ふり返ってみれば
この後10日分のスケジュールを整理してみたら隙間ゼロと判明。最短でも丸3週間。完全にニュートラル状態だ。そういうことなら、はじめからそれだけのことだったのだと。焦りの消えてしまった脳にカラダがなじみだしていく。DFで冬-春編のシアター版とサラウンド版、新宿でSHM総合編のほとんど新作、まちなみ、とすでに立春までに4タイトルの仕上げだ。ムチャといえばムチャ。途中で一日消失して気づけなかったほどだから、ま、どんなことも難しくはあった。遺伝子の設計図のようなもので、あらかじめこうなるような関係だったのだと、嘆息してみせるほかにない。すまない、とは思うが、情の加速と仕事の加速がシンクロし過ぎた。おれ自身との微妙なズレがさらに混乱させていったのだ。いとしさは消えないが、テンポにどうしてもムリがありすぎた。遅すぎた、といったほうが確かかも知れない。