13日観測地震雲の該当地震が発生。 東南アジアなどの南方域震源か? S字雲出現 !!
03/16 21:28 37.3N 138.6E 20k M3.1 新潟県中越地方
03/17 02:05 34.4N 139.3E 浅い M2.6 新島・神津島近海
03/17 22:16 34.9N 137.0E 40k M3.6 愛知県西部
03/17 23:13 34.3N 135.4E 10k M2.8 和歌山県北部
03/18 17:47 35.4N 133.3E 20k M3.4 島根県東部
03/19 01:19 41.9N 142.4E 60k M4.0 北海道南の浦河沖

03/17 16:24:24 46.78N 151.21E 101.7 5.3M A 千島列島(日本時間) 


 昨夜、観測記録の更新をしようとしたところ何と原因不明でアクセス不可。かなり苦しんだがどうやらISDNターミナル・アダプタが何らかの理由で認証確認の機能が滞ってしまったものらしく、本日の昼頃にようやく接続した。
 前兆掲示板(3月17日(土)00時08分投稿)でるるるさんからSの字型雲のレポートがあったが、私も18日に初めてそれらしき雲を目撃し撮影した。以前、カナ氏の研究報告でそれがインドネシアなどの東南アジア方面の前兆雲であるらしいことを知っていた。
 それから気になる出来事として、16日夜から17日未明にかけて、福岡県内で、電柱や電線から突然、青い火花が吹き上がる現象が、少なくとも13件発生したという。
YAHOO JAPAN ニュース
http://news.yahoo.co.jp/
headlines/mai/010317/dom/15050000_maidomc068.html


◆◆3月18日、空知支庁・岩見沢〜美唄より観測◆◆
 この日は岩見沢市に出向いたが、朝から午前中にかけては快晴。しかし午後から序々に雲が張り出し、夕暮れには前日の日暈に対応する降雨に見舞われた。
 午後3時過ぎのこと、気象雲と地震性高層雲の双方が張り出す空の一部に実に奇妙な雲を目撃。メガネともS字とも取れる形を作った飛行機雲状が雲塊から出現。その隣には一筋に延びる飛行機雲状も一部雲塊から覗いていた。初めて見たが、これが東南アジアなどの南方域震源を示す地震雲なのだろうか。詳細は不明。


■■3月13日夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲03/16 11:12 41.6N 142.1E 70k M4.4 北海道南の浦河沖
▲03/19 01:19 41.9N 142.4E 60k M4.0 北海道南の浦河沖
 『震源方位はほぼ南方位。近ければ青森県東方沖〜静内沖辺りだが、印象からは恐らく震源は遠い。岩手三陸〜茨城県沖の範囲までとしか分からない。規模はM4.8±0.5、直前型48H内が濃厚だが、次の半月トリガー(3/17 05:45ピーク時間)期間では発生するだろう。』
(2001 03/13 20:24 更新)
――結果考察――
 『浦河沖でM4.4が発生。これが13日夕方に観測した地震雲の結果の可能性がある。震源は近い場合の想定とほぼ合致しており、発生規模も該当範囲内。ちょうど16日から半月トリガーに突入していた。ただ一応、もう2,3日は様子を見たい。』
(2001 03/17 00:50 更新)
 M4級2発が続き、これで観測した宏観の印象規模にもほぼ合致した。ただ震源までの距離感がまだ把握出来ずにおり、予知精度も現状では精々この程度でしかない。 


 『★ 17日朝、昨日の前兆は凄かった。地気、温暖現象、もの凄い圧力性の耳鳴り、多数の飛行機雲、紀伊半島方面や伊勢湾方面、遠州内陸や伊豆方面からの強烈な放射現象。東西の帯雲など、まさに前兆のオンパレード。それも48時間前兆ばかり。
 一番強く疑われたのは、三遠南信方面からの放射状雲で、これが主要震源だとすれば、まさしく東海地震の直前前駆地震に他ならない。だが、全般に前兆の出方は、経験則から、大地震というより伊豆諸島の噴火活動直前の様相に似ている。
 発生状況を見ると、該当の長野県や前兆レポートのあった新潟方面に起きているが、いずれも規模が小さい。耳鳴りの激しさからは、最低M5以上と確信しているので、半月トリガーピークの今から発生があると考えるべきだ。
 ★ 17日昼、・・・略・・・。ところで、昨夜の耳鳴りは過去最大級の激しさだった。今日は地気も強い。湘南のIKU氏からは火山性前兆と思われるレポートあり。今朝、5時20分頃、数分も続く微振動を感じた。伊豆方面、富士山に要警戒。これから半月トリガーの結果が出る。紀伊半島周辺と、遠州付近、伊豆付近と判断。半端なモノではなさそうだ。
 ★ 19日朝、もの凄い地気で、視程が春霞に包まれている。光線に強い赤味がある。午前6時半に屋上に上がったら、東西の帯雲、震源は推定、相模湾〜遠州灘、規模はM4強〜5クラス。発生は今日だと思うが、遅れても数日以内。
 昨日は、午前中、北東〜南西の幅広い鱗状模様を伴った帯雲が数時間出た。M4〜6、震源は北関東〜東関東、鱗状模様から震度2程度の中深度地震と推定。椋平虹も強かった。発生は7日以内。
 今朝の段階で、アマ無線の直前ノイズ、アクアリウムのプレコの貼り付きなどは出ていない。したがって、現在の宏観前兆は72時間程度。だが地気の強さは巨大地震級。TVIはかなり強い状態で電界強度の強いNHK3chに障害が出ている。
 この1ヶ月ほど、異常な耳鳴り、電磁波障害が続いているが、それらしい結果が出ない。結果の伴わない前兆ほど危険なものはない。この数ヶ月の地震傾向と、この数日のフォッサマグナ大深度地震と駿河湾周辺での大深度地震から、一連の前兆は東海地震本震の前駆活動と確信した。その規模はM8.0〜8.4程度。発生は数ヶ月以内と判断する。あるいは、もっと早い可能性もある。
 今後、遠州灘付近から連日、地震雲が出るだろう。明らかな火山性前兆も出ており、富士山の噴火とどちらが早いか? 富士噴火が先なら、マグマ放出によってストレスが一時的に解放される可能性もある。その直接の前兆としては、箱根周辺の泉温上昇がありうるだろう。なお、台湾M7.7地震の前、数ヶ月にわたって、10mFMがフィリピン海域の超異常伝播を続けたように、遠州周辺に出現する巨大な縦型電離カーテンによって、例えば、名古屋や東京で10mや6mに半径数百キロの不感地帯交信が可能になり、半径数千キロの過去に例のない異常交信が続くと考える。これらはフルスケールの強感度受信が可能になる点が特徴である。』
――――――――――――HP[東海アマ地震予知研究会]より転載