“れん”の夜の福音。
9時間熟睡。夕べ“れん”に行く前に撮影部で西村、有本とすれ違った。有本は明日からドイツ。古川はボリビア。森川はクロアチア。湯治部の六本木支部はこのところworldwideにがんばっているらしい。TSPは、しかし気持ちのいい育ち方をさせられるのはなぜなのだろう。助手についた一人ひとりが間違いなく成長していくのを見ながら、いつも不思議に思っていた。100人あまりのポスプロだけど、17年ほどつきあって後悔したことがいちどもない。バカみたいな感想だけど、“ひと”なのだろうと思う。ひとに尽きるのだな、と思わざるを得ない。DJシリーズを立ち上げるのに、TSPと組みたいと思いたった理由も、そのあたりにあったのかな、と熟睡した頭が告げている。きのうみぞれ降る六本木で、過ごした短い時間に出会った若いスタッフたちといくつかの消息の心地よさ。そういうすべてのことが、居心地の良さ、収まりの良さにつながった以上、自分の居場所を見定めてもいい、と感じた。DJシリーズ、「いまが時だ!」そういう福音が確かに、あった。
と、したい。