 新島・神津島近海
02/13 21:51 40.4N 142.1E 50k M3.6 岩手県沖
02/14 02:19 34.0N 139.4E 20k M3.2 三宅島近海
02/14 04:59 35.8N 140.9E 30k M3.2 茨城県沖
02/14 08:35 35.9N 137.6E 10k M2.3 長野県南部
02/14 10:54 36.5N 140.6E 50k M4.2 茨城県北部
02/14 11:26 32.8N 130.4E 10k M3.6 長崎県有明海
02/14 12:50 41.6N 142.2E 50k M3.9 北海道南部の浦河沖
02/14 13:39 31.9N 131.0E 10k M3.1 宮崎県南部山沿い地方
02/15 04:52 37.4N 139.7E 浅い M2.6 福島県会津地方
・・・下記データの全て日本時間・・・
02/12 22:33:13 43.33N 147.90E 33.0 4.3M B 北海道東方沖
02/13 07:33:30 3.58S 144.25E 10.0 6.2M A パプアニューギニア北部
02/13 10:13:52 48.58N 142.50E 46.1 4.7M A ロシアのサハリン
02/13 19:04:05 48.64N 142.67E 10.0 3.9M B ロシアのサハリン
先月20日、及び23日に観測の地震雲の結果は取りあえず、気象庁が発表しないデータの中にその可能性有る地震を確認できた。20日の綱状雲は翌日、23日の白帯は4日後の発生。(詳細は下記)
先月11日、福井県美浜町付近の深海魚リュウグウノツカイ3匹、そして14日、舞鶴市で水揚げされたダイオウイカなどと結びつく地震が発生するのかどうかを興味深く見ていたが、有感情報では精々、01/24 福井県嶺北地方 M3.5 10kmなどの小さな地震しか確認できなかった。ところが無感データの中に、その後すぐに因果関係を疑いたくなるようなM6級の地震(大深度)が発生していることに気付いて驚かされた。皆さんはこれを、どう思われるだろうか?
http://hkdpub2.eos.hokudai.ac.jp/win-cgi/harvest.pl?DB=datACTION=EQINFOID=GUEST
(北大理学研究科地震火山研究観測センター/震源情報)
▲2003 01 26 16 34 40.5 38.91703 132.93144 681.1 6.2 ishi TOHO
▲2003 01 27 00 14 28.6 37.06799 134.62894 509.8 6.8 ishi TOHO
報道によれば今度は、青森県津軽半島車力村で深海魚サケガシラが、和歌山県田辺市南部町ではアカグツが揚がっている。
こちら北海道では8日、私のところからも比較的近い十勝岳にて火山性微動が確認され、あの有珠山の予知で知られる北大・岡田教授の記者会見があった。すぐに噴火するような緊迫したものではないということだったが、十勝岳は火山噴火予知連絡会によって先月から、活火山リストの「特に活動が活発な火山」Aランクに分類された。
昨年12月、週刊実話にも掲載された霊能者による北海道の大地震予知。これは今年の前半、石狩山地から北見市の範囲でというもの。霊能者がこれを知っていたかどうかは分からないが、すでに昨年から十勝岳の火山活動が活発化していることを知っていた私はこの話を、もしかするとひょっとするかも知れない、という印象は持った。
予測範囲内においては北見市付近での地震は殆ど考え難く、もしも大きな地震が発生するなら石狩山地以外にはない。ここは大雪山、丸山、十勝岳の道央3火山に囲まれた地域で、事実過去に1989年丸山付近での群発地震。最大M4.4発生の記録がある。実はこの年から翌年にかけて十勝岳は噴火しているのだ。それでその後の十勝岳の様子に注意をしていたが、案の定、更に活性化している様子だ。13日には根室支庁北部で内陸M3級が3連発していて不審に思っていたが、報道によれば、震源はいずれも弟子屈の摩周湖付近で無感も20回。雌阿寒岳では1月に9カ月ぶりに火山性微動が確認されていた。道内各地の火山ではマグマが上昇しているようだ。
17日08時51分が満月ピークで、本日よりトリガー影響期間に入る。
■■1月20日(月)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲2003 01 21 07 20 28.6 41.35120 139.26157 15.4 2.1 ishi HKD
▲2003 01 21 23 52 27.6 41.88433 139.25717 10.2 2.0 smo1 M2.0
▲2003 01 21 23 52 27.9 41.88631 139.24342 8.1 1.8 ishi HKD
『本日20日、夕方の日没時に自宅付近上空で出現していた綱状雲を観測。震源方位ラインは、南西付近/方位角230度−北東付近/50度。道南熊石町を中心とする桧山支庁方面−紋別市〜オホーツク海方面で、震源はさほど遠くはなく、まずリンク画像の地域範囲内で納まるものと思う。発生規模は大きくなく、M3.5±0.5といったところ。発生は早い傾向で、48H以内の場合も多いが一応、一週間程度の様子を見たい。規模も小さく、無感レベルで終始する可能性が高い。尚、今回の測定精度はあまり自信はない。±10度程度の許容範囲はみたい。(観測地/上砂川町)』
(2003 01/21 01:38 更新)
――結果考察――
予想通りの無感地震だったが、発生規模が小さ過ぎた模様。測定精度は結果的に良かったようで、ほぼ±0度辺りの同震源で連発。近しい震源の+3度付近にも地震があった。
■■1月23日(木)午後、観測の該当地震が発生!!■■
▲01/27 12:05 43.9N 148.7E 33k 4.3M B 択捉島南沖(世界版)
『午後1時半頃、奈井江町付近上空に滞空する典型的な白帯雲を観測。掻き消え寸前であることに加え、全空に霞が掛かって地震雲の両端部位がハッキリと見え難いが、ほぼ両端共に山並みに達しているほどの規模。発生規模の推定はM4.7以上で、場合によってはM5.5超レベルであることもある。指向方位は、東付近/方位角85度−西付近/265度ライン。85度側は野付水道〜色丹水道方面−265度側は積丹岬〜中国天津方面。日没時まで、ほぼ繰り返し同方位ラインの断層状などが出現していたことから、規模が相当大きいのか、或いは複数連発の可能性がある。尚、白帯雲は深発傾向の印象があり、発生までの日数もかかるかもしれない。通常、長くとも2週間で結果がある筈。(観測地/砂川市)』
(2003 01/24 04:18 更新)
――結果考察――
仰角の高い位置に滞空していた白帯については、測定精度も高結果で−1度程度の誤差。霞が酷く帯の両端がよく確認できなかったことから、規模推定には失敗した。深発でもなかった。尚、勤務時間の関係で方位測定ができなかったが、目視上、近似方位で繰り返し出現していた長大な断層状雲は千島のM6.1、2003 02 02 14 38 54.6 44.73134 151.86121 166.7 6.1 ishi KURI であった可能性もある(因みにこちらは方位角79度辺り)。
『【珍魚サケガシラ 車力で捕獲】
この魚は何? 金木町喜良市の西村萬吉さん(66)はこのほど、車力村の海岸で錦石を探していた際、浅瀬で弱々しく泳いでいた魚を見つけて捕獲、家に持ち帰った。目が大きく、魚体は細い。背びれはやや赤く、体長は一五三センチあった。近所の人たちも「何十年も釣りをしているけど、見たことない」「南方の魚ではないか」と目を丸くした。
本紙の問い合わせに対し、小泊漁協の長谷川博販売課長は「フリソデウオ科のサケガシラではないか。この辺では珍しい」と回答。東北区水産研究所八戸支所の伊藤正木資源評価研究室長は「サケガシラ属の魚であることは間違いない」と話す。ただ、分類学上、サケガシラ属にはサケガシラとテンガイハタの二種類があり、頭部から口にかけての傾斜が急な方がテンガイハタだが、分類するのは難しく、現物を見て詳しく調べない限り断定はできないという。
サケガシラ属は太平洋や日本海沖合の中層域に生息、日本海側では冬の荒天時に沿岸へ漂着することもあるとされる。
伊藤室長によると、テンガイハタは近年の山陰沖のトロール(底引き網)調査で、六、七回の引き網に一回の割合で一−四匹ずつ採集されている。「海で調査している人にはそれほど珍しくないが、一般の人にとっては珍しい魚でしょう」と言う。
西村さんは「珍しい魚を見つけられてラッキーでした」と大喜び。ただ、魚は捕った日のうちに解体、調理した。西村さんは「煮て食べたらおいしかった」と話している。
※写真はサケガシラ属の一種の魚を手にする西村さん(金木町、桑田定繁さん撮影)』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/0213/nto0213_14.html
―――――――[東奥日報]
『【「見たことない」と話題/非常に珍しい魚アカグツ 田辺市 】
ほとんど人目に触れることがない珍しい魚「アカグツ」(アンコウ目、アカグツ科)が田辺市湊の味光路にある居酒屋「かんてき」=橋本良一さん(52)経営=の水槽で飼育され、「今まで見たことがない」とお客さんの間で話題になっている。
このアカグツは、1週間ほど前に南部町でヒラメの刺し網にかかったもので、仲買人から「珍しい」と橋本さんが譲り受けた。体長約20センチ。胴体は丸くほとんどが頭。カウンター前の水槽にはアカグツのほかウツボやグレ、ハギ、アカハタなどが泳いでいて、さながら“ミニ水族館”になっている。
水揚げした南部町漁協でも「食用にならないので漁師が持ってこないということもあるが、年に1匹あるかないかだと思う」と驚いている。
県自然博物館でも過去数例しか扱ったことがなく「非常に珍しい。ほとんど人目に触れることはないだろう。餌付きにくいので、大事に飼って長生きしてくれれば」と話していた。
アカグツはイザリウオ型魚類からフサアンコウ型魚類を経て特化した一群と考えられている。水深60メートルより深い陸棚の黒潮流域に生息。中でも水深100メートルの貝殻混じりの砂底域に多いという。甲殻類や貝類などを食べる。【カウンターの水槽で飼われている珍しい魚アカグツ(12日、田辺市湊の味光路で)】』
http://www.agara.co.jp/DAILY/20030215/20030215_003.html
―――――――[株式会社 紀伊民報]
『【雌阿寒岳で1月、火山性微動 9カ月ぶり観測 2003/02/08 01:30】
札幌管区気象台火山・監視情報センターは七日、常時観測している道内五つの火山について、一月の活動状況を発表した。雌阿寒岳では、地下マグマの活動を示す火山性微動が九カ月ぶりに観測された。
火山性微動は一日午前二時九分から約一分間で、前回(昨年三月二十九日)に比べ時間は三分の一、振幅は十分の一というごく小さな規模。微動の二―三日前から体に感じないほどの地震がやや増加したが、十二日には通常に戻った。噴煙活動に変化はなく、火山活動による地殻変動も特に観測されなかった。十勝岳では火山性微動はなかったが、活発な噴煙活動が続いており、噴煙高度も二百メートルと高い状態。樽前山の噴煙は高度百メートル以下の平常レベルで推移した。』
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?d=20030208j=0047
―――――――[北海道新聞社]
『【<十勝岳>火山性微動を観測 札幌管区気象台が警戒を呼び掛け】
毎日新聞社 02月08日 19時47分
札幌管区気象台は、北海道中央部の十勝岳(標高2077メートル)で、8日午前8時11分ごろから約37分間、火山性微動を観測したと発表した。火口周辺に降灰はなく、噴火していない。その後、火山性地震の増加もないという。同気象台は臨時火山情報を出し警戒を呼び掛けるとともに、監視を強化している。
同気象台によると、今回の火山性微動は、87年3月以来の規模。昨年は火山性微動を4回観測したが、今回はそれらよりも振幅が大きく時間も長かった。噴煙が上がっている火口(62―2火口)の煙は、火口上200メートル程度の高さで白く、異常がみられないという。
ふもとの上川管内美瑛町役場は、全戸に配布している無線で町民に状況を詳しく連絡したが大きな混乱はなかった。また、十勝岳火口から約5・5キロの地点にある白金温泉地区でも、振動は感じられなかった。
火山噴火予知連絡会は先月、十勝岳を活火山リストの「特に活動が活発な火山」Aランクに分類した。過去5回の噴火の記録があり、最近では88〜89年にかけて約3カ月にわたり噴火が続いた。十勝岳に関する臨時火山情報は、火山性地震が増加した96年5月19日以来7年ぶり。【笈田直樹】』
http://www.excite.co.jp/News/searched_story/?nd=20030208194700nc=20030209M40.042
―――――――[毎日新聞社]