2006年11月の記事


明日の奈良ロケの雲行き
太平洋側で大雨の恐れ・気象庁が警戒呼び掛け
気象庁は26日、低気圧の影響で同日夜から27日朝にかけ、
西日本と東日本の太平洋側で局地的に雷を伴って
非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、
土砂災害や河川の増水に警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、前線を伴った低気圧が四国の南を東へ進んでおり、
27日午後6時までの24時間に予想される雨量は、
多いところで四国太平洋側200ミリ、
近畿中部・南部、東海地方、関東地方120—150ミリ。
四国太平洋側では1時間に70ミリ、その他の地方で同40—60ミリの
非常に激しい雨が降る見込み。

発達した積乱雲に伴い、落雷や突風の恐れもあるという。
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わが町blog公開。
27日未明。30件の歳時記となったので、関係者に公開。
これでいつでもどこでもプランにかかれる。
それにしても、わずか2年余りで、よくここまで行き着けた。
と、我ながら自画自賛しておきたい。
この半月、仕事のあい間にコツコツと切り出し整理した甲斐もあり。
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九州座布団
毎度のこととはいいながら、九州場所ではなぜ、無意味に座布団を投げるのか。全勝がかかった千秋楽で、万全の相撲で横綱が寄り切った。そこに、座布団乱舞。単なるカンチガイだとは言っても、順当な経緯に尻に敷いていた敷物放ったのでは、しゃれにならねえ。あっちじゃ、喜びあうときに尻端折つたりしちゃうのかな。町中で。うまいものを安く食え、出会う人たちもたいてはさっぱりして気分のいい人が多いのに、面妖なことだ。
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愛犬おせちデリ 和洋二段重 税込 5,670円
   家族の一員である愛犬にも本格的なおせちをどうぞ。 
   2日に分けても、2匹で食べてもお楽しみいただけます。

と、あったので苦笑したら

   年越しわんこそば 税込 2,205円
   犬は麺類が大好きです。 愛犬の喜ぶ顔を見てみませんか?
   いりこだしの日本そばを使用した本格派の年越しそば。
   除夜の鐘を聞きながら、犬たちにも良い年越しを
   してもらいましょう。

というのもあって、腰が引けた。
さらに

   クリスマスシフォン2006 税込 4,095円
   ふわふわのケーキをぜひ犬たちにも!
   キッチンドッグ!のケーキは安心・安全。
   今年のケーキはストロベリーヨーグルトチーズクリームを
   はさんだふわふわシフォン。ベツレヘムスターとフレッシュ
   いちごでおめかししています。

も。
※に解凍後は冷蔵で2日、とあるのに「フレッシュいちごでおめかし」
つーのは何なんだ?こらっ。高島屋のホームページで偶然。雪が降るとシッポふってアホのように跳ね回ってよろこんでいたいまは亡きわが愛犬は、幸せだったのであろーか。ご飯にみそ汁かけただけなのに、盗み食いしたくなるくらいハアハアいいながらうまそうにくってたな。ま、あの頃は煮干しいりのみそ汁でカルシウムたっぷりだったけど。
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予定通りに本編アップ。
2時過ぎに入り、約4時間で本編アップ。飯を入れ休憩後に「夏-秋」のエピローグをまとめた。約2分30秒。このあいだのミニコンサートから母娘のプラネタリウムへ。ちよっとさみしさを感じさせるが、それもまた秋…ということで10時前に終わった。それからコピーをしてもらい外に。HDのコピーマザーをつくってもらったので奈良ロケに持っていき、閑をみてスタッフと見てみようと思う。現場には42インチビエラもあることだし。
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わが町blogとクリスマスの奇蹟
いつのまにか歳時記らしくなっていた。昨日の午後からぽかんと時間が空いたので、進めたら朝になっていた。明け方に切り出したのは冬の雪だるまロケ。九死に一生となった12月25日のシーンをキャプチャーしながら、前から向ってくる雪玉がレンズ前のガラスにぶつかったと感じた瞬間に、後頭部に激しい衝撃があり雪に埋もれた。埋もれながら、雪玉がどうして前から飛んできたのに後ろからぶつかったのか、と奇妙がっていた。特機の山家さんが飛び込んできて雪をかき分け、「カントク!」と呼ぶまでの何秒間かの間、痛みも何も感じないままボウゼンと雪玉がどうして後ろからぶつかってきたのだろうか、なぜこんなにおしつぶされるほどに巨大になったのだろうか、とそのことばかり考えていたことを思い出した。23日に猛吹雪の会津入りし26日の猛吹雪の中を帰った。25日その一日だけ雲ひとつない青空が広がっていた。キズひとつなかったのだから、あれは罰ではなく、奇蹟なのだ、一年経って、いまはそう思う。
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Disney Land≠Disney World.
京都から戻った渡辺と昨日の素材のOKだし。そのあと川田、桑田と古河について打合せ約4時間。気温が急速に下がっていくのがわかる。いったん部屋に戻り、ラーメンを食いに出た。まずかった。古河に来月提案するプランの裏コンセプトを“Disney Land≠Disney World.”とする。
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なかなか
20日朝、バーチャルツアープランを書き新宿へ。制震ラフプランと合わせ二件プレゼン。その足で奈良に。8時少し前に着く。セッティングが終わったスタッフと合流し晩飯。明けて21日、8時少し前にアップ。倉持さん、鈴木さん、相馬さんと京都へ。そのまま帰京。渡辺たちは撤収後明日帰京。15日にマルフの企画を出し奈良に行ってから一週間経っていない。なかなかである。
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24season5★★★★
DVDレンタル
やっと最後まで。こういう比喩はニッポンは絶対ムリだろうな。オンエア時期を考えると、ブッシュと共和党の敗北は自明だったのだとよくわかる。ブレも凄いが戻りもまた凄い。アメリカというのはつくづく不思議な国だ。とはいえ、24話も続けておいて、こんな尻切れはえげつない。いくら来シーズをオタノシミにとはいえ。な。
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戸井十月のゲバラ伝
実験記録の整理、構成案と、一気に。ムチャなオーダーだとは承知していても、断るのが面倒くさい。ま、後の展開を考えれば妥当なところか。氷雨というか、真冬のような雨。つい数日前まで続いていたおだやかな春めいた時間が嘘のようだ。明日からボリビアにゲバラ取材に行くという古川に合わせ、戸井十月のゲバラ伝/文庫版を持ち歩いているが、読む時間がとれず。奈良の往復あたりかな。
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弾みがついたか
奈良の素材整理を渡辺がしている間に、構成材料を俯瞰しているうちにプランがまとまったので、そのまま構成案に突入。アップ。その後で、昼飯前に撮った秋素材で遊ぶ。digitalJapanesqueのno.100とする。小春日和の奈良から一転して東京は冬のような一日に。小骨がとれたあとのせいか、書くのがまったく苦にならず。ま、そんなもんだな。
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やっと書けたせいか、
すべてに笑顔で対応できた。はず。書けていなければ、この2日間で7回は堪忍袋の緒を切った。はず。ただ顔を合わせるためだけでいいじゃねえか、とついこのあいだNagaokaたちと笑って話しておいてよかったな、と思った。あいまに撮った庭の秋景色は、記憶する映像の中でもっとも秋らしいナチュラルさがあったのに。な。仕事の方は、想定外のクールなタッチが出て、欲が出た。これは成果。この成果は、この間の古河の2日間のお釣りだとわかってはいても、弾みにはなった。疲れたが、気持ちいい。温泉でなかったことだけが、湯治部としては心残りである。ぼやきをひとつ。日本最古の都があった都市なのに、なぜあれほどアメニティとかけ離れたホテルが存在するのか。あんなとこに泊まって大仏見て、でかい寺見て、鹿にせんべいやって、空っぽになって帰ってくるやつがいることが哀しい。ついでに、新幹線にはどうして座席Bが存在しうるのか。あれは小人用のシルバーシートのようなものなのか。ふしぎといえば、不思議だが、ま、くそして寝ちゃおう。
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三ヶ月待たせ、挫折十度以上
それにしてもよく待っていてくれた。アタマ下げる他に術がない。なぜ万全だと意気込みだけが募りながら書きはじめては中断しつづけることになったのか、いまも不明。デジタルジャパネスクをスタートし100タイトルまで荒編し、充足感に浸っているさなかに樋口と会い、マルフの話しを依頼され、その奇妙な符牒に気が昂ぶったのは事実。思いの濃さが臆病の度合いを強めたのだとは思う。が、それにしてもだ。彼らは奇妙なほど静かな待ち方をしてくれていた。面罵されても電話をたたき切られても罵倒のメールをもらっても返すコトバもないと感じはじめたのが9月上旬。夢工場が終わるまではという内心のエクスキューズもむなしくなり出した頃だ。さらにそれから二ヶ月が過ぎた。一ヶ月くらい前からは電話に出るのも不安になっていた。あやまるには遅過ぎるし、いつまでにと確約したくても確信が持てなかった。結局、渡辺にイヤな思いをさせつづけ、すぐにでもと言わせつづけた。樋口は意地になっていたとしか思えない。彼には、大きな借りができた。ほとんど死に体となったおれを見捨てずにいてくれたのだ。仕事というより、友情としかいいようがない。だから返しようもない借りなのだと思う。書いたものは、なぜかすーっと満足が行くもので、ああ俺はこういうことを三ヶ月前から書きたかったのだと素直に感じるほどだった。まことに奇妙なふしぎきわまりない三ヶ月となった。明日というかひとねむりしたら奈良へ。三週間にわたる奈良ロケのスタート。ただし刃こぼれのように行ったり来りとなるが。倉持さん、鈴木さん、長岡たちと過ごせるのだけが救いだ。コロンビアで東京星菫派の基本styleを一緒につくったあの三人に、こんなものが書けたよ、と企画書を読ませるのが楽しみだ。
胸のつかえが、やっととれたぞ。
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born again
書きたかったことはこういうことだったのだ。
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ゼロ→DVD仕上げまで超速攻1週間。
7日夕、奈良の帰りの実験の打合せ中、空撮の話しが出た。その場で手分けして手配し、一時間後には10日朝のフライトが決まった。翌8日から9日にかけ、若干の揺り戻しやブレがあったが、飛ぶことに。10日は予報どおりの秋晴れ。ガスは濃かったが風もなく想定した映像をゲット。昨11日に渡辺がカットの切り出し。夜から今朝にかけOK出し。そのままDVDに焼きながら仮眠。起きてから渡辺に渡し必要な枚数コピーしてもらいプロダクションに郵送。明日の午後には関係者に届くことになる。ゼロスタートからジャスト一週間。ま、超速攻ではあった。
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氷雨グラフィティ
昨日の空撮で汗をかいたのが嘘のように冷え込む。氷雨。公園は一気に冬の情景に変わっていた。来週から3週間にわたる奈良ロケは、かなり寒そうだ。長岡から、珍しい時代の写真とイラストmapが届いた。ジュークボックスで100円玉握りしめドックオブtheベイばかり聴いていた頃のこと。
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ちあきなおみ“ダンチョネ節”を聴きながら鼻毛ぬきつつ
お、ち、る。ことを少しだけ望んでいた気がする。

雲ひとつない秋とは思えない真っ青な空に、白い月が浮かんでいた。数年ぶりに上がった東京の景観は大きく変わっていた。世紀末映画のような陽炎ごしに見る雨後の筍のように増えた高層ビルが、白昼夢に出てくる卒塔婆のように揺れていた。世田谷、青山、恵比寿と、日ざしの下で見るに堪えない東京風景をHD900を通してモニターで眺めながら、落ちるのもいいな、と笑いが浮かんだ。ヘリはいつも怖かったのに、ひさしぶりのフライトはどこまでもおだやかで春の韃靼海峡をゆく蝶のようであり続けた。いったん給油のために降りてからは、日常の気分に戻っていた。古河へ。関東平野のフラットな大地を縫い、あの町へ。町となってから、はじめて鳥瞰することに。渡良瀬遊水地の巨大さにあらためて驚きつつ着陸地の前橋ヘリポートに。春のような日ざしに居眠りも出た。再び地上を古河へ。いつものベンチで田中さんや佐藤さんと一服。芳流に寄って、そばをたぐって帰京。夕べから今朝にかけての奈落に落ちるような感覚がどこから来たのか、結局わからずじまい。ま、いいじゃねえか。♪ともよあのこぉよぉさよぉぉなぁらだんちょぉねぇ

06.1.12未明
眠れないまま、古いメールを読み返す。4年半前の7月7日の未明から一週間で書かれた10通に満たないやりとり。うち7通は発信。2通が受信。“特別な場所”と“想像力”について。ほかに夕日と虹と月。むじなが生息していたというむじな森という地名を持つ空間。ひぐらし。蛙。雨。笑顔のきれいな男たち。ジャンヌ。森のひと。農夫のような彫刻家。わが希望。砦。白い威容。灯影。夜霧。勇気。愛。志。突破あるのみ。一期は夢よただ狂へ。
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一週間♪
31日古河オープン撮影
1日古河オープン撮影
2日荒編集
3日荒編集
4日荒編集
6日本編集&MAV
7日奈良ロケハン
8日古河試写&ロケハン
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絶妙の匙加減?
31日は春霞のような秋晴れ
1日は真っ青な夏空のような秋晴れ…
いずれも風はなくおだやかであたたかな小春日和。
ほぼ100%、オープン/快晴が大前提で進めたが
さすが湯治部。みごとなものである。
2日は冬のような曇天。
3日は通常の秋日和となったことを考えるとなお。
公園でタバコを吸いながら高空に輝く
十四夜の月を眺めながら
安堵のため息が出た。
2日-3日、積水ハウス荒編。4日、トヨタ荒編…
明日5日は、家族紹介リーフレットのコピー案と
夢Fの紹介プラン…
6日には台風実験と家族紹介篇の本編集。
7日は奈良に実験ロケハン。
8日は古河で定例…
少しずつテンポが出てきている。

トヨタの60年代の世相素材を見ていて
積水ハウスの設立が1960年だったことを思い出したので
集めた素材ですこし遊んでみた。笑えた。
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