「折り合い」がポイント? 戦時一枚のチョコ=飢餓で没した裁判官家族「瞬時、皆の笑顔」240614
 「折り合い」がポイント? 戦時一枚のチョコ=飢餓で没した裁判官家族「瞬時、皆の笑顔」240614

実話かどうかは定かならずとも。
 「新設することになった東京家庭裁判所の事務所には、チョコレートを分け合う親子の手を描いた花岡の妻・奈津子の描いた絵を飾ることに」。
 確かにドラマでは、主役の女性が、東京地裁で「食糧管理違反事件を担当する判事に、GHQから給されたチョコレートを半折し贈る」シーンが。

 掲げた絵について、最高裁家庭局長が一言する。
 「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない」。「人が幸せになるためにあるんだよ」
 「幸せになることをあきらめた時点で矛盾が生じる」。「彼がどんなに立派だろうが、法を司る我々は彼の死を非難して怒り続けねばならん」。
 「その戒めにこの絵を飾るんだ」などと発言。その場に集った<一同の心>を動かす。

 ネットの反応・
 「(最高裁家庭局長)多岐川のような強い信念を持った人が、この時代には必要だったのだろう」
 「花岡家にも確かにあった小さな幸せ。それを描いた絵を見て涙が止まらない」など、など。

 6月18日 火曜日の場面でも「容疑者が判事補宅で泊めてもらう」展開。筋論では<ありえなく>とも、戦後新制度発足で生じていた混乱。
 <折り合い>で<シノグ>の場面も少なからず、や。