つくば市から大型の断層状地震雲レポート! ナマズ観測の全国ネットワーク構想
11/04 00:01 34.2N 133.1E 10k M3.3 愛媛県沖の瀬戸内海中部
11/04 04:14 38.8N 142.2E 50k M4.9 宮城県沖/震度3
11/04 08:11 35.9N 139.7E 90k M3.8 埼玉県南部
11/04 09:13 28.4N 129.3E 60k M3.6 奄美大島近海
11/04 13:36 32.4N 131.9E 30k M5.6 宮崎県日向灘/最大震度5弱
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
11/04 07:12:41 63.52N 147.53W 5.0 7.9M アラスカ中部 


▲11/04 13:36 32.4N 131.9E 30k M5.6 宮崎県日向灘/最大震度5弱
[震度が観測された地域]
震度5-
 大分県南部
震度4
 愛媛県南予 熊本県阿蘇 大分県中部 大分県西部 宮崎県北部平野部 
 宮崎県北部山沿い
[震度が観測された市町村]
震度5-
 鶴見町 蒲江町
震度4
 伊方町 明浜町 蘇陽町 大分市 臼杵市 佐伯市 津久見市 
 大分上浦町 米水津村 大分清川村 大分荻町 延岡市 日向市 
 門川町 北浦町 宮崎東郷町 宮崎西郷村 宮崎北方町 
 椎葉村 高千穂町
―――――――――[地震加速度情報の画像ページ]

☆★☆読者からの画像レポート紹介★☆★
――つくば市のZACOさんの観測レポート――
2002 11/04 07:47

――参考:パノラマ画像――
おはようございます。つくば市のZACOです。
朝方長大な断層状雲を観測しました。すぐにデジカメで撮影。
時間は午前5時30分頃、北東〜南西ラインで鹿島灘〜小笠原諸島方向
に伸びているものと思われます。
先月31日に発生した断層状雲の発生ラインを地図で確認しましたら
前回と今回のラインの交差点は房総半島南方沖になります。
写真は崩れ始めていますが、房総半島方面がシャープなのが気になります。
今書いている午前6時現在、かなり崩れていますが、
房総半島方面のシャープさだけは残っています。
房総半島南東沖〜宮城沖を架橋していると思われ、
房総半島沖にも大型震源が浮上している可能性があります。

以上のことを速報として前兆掲示板より転記しましたが、
その後いくらかトーンダウンして崩れかけのM5程度の可能性にとどめました。
但し、鹿島灘〜房総半島南方沖周辺は注意が必要だと思います。
とくに31日との断層ラインの交差点周辺は。念のため鑑定お願いします。
それにしてもこの数日で断層状雲を2つも見ることになるとは思いませんでした。ついでに昨日の赤焼けの様子も送りたいと思います。
多少ぼやけていますが承知ください。
もしかしたら発生は思ったより早い事になるかもしれません。 


 ZACO氏からのレポートに関しては、断層状の震源方位ラインが測定通り、つくば市からの方位角35−215度付近ということであれば、或いは超遠方震源のアラスカ中部M7.9震源にほぼピタリと合致していることから、こちらの震源である可能性も高いように思える。もし早朝、観測後にすぐ掻き消えたのであれば、日本時間7時12分発生のM7.9であった場合も有り得るが、ただ観測時間と観測印象の規模からすれば、この後に発生するであろうM6前後余震の前兆である可能性もかなり高いものと思う。宮城県沖M6.1震源の余震としては、方位のズレが大き過ぎている。
 M5.5超級以上のレベルでは、方位に合致する遙か数千�qもの超遠方地で見事な結果を見ることが多いのだが、大方の人々にとっては、そこまでの遠方地域の地震までは全く脳裏にはなく、よって大型の超遠方震源前兆である地震雲の結果については気付くことがない。結果的に彼らは、“地震が在ったり無かったり”ということをいうようになる。
 もちろん方位からは、鹿島灘〜房総半島南方沖周辺域も該当しており、特に31日観測の断層状雲の震源ラインとクロスするという房総半島南方沖などは疑いが強いので、当然、注意が必要となる。
 夕焼け画像は、さほど深刻なものには見えない。大抵の場合は、外国や遠方地の震源前兆ではないかと思っている。

 アラスカ中部の地震や宮崎県日向灘M5.6の地震では、幸いなことに死傷者の情報は入っていない。しかし、日本時間16時(ニュース報道が間違えている疑い)に発生したパキスタンの地震では、家屋が倒壊して10人が死亡、負傷者は30人以上だという。
 5日05時34分が新月ピークで、更に地震の発生に注意が必要だ。
   
 池谷教授がついに動き出した !? ナマズ観測のネットワーク構築を高校などに呼びかけているそうな。ヤッター!! って、しかし教授のナマズ観察サイトだけど、なんでナマズ観察の大家/サイト関西ナマズ予知研がリンクされとらんとね?? 
  参考/HP『なまずの常時観測〜地震とナマズの相関関係は?〜』


 『【<地震予知>ナマズ使った観測網構想発表へ 阪大グループ】
 地震の直前に騒ぐといわれるナマズを使った全国の観測ネットワーク構想を、大阪大大学院理学研究科の池谷元伺教授(量子地球物理学)らのグループが、11日から横浜市で始まる日本地震学会で発表する。ナマズは、地震の前に地殻が徐々に壊れる時に発生する電磁波をキャッチするといわれる。研究グループは「迷信を科学の目で見直したい」と話し、ナマズ観測ネットへの高校などの参加を呼びかけている。
 昔は、地下で大ナマズが騒ぐために地震が起きると信じられ、1855年の「江戸地震」では地震直前に「川で騒いでいた」と記録されている。1995年の阪神大震災の前も、動物の異常行動が多く報告された。
 池谷さんらは、こうした話を科学的に確かめるため、97年からナマズの24時間観測を始めた。大阪府豊中市にある大学の研究室内で、3匹のナマズを三つの水槽に入れ、CCD(電荷結合素子)カメラで撮影。ナマズが基準以上に動くと、その画像と時刻を自動記録するシステムを作った。
 その結果、鳥取県西部地震(00年10月、マグニチュード<M>7・3)では、地震の8日前にナマズの活動が急増。芸予地震(01年3月、M6・7)でも、地震前日に活動量が増えた。M4、5級でも、震源が研究室から約20キロ以内だと、異常行動が観測された。
 地震で、ひずみがたまった地殻が壊れる時、パルス状の高周波が瞬間的に発生するといわれるが、この電磁波を研究室で測定したところ、ナマズの異常行動とほぼ同じ時刻に、瞬間的に急上昇することが分かった。
 ナマズは、微弱な電気を感じる能力が一般の魚の100万倍もある。研究グループは、ナマズの動きが活発になるのは、地震直前の電磁波に反応するためとみている。
 ナマズ観測ネットは約20キロごとの観測地点が目標。教育効果も考え、全国の高校を中心に、大学や中学校などの参加を求める。池谷さんは「観測地点を増やして客観的なデータを蓄積するとともに、高校生に地震や防災の問題を身近に感じてもらいたい」と話す。水槽、コンピューター、カメラなど含めて約15万円で観測できるという。
 問い合わせは、研究グループの浅原裕さん(asa・pumice.ess.sci.osaka―u.ac.jp)へ。 【永山悦子】[11月4日3時20分更新]』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021104-00000098-mai-soci
――――――――[毎日新聞]

▲11/03 16:33:37 35.41N 74.62E 33.0 5.2M A カシミール北西部
  /パキスタン北部(日本時間)
 『【イスラマバード3日=新居益】 パキスタン北部ギルギット付近で3日午前7時(日本時間同日午前11時)ごろ、強い地震が発生、同国政府発表によると、家屋倒壊などで10人が死亡、30人以上が負傷した。中国との国境に至る観光名所として名高いカラコルム・ハイウエーは数か所で崩壊、寸断されている。政府は被災地に陸軍部隊を派遣、救援活動に当たっている。 (11月4日01:31)』
http://www.yomiuri.co.jp/05/20021103id26.htm
――――――――[YOMIURI ON LINE]