青森県東方沖M5.2/震度3との関連 !? 数時間内地震前兆――突如、綱状地震雲出現!
02/13 01:35 34.2N 139.3E 10k M3.0 新島・神津島近海
02/13 01:55 34.2N 139.3E 10k M2.7 新島・神津島近海
02/13 05:24 35.3N 133.3E 10k M2.9 島根県東部
02/13 05:36 36.4N 138.1E 10k M2.6 長野県中部
02/13 05:54 27.2N 129.6E 20k M4.6 奄美大島近海
02/13 14:45 28.4N 129.2E 10k M3.5 奄美大島近海
02/13 18:54 38.8N 141.1E 10k M4.3 宮城県北部/震度3
02/14 10:12 41.5N 142.1E 60k M5.2 青森県東方沖/震度3


 13日未明、00:30頃のPCエラーと果たして関係があるのかどうか、13日に宮城県北部でM4.3/震度3、14日には青森県東方沖でM5.2/震度3が発生。14日は勤務中の芦別市からこの青森県東方沖地震を疑う直前前兆雲らしき綱状地震雲を目撃していた。これは大抵の場合は出現から数時間〜12時間内で発生する傾向の雲。勤務中にてコンパスでの方位測定もデジカメ撮影もできなかった。目測では大凡、南よりほんの少しやや東方位を指していたので、正にこの震源にピタリ符合するものだった。
 この綱状雲は一見、飛行機雲と類似して見えるが、これはホントに飛行機など無くても突如と出現する。これはまるで何か自分に意思が在るかの如く独りでに勢い良く伸びていくところに不思議さがある。私はこれまで出現の瞬間を何度も見てきているが、本当にこの不思議な雲の形成を気象学的に説明できるだろうか? 今回などは天頂付近に実際の飛行機が見事な飛行機雲を引きながら飛ぶのと同時出現であって、その違いは一目瞭然だった。飛行機雲の方は見る見る雲が消滅していくが、綱状雲は在る程度の幅を持って飛行機雲とは異なる一定時間の滞空があった。
 尚、ほぼ同方位の指向性を示すやや規模の大きな白帯雲がその後に出現し、夕暮れまで滞空していた。印象としてはM4.5以上は確実か、といったレベル。ただスキー場と山並みが邪魔をし全貌は把握不可だった。発生時間についてはちょっと判らない。また一部には軽く彩雲も出現。