13日、北海道江別市から見た地震雲の結果、 翌日、茨城南部でM5.2/震度4
06/12 09:04 45.7N 142.5E 327k 4.3M B 北海道北沖(世界版)
06/12 09:33 34.2N 135.2E 10k M2.5 和歌山県北部
06/12 21:59 43.9N 146.0E 100k M4.6 国後島付近 
06/12 22:55 34.2N 139.3E 10k M3.3 新島・神津島近海
06/12 23:03 34.2N 139.3E 10k M2.5 新島・神津島近海
06/13 05:11 37.8N 143.3E 50k M4.4 福島県沖
06/13 21:54 37.0N 137.1E 10k M3.2 石川県能登半島の東沖
06/14 05:40 24.7N 122.0E 50k M5.4 台湾付近
06/14 11:42 36.2N 139.9E 50k M5.2 茨城県南部/震度4
06/14 18:56 36.2N 140.0E 50k M3.5 茨城県南部
06/14 20:53 36.2N 140.0E 50k M3.5 茨城県南部
06/14 22:34 34.0N 135.1E 10k M2.8 和歌山県紀伊水道
06/14 23:52 33.0N 131.1E 10k M3.0 熊本県阿蘇地方
06/15 01:28 37.3N 139.9E 10k M3.2 福島県会津地
06/15 05:47 28.3N 129.4E 30k M2.9 奄美大島近海方
06/15 07:44 26.5N 141.2E 浅い M4.2 父島近海
06/15 09:30 35.3N 133.7E 10k M2.7 岡山県北部
06/15 14:35 24.5N 123.8E 10k M3.3 石垣島近海
06/15 18:13 41.5N 142.1E 60k M4.0 青森県東方沖
06/15 19:25 39.1N 142.3E 50k M4.0 岩手県沖 
06/16 04:40 36.6N 141.3E 40k M4.7 茨城県沖
06/16 11:38 36.5N 140.6E 60k M3.8 茨城県北部
06/16 16:48 39.2N 141.9E 60k M3.6 岩手県沿岸南部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
06/13 10:27:18 47.76S 99.68E 10.0 6.5M B インド洋南東部
06/14 17:06:14 52.33N 157.26E 135.9 4.3M B カムチャッカ半島


▲06/14 11:42 36.2N 139.9E 50k M5.2 茨城県南部
[震度が観測された地域]
 震度4
  茨城県北部 茨城県南部 栃木県南部 埼玉県北部 千葉県北西部
[震度が観測された市町村]
 震度4
  水戸市 つくば市 茨城鹿嶋市 鉾田町 茎崎町 八郷町 関城町 石下町 猿島町 小山市 真岡市 南河内町 上河内町 栃木河内町 益子町 石橋町 野木町 岩舟町 葛生町 久喜市 成田市
――――――――HP[地震加速度情報の画像ページ]より転載

■■6月13日(木)夕方、石狩支庁・江別市より観測の該当地震が発生 !!■■
▲06/14 11:42 36.2N 139.9E 50k M5.2 茨城県南部/震度4
▲06/14 18:56 36.2N 140.0E 50k M3.5 茨城県南部
▲06/14 20:53 36.2N 140.0E 50k M3.5 茨城県南部
 
 午後6時頃、江別市内の幌向近郊から覗く西空が見事な二分割状の宏観。断層ラインは北−南(方位角10−190度)、10度側の震源ならばサハリン・ポロナイスク方面、逆の190度側ならば、千葉県館山市〜インドネシア・アルー諸島方面。推定規模はM5.2±0.5。発生は一週間程度か、次の半月トリガー中にはある可能性。尚、二分割状を形成する層雲の状態からは深発地震のようにも見える。でさほど揺れないかも知れない。
――結果考察――
 測定精度の誤差は1度程度という満足すべき結果。推定規模も断層部分のほぼ全貌が確認できたこともあり、ドンピシャ。層雲の印象からは深発的な印象を持ったが、結果はそうでもなかった。この程度が深さ50�qという目安にはなる。


 サーバーのメンテナンスにて13日〜16日まで再び長いことアクセス不能。上記14日の茨城県南部M5.2/震度4の前兆雲レポートは、当サイト上ではアクセス不可の為に更新できなかった。サイト「東海アマチュア無線」や「かもしれない掲示板」等へはちゃんと事前報告を上げていたので、別に後出しシャンケンではない。
 「かもしれない掲示板」では早速、まぐれ当たりで、しかもM5.2なんて赤ん坊の屁のよーなものどうでもいいのでは、などと皮肉られてしまった。自分でもこの程度でしか、という不満な予知の状況にあるところで皮肉られるとは、つい笑ってしまう。こちとらはいつものことで、マグレのつもりなどは更々にないし、もっと大きな地震、M6やM7超でもやることは全く同じでしかない。今、少しずつだが、私のこれまでの観測と結果の記録から傾向を分析中、コレが纏まれば、今よりも内容のいい予知になるものと信じている。

 各掲示板などには、相変わらず地震雲(らしき)を見たら地震があったと、ただそれだけで地震雲を賛美する投稿が見られる。それがどこの地震のことかと思えば、大抵は自分のいる地域かその付近の地震を指していることが多い。中には国内地震なら場所を問わないという人までもいる。
 驚くことに地震雲観測の歴史も、鍵田氏から始まってもうすでに何と約60年も経ている。鍵田氏創設の研究団体「日本地震雲研究会」においては、約百名もの全国の会員たちがごく当たり前のように、日々観測雲から震源/震央の方位をコンパスを用いて測定し、観測と結果の記録を取り続けている事実に対して、ネット上の各掲示板においてはこの地震雲の基本原則すら知られていないという悲惨な現状。これにはあまりにも隔たりがある。この原因の主な一つとしては、彼ら地震雲研のメンバーがネット活動には殆ど参入していないことが上げられる。別派のある著名な地震雲研究家などは、彼らをマニアックな集団と評しているが、別に奇異なことをしているわけでも難しいことをしているわけでも何でもない。地震雲は震源の方位を雲から読み取り、コンパスにて測定しないことには、何にもならないからだ。
 地震雲を見たらたまたま地震で揺れたとか、どこの地震でも何でも結びつけたり等・・・、もういい加減、こういうのは終わりにすべきだろう。そうでなけば地震雲など馬鹿にされこそすれ、何時までも決してまともな研究対象とは見なされないだろう。

 私は今のところ、地震雲はピエゾ電荷の電磁波との密接な因果関係を疑っている。ただ電磁波で地震雲が発生するのではなくて、自然な状態でも浮遊している筈の帯電エアロゾルを含む通常の雲粒が震源の電磁波の磁場に沿って整列する現象だと捕らえている。しかし現状の私の知識と理解では、これ以上のことは何も判らないし、これを確認する術も持たない。中には、もっと他に地震雲の成因過程を求めるべきとする向きもあるが(地震雲を肯定的に見て)、私にできることはまず、地震雲と発生地震の結果、その否定できない相関性を示すことにある。
 地震雲を見たら揺れたとか、どこの地震でもコレだ、などというものではなくて、観測方位から数度の精度で震源を求め、その結果を示すこと。当然ながら、発生規模と発生時期の推定もそれなりのレベルに達したいという目標。すでに発生規模についてはかなりの手応えは得ているから、後は発生までのタイムラグを求めることに課題がある。
 これらの予測を全て事前に公開、結果と併せて記録に残すことが当サイトの目指すところ。このようにして全てを余すところなく公開、事前予知に挑戦された先駆者たる岩瀬氏に続いて、この素晴らしき地震雲の存在を証明することに貢献したい。

 東海アマサイトの情報では、東海沖〜小笠原〜南西諸島のM6前後の疑いがあるとのこと。月齢トリガーは18日、09:29ピーク時間が上弦半月。