南西諸島・フィリピンプレートのM6〜7プラス前兆か? 北海道もM6疑い在り
08/18 21:49 33.7N 140.6E 60k M4.2 八丈島近海
08/19 11:10 35.9N 136.8E 10k M3.3 福井県嶺北地方
08/19 18:24 30.0N 131.4E 10k M4.2 種子島近海


 山梨県猫魚氏の観測該当、18日朝観測の富山県小矢部市〜神奈川県小田原市ラインの帯雲(08/18 15:16 更新)の結果と思われる八丈島近海M4.2が発生。最新レポートとして、18日夜間観測の石川県金沢市〜神奈川県小田原市ラインの帯雲。そして19日午前中、茨城県鹿島町〜長崎県長崎市ラインの帯雲を観測したとの情報が届いている。当地からは東北東方面の震源を示すM5級地震雲が出現している(下記)。
 19日の夕方は、関東以西の各地で激しい前兆を疑う空の宏観が観測された模様。岩瀬氏によれば、M6〜7プラスの24時間前兆で、南西諸島・フィリピンプレートを疑うとのこと。東海アマ岩瀬氏の掲示板には、各地からの凄い画像がリンク紹介されている。また当サイト掲示板には和歌山の研究家DAR氏よりお知らせを頂いているが、確かに素晴らしい画像を拝見できるので価値は大きい。兵庫県のKS氏からも見事が画像がアップされている。こちらは連写。今回は心臓が停まりそうな画像で、震災級が疑われても当然。できれば深い地震、沿岸から遠い地震で済むことを切に願う。ちょうど新月トリガー真っ最中で、発生まで時間はなさそうだ。参考画像・各サイトは、何れも「お薦めリンク集」よりアクセスできます。
 こちら北海道も釧路周辺域がこの新月トリガー中での発生が懸念される。M6に達する疑いもある。十分、注意して欲しい。

◆◆8月19日(日)夕方、空知支庁・砂川〜上砂川より観測◆◆
 美しい夕焼けだが、沈みかけている太陽を覆っているのは地震雲。東北東−西南西(65−245度)ラインの帯雲で、おそらく震源方位は東北東65度方位、択捉島〜千島列島シムシル島周辺〜アリューシャン列島アッツ島方面。地震雲の形状乱れからは震源が遠い印象、千島列島ウルップ島以北が疑わしい。
 帯雲の規模は、西南西側が山並みが邪魔をしていて把握が困難だが、東北東側は地平性に達するほど。よって発生規模はM4.5以上はほぼ確実で、おそらくはM5超級と判断。このクラスは常に一週間程度の期間を見る必要があるが、今の新月トリガー期間中、21日までに発生するかもしれない。

――余談――
 「2CH掲示板」では、今回、私の地震雲観測による結果、18日朝発生の沖縄本島近海M6.3をネタに喜んでいる愚か者がアレこれと書いている。 
 夕焼けを「赤色帯雲」などと云ってるとして喜んでるが、インパクトがあっていいじゃろが、このほうが。ムーンシェル、ブラッド・グロー、ファイヤーボール、ドラクロワの空・・・(笑)。これらは私の師匠が、これは一体なんだろう?と胸をワクワクして知りたくなるようにとネーミングをされたものだ。夕焼けも凄いものになると地震が疑われるというのは、空の宏観の基本。
 「そこいらじゅうで、沖縄当たった、当たっただよ。よくよく読み返してみると沖縄のおの字もない」だと。ゲハハハハー!! (^◆^)  
 なんじゃコリャー、さすがに私も腹を押さえて笑かしてもらったけど。ありゃりゃ、これ私のことじゃんねー(怒)。 (〇o〇;))))!!

 いいかよく読め、このタワケ者が!!(▼▼)
 私は「当たった」などとは云わない。私が観測した地震雲の結果、その該当らしき地震が発生したと云っている。私が観測、測定した震源方位に合致する延長上で、地震雲から想定したM5.5超級レベルに合致している地震がこの沖縄本島近海M6.3であることを疑う、と云っている。私の観測後、その予測方位線上での1発目のM6地震がコレだという事実。そして沖縄付近とは予め指摘できなかったという事実を示すものだ。だから私は「当たった」などとは云わないのだ。私の観測結果は全てそう。当たり外れというより、発生地震に対してどこまで自分は予め指摘することができたのか、それを記録に留め自己反省に努めている。
 それから随分と、北海道から沖縄の前兆(地震雲)が出るわけがない、みたいな考えが見受けられる。しかし、M6超級なら遙か超遠方、外国の地震雲まで見られることは、そんなに珍しい話しでもない。地震雲観測はネット上で頻繁に活動している方だけではない。寧ろ、ネットにはあまり参加されていない観測者は実に多いのである。私は、数千�qの超遠方震源を示す地震雲について、他の観測者とも意見を交わし、自分の特異な見解などではないことを確認している。地震雲はマグニチュード(M)に比例して遠距離にまで出現する。私が捉えたM6級前兆雲は、2回や3回ではなく、沖縄以上の超遠方の記録さえある。こんなことなど決して驚くには値しない。

 私は地震雲は何かしらの電磁波に関連しているものと見ている。ただ「電磁波で地震雲が発生する」という表現は敢えてしない。
 私の基本見解は、雲は極自然な状態でも滞在している筈の帯電エアロゾル(帯電粒子)で満ちた大気中で育成されるのであり、その電荷を帯びた雲の粒子が、地殻から放射される前駆活動としての電磁波(の磁力線)によって整列状態となることで、「地震雲」と呼ばれる独特の(一部は気象学分類そのままの)形態を生じているものと考えている。これはいわば、下敷き上の砂鉄が磁力線に沿って模様を描くのに似ている。
 であるから、この点については若干、PISCO教授とも池谷教授とも考えが少し違う。つまり、通常の気象雲が電磁波で地震雲としての形態を取るし、前兆電磁波が放射され強く満ちている最中に発生する雲は、当然、地震雲の形態をとって出現することとなる。
 私は電磁波が原因していると考えるので、地球の表面を伝わる強い電磁波(規模の大きな地震)ならば数千�qだろうと届くのだろうと考えている。だから長遠方へも届く前駆的現象を認めるわけであり、地熱説も取る考えはない。沖縄本島近海の地震雲が北海道上空に出現したのは、たまたま何かの条件が重なったからであり、その条件とはたぶんに気象的(地理的)条件は当然、含まれるものと思われる。しかしだからといって再び、北海道に出現するということでもない。どこに出現するかは予測不能だから、これは在る意味ではオカス理論だ。

 誤解している者も多いので云っておきたい。地震雲観測は、自分が見た雲の状態から地震を判断するということであり、自分から見える範囲の空に出現していないからといって、地震が発生しないことを意味するものでもない。他の地域で自分の地元周辺域を示す地震雲が出現しているかも知れないからだ。だから、地震無し宣言などはできない。また、夜間や睡眠中の出現ということも当然ある筈であり、見逃し無しなどということも有り得ないのである。見逃さないなどと云っている者は虚言(過大発言)に過ぎない。

 今回は「かもしれない掲示板」にも、複数のご批判がきたから、大サービスでそちら側へも一杯書いてもうたばい(笑)。
 アクセスは「お薦めリンク集」のリンクから。


『沖縄本島周辺異常潮位
日時 8月19日(日)23時10分 名前 celeron() 関連URL http://www.kishou.go.jp/press/0107/27a/okinawa.pdf
 沖縄本島周辺では本年7 月に入って潮位偏差(月と太陽の運行から推算される通常の潮位と実際の潮位の差)が徐々に大きくなり、16 日には+20cm を超えた。その後、大潮時の21 日から23 日の満潮時には那覇市内(泊、古波蔵)などの道路で冠水するなどの影響が出た。沖縄本島における潮位偏差の大きい状態は、26 日現在継続している。
 このような潮位偏差は、台風などで起こる高潮や地震で引き起こされる津波とは異なり、多くの場合原因を特定することが困難であり、“異常潮位”と呼ばれている。
 今回の異常潮位は、海面に盛り上がりを伴う渦が太平洋を西に進み、沖縄本島に接近したことが原因と考えられ、今後、次のような注意が必要である。
 現在、沖縄本島周辺で観測されている異常潮位は、2〜3 ヶ月程度続く可能性があり、今後の大潮期(8 月2 〜8 日、8 月17 〜23 日、9 月1 〜7 日、9 月15〜21 日)の潮位上昇に注意する必要がある。』
―――――――――HP[地震予知かもしれない情報(掲示板)]より転載