「神のため努力」=奮闘 「ムスリムとして日本に生きる 私にとっての『ジハード』」250825こころの時代nhkETV
 「神のために努力せよ」=父が説明した本当の意味 「こころの時代 ムスリムとして日本に生きる 私にとっての『ジハード』」250825nhkETV

パキスタン出身。日本で活動するクレイシ・ハールーンさん(58)さん。
 イスラームのモスク「マスジド大塚」は「生活困窮者への支援を続けてきた」が、その活動を支える事務局長。
 自身の活動を「ジハード」だと語る。

 「ジハード=聖戦」の意が独り歩き。9.11や、中東で繰り広げられる対立から、正しく理解されているとは言い難いイスラームの教え。
 クレイシ・ハールー氏は父の薫陶をえて、「ジハード=聖戦」ではなく、「ジハードとは<神のために努力せよ>=奮闘」。
 それがイスラームの聖典「クルアーン」に書かれる「ジハード」。故に、その信仰を具体化する営為に、「生活困窮者への支援を続け」とする。
 
 「比較して対立点」を強調する哲学、他方で「関係重視で共有点」を確認する信仰。
 文化は<知>で自身をかえ、人と人を結節する観点があるように受け止める。

 (以下、番組案ない)=https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/L28ZQKLLRM/
 イスラームの聖典「クルアーン」に書かれる「ジハード」とは「奮闘」を意味する言葉。巷でイメージされる「聖戦」などを直接指す言葉ではない。1991年に留学のため来日以来、クレイシ・ハールーンさんは、日本の「隣人」のために尽くすことを自らの「ジハード」としてきた。その原点は、母国パキスタンの両親の教えにある。「マスジド大塚」の活動の積み重ねと、クレイシさんの「ジハード」としての生き方の信念を伺う。