飲酒量減、酒造米開拓、銘酒需要喚起 「山田錦」など造り酒用銘柄
飲酒量減、酒造米開拓、銘酒需要喚起 「山田錦」など造り酒用銘柄。nhkGのニュースで。



現況と問題意識は以下に要約されるようで。
「外出自粛の影響で、外食利用が減少し」
「日本酒の販売も不. 振となってしまっており」
「酒造好適米の需要も残念ながら大きく減ってしまいそう」。

そこで、どうするか。
1)酒造米の特性を活かして、酒造米の酒造以外の利用可能領域を拡大。
2)酒造米はネバリ特性が少なく、炒めご飯やパエリヤなどの用途向きであると広報活動
3)銘柄酒の販路拡大にあわせて酒造米の特性理解を深める家庭向け消費拡大。

これまでは作っているだけでよかった。消費低迷の今、「家飲み・家庭向け需要」の掘り起こしのみでは、不足。
酒造米の在庫を増やして<農家が生産中止>を決断すると、銘柄酒造の安定が回復困難となる。

そこに生産者の論理とは別に、ユーザーの理解と思い入れが欠かせない。
そうしたことを伝える報道、「新しい生活様式」の典型例かも。​​
(図版は『静岡新聞』 201001 13時45分)