聖書の暗号に示されるようなM8級巨大地震が起こる兆候は、 今のところないと断言できる。
08/20 07:18 24.4N 124.7E 50k M4.1 宮古島近海
08/20 16:24 34.1N 139.4E 10k M5.0 三宅島近海



 この2、3日の地気が強さを増してきており、これが北海道周辺域の地震前兆かも知れない。
 本日の夕方、西空が地震性の激しい反応を示していたが、具体的予知は困難。せいぜい西側からの放射と南北の流れ、及び東震源への帯雲という程度しか読めない。東方面震源、根室周辺〜千島列島ではまだまだ大きめの地震が頻発しそうだ。衛星画像からも根室周辺〜千島列島に沿って雲の断層的な形態が確認できる。

 17日観測の北北東、おそらくサハリン樺太のオホーツク海側の震源。M6超級の断層状雲の結果も未だに明確でない。申し訳ないがもしかするとこれは若干、方位判断ミスがあったような気もしている。
 当日更新でも衛星画像から、カムチャッカ半島方面の可能性について記述したが、北北東よりももっと北東側であったかもしれない。この場合はすでに該当らしき地震が発生している。
 08/18 04:45:19 49.35N 155.56E 33.0 4.6Mb B 千島列島北部(日本時間)
 これは若干小さいが、気象庁マグニチュードならM5.6程度に達していると思う。読者にはいい加減ですまないと思うが、印象規模が規模だけに今月一杯、様子を見させて欲しい!

 昨日(2000 08/19 23:37)の更新で、岩瀬氏予測の茨城沖M7超級についてはM5〜6の3連発があったことを述べたが、これで茨城沖M7超級の発生が無いことを意味していないので誤解しないで頂きたい。
 『昨夜18日の茨城沖M5.0が岩瀬氏の予測に反して小さかったことについて述べたが、17日未明発生の大深発地震M6.0、及び18日のM5.0、そして今晩のM5.4の複合前兆の帯雲であった可能性が高いように思う。それならば岩瀬氏のM7〜M8、おそらくM7.5以上との当初の予測は雲からの印象としては正解であったと思われる。
 08 17 02 54 22.7 35.73410 140.55617 513.1 6.0 auto M6.0
 08/18 22:47 36.3N 141.5E 20k M5.0 茨城県沖
 08/19 21:41 36.3N 141.6E 30k M5.4 茨城県沖』(2000 08/19 23:37更新)
 地震の大きさはエネルギーとしてならば、M1上がることでおよそ35倍であることを示す。単純にはM6が35発起こらなければM7の一発分とならない。実際の地震発生においてこうも単純とは思えないが、一応の目安です。

 ネット上では聖書暗号予言からの不安の声が高まっている印象。
 私自身このことに詳しいわけではないが、時間を見つけてできれば早期にこの件における私見を述べたいと思う。


 『★ 20日朝、・・・・・略・・・・・。発生状況を見ると、伊豆諸島も含め、北海道や南西諸島に起きており、静けさ現象とは言い難い。2:26、北海道東方沖でM5.8、関西の異常地気に対応する地震は確認できていない。どうも、よく分からない現象だ。
 今朝の宏観からは、雲底高度、地気、赤焼け、地震雲など、これから24h以内に関東地方に巨大地震が発生するような兆候は見られない。ただ、耳鳴りだけが大型の発生を告げている。聖書の暗号の示す関東地方巨大地震は、今夜遅くということになるが、今の段階では否定的である。少なくとも、今朝、関東方面の空が大火災のように朱に染まっているという宏観が必要だが、確認できない。・・・・・略・・・・・。
 ★ 20日夕方、再び雲底高度が上がり始め、全方位に強い地気が復活、とりわけ関西全域は猛烈級地気で、視程は5キロ程度。若狭・丹後方面に向かうM5級断層状雲や、鱗状漣状雲の赤焼けなども見られ、若狭・丹後・山陰沖方面に大型接近を疑う。
 東関東方面に向かう同規模の断層状雲も出ているが、やや不鮮明。全般に関東の空が赤味を帯びてきているが、聖書の暗号に示されるようなM8級巨大地震が起こる兆候は、今のところないと断言でできる。せいぜいM5級どまり。しかし、伊豆方面には夕方も深刻な筋状雲が出続けているが、写真には写らなかった。御前崎・駿河トラフに異様な赤味が出ている。
 アマ無線10mには、日中、大規模な異常伝播があった。主に宮城県〜北海道と、九州北部方面である。TVの激しいノイズも出ていたが、震源がはっきりしない。夕方の段階で、ノイズやブロッキングは低下している。アクアリウムにも大きな異変はない。・・・・・略・・・・・。』
――――――――――――[東海アマ地震予知研究会]より転載

『読者へ冷静な行動を呼びかけたい! 投稿者:関西ナマズ予知研  
投稿日: 8月20日(日)19時33分20秒
 激発する伊豆諸島の地震活動や三宅島の最大噴火に関東直下型の地震活動から見れば危険な兆候であることは間違いないが巷で噂になっている21日説には否定的な考えであることを明記したい。
大正の関東大震災の文献を読んでいると数多くの前兆現象が明記されており阪神大震災の前兆現象とも酷似する内容が多いものである。大正時代と現在では生活様式も変わり動物前兆などもペット事情の変化から比べものにならないものと考えられる。大地震はある日突然に襲ってくるものではない。それ相当の準備期間というものがあり小枝が折れる際にもポキッと音がするように岩盤が破壊される時も必ず何らかの兆候がある。
 関西居住者なので関東方面詳しい様子が把握できないが読者の報告を見ている限りでは切迫した状況でないと判断できる。
 内陸直下型大地震であれ海溝型大地震であれ花崗岩の破壊であれ玄武岩の破壊であれ少なからず必ず電磁気現象が現れるはずである。情報通信時代の全盛期である現在において情報通信機の大混乱やリモコン故障、電化製品の故障、時計の狂い、人体感覚の障害、動物異常行動、井戸水の変化、水洗トイレの水位変化、下水道からの猛烈な異臭、天体の変化、テレビやラジオの受信障害、など必ずと言っていいほど発生するだろう。そして読者には空白域の存在を知っていて欲しい。これは今まで大きな地震活動が起こっていない地域を意味する。大地震は、そうしたストレスの蓄積された地域に発生しやすい傾向がある。私は予言や霊能力や人々の噂を否定するものではないが、こうしたデマ的扱いを受ける類に惑わされず冷静に対処して欲しい。
 自分を守るのは自分自身である。貴方の命を守るのは貴方しかできないことである。
もしも大きな揺れを感じたならば冷静に対処し「火を使うな!」「水の確保!」「出口の確保!」を思い浮かべ就寝前には必ず阪神大震災の実体験から必ず枕もとに「靴と懐中電灯」だけは備えようではないか!大地震は恐怖であるが素晴らしい地球の息吹でもある。私たちは美しい山々を眺め川のせせらぎを聞き温泉に漬かれるもの過去に発生した大地震の残した恩恵であることを忘れてはならない。読者諸君は大地震に備え万全の対策を取り冷静に対処しようではないか!』
――[関西ナマズ予知地震研究会(地震予知情報掲示板)]より転載