見事な二分割的断層状、浦河沖震源のM5超?
2002 06/11 13:29

06/05 12:35 34.7N 139.3E 浅い M3.5 伊豆大島近海
06/05 13:30 34.7N 139.3E 10k M2.9 伊豆大島近海
06/05 18:25 34.7N 139.3E 浅い M3.7 伊豆大島近海
06/05 18:50 34.7N 139.3E 浅い M2.7 伊豆大島近海
06/05 19:32 34.7N 139.3E 10k M3.8 伊豆大島近海
06/05 19:40 34.8N 139.3E 浅い M3.1 伊豆大島近海
06/05 19:57 28.4N 129.3E 30k M3.2 奄美大島近海
06/05 20:04 34.8N 139.3E 浅い M2.7 伊豆大島近海
06/05 21:50 34.8N 139.3E 10k M2.8 伊豆大島近海
06/06 01:00 34.7N 139.3E 浅い M2.7 伊豆大島近海
06/06 01:24 27.0N 142.0E 40k M3.9 父島近海
06/06 07:55 26.8N 141.8E 120k M4.0 父島近海
06/07 00:40 24.9N 125.4E 50k M4.0 宮古島近海
06/07 18:52 33.7N 135.1E 50k M3.0 和歌山県紀伊水道
06/08 03:29 35.0N 137.5E 40k M3.3 愛知県東部
06/08 15:52 35.3N 136.9E 10k M2.8 愛知県西部
06/08 18:37 24.5N 123.8E 10k M3.4 石垣島近海 
06/10 08:00 40.2N 142.5E 30k M4.3 岩手県沖
06/10 20:20 35.1N 133.2E 10k M2.9 鳥取県西部
06/10 23:26 34.2N 139.1E 10k M3.2 新島・神津島近海
06/11 01:28 42.8N 145.1E 50k M4.3 北海道南東の釧路沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
06/07 08:53:51 0.88S 148.20E 33.0 6.3M A パプアニューギニア北部
06/10 06:41:03 59.41N 160.46E 33.0 4.5M A カムチャッカ半島 
06/11 07:48:36 11.06N 140.73E 33.0 6.1M A カロリン諸島西部 


▲06/05 19:32 34.7N 139.3E 10k M3.8 伊豆大島近海
[震度が観測された地域]
 震度4
  伊豆大島
[震度が観測された市町村]
 震度4
  伊豆大島町
――――――― HP[地震加速度情報の検索結果ページ]より転載(訂正)

 11日の部分日食(太平洋上では金環日食)を過ぎ、これから特に日食通過線上及びその延長付近一帯、インドネシア、フィリピン、メキシコなどでの大地震には要注意と思われる。早速、カロリン諸島西部でM6.1だが、今後の発生状況が気になるところ。国内も関東方面でM6程度の発生を疑う情報もあるので、注意して欲しい。
 10日は久しぶりに見事な二分割状的な形態を目撃。通勤途中にて慌ただしく、じっくりと観察して測定できなかったのが悔やまれる。全空を覆う雲と時間帯から暗くて測定も困難だった。ちょうど新月/日食トリガーにて、このまま間もなく発生するかも知れない。

 一年振りの交代夜勤と毎日の残業は結構、体に堪える。ただ休日は規則的で日数も多くて、それが助かる。その間に出現してくれれば観測も十分。私の友人が6日に2度もS字状雲を目撃、今回はVTRにも収めたらしい。できればこの休日に拝見するつもり。

◆◆6月10日(月)夕方、空知支庁・奈井江より観測◆◆
 
 午後7時半頃、奈井江町より全空を覆う層雲の一部、西空のピンネシリに掛かる二分割的な断層状を確認。最近ではないほどの見事なもの。撮影画像は光度不足で露出が限界、ほぼ真っ暗だった。画像掲示を諦めるところだったが、補正に次ぐ補正で何とか形状だけは判るようにした。
 断層ラインの方位は南南東−北北西(方位角150−330度)、疑わしいのは襟裳岬方面の浦河沖震源。規模は相当大きくて、M5程度は確実に有ると思える。ただピンネシリの山並みが邪魔で全貌が確認できなかった。場合によってはM6も有り得る。推定規模が大きいことから、超遠方ということも十分。その場合、延長方位のフィジー、バヌアツ、ソロモン諸島方面。逆の場合は留萌市方面。ただ暗かったこともあり、測定精度は若干狂っているかも知れない。
 発生はこの新月/日食トリガーの直前型、14日以内までの疑いが濃厚。延びれば次の半月トリガー頃の場合もある。