小笠原〜フィリピン方面の大地震に注意 近畿方面を疑う地震雲
05/30 22:16 29.7N 142.0E 33k 4.1M B 伊豆諸島南東部(世界版)
06/01 07:39 43.1N 145.6E 50k M3.9 北海道根室半島南東沖
06/01 11:52 35.8N 140.1E 70k M3.7 千葉県北西部
06/01 18:37 34.1N 139.5E 10k M2.4 三宅島近海
06/02 05:15 45.5N 147.4E 33k 4.6M B 択捉島の北(世界版)
06/02 06:07 43.3N 148.0E 33k 4.9M B 北海道東沖(世界版)
06/02 14:47 34.3N 139.2E 10k M2.7 新島・神津島近海
06/02 15:11 34.1N 139.5E 浅い M2.2 三宅島近海
06/03 07:13 40.1N 141.1E 10k M2.7 岩手県内陸北部
06/03 14:29 39.6N 142.1E 50k M3.5 岩手県沖
06/03 18:16 27.7N 139.9E 490k M6.0 鳥島近海
06/03 22:27 35.4N 133.3E 10k M2.7 島根県東部
06/03 23:49 39.1N 140.8E 10k M3.5 岩手県内陸南部
06/04 19:12 45.0N 142.0E 250k 4.3M A 北海道北部(世界版)
06/04 23:46 43.6N 141.7E 10k M3.1 北海道中西部の空知支庁中部
06/05 02:21 25.1N 125.2E 30k M5.3 宮古島近海


◆◆6月4日(火)夕方、空知支庁・上砂川より観測◆◆
 
 午後6時頃、上砂川町より見る西空に地震性疑いの宏観を確認。雲の断層部分が一部しか確認できず、しかも微妙に傾斜しているので方位の測定は非常に困難。ざっと方位角は210度前後だが、精度には確信は持てない。一応、和歌山県付近を筆頭に近畿地方の広範囲としたい。発生規模も把握困難だが、M5程度ある可能性も十分。ただ深発的な宏観ではある。もし超遠方地の場合はインドネシアのスラウェシ島方面。次の天象は大トリガーの疑いがあり、一応、14日以内まで。


 昨日の深夜、空知支庁中部でM3.1が発生している。震源は我が町の比較的近く十津川町の吉野辺り、つまり増毛山地東縁断層帯(前長47�qB級)がもたらした地震で、実に不気味といえる。
 この断層帯においては86年に沼田町震源の極浅M5.3、95年には新十津川町西部山地の深さ14�qを震源とするM5.7の地震が発生。「後者は,北海道西部の広い範囲で有感となり,軽傷4名,住家の一部破損46棟,墓石変動,道路の亀裂・崩壊,橋梁や用水路の破壊,盛土の亀裂などの被害が発生した(田近・広田,1995).」――――HP[H9 北海道:増毛山地東縁断層帯2]
 今後もこの断層帯は、和断層の単独で最大M6.5〜全体の場合にはM7.6が推測されていて要注意だ。

 5日更新、東海アマの岩瀬氏から警戒宣言。小笠原〜フィリピンのM7級48時間前兆、宮古・台湾周辺でのM8前後の可能性もあるとのこと。
 鳥島近海M6.0の大深度、宮古島近海のM5.3などが発生したが、3日の下弦半月トリガー(4日は月の距離が最遠)影響も過ぎる頃。次は11日06:42ピーク時間の部分日食(食の最大07時41分、太平洋上では金環日食)で、大トリガー。特に日食通過線上及び延長付近一帯、インドネシア、フィリピン、メキシコなどでの大地震には要注意だ。